2002年04月25日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「少なくともあなたは絶望という言葉を知っているわ」


     相手の気持ちになってあげること
     そうすれば、おのずとみえてくる
     その話はもうたくさん聞いた。
     でも出来ないの。どうしても。

「少なくともあなたは考えてる」
 母は続ける。

     相手の気持ちになりたいけれど


「少なくとも、あなたは絶望があることを知ったの」
 母はとても優しかった

     悲しみの淵にいる友に
     声をかければかけるほど
     それは偽善に思われる・・・

「少なくとも、あなたはわかってあげたいと思ってるよ」

     だけど私には、何も出来ないの・・・

「少なくとも、あなたもいつか絶望をきっと知ることになるわ」

     いっそ母に会わせようか
     私にはなにも出来ない・・・


     「大丈夫?」
「うん、大丈夫」

     大丈夫。大丈夫。
     だって、友達だもの。

     大丈夫、大丈夫。

     私にとっても絶望であった
     絶望でなくても
     絶望であった
     そして確かに私は友と分かち合った。
     少なくとも、友を想って泣いていた。

そして、大丈夫。その想いこそ、全て。
少なくとも、経験や知識に勝る強さであった!
友情を、愛情を、人を、支えるに十分に足るものであった!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2002年05月11日 21時22分00秒
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

yaya@ Re[1]:心(08/29) noahさん いや、表現しなければ 世の中に…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: