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2011.02.08
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カテゴリ: 心理学は面白い
フロイトに次いで有名な精神分析家といえば、

日本ではとくにユングの心理学の信望者が多いですね。

フロイトの古典的精神分析に対して
ユングは「分析心理学」と呼ばれています。

ユングの提唱した概念のなかでも
重要なものは集合的無意識です。
個人的無意識のさらに深層部には
すべての人類に共通する無意識があるという考え方で

この集合無意識(普遍的無意識)を共有しているから
だと主張しています。

この集合的無意識のなかにあるのが
元型(アーキタイプ)と呼ばれる個性で
自分のパーソナリティを形成している
その元になっている元型を見つけることが
ユングのいう「個性化の過程」です。

元型にはさまざまなキャラクターがいるのですが
その中でも重要な役割を果たすのが
「アニマ・アニムス」です。

星 アニマ・アニムスとは


ラテン語で、「風・空気・呼吸・魂・生命力・精神」という
語源をもっています。
そして、
心の中に存在する異性のイメージを象徴しています。
男性の心のなかの異性像はアニマ、


アニマは、
男性の心にある、すべての女性的傾向が人格化されたものです。
漠然としたムード
直観力
非合理的なものへの感受性
愛する能力
自然への愛情
無意識との関係性、が含まれます。

男性一人ひとりがもつアニマが
心のなかでどのように成長するかというと、
素朴で生命力にあふれたアニマから
ロマンティックで性的魅力のあるアニマ、
そして
性を超えて、聖なる愛を実現するアニマとなり
最終的には
もっとも聖なる叡智のアニマとなります。

ただし、すべての男性のアニマがこのように成長していくかというと
その男性の全体的な成熟によります。
つまり性的対象となるアニマで
成長が止まることも大いにあるわけです。

一方、アニムスは
女性の心の中にあるすべての男性的傾向が人格化された存在です。
例外を信じない
強固な意志、
確信をもった行動力
論理的思考
意見、が含まれます。

女性のなかのアニムスがどのように成長するかというと
筋骨たくましい力の象徴であるアニムス、から
強い意志で計画を遂行する、行動力のアニムス
そして
理念や思想を表現するアニムス
最終的には
性の対象を超えた精神的な導き手であるアニムス、へと
変貌を遂げます。
ただし、アニムスも
その女性自身の成熟の度合いによって
どこまで成長するかは、人によって異なります。

男性・女性がこころのなかにもつ
アニマ・アニムスという異性像は
夢やイメージのなかにあらわれるだけでなく
現実に出会う異性のうえに投影されていきます。

ですから、初恋の相手
憧れるアイドル
理想の恋の相手
好きな芸能人やハリウッド俳優など
あなたの心の歴史をふりかえってみれば
自然に、あなたの心のなかの異性像がどのように成長してきたかが
わかります。
つまり、あなたが現実に好きになる異性は
あなたのこころのなかの異性像そのものなのです。

「ラブアゲイン症候群」とか
「セカンド・バージン」など
「子どもあり、夫あり、恋人あり」という女性誌の記事を見ても
異性像が性の対象を超えて
聖なる相手に変わる、というのは難しいなと思います。
でも、恋愛なくして
いきなり、その至上の境地に至ることもできない訳ですから
恋愛もおおいにするべきでしょう。

昔から恋や愛に多くの人々が振り回されてしまうのは
きっと心の中のアニマ像、アニムス像に
ぴったりくる人との出会いがないからなんだろうな
と思います。
「ビビッときた」とか
「初めて会った気がしない」という
運命の相手は、きっと心の中の
アニマ・アニムスに出会ったからではないかしら、、、ぽっ

そういう幸運をめざして

婚活中の皆さん、あきらめずにがんばって!!!手書きハート






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Last updated  2011.02.08 21:00:02
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