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2021.02.06
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カテゴリ: 旅を推理する






小樽に上陸し、最北端まで一気に走っています。それが上記のノート。

1982 年 8 月 14 日(土曜)

AM5 : 00 、あかしや号を下船。
国道 5 12 号線で北上。

6 : 30 、朝飯。 430 円
土砂降りの中、ガソリンタンクの空ランプが点灯した。
北海道にはハイオクを売っていないスタンドがある。

: 22 、トイレ休憩。石狩川に放水。
9 : 40 、旭川。意外と都市である。
旭川市通過。約束の地、宗谷岬を目指し、今日はひたすら北上。
北へ北へとひた走り。

12 : 22 、名寄の手前で昼食。ラーメン、おにぎり、 550 円。

2 : 20 、天塩川。

3 : 40 、稚内 YH に到着。
意外と早く着いたので、氷雪の門。ノシャップ岬を見に行く。

5 : 00 過ぎ、 YH に入館。 2 食付き、 2700 円。
稚内駅まで歩いて向かう。 40 分。
槌谷が大学 1 年の時、この駅前で女の子に声をかけたのだそうだ。

夕食はカレー。この稚内 YH は、カレーユースとして有名。
しかし、私はこのカレーを好きじゃない。

   と、ある。いよいよ北海道に上陸した。
   小樽港に上陸して、国道 5 号で札幌に向かい、
   函館本線に沿って走る国道 12 号線で北上を始めた。
   今日の目的は、稚内に着くこと、観光は考えていなかった。

   旭川市から名寄を経て稚内までは国道 40 号線を走ったと思われる。
   よそ道、迷い道は全くしていない。
   車を停めるのは飯を食う時と、放水する時。
   旭川市を過ぎるあたりまで、石狩川も並行して流れている。

   ノートの欄外に「北海道、 1 日目の午前中は雨、それも滝のような雨」
   とある。
   確かに、この日は土砂降りで、景色なんかも見えなくて、
   「イヤー北海道へ来たんだ」なんて、一切感じることもできていない。

   名寄からは天塩川が道案内をしてくれる。
   グーグルマップには稚内 YH が載っていて、『閉鎖』と地図上にある。
   ノシャップ(野寒布)岬までは、 YH から北へ6 Km ほどだ。
   根室半島にある、ノサップ(納沙布)岬とよく間違えてしまう。

   ノシャップ岬の近くに、『​ 稚内市ノシャップ寒流水族館 ​』がある。
   イルカやペンギンのショーをここで見た覚えがあった。
   実は、その数年前にも、母とこの場所を訪れていた。
   その時は、稚内から礼文島、利尻島へ渡っている。

   ノートに寒流水族館のスタンプが押されているが、入場料の記載がない。
   イルカやペンギンのショーの記憶は母と来た時のものかもしれないが、
   でも、他にやることもないし、時間もたっぷりあったから、
   この時も入ったのだろうな。

   稚内 YH の記憶はないのだが、
   泊まったことのない、礼文、利尻の YH の記憶はある。
   船が島の港から離れる際に、
   ​ スタッフ・宿泊者の全員で盛大に踊りながら見送ってくれた ​。

   稚内ユースはカレーユースだとエピソードが書かれている。
   でも、私の好きな味ではなかったようだ。
   でも、カレーでしょ。よほど辛くなければ OK なんだが…。
   何か特別な味付けだったのだろうか?


   槌谷は色々なイベントを企てるのが得意だ。
   前回の旅にも出てきたと思うが、『我ら放蕩息子』の T シャツを作った。
   今回も冒頭に T シャツ 2 枚 3200 円とあるが、その T シャツだ。

   「 YH で女の子と仲良くなり、道連れとするぞ!  T シャツ着せるぞ!」
   と、彼と大いなる野望を抱きながら、北海道に来ていた。
   そのスタート地点が彼のエピソードの宗谷駅である。
   言っておきますが、我々はいたってまじめな、好青年です。
   (自分でいうな!)

   確かに、当時は大学生だから、
   軟派も男女交際の第一歩と言えよう。
   しかし、この文章を書いているのは、還暦を越えたおっさんだ。
   こんなちゃらい書き方でいいのか。

   お叱りの声もあるかと思いますが、
   この文章を書いているときの私は、
   学生の時の自分に感情移入して書いています。
   だから、…。だから、…。だから、何なのよ…?

えっと、人に出会う旅は続く。


   おっと、大事なことを書き忘れた。(追記だ)
   「旅の終わりに」の話である。
   北海道の YHで広く歌われていると思うが、
   私はきっと北海道で初めて泊まった、稚内 YHで聞いたと思っている。

   それで、多くの方が共感し、多くの方がブログに書き残している。
   私も御多分に漏れず、表紙の裏に歌詞を残した。
   歌について、それらのブログをまとめると
舟橋俊久という人が、石北線の車内で思いついた曲とのこと。
   そして​ 青木清 ​
という人が初めてレコーディングしたのが始まり。


   その後、多くの歌手が歌っている。
   題名は、「旅の終わりに」と「旅の終わり」がある。
   歌詞で「今日は君も~」と、「明日は君も~」の違いがある。
   夜のミーティングでは、「明日は君も~」と歌い。
   翌朝の見送りでは、「今日は君も~」と歌ったのだろうか。

   私はこの歌のように、この後の旅で
   少女たちと夢のようなせつなを楽しむことになる。
   多少違うのは、この旅は男たちの旅でもあったのだ。
   心がきしむという意味では、旅の終わりは切ないものである。


​
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最終更新日  2021.02.11 00:36:42
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