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2011.10.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類

133・五つの組詩「故郷(ふるさと)孤愁」

第2章「或る夜の夢」

矢田部誠子(天才!せいこう時計をまいてる人)作詩

或る夜の夢の何か恐ろしいものが

追っかけて来る。

私は飛び起きて逃げ出した。

白い寝巻の背中に

長い髪を振り乱しているのが

夢の中の事とて他人の姿を見る

様にはっきり感じられた。

そうして目が覚めて暗い寝床で

私は一人笑った。

夢の中で私は人間が尻ぽを

持っていた頃の事を

見てみたいと思った。

人に此の話をしたら聞いたその人は

ちゃんと尻っぽを持った頃の事を

夢に見たと言う。

身体は馬になっていて

腰にたかるハエを

その尻ぽを振って追っぱらっていたと言う。

馬がやる通りに追っぱらうのまで

まざまざと感じられたと言う。

私はおかしくなって笑って仕舞った。

何万年前に失ったとも知れない

尻っぽが夢の中まで

出て来たのがおかしかった。






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Last updated  2011.10.23 15:52:53 コメントを書く


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