

初登場は第14話「楊志、刀を売る」。禁軍師範だった 林冲
が殿帥府太尉であり姦臣の 高俅
に嵌められて罪人となったうえ命を狙われ、返り討ちにしたため梁山泊に逃亡。林冲の実力を恐れた首領の 王倫
から3日以内に旅人を殺し金目の物を奪うという入山条件を提示され、3日目に現れたのが楊志。殿司制使として花石綱運搬の命を受けたものの任務に失敗して逐電していたが、大赦が出たことを知って復職を望み都へ向かう途中であった。林冲と楊志の勝負はつかず、待ったを掛けた王倫は自分の地位安泰のため林冲の当て馬にしようと入山を勧めてきたものの、楊志は断って都へ向かった。
都に到着すると賄賂を使って方々にとりなしを頼み、あとは太尉・高俅の認可を得るだけという状況まで漕ぎ着けるが、高俅からは一蹴されてしまった。所持金を使い果たした楊志は、止む無く伝家の宝刀を売りに出している所に絡んできたゴロツキの牛二を斬殺。しかしすぐに自首したのと相手が鼻つまみ者だったため、宝刀を没収の上北京へ流罪という軽い罰で済んだ。
流刑先の北京留守司・ 梁中書
は楊志を気に入り軍人として取り立てようとするが、他の武官たちが納得しない事を考慮して御前試合を催す。試合で副牌軍の 周謹
を破り、正牌軍の 索超
と引き分けた楊志は提轄使に取り立てられた。
第21話「魯智深、二竜山を制する」では、あてもなく歩き続けていた楊志だったが路銀も底をつき、知人もいない地でどうしたものかと思案しているところへ酒屋が目に入った。酒と飯をたらふく腹に入れてそのまま店を出ようとすると、店主が肉切包丁で切り付けてきた。店主・ 曹正
は林冲の弟子だったこともあり、相手が楊志だと知るや酒屋でもてなし、楊志の身の上話を聞いて青州にある二竜山に行って山賊になるように勧めた。
翌朝、楊志が曹正の店を出ようとしているところへ、62斤の禅杖を手にした筋骨隆々の大男の坊主が酒を求めてやってきた。怪しい坊主を追い払おうとした曹正に坊主が挑みかかってきたのを楊志が受け、暫く遣り合った後に坊主が潔く負けを認めた。坊主は林冲と義兄弟の契りを交わした 花和尚 魯智深
で、二人は早速意気投合。聞けば魯智深も二竜山の山賊になろうとしたが、そこの頭領に断られ山門から締め出されたという。そこで、曹正の策により魯智深を捕まえたと偽って山門から潜入した後、頭領らを殺して山賊達を降伏させて手下にし、魯智深と楊志は二竜山の頭領となった。
第55話「呉用、楊志に忠義を証す」。そこから話は進み、白虎山の頭領である 孔明
と 孔亮
の兄弟は 青州知州である 慕容
に捕らえられた叔父を救うため青州を攻撃。しかし慕容の元に身を寄せていた 呼延灼
に蹴散らされ、孔明も捕縛される。孔亮に助けを求められた梁山泊の 宋江
は、三山(白虎山、桃花山、二竜山)との同盟を試みるが、かつて官府の人間として生辰綱の護送を担当するも梁山泊に強奪された楊志は梁山泊を強く憎んでおり、とりわけ 呉用
を目の敵とする楊志は呉用に忠義とは何か、宋江に忠義を貫けるのかと問うた。これに呉用は死しても貫くと答え、宋江の首に刀を押し当てながら尚も問う楊志の眼前で「この命で兄貴を取り戻す」と自らの胸に刀を刺した。
そして第57話「晁蓋、曾頭市を攻める」。楊志を診た呉用は、原因が張統制からもらった蚕蛹の揚げ物による七彩蚕蛹の毒であることを見抜き、薬を与えた。楊志は呉用に改めて心から詫び、わだかまりを解く。そして後日、回復した楊志も参戦して再度慕容を攻めて見事青州を陥落させ、何やかんやで仲間になった呼延灼並びに楊志を含む三山の一行等計12名は梁山泊の仲間入りを果たした。
――ぐらいが楊志の出演回である。あ、あと第70話「百八星、梁山泊に集結する」にもチラリと登場する。ようやく頭領が108人になり、天罡地煞の星の数と一致した。そしていよいよ席次も決まった。天暗星・楊志の序列は第17位。 Gao Hu!! 高虎(ガオ・フー)祭 - 前夜祭 2026.05.17
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