MAFXBの控え室
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年度末になり、新社会人の卵を街で見かけるようになりました。数年前から所謂「ブラック企業」という言葉が頻繁に使われるようになりましたが、いま歩いている新社会人たちも何割かはそういうところに入社してしまうんだろうなと他人事ながら心配しています。他人より多く転職を重ねていたこともありブラック気味な企業にも多く属したことがあるのですが、世に言われているブラック企業とは一味違った漆黒の企業にあたったことがあるのでその思い出話をさせてください。そこは企業名は一応伏せておきますが大きく黒い薬局という名に恥じない他社とは一線を画するとんでもない企業でした。まずはお約束とも言える残業代の未払い。>店を閉めたら早々にタイムカードに打刻させ、その後に雑務を行います。日常的なパワハラ。>余弦は自衛隊上がりなのでさほど苦になりませんでしたが、普通の人には多分キツかったと思います。有資格者不在での医薬品販売。>法的に問題外です。無資格者による薬の説明、提案。>これも法的に問題外。常識的に考えてありえないブラック企業にあたった場合それなりの対応をして会社に責任を取らせるようにしていたのですが、ここでは特にアクションを起こしませんでした。というのも、この会社がとても人間的で正直で素直な、無垢な一面を持ち合わせていて、とてもそういったことをする気が起きない雰囲気だったからです。将に愛すべきバカ(企業)だったのです。まず一番印象的だったのが、毎月決まった日に行っていた特売日。その実情は想像を絶するもので、早く言えば学校の文化祭状態、お店の飾り付けから衣装から化粧まで全て(サビ残でw)用意して近所迷惑を顧みずのドンチャン騒ぎ。社員も率先して参加しており、スパイダーマンのコスプレをしてお店の屋根にのぼって飛び回っていました。次に、小売業ではあまり(と言うかほぼ)無いと思うのですが、毎日お店の売り上げや利益率などをその日の業務が終わると従業員に伝える方針を採っていました。また従業員の給料や手当ても概ね透明化されており、光熱費や場所代を含めて逆算すると会社の取り分がほぼ分かる状態だったのです。また、会社主催でボーリング大会やら飲み会が定期的に行われていたのですが、その辺の費用も会社もちのことがほとんどでした。会社側がちゃんと利益取れているのか心配になるレベルで、株主視点では恐らく最低の会社だと思いますwある日、万引きしていそうで現場を押さえ切れていない常連客が来ました。従業員1「お客様ー、カゴお使いになりますか?客 「だいじょうぶっす従業員2「お客様ー、カゴお使いになりますか?客 「いらないです従業員3「お客様ー、カゴお使いになりますか?客 「いらねーって言ってんだろ!店長 「お客様ー、カゴどうっすか客 「」バックヤードではもう大爆笑です。新卒で入社、定年まで勤めるのも一つの生き方ですが、ぜひ若いうちに色々経験してほしいなと思いながら今日、街を歩いていました。
2014/03/27
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