2007年01月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
パパとママが歯医者さんでも
旦那の年収が沢山あっても
人って、
身内を殺してバラバラにしちゃうもんなんですねぇ。

旦那さんを殺しちゃった方の事件のマンションは、
私の事務所から歩いて1分の所にあり、
今週はマスコミや警察が凄かった。


ベランダでタバコ吸っていると
丸見えなのよ。
殺人現場の部屋が!

ああ、あそこで、
のこぎりで切り刻んでいたのかぁ・・・なんてね。


どこかですれ違っているでしょうね。
狭い街だもの。

妹殺しの歯医者のセガレも
旦那殺しのセレブ妻も
経済的には何不自由なく暮らしていけるのに、
なんで身内殺すかなぁ…

ま、結局、どんなに経済的に恵まれたとしても
人の心は満たされないもんなんでしょうけどね。

それにしても、2人とも、
妹や夫に対する不満や嫉妬や色んな複雑な感情を、
自分の中だけに


☆★☆★☆

去年の夏、母親の体調が悪くなり
1か月ほど検査入院をしました。

まあ、とりあえず、
今日明日どうなるというわけではないけど、
年齢的にもかなり衰えてきているのは事実。


頭は半分認知症状態であるのだけれど、
体のほうは
いたって健康。

3食しっかりご飯を食べ、
週に2回は歩いていける
デイケアセンターに自立して通っています。

母親の入院中は、
基本的には私が家事をやり、
もちろん、兄や義姉、甥っ子なども、
とっても協力してくれて、
私一人が抱え込まないようにしてくれたのですが、
両親と同居しているのは私だけなので、
夜は、どうしても父親と2人きりになるわけです

まともな時ですら、
自己中心的で手のかかる人間だった父親ですから、
半分幼児化した現在は輪をかけて手がかかるわけです。

ともかく、周囲に何が起きてようと
一切関知せず、
自分の食事の事ばかり考えている人なわけです。


で、自分の失敗はすぐに忘れるから
ストレスにならない。

何か都合が悪い事があると、すぐに
人のせいにして、
それが本当にそうだと思い込めるから、
自分の心の負担には一切ならない。

これなら、長生きできますよ。
全くストレスたまらないんだもの!

いわゆる認知症と言うのは
人間が長生きする為のシステム

なのかも知れないなぁ~と、
父親を見ててしみじみ思いましたね。


で、まあ、
そんな状態の父親と2人きりで
顔をつき合わせて食事をしていると、
親子とはいえ、
こっちの方がやっぱりストレスがたまってくるわけです。

例えは悪いですが父親は、
全く何もかもわからない恍惚の人状態じゃないから、
時々、やたらと腹が立つ行動や言動があるわけです。

で、2週間ぐらい経ったある夜、
全く言う事を聞かず、
自分勝手なことばかり言っている父親に、
ついにぶち切れまして、
本当一瞬のことでしたが、
洗っていたフライパンで思い切り
その頭をぶん殴ってやろうかと
真剣に思いましたね。


あれははっきり言ってね…。
殺意
に近いもんがありました。

老人介護は
一人で抱え込んではいけない
ということをわかっていたつもりですが、
やっぱり実際は
一番近い所にいる家族に
負担がくるものです。

我が家の場合、
普段は母親にその負担が行っていたわけで、
確かに、私が仕事で夜遅く帰ってきても、
母親が起きてきて、
その日の父親に対する愚痴を
飯を食っている私の横で
ブツブツこぼしていたことがありました。

その時は、内心
「こっちは疲れて帰ってきてるのに・・・頼むよ!」
とか思いながら
聞き流していたんですが、
いざ、自分が父親と一対一の立場になってみると
愚痴らずにはいられなかった母親の気持ちが痛いほどわかった!(笑)

つまり、2人きりだと、
感情を逃す場所がないんですよね。


世の中には私なんかよりはるかに
大変な介護生活や、
嫁姑問題や家族の問題に
長い期間、悩んでいる人たちもいるだろうから、
「そんなのはまだ甘いよ!」
と言われてしまうかもしれませんが、
家庭内の問題と言うのは程度の大小じゃなく、
やっぱ、当事者にしかわからない、
フラストレーションに繋がるものがあると思うんです。

だから、ともかく、それを
愚痴にして出してしまう方が、
精神衛生上はいいように感じる。

あと、ある程度無責任にならないと
とてもやっていけない。

仮にも自分を育ててくれた親に対して
「頭殴ってやろうか!」
などと思ってしまったことに対して、
最初は自責の念が湧いてしまい、
それが余計に自分を追い詰めていくわけです。

そこで、母親なり、兄なりにともかく
ブツブツ愚痴をこぼす。
「昨日、オヤジの頭、真剣に鈍器で殴ってやろうかと思ったよ」
という風にね。

我が家の場合は家族が事情をわかってくれるので
「そうか。それは大変だったね」
言ってもらえた。

そのことによって、
ずいぶん救われた
気がしました。


☆★☆★☆

この二つのバラバラ事件もね、
相手が家族であったからこそ、
憎悪感が深まった部分が大きいですよね。

しかも、それを一人で抱え込んでしまった。
うまく愚痴をこぼすなり、発散させるなり、
感情を逃がせればよかったのにねぇ。

しかし、2人とも死刑にはならないだろうから、
この後は刑務所で
10年ぐらいは、家賃の心配もせず、
とりあえず三食冷暖房つきの生活が送れるんだもんね。

仕事も、そんなにしなくていいしね。
徹夜なんかもないんだろうなぁ…。
満員電車に乗ることもないし、
親の介護とかもしないでいいのかぁ。

ふぅん…。

…。

…。

恥知らずを承知で言えば…。

なんか、ちょっと羨ましいような…。
そんな
気もしてしまいますねぇ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月14日 01時28分06秒
コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:片付けおねえさん(04/16) alternative zu viagra and cialisbuy cia…
http://viagraessale.com/@ Re:片付けおねえさん(04/16) viagra femenino dr simi <a href=&qu…
ClydeHamamoto@ aFRwrFuZfkHpUZVVC pafgp2gygy, Buy Valium, jjyjuhr., <…
Lautbmfo@ ObcxiRHtaXxSEGfcvQm Nice content, I trust this is a nice b…
Ohvdwhxn@ MhtqtuzoKCVlqqQaUp She actually is in Thailand with Ryan r…
EAzyMGHZQDOmLgYOem@ TluQHOlZrADc meratolrep.txt;2;5
WGiabQRKeAFbCFzqJ@ mzUqvVhbbWPOqON meratolrep.txt;2;5

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: