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130・四つの組詩「花なればこそ」
第2章「或る夏なればこそ」
矢田部誠子(天才!せいこう時計をまいてる人)作詩
或る夏 夕暮れの庭に一人立って
涼風を楽しんでいるうち
自分の身体(からだ)からみずみずしい
緑の葉っぱが吹き出した。
驚いて見ているうちに私の身体(からだ)は
そのうちに緑の葉っぱに覆いつくされ
さらさらと緑の涼風に
吹かれ ていた。
緑の葉っぱは水の粒々を呼び
忽ち池が出来 大きい葉を
つき出して水蓮(はす)の華が開いた。
これは比類の無い程
美しい話では」ないか。
夢物語の様であろう。
或る夏なればこそ。