ひこじいさんのブログ

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2012年12月11日
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カワセミは、翡翠・魚狗・川蝉などの別漢字がある。魚狗でカワセミとはなかなか読めない。水色の体色と長い口嘴が特徴で体色が美しいことからヒスイとも、青い宝石とも譬えられる。

カワセミの青い色は、色素によるものでは無く羽毛の微細構造が光の具合で青く見えるもので構造色と言われる。
シャボン液に色が無いのに、シャボン玉が様々な色に見えるのと同じ理屈だ。

宝石の翡翠は、カワセミの背中の色から付けられた名前だと言う。したがって漢字の翡翠はカワセミ、ヒスイのどちらにも通用する。

カワセミ科にはショウビン亜科、カワセミ亜科、ヤマセミ亜科がある。

カワセミがブッポウソウの仲間と言われてもピンとこない。ブッポウソウは、ゲェーゲゲゲと鳴き、ブッポウソウと鳴くのはコノハズクの鳴き声であり、このミミズクは、別名声のブッポウソウと言われる。
同じ科のアカショウビンなどの「ショウビン」はカワセミのことで、同じ「翡翠」の字を当てている。

今年の山里の気温は、早くも連日の零下を記録している。日中でもプラスの気温にならない。これがマイナス10度を下回るようになると、鉄製のドアノブに触ると掌が吸いつくようになる。自噴式の水飲み場の吐出口は、直径1センチメートル弱で先端に穴が開いた丸い状態である。その穴から絶えず水を噴出しているのであるが、地下を通って来た水は、噴出の瞬間には凍っていない。


私は中学生の頃、酷い目に遭ったことがある。金具に唇が吸いついて離れなくなってしまったのだ。瞬間に凍りついたものである。
無理をして剥がした唇は、上皮が剥がれて血だらけになってしまった。


坪田譲治の日本むかしばなしに、「権兵衛とカモ」という民話がある。私が子供の頃聞いた話とは若干違う気がする。
私が聞き憶えているのは、「かもが沼で休んでいる夜の内に、寒さで足が凍りついてしまって動けなくなった…。」と言うものだった。

こんなことはおはなしの中の事だと思っていたが、自然界でも実際に起こることがあるのだ。

高校への通学の途次、天竜川の支流の小川に架けられた、木の丸太橋を杭に結わえていた鉄の針金に、カワセミがまるで鳥モチにかかったようになってばたついているのを見つけたのだ。

ひと(トリ?)助けのつもりで保護して、40分程かかって学校に着いた頃には、残念ながら死んでしまっていた。

同級生の旅館の息子が持って帰って、はく製にして暫らく玄関に飾られていた。


今ではむごいことをしたと反省している。






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最終更新日  2012年12月11日 14時33分22秒


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