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2011.02.05
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カテゴリ: 仏教こぼれ話
「時とは何か」と聞かれれば、
大変に難しい問題です。
客観的に、理性的に応えるなら
それは物理的時間ということで、
1年が365日、1日は24時間、1時間は60分
ということになります。

でも主観的に考えると
心理的時間というのもあります。
アインシュタインの相対性理論でも明らかにされたように、

苦しいことをしている時間は長く感じるものです。
つまり、心理的空間においては、1時間の感覚はひとしくないのです。

そこで、今日のテーマは「宗教的時間」について、です。
曹洞宗の開祖、道元禅師の思想・哲学書である
『正法眼蔵』に「有時(うじ)」の巻があり、
道元が考える時間論について書かれているので、
かな~り簡単に、私なりに紹介したいと思います。

星 道元が考える時間とは・・・

一瞬のなかに、永遠がある。
時には、今しかない。
今、今、今、が続いていくのみ。

時は去っていくものではなく
今の私にすべての時がある。
過去の時も、私の中にある。
未来の時も、私の中にある。

今しかなくて、そこにすべてがある。

「時とは、行である」
行為のなかに時間はある。
行為をしていない時間はない。


星 一方究尽(いっぽうぐうじん)

これは、道元が考える修行者の生き方をあらわす言葉です。
意味は、

花を見る時は、全世界が花となる。
月を見る時は、全世界が月となる。

花から月への移り行きは
全世界から全世界への移り行きである。

一瞬のうちに、一つの事を究めつくしていく。



時とは、行である、と。

行である時を無駄にせずに
なんとかかんとか(これが本音・・・)
一瞬一瞬を大事にして生きていきたい
ものです。

だからこその修行でしょう、、、ぽっ

ハート





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Last updated  2011.02.05 20:41:48
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