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92年公開の「飛べないアヒル(The Mighty Ducks)」は、飲酒運転で捕まった弁護士が社会奉仕で弱小少年アイスホッケーチームのコーチをする羽目になり、見事リーグ優勝に導くというディズニー映画で、94年には続編である「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(D2: The Mighty Ducks)」が、更に96年には3作目となる「D3 マイティダックス 飛べないアヒル3(D3: The Mighty Ducks)」も公開された。 これら3部作を愛してやまなかったため、「あひるフェスタ」と題してダックスに関する諸々を綴ったのは今から13年も前の、2010年春のことであった。 当時は続編の噂が度々流れていたものの、いつの間にやら消滅し、すっかり忘れていたのであるが、3作目公開から25年後の2021年に「飛べないアヒル ゲームチェンジャー(The Mighty Ducks: Game Changers)」というTVシリーズでまさかの復活!2シーズン全20話がディズニー+で放送された。(シーズン1は21年3月~5月、シーズン2は22年9月~11月放送) というわけで久々の「あひるフェスタ」だよ~ quack, quack 映画と同じゴードン・ボンベイ(Gordon Bombay)をエミリオ・エステベス(Emilio Estevez)が演じているのは嬉しいが(シーズン1のみ)、他は全てキャスト一新。せめて保護者役とかで当時のダックスメンバーが出演してくれたらよかったのだが、まぁ仕方がない。 しかし、シーズン1の第6話「スピリット・オブ・ダックス(Spirit of the Ducks)」で、初代ダックスメンバーがまさかのゲスト出演!ひゃっほーい!! 登場したのはフルトン(Elden Henson)、ケン・ウー(Justin Wong)、エイバーマン(Matt Doherty)、バンクス(Vincent Larusso)、コニー(Marguerite Moreau)&ギー(Garette Henson)の6人。みんな当時の面影を色濃く残していて、めっちゃ嬉しい。 当時ダックス1の美少年だったギーも優しそうな笑顔が変わってない! バンクスは弁護士に、フルトンは作業員、エイバーマンはリムジンの運転手、コニーちゃんはミネソタ州の上院議員になっていて、ギーはコニーちゃんと無事結婚して子供が3人いるようで、ゴードン・コーチの名前を子供に付けたらしい。ゴードンコーチは大学でコーチをしていたけど規則違反で解雇され、今はボロボロのスケート場のオーナーになっており、成り行きでTV版の主人公達のチームのアシスタントコーチを務めている。あと、シーズン2の第1話で、そのスケート場の工事に携わっている作業員としてフルトンとポートマン(Aaron Lohr)の “突撃ブラザーズ” がチラッと出演していたりして、これまた嬉しい。 「スピリット・オブ・ダックス」では、フルトンが作業中にコンクリート片をゴードンの車の窓にぶつけて割ったり、ケン・ウーが喧嘩の真似(スティックを投げて服を脱がす)をしたり、スケートリンクにいるゴードンを迎えにエイバーマンが運転するリムジンでリンクの上を走ったりと映画のオマージュがちりばめられていて、ファンには嬉しいかぎり。ダックス映画3部作の脚本を書いて3本ともにカメオ出演し、このTVシリーズにも係わっているスティーヴン・ブリル(Steven Brill)がどうやらこの回だけ監督しているらしい。 映画版の主人公だったチャーリー(Joshua Jackson)が出演しなかったのはちと寂しいが、劇中で名前だけは出たのでまぁいいとして、ゴールドバーグ(Shaun Weiss)に関しては全く触れられなかったのが悲しい。ゴールドバーグを演じた役者さんは残念なことに薬物や住宅強盗やらで20年に逮捕(18年にも万引やらで逮捕歴有)されており、その変貌ぶりがあまりにも悲し過ぎる。 5年後、10年後に更なる新シリーズに期待したいけど……難しいかな。 だけど初代ダックス達の元気な姿が見られただけでも本当に良かった。個人的にはディズニーにもマーベル作品にも全く興味がないので、ディズニー+の独占放送でなければもっと良かったんだけどね。 ギーとコニーちゃんの仲良し写真館 1作目のギーとコニーちゃん。実年齢はコニーちゃんが3歳上 優勝後に熱いKISS 晴れて公認カップルに D2では初っ端からいい雰囲気。「I was this close !」 元気なコニーちゃんと笑顔が眩しいギー 仲良し夫婦になっていて、めでたしめでたし♪ コニーちゃん役のマーガリートさんは今も女優として活躍中で、15年に結婚して息子さんがいるらしい。 ギー役のギャレットはサラローレンスカレッジで学士、コロンビア大学でMFA(芸術修士)を取得して、今は裏方さん(制作側)をしているようで、07年に結婚して14年に息子さんがお生まれになったそうな。バンクス役のヴィンセントとは今でも親交があるのだとか。
2023.05.09
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洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」(CS759ch、HD559ch)で今月は「マイティダックス(THE MIGHTY DUCKS)」シリーズが3回放送されることになっており、一昨夜から今夜までの3夜連続放送がその3回目、つまり今月最後の放送となる。 既にDVDとビデオを持っているにもかかわらず、今回の放送を見る為だけに3日間の有休届を前もって提出している私のお目当ては、ギー役のギャレット・ラトリフ・ヘンソン(Garette Ratliff Henson)君だ! ダックスメンバーの中では1、2を争う美少年なので画面には結構映っているのだが、単にそういうシナリオなのか元々優しくて控えめなタイプなのかひょっとして需要がないのかは分からないけれど、極端に台詞が少ないのである。 92年に公開された記念すべき第1作目「飛べないアヒル(THE MIGHTY DUCKS / CHAMPIONS)」における、ギー君単独台詞字幕をもらさず書き出してみよう…って未見の方にはさっぱり意味不明だろうけど。おまけに誰も興味ないだろうけど。 「本物だ」 「フルトン・リードさ」 「4つの大学から誘われてるって」 「歯もない」 「バンクスは?」 「やわらかく、力じゃなく集中力だ」 後ろでワイワイ言ってるシーンは多いけど、わざわざ字幕が付くほどの重要な(?)台詞は以上の6つだけ。 更に2年後に公開された続編「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(THE MIGHTY DUCKS)」になるともっと悲しい。 「キスし損なった」 「うるさい」 「強烈 すげえ迫力」 「集まろう」 「ギー、ミネソタ」 …えッ!? これだけ!? それから更に2年後の96年、今のところシリーズ最終作である3作目「D3 マイティダックス 飛べないアヒル3(D3:THE MIGHTY DUCKS)」が公開されたのだが、当時17歳前後だったダックスメンバーは子供時分の可愛さを僅かに残しつつも、若干微妙な感じの成長を遂げていた。 幸いにもギー君は主要メンバーの中では皆より年齢が一つ二つ下ということもあって(この年頃の1、2歳差は少年と青年の境という感じ)ブロンド美少年っぷりが際立っており、この3作目では嬉しいことに字幕台詞が少しだけ増えている。 「主将は“未定”ってこと」 「全体責任だ」 「服がない」 「行こうよ」 「ケーキだよ、さっき立ち聞きした」「驚いたふりして」 「もっと左」「よし」 「異状は?」「今はだめ」 「ステキ?」「またまた」 「汚い手使ってるぞ」 「平気です」 とはいってもこれで全てなんだけどね…(^^; 個人的にはギー君の出番が多い3作目が一番好きなのだが、残念なことにこの3作目だけ日本ではDVDになってなかったりする。せっかくギー君の台詞が増えたというのに。でも面白いのは圧倒的に1作目だけどね。 さてと、今宵19時からのダックス3では手に汗握るアイスホッケーシーンとギー君の美少年っぷりを堪能するとしよう。 quack quack
2011.10.28
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♪さよならするのはつらいけど~(by ドリフ) quack, quack 需要の有無に関係なく、しつこく続けてきた「あひるフェスタ」も今回がフィナーレ。お付き合いいただき、有難うございました。 なぜここまでダックスに入れ込むようになったのか自分でもよく分からないのだが、とにかく子供達がみんな個性的で可愛く、彼等の成長していく様子がまるで我が息子達のことのように思えてくるのであーる。 最初の作品ではまだ小学生だった彼らが、シリーズ3作目にして最後の作品である「D3」では早くも高校生。身長もコーチを追い越すほど伸びてるし、随分みんな大人らしくなっちゃって(^^)おそらく「北の国から」ファンが純くんや蛍ちゃんを温かく見守る眼差しと似たようなものなのだろう、たぶん。このドラマを一度も見たことがないからよく知らないけどね。(なんじゃ、そりゃ!?) 近頃はSFXだの3Dだのといった技術を駆使して見る人を驚かせるような映画が主流で、ダックスのように見る人に勇気と感動を与えるシンプルな子供スポーツ映画なんて流行らないだろうが、こういう映画こそ今の子供達にぜひ見てほしいと思う。いや、子供達だけでなく、人生の勝敗にこだわる大人達にもぜひ。勝間何やらさんの本を読み漁るより、ネット人脈構築に躍起になるより、ずっとずっと大切なことを教えてくれるはずだ。 …とはいっても3作とも、結局のところ最終的にはダックスが勝利を掴むのだけれど 写真はD3のダックス達。D1の頃の面影は残しつつ、みんな大きくなりました~前列向かって左から、ラス、ゴールドバーグ、エイバーマン。中列同じくギー、ジュリー、ゴードン・コーチ、一人置いて(って、一人ぐらい紹介しろよ!)ケン、コニー、ルイース。後列同じくフルトン、ドゥエイン、ポートマン、バンクス、そしてチャーリー。
2010.04.13
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一体いつまで「あひるフェスタ」を続けるのだろう? quack, quack 今回はD1、D2におけるダックスの戦績について調べてみた。 シリーズ1作目「飛べないアヒル(THE MIGHTY DUCKS / CHAMPIONS)」で、彼等が所属する少年アイスホッケーリーグの呼称をPee-Wee League(ピー・ウィー・リーグ)という。「pee-wee」とは“非常に小さい少年、ちび”といった意味だ。 チームは地区ごとに分かれており、ダックスは第5区(District Five)になる。この地区分けは時折見直しがあるらしく、ゴードンの少年時代と今とでは境界線が若干変わっている。バンクスは当初ホークス所属だったが、境界見直しによりダックスに移籍させられた。ゴードンもかつてはホークスの選手だったが、今の地区分けだとダックスになるそうな。 Pee-Weeリーグは以下の10チームからなっている。 HAWKS / CARDINALS / FLAMES / HORNETS / JETS / TIGERS / CUBS / HUSKIES / DUCKS / PANTHERS 10チーム中最も強いのがライリー・コーチ率いるホークスで、ゴードンがシュート戦で痛恨のミスをして敗れた73年のたった一度の準優勝を除いては、毎年優勝している。ちなみに最も弱かったのは言わずと知れたダックスで、ゴードンがコーチになるまでは無得点記録更新中の最弱チームだった。子供達はロクに滑れず、ゴードンの前コーチは練習中に怒鳴っていて心臓発作を起こしたほど。 当初、彼等にはちゃんとしたユニフォームはおろかチーム名すらなく、区域番号をそのままチーム名にしていた。ゴードンがコーチに着任して間がない頃の試合では、全員「第5区(District Five)」を略した“D-5”と書かれた服に手書きのゼッケンを縫いつけて出場していた。キーパーのゴールドバーグはちゃんとした防具がないため、相手がシュートする度に逃げていたくらいだった。 プレーオフに進出できるのは上位8チームで、ゴードンがコーチに着任した年はパンサーズが麻疹で棄権したため、どこか1チームにさえ勝てば初となるプレーオフ進出が可能だった。 PEE-WEE時代(D1)のダックスの戦績を分かる範囲でまとめてみた。 × District Five (Ducks) vs Hawks (0-17) …無得点記録をまたしても更新。ゴードンがコーチになって初めての試合 × District five (Ducks) vs Jets …ゴードンが提案したやられたふりをする芝居も無駄に終わり、またしても無得点 ▲ Ducks vs Cardinals (2-2) …チーム名をダックスに改めて臨んだ試合で無得点記録にピリオド、初の引分けに ○ Ducks vs Huskies …ホークスから移籍したバンクスが加わり、ダックス初勝利。プレーオフ進出決定! ○ Ducks vs Honets (5-3) …ダックス快勝、プレーオフを制し準決勝へ ○ Ducks vs Cardinals (4-2) …バンクスやギーの活躍で難無く勝利。遂にホークスとの因縁の決勝戦へ ○ Ducks vs Hawks (5-4) …バンクスが負傷のため途中で退場するも、ダンカン姉弟の秘策やオレオ・トリオ(ジェシー、ギー、テリー)、コニー&エイバーマンによるフライングV攻撃、チャーリーのペナルティショットで見事優勝!! 続く「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(THE MIGHTY DUCKS)」では、なんとダックスが世界大会であるJunior Goodwill Games(少年親善大会)のUSA代表に! この大会には10ヶ国が出場した。 GROUP A : ICELAND / GERMANY / USA / ITALY / TRINIDAD GROUP B : RUSSIA / CANADA / FRANCE / DENMARK / SWEDEN 2回負けた時点で敗退、表彰は優勝国のみというこの大会でのUSAダックスの戦績はというと ○ USA vs Trinidad …突撃ブラザーズ誕生!試合は大差で快勝。ちなみにトリニダードは西インド諸島にある国 ○ USA vs Italy (11-0) …快調USAチームは向かうところ敵無し! × USA vs Iceland (1-12) …自分の成功しか頭にないゴードンにチームはガタガタ、大敗を喫する ○ USA vs Germany …初心に戻ったゴードンはチームに謝罪。そしてフライングVで見事勝利する ○ USA vs Canada …怠っていた敵の研究や練習等により、格段と強くなっていく ○ USA vs Russia …怪我で負傷したバンクスに代わって加入したラスのナックルシュートが炸裂 ○ USA vs Iceland (5-5) …暴力的なアイスランドチームに、米国代表という誇りを持って挑むUSAダックス。試合はシュート戦にもつれ込み、得点王・グンナーのシュートをジュリーが見事にセーブ!USAの優勝が決まった
2010.04.10
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アクセス数が0になっても「あひるフェスタ」は続けるよ~。 quack, quack 前回は表だけ作って(上手く表示されなかったけど)終わった 『ROSTER』。表だけでは分かりにくいので、今回は個性豊かな19人の可愛いダックス達と2人のコーチ、そしてダックスに縁のある人物を、一人ずつ紹介していく。 まぁ、誰一人として興味の欠片もないことは重々承知しているが…(^^ゞ ダックス 名簿 役名(ゼッケン) - 選手達の出身地 … 演じた俳優/女優さん ゴードン・ボンベイ(コーチ) - ミネソタ州ミネアポリス出身 … エミリオ・エステベス D3では国際親善大会の人事局長に任命され、ダックスのコーチから離れた チャーリー・コンウェイ(#96) - ミネソタ州ミネアポリス出身 … ジョシュア・ジャクソン ダックスのキャプテンにして中心人物。チームの誰よりもダックスに愛着と誇りを持っている Corch Gordon & Charlie (D1) アダム・バンクス(#99) - ミネソタ州エディナ出身 … ヴィンセント・A・ラルッソ ダックス1の実力者。当初はホークス所属だったが、地区分け変更でダックスに中途加入 ギー・ジャーメイン(#00) - ミネソタ州セントポール出身 … ギャレット・ラトリフ・ヘンソン オールラウンドプレイヤーのギーはチームで最も怪我が多い。D1からコニーと Banks (D2) レスター・エイバーマン(#4) - ミネソタ州ブルックリンパーク出身 … マット・ドハーティ D1の最初ではデイヴと呼ばれていたがいつの間にかレスターに。ダックス1のお喋り君 コニー・モロー(#18) - ミネソタ州ミネアポリス出身 … マーガリット・モロー シリーズ全作品に出演した唯一の女の子。とってもキュートなギーのGF Connie, Ken & Russ (D3) グレッグ・ゴールドバーグ(#33) - ペンシルバニア州フィラデルフィア出身 … シャウン・ウィス ダックスのお笑い担当!? D3では控えのキーパーに回されたが、攻撃面で大活躍 フルトン・リード(#44) - ミネソタ州スティルウォーター出身 … エルダン・ライアン・ラトリフ “突撃ブラザーズ”の一人であるフルトンは、誰もが逃げ出すスーパーショットが得意 Fulton (D2) ジュリー・ガフニー(#6) - メイン州バンガー出身 … コロンバ・ジェイコブソン 才色兼備のキーパー。D3ではゴールドバーグに代わってレギュラーに ドゥエイン・ロバートソン(#7) - テキサス州オースティン出身 … タイ・オニール テキサス出身のカウボーイ。パック使いの名手で、投げ縄も得意。口癖は「Yee-haw!」 Guy & Julie (D3) ケン・ウー(#16) - カリフォルニア州サンフランシスコ出身 … ジャスティン・ウォン 元フィギュア選手の中国系アメリカ人。当初は気弱だったが、徐々に喧嘩を覚えていく ディーン・ポートマン(#21) - イリノイ州シカゴ出身 … アーロン・ロー もう一人の“突撃ブラザーズ”。ペナルティボックス内でストリップしたことも…(^^ゞ Dwayne, Goldberg, Averman & Jesse (D2) ルイース・メンドーサ(#22) - フロリダ州マイアミ出身 … マイク・ヴァイター ブルーラインの間を1.9秒で走るというスピードが武器の、ダックス最速男。女に手が早い!? ラス・タイラー(#56) - カリフォルニア州L.A. サウスセントラル出身 … ケナン・トンプソン D2の世界大会の途中からメンバー入り。十八番はナックルシュート ジェシー・ホール(#9) - ミネソタ州ミネアポリス出身 … ブランドン・アダムス ダックスの得意技“フライングV”ではいつも先頭に立って仲間を引っ張った テリー・ホール(#1) - ミネソタ州ミネアポリス出身 … ジャシー・スモレット ジェシーの弟。オレオ・トリオ(ジェシー・ギー・テリー)の一人だが、ほとんど出番なし トミー・ダンカン(#2) … ダニー・タンバレリ D1ではダックス達のクラスメイトで、姉のタミーと共にダックス入り タミー・ダンカン(#5) … ジェーン・プランク リンクで華麗に回っているところを見たゴードンにスカウトされてダックス入り デイヴ・カープ(#11) … アーロン・シュワルツ ダックスの初期メンバー。小さいうえにコロコロしていて可愛らしいが、口は悪い ピーター・マーク(#24) … J.D.ダニエルス 初期ダックスメンバーで最もしっかり者のおませ君。背は低いが一番大人びていた テッド・オライオン(コーチ) … ジェフリー・ノードリング D3でイーデン・ホール学園準代表チーム(ダックス)のコーチに。元ノーススターズの選手 Coach Orion & Charlie (D3) ジェナルド・ダックスワース(#34) … ジョセフ・ソマー D1に登場するダックスのスポンサー。チーム名“ダックス”は彼の名から取った ハンス(#11) … ジョス・アクランド ノルウェー出身でスポーツ用品店を営む。D3でハンスの棺にゴードンが掛けたダックスのユニフォームには、ハンスの名前と背番号11が入っていた。デイヴ・カープの立場は…? Hans (D3)
2010.04.08
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「あひるフェスタ」は継続中だよ~。quack, quack 今回は『ROSTER (選手名簿)』を作ってみたのだが、何度やっても表が下になってしまう…。なんでなん!?(T T) 左の小さな写真はD2の時のもので、向かって右からゴールドバーグ、エイバーマン、チャーリー、バンクス、ゴードンコーチ、フルトン、ギー、ジェシー、そして紅一点のコニー。各選手の紹介は次回ということで。 No.(ゼッケン)、Player(選手名=役名)、Hometown(選手の出身地)、Position(ポジション。F→Forward、D→Defence、G→Goalie)、Actor/Actress(演じている俳優または女優さん)、D1/D2/D3(出演シリーズ。●=出演、○=出演はしているけど試合には無関係、-=出演せず) ROSTER OF THE DUCKS No.PlayerHometownPositionActor/ActressD1D2D3(99)Coach Gorden BombayMinneapolis,Minnesota-Emilio Estevez●●○96Charlie Conway (Captain)Minneapolis,MinnesotaFJoshua Jackson●●●99Adam BanksEdina,MinnesotaFVincent Larusso●●●00Guy GermaineSt.Paul,MinnesotaFGarette Ratliff Henson●●●4Dave/Lester AvermanBrooklyn Park,MinnesotaFMatt Doherty●●●18Connie MoreauMinneapolis,MinnesotaFMarguerite Moreau●●●33Greg GoldbergPhiladelphia,PennsylvaniaG/DShaun Weiss●●●44Fulton ReedMinneapolis,MinnesotaDElden Ryan Ratliff●●●6Julie GaffneyBangor,MaineGColomba Jacobson-●●7Dwayne RobertsonAustin,TexasFTy O'Neal-●●16Ken WuSan Francisco,CaliforniaFJustin Wong-●●21Dean PortmanChicago,IllinoisDAaron Lohr-●●22Luis MendozaMiami,FloridaFMike Vitar-●●56Russ TylerSouth Central Los Angeles,CaliforniaDKenan Thompson-●●9Jesse HallMinneapolis,MinnesotaFBrandon Adams●●-1Terry HallMinneapolis,MinnesotaFJussie Smollett●--2Tommy Duncan-DDanny Tamberelli●--5Tammy Duncan-FJane Plank●--11Dave Karp-DAaron Schwartz●--24Peter Mark-DJ.D. Daniels●---Coach Ted Orion--Jefferey Nordling--●34Mr. Gerald Ducksworth--Josef Sommer○--(11)HansNorway-Joss AcKland○-○
2010.04.07
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需要が無かろうと「あひるフェスタ」は続けるよ~。 quack, quack 前々回ではシリーズ第1作目の「飛べないアヒル(CHAMPIONS)」、そして前回は続編の「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(D2:THE MIGHTY DUCKS)」のストーリーを長々と綴ってきたが、それも今回でやっとお終い。第3弾の「D3 マイティダックス 飛べないアヒル3(D3:THE MIGHTY DUCKS)」が今のところシリーズ最後の作品だ。(05年頃だったか、新メンバーで「The Mighty Ducks 4 : Ducks in Time」なる続編が製作されるとの噂があったが、いつの間にか消滅 ) 1作目ではあんなに愛らしかったダックス達が第3弾ではすっかり逞しい青年に成長。当然、アイスホッケー・シーンのスピードと迫力はシリーズ最高だ。 D3 マイティダックス 飛べないアヒル3 D3:THE MIGHTY DUCKS ('96) 「Goldberg, when's the last time you practiced?」 「Well, we don't really practice per say. We either play or … play around.」 ダックスのメンバー達はゴードン(Emilio Estevez)の母校にして名門のイーデン・ホール学園から奨学金を授与されることになった。だがゴードンから「国際親善大会の人事局長に任命されたので、今年はダックスのコーチは出来ない」と告げられたチャーリー(Joshua Jackson)はショックを受ける。またフルトン(Elden Ratliff)も“突撃ブラザース”の相棒であるポートマン(Aaron Lohr)がシカゴに残るということで落胆していた。 入学早々遅刻したダックス達は派手に登場して全校生徒を呆れさせる。チャーリーは初練習に向かう途中、署名を求めてきた女の子・リンダ(Margot Finley)に一目ボレ。新たにダックス達のコーチとなったオライオン・コーチ(Jefferey Nordling)は今までのダックスのぬるいやり方を否定、キーパーのレギュラーをゴールドバーグ(Shaun Weiss)からジュリー(Colomba Jacobson)に変更したのを始めメンバーのポジションも大幅に変更、チャーリーはキャプテンから外されてしまい、バンクス(Vincent A.Larusso)は代表チーム入りとなる。日々厳しい練習が続く中、チャーリーはリンダに試合を見に来るよう誘うことに成功する。 試合当日、観客席にリンダを見つけたチャーリーは張り切って得点を重ねるが、後半からダックスのディフェンスがガタガタに崩れ、どんどん詰め寄られてしまう。熱くなったチャーリーはゴールにスティックを叩きつけてペナルティを課せられるわ、一人でシュートを決めようと焦って失敗するわで散々なことに。試合後、オライオン・コーチに怒鳴られたチャーリーはますます反抗心を強める。そして服がないことに気付いたダックスがシャワールームを覗くとびしょ濡れになった服が…。代表チームの仕業だと知ったダックスはお返しに彼等の服を液体窒素でカチコチに凍らせてしまう。 後日、代表チームからディナーの誘いを受けたダックスは、食後のデザートを待つ間に代表チームがこっそり帰ったのも気付かず出て来たケーキに大喜び。しかし請求書を手渡されハメられたと気付くも既に遅し やむなくその夜はレストランで働く破目に…。やられっぱなしでダックス達が黙っているはずもなく、仕返しに代表チームが寝ているところに学長が飼っている狂暴な蟻を放つ。 翌朝、決着をつけるべく、蟻に噛まれて体中赤くなっている代表チームとダックスとの戦いが始まった。毎年州大会優勝の名門チームであるウォーリアーズの前にダックスはまるで歯が立たない。相手チームの汚い攻撃に怒りが頂点に達したチャーリーは敵となったバンクスに掴み掛かり大乱闘が始まった。駈け付けたオライオン・コーチは代表チームを追い出し、ダックスに「アヒルは死んだ。ユニフォームを捨てるかチームを辞めるか、どちらか一つに決めろ!」と言い放つ。チャーリーとフルトンはリンクから去り、残ったメンバー達はダックスのユニフォームを脱ぎ捨てて練習を再開するのであった。 失意のチャーリーはハンス(Joss AcKland)の家を訪れる。「認めているからこそオライオンはキミに辛く当たるんだ。キミはチームの中心だ。仲間の所に戻れ」と諭すハンスの言葉にもチャーリーは素直になれなかった。出て行くチャーリーの背中にハンスは静かに呟いた。「さよなら、チャーリー…」 「This ninja stuff makes you look, I don't know, how would you say …」 「Ruggedly handsome?」 「Amazingly stupid.」 翌日、学校をサボったチャーリーとフルトンは、遊園地で遊んだ帰りに今後のことで口論になる。学校に戻ると言うフルトンにチャーリーはついカッとなり怒鳴ってしまう。一人ぼっちになり母親(Heidi Kling)の働く店に戻ったチャーリーは、母からハンスの死を告げられショックを隠せない。 ハンスの葬儀に駈け付けたゴードンは久々にダックスのメンバーと再会、ハンスの棺にダックスのユニフォームを掛けた。「ハンスは僕達を飛ばせてくれたことを忘れるな」というゴードンを避けるようにチャーリーは涙を堪えてその場を離れる。 翌朝、ゴードンは嫌がるチャーリーをリンクに誘う。そこには事故で体が不自由になり車椅子に乗った娘と滑るオライオン・コーチの姿があった。オライオン・コーチの本当の姿を知り動揺するチャーリー。「苦しかった時も、キミ達がいてくれた。オレが生き帰ったのもキミ達のおかげだ。オライオンには引継の時に全て話してある。キミはチームの中心だ。またミネソタに奇跡を起こしてくれ」というゴードンの言葉に、チャーリーは今までのわだかまりを捨てた。 オライオン・コーチに謝罪し、ダックスに復帰したチャーリーを仲間達が温かく迎えていたちょうどその時、学長がダックスに対する奨学金打ち切りを発表する。オライオン・コーチは「ダックスは私のチームだ」と学長に食って掛かるが、役員会の決定なのでどうしようもないと素っ気無い。ダックスのためなら辞めてもいいとまで言いきるオライオン・コーチに、ダックスは初めて心を開き、共に戦う覚悟を決める。 奨学金中止が役員会でほぼ決定しかけたその時、ダックスメンバーの弁護士としてゴードンが現れ、彼等が如何に素晴らしいかを役員達に訴えた。ゴードンの弁護は役員全員の心を動かし、遂に奨学金の継続が決定する。喜びも束の間、ゴードンは仕事があるからと大急ぎでシカゴに向かった。「次の対抗試合で居られないようにしてやる」という代表チームの言葉に発奮したダックスは、バンクスをチームに取り戻して早速練習を再開。オライオン・コーチも代表チームを研究し、チーム一丸となって対抗試合に勝つための特訓を始めた。 そんなある日、ダックスのメンバーを集めたオライオン・コーチは開口一番、「お前達はまるでウォーリアーズらしくないぞ。いつまでたってもダックスだな」と、ダックスのユニフォームをみんなに返し、チーム全員の心を一つにまとめあげた。 対抗試合当日、ダックスは亡き友ハンスに捧げて滑った後、「QUACK! QUACK!」の掛声と共に試合に臨む。苦手だったディフェンスに重点を置いたダックスの攻守は代表チームに得点を許さず、互角の勝負が続く。しかし焦った代表チームは暴力的な攻撃に転じ、激しくボードに叩きつけられたギー(Garette Ratliff Henson)が倒れ込んで暫く動けなくなる程にエスカレートしていく。 最早ダックスに為すすべなしと思われたちょうどその時…。「弁護士がシカゴに来やがってよ、サインしろと言うからサインしてやったぜ!」と現れたのは、奨学金契約を交わしたばかりのポートマンだった。「ゴードン・コーチだ」顔を見合すチャーリーとオライオン。“突撃ブラザース復活!”で勢いづいたダックスは反撃を開始。早々にペナルティを課せられたポートマンはペナルティボックスで上半身裸になって躍り、観客席を沸かす。続いて選手交代のタイミングを誤ったケン(Justin Wong)もペナルティを取られてしまう。残り僅かの時間を3人で戦わなければならなくなったダックス。オライオン・コーチはチャーリーとバンクス、そしてゴールドバーグの3人を指名、チャーリーの胸にキャプテンのマークを貼り付けて送り出した。「信じてるぞ、さあキャプテン!」 時間ギリギリでなんとか相手ゴールの前まで進んだチャーリーは、残り3秒というところで後ろにパス。そこにいたゴールドバーグは一瞬たじろぐものの慌ててシュート!ゴールドバーグの見事なシュートによってダックスは代表チームに勝利することが出来た。喜びに浸るダックス。チャーリーが観客席に目をやると、そこには笑みをたたえてダックスを見守るゴードン・コーチの姿があった。さらにゴードンがチラっと逸らした視線の先に目をやると、「イーデン・ホール・ダックス」の文字が入ったダックスの旗が新たに飾られていた。そしてチャーリーはリンダと初めてのくちづけを交わすと、勝利の喜びを分かち合うため仲間の元へ戻る。ゴードンは一人、静かにリンクを後にするのであった。
2010.04.05
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「あひるフェスタ」開催中だよ~。 quack, quack 前回、第1作目「飛べないアヒル(CHAMPIONS)」のストーリーを長々と紹介したのに引き続き、2回目となる今回は「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2(THE MIGHTY DUCKS)」のストーリーをこれまた延々と御紹介。 史上最低の少年アイスホッケー・チームといわれながらも奇跡と感動のリーグ優勝に輝いたダックス達が、今回はなんと世界大会に挑むことに! 個性豊かな新メンバーも加わり、ますますパワーアップ。しかし一番の見所は何といっても彼等の成長っぷりかしらん D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2 D2:THE MIGHTY DUCKS ('94) 「This isn't very much fun, Coach」 「Who said it was supposed to be fun?」 史上最低の少年アイスホッケーチーム“ダックス”を奇跡のリーグ優勝に導いたゴードン(Emilio Estevez)は、一度は諦めたプロ選手に挑戦すべくマイナーリーグで活躍していたが、試合中に負傷してしまいやむなくミネアポリスに帰郷。出迎えてくれたのは留守のハンスに代わり店で働いているヤン(Jan Rubes)だった。翌朝、ゴードンがヤンの店で目を覚ますと、チャーリー(Joshua Jackson)が店を手伝っていた。久々の再会を喜ぶ二人。 そんなある日、ゴードンの元にヘンドリックス社のティブルス(Michael Tucker)が訪れ、彼の会社がスポンサーになっている世界大会のUSA代表ホッケーチームのコーチを依頼される。早速かつてのダックスのメンバーを召集、会場のロサンジェルスへと向かう。そして全米各地から選ばれた個性的な新メンバー5人も加え、練習を開始する。初めはバラバラだったチームもゴードンの楽しみながらの練習のかいもあり徐々に結束していく。 対トリニダード戦では、体格のいい二人…フルトン(Elden Ratliff)とポートマン(Aaron Lohr)による“突撃ブラザース”が大活躍。試合中、観客席からヤジを飛ばす少年に苛立ちながらも勝利をおさめた。 ゴードンはヘンドリックス社が用意した豪邸に寝泊りし、ホッケーそっちのけで写真撮影やパーティーに出席したりで大忙しの毎日を送っていた。ある日、電話取引中のゴードンの元にジュリー(Colomba Jacobson)が訪れ、自分を試合で使って欲しいと訴える。チャンスは必ずあるから待てと答えたゴードンは、その夜宿敵アイスランドチームの美人トレーナーとアイスクリームデートを楽しむのであった。 翌日の対アイスランド戦では、ポートマンが3秒で退場となったり、バンクス(Vincent A.Larusso)が相手の故意の反則によって手首を痛めたりで、12-1の大敗を喫してしまった。「スターになるチャンスを与えてやったのに、負けたらクビだぞ」というティブルスの言葉を受けて、ゴードンは試合後も特訓するようUSAチームに言い付ける。「こんなの楽しくないよ」との悲しげなチャーリーの言葉もゴードンの耳には届かない。心身ともに疲れ果て、授業中に居眠りまでするメンバー達…。そんな様子を見かねて練習にストップをかけたミシェル(Kathryn Erbe)にゴードンは怒るが、「試合は楽しんでやれと言ったのはあなたよ」という彼女の言葉に押し黙る。 一方その頃。次の試合に備えて自分達だけで準備運動していたダックスの前に一人の少年が現れる。いつも試合中観客席で野次を飛ばしている少年だ。「本当のホッケーを教えてやる」というその少年・ラス(Kenan Thompson)に誘われてついて行くと、そこには地元の少年達が待ち構えていた。「お前等代表失格だ」という彼等とホッケーの試合をすることになったダックス達は、ホッケーの本当の楽しさや、敵に脅された際の対処法などを教わりすっかり意気投合。ラスの放ったナックルシュートに目を丸くしつつ、彼等の声援を受けながらその場を後にした。 失意のゴードンが家に帰ると、10年ぶりに店を閉めて駈けつけたというヤンが待っていた。TVで試合を見て、ゴードンが孤独そうに見えたという。「アヒル達を空に飛ばせるのは君しかいない」というヤンの言葉に、ゴードンは一人夕陽を見つめながら考え込むのであった。 「Just whn you think they're about to break apart…」 「Ducks fly Together!.」 対ドイツ戦では開始時刻だというのに、会場にゴードンの姿がなく、ミシェルを見つけたチャーリーは彼女に臨時コーチを依頼、なんとか試合を始めることが出来た。その試合中やって来たゴードンはミシェルと子供達に心から謝罪。「もう一度チャンスをくれ。もう二度と迷わない」と誓う。ジェシー(Brandon Adams)、チャーリー、フルトン、エイバーマン(Matt Doherty)&ギー(Garette Ratliff Henson)の旧ダックスメンバーによるかつての戦法“フライングV”が見事に決まり、USAチームは一団となって勝利を掴んだ。 すっかり心を入れ替えたゴードンは奢っていた頃の自分の写真を燃やし、改めて相手チームや自チームの研究や選手の苦手克服に努め、手首の痛みを隠して試合に出ていたバンクスには今迄気付かなかったことを詫び、休むことの大切さを説いた。そうやってチームの困難を一つづつみんなで乗り越えたUSAチームは以前に増して絆を強めていく。バンクスの代わりに、とチャーリーが連れて来たラスの活躍で見事ロシア戦に勝利、宿敵アイスランドチームもロシアに敗れ一敗どうしとなった。 最後の特訓ということで、ビーチボールで遊んでいたUSAチームの前に現れたアイスランドチーム。いきなりビーチボールを凹ませたスタンソン・コーチ(Carsten Norgaard)にゴードンはサシで勝負するよう持ち掛ける。あと1本でゴードンの勝利というところで、スタンソンはゴードンの足をスティックで殴打。涼しい顔のスタンソンにUSAチームは打倒アイスランドを心に誓うのであった。 そのアイスランドとの試合前にバンクスが復帰。だがもう席が埋まっていて…というゴードンの言葉に肩を落とすバンクス。ユニフォームを脱ごうとするラスの手を止め、「僕が抜ける。チームのためさ」と言ったのはチャーリーだった。チャーリーはコーチ助手としてベンチに入ることに。アイスランドの圧倒的なパワーに押され防戦一方のUSAチームは、力には力で、と対抗する“突撃ブラザース”のふざけぶりに加え、ドゥエイン(Ty O'Neal)に至っては投げなわで相手を縛りつけてしまう始末。 「みんなの気持ちも分かるが、暴力で解決するのはよくない」ゴードンは選手一人一人に名前と出身地を言わせ、全米代表としての誇りを失わないよう説く。そして、どんな時でもアヒルは一緒に飛ぶように、自分達もいつも一緒だと語り、ヤンが用意した新しいダックスのユニフォームで心機一転、逆転勝利を誓う。新生USAダックスの反撃が始まりだ! チャーリーの考えた作戦の成功等により着実に得点差を縮めていき、なんとか時間ギリギリで決まったラスのナックルシュートにより同点に持ち込む。勝敗の行方はシュート戦へ。ジェシー、ギー、フルトン、そしてバンクスがシュートを決めダックスが4点先取、次の相手シュートを止めればUSAチームの優勝という大事な場面で、ゴードンはキーパーをゴールドバーグ(Shaun Weiss)からジュリーに交代。シュートを打つのは大会の得点王・グンナー(Scott Whyte)。 会場の全員が見守る中、グンナーがシュートを放つ。そして、ジュリーが開いたグローブからパックが氷上に落ちた瞬間、見事USAチームの優勝が決まった。アメリカの国旗がバンクスからチャーリーへ手渡され、大喜びのダックスナインであった。 「No time for losers 'cause we are the champions of the world~♪」 故郷に帰ったUSAダックスのメンバー達は、全員で火を囲み、QUEENの“We Are The Champions”を合唱して勝利の喜びを分かち合うのであった。
2010.04.04
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「あひるフェスタ」を始めるよ~! quack,quack と、唐突に始めてみたが、「あひるフェスタ」って一体何!? 92年に記念すべきシリーズ第1作目が公開されるや、笑いと涙と感動をもたらし大ヒット!94年には続編が、更に96年には第3弾が公開された、ディズニーの愛すべきホッケー映画「飛べないアヒル(THE MIGHTY DUCKS)」シリーズの大特集なのであーる。…ん!? 今更もう誰も興味ないって!? そこは「どうでもいい」「くだらない」がモットーの当へっぽこブログ、需要がないものほど取り上げ甲斐があるってものだ。お暇な方は暫しお付き合い下さいm(_ _)m 「あひるフェスタ」初回は、第1作目「飛べないアヒル(CHAMPIONS)」のストーリーを延々と御紹介。史上最低のアイスホッケーチームが、勝つより大切なことを教えてくれる 飛べないアヒル THE MIGHTY DUCKS (CHAMPIONS) ('92) 「Spaz-way. He'll screw up」 「Nice fan, Charlie. Keep swingin'. Maybe you'll give 'em a cold」 ミネソタ州ミネアポリスのダックスワース法律事務所で働く弁護士ゴードン(Emilio Estevez)は、有能ながら強引で有名。そんなゴードンには過去に忘れられない苦い思い出があった。少年時代に優秀なアイスホッケー選手だった彼は、地区大会の決勝戦でゴールを外し、心に深い傷を残していたのだった。そんなある日飲酒運転で捕まったゴードンは、その罰として免停と500時間の社会奉仕活動を命じられる。その社会奉仕とはなんと少年ホッケーチームのコーチだった! ゴードンに任された第5区チームは万年リーグ最下位の弱小チームで、勝ったこともなければ誰一人まともに滑れない。おまけに子供達はゴードンが乗りつけたリムジンに勝手に乗り込み「走れ!走れ!」と大合唱。仕方なく氷上を車でくるくる回っているとチャーリー(Joshua Jackson)の母親・ケイシー(Heidi Kling)がやって来て、「子供達を危険な目にあわすなんて」と怒鳴られる始末。 翌日、第5区チームの試合を見に、昔所属していたホークスのリンクを訪れたゴードンは、数々の優勝旗の中に1973年の準優勝旗を目にし、少年時代の痛恨のミスを思い出す。そこへかつてのコーチで現在もホークスを指導しているライリー・コーチ(Lane Smith)が通りかかり、複雑な気分で挨拶を交わすのであった。昔と変わらず強豪のホークスに初戦であたった第5区チームはミスを連発、一方のホークスは有望株・バンクス(Vincent A.Larusso)が得点新記録を更新するほどの活躍を見せ、終わってみれば17対0で大敗…。この試合を見たゴードンは子供達にわざと転んだり痛がったりする練習をさせ、「倒れろ!痛がれ!怒ったふり」と復唱までさせて次のホーネッツ戦に臨む。だがゴードンの卑劣なやり方にチャーリーらは一斉に反発、試合に負けた上、子供達の反感までかってしまった。 失意のゴードンは子供の頃によく通ったハンス(Joss AcKland)の店を訪れる。ハンスはゴードンに「楽しいホッケーを教えてやれ。飛ばせてやれ」と諭し、ゴードンにそっとスケート靴を渡した。誰もいない氷の上を滑りながらゴードンは、かつてホッケーが楽しくて仕方がなかった頃の自分を思い出していた。 意を決してチャーリーの家を訪れたゴードンは、今までの卑劣なやり方を謝罪し、次はもっと楽しくやろうと提案する。ゴードンの謝罪を受け入れたチャーリーは、彼に一緒に夕食を食べようと誘い、無事仲直り。後日ゴードンは勤務先の法律事務所の所長・ダックスワース(Josef Sommer)にスポンサーになるよう要求、1万5,000ドルの資金援助の見返りに彼の名前を取り、チーム名を“ダックス”にすることを約束する。運営資金を得た第5区チームは早速必要なユニフォームやスティック等を購入し、ゴードン・コーチの元、一から練習を始めるのだった。 ある日、ゴードンが乗っていた車窓にパックが恐ろしい勢いで命中、慌てて打った子を追いかけホッケーチームにスカウトするも、その大きな男の子・フルトン(Elden Ratliff)はスケートが出来ないから無理とのこと。そこでゴードンはショッピングモールの中を全員ローラースケートで走らせるという無謀な練習を決行、おかげで無事スケートが出来るようになったフルトンもチームに加入することとなった。 「The Ducks? We're the Ducks?」 「I'm proud to be a Duck, and I'd be proud to fly with any one of you.」 新チーム名“ダックス”のユニフォームを着たゴードンに最初は反対していた子供達だったが、アヒルがいかに強くて優秀かということを説く彼の言葉に勇気付けられ、ここにダックスが誕生する。ダックスになって初めての試合であるカージナルス戦ではチームが一丸となって戦い、初めての引き分けに! ダックスがプレーオフに出られれば決勝まで進めると知ったゴードンは、偶然地区分けの境界線が昔と変わっていることを耳にする。そこでホークスのエース・バンクスが実はダックス(第5区)エリアに住んでいることを知り、協会に申し入れて強引にバンクス取得に乗り出す。これに怒ったライリー・コーチとの言い争いを耳にしたピーター(J.D.Daniels)らはゴードンが皮肉で言った「彼等はクズで、生きる資格もない」という言葉を真に受けショックを受ける。試合前にバンクス加入を聞かされたピーター達は一斉に反発、怒りを爆発させ試合をボイコットしてしまう。結局試合に現れたのはチャーリーとフルトンだけで、ゴードンは棄権する他なかった。子供達の信用を失ったゴードンはコーチを辞める意思をチャーリーに告げる。しかしチャーリーは「コーチがいないとダックスじゃない。話せばみんなも分かるから辞めないで」と涙ながらに訴えるのであった。 ダックスワースの事務所でゴードンを待っていたのはライリー・コーチとバンクスの父親で、バンクスがホークスに戻れるよう、ゴードンに訴えを取り下げろとのことであった。彼等の汚いやり方にゴードンは立腹、職を奪うというダックスワースの脅しにも屈せず、ダックスと一緒にもう一度戦うことを決意する。子供達に詫び、誤解を解いたゴードンとダックスは団結力をより一層強めたのであった。そしてかつての敵・バンクスが加入して初めは敵愾心剥き出しのダックスだったが、バンクスの華麗なプレーを素直に絶賛、仲間として認め合う。試合の方も見事初勝利を飾り、念願のプレーオフ進出を決める。 バンクスの見事なプレー、フルトンの強烈シュート、新技“フライングV”などでダックスはプレーオフを制して準決勝、そして決勝へと勝ち進む。決勝の対戦相手はゴードンの古巣にして今尚最強のホークス。ライリー・コーチの指示でホークスはかつての仲間・バンクスに怪我を負わせたうえ、反則も厭わない。そんなホークスの姑息な手段に、ゴードンは「正々堂々と試合をしよう。みんなで飛ぼう」とチームを勇気付ける。かつてライリー・コーチの厳しい叱咤で心に深い傷を負ったゴードンは、「今迄後悔していた自分がバカだった。あんたを潰す」とライリーに告げ、過去のこだわりをやっと捨てることが出来た。そんな自分のような苦い思い出をダックスの子供達には決して作って欲しくないゴードンは、決勝戦の勝敗を左右するペナルティシュートを打つことになったチャーリーに「負けてもいいから、楽しんで来い」と声を掛ける。その言葉でリラックスしたチャーリーは見事シュートを決め、ダックスは奇跡的にリーグ優勝を成し遂げたのであった。 「Hey,Ducks! No matter what happens, we'll see you next season. We got a title to defend.」 そしてゴードンはマイナー・リーグに挑戦するため、子供達と別れ、バスに乗り込む。「ダックス!来年また戻ってくるぞ。タイトル防衛だ!」 …長ッ! (今やネットの塵と化したTHE MIGHTY DUCKS FAN SITE 『District Five』より)
2010.04.04
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