ひこじいさんのブログ

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2012年12月13日
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山茶花山茶花咲いた道と、「たき火」と言う童謡の二番の歌詞にも山茶花が出てくる。
この歌は、昭和16年に作られたもので、その年の12月9日と10日の二日間だけNHKで放送されたのだが、翌日軍からから戦時下の非常事態に焚き火とは不謹慎な歌詞だとして放送が禁止された曰くつきの歌だ。

ところで、山茶花に誠に良く似た花に寒椿がある。区別がつきにくい事を指して、「何れが菖蒲か杜若」と言う言葉が使われるが、菖蒲に負けず劣らず椿・山茶花・寒椿も区別がつきにくい。

サザンカのことを「山茶花」と書くのは、中国語で椿の事を「山茶」と書くことに由来する。
椿の葉はお茶の葉と同じように、飲料にしたと言われている。その花は「山茶花」である。したがって山茶花とは、山に生えているお茶の木と言う意味である。

我が国で山茶花と言う言葉が使われ始めたのは、中世になってからで当時は「サンサクワ」と発音していたのが、ササンクワ→サザンクアになったとされる。
江戸時代になってから、現在のサザンカに「山茶花」の文字を当てるようになったものである。

山茶花に似ている花に寒椿がある。寒椿には二種類の系統があり、現在の主流は中国原産のカンツバキと山茶花の交雑種の「寒椿群」という系統である。「寒椿群」は山茶花の一種として認知されている。



一方、中国原産の「カンツバキ」は学名はCamellia hiemalisで、冬咲きの椿を意味する。
名前のごとく、冬咲きで矮性であることが特徴である。つまり山茶花も寒椿も同じ仲間なのである。
交雑種なのでどちらの血も流れていて、山茶花と寒椿の二種を区別することは難しい。

しかし、山茶花と椿は特徴を覚えれば、区別は比較的容易である。

山茶花の子房と新葉の葉と枝に微毛があるが、椿には無い。椿の花は筒咲きで平開せず、花弁は纏まって落ちるが、山茶花や寒椿では、花弁や雄蕊がバラバラに散るなどで区別する。

兵庫県篠山市にある西方寺には、樹齢600年という天然記念物の山茶花の老木がある。高さ4.5メートル、枝張り10メートルの良く手入れが行き届いた木として知られている。

山茶花、椿、茶の木など椿科の葉を食べる害虫に、チャドクガが知られている。発生を知らないでいるとわずか1週間ほどで、樹木が丸裸にされてしまう。

この毒蛾の卵塊、幼虫、繭、成虫、抜け殻には毒針毛があり、触れると猛烈な皮膚炎を発生させる。
直接触れなくても、木の下を通ったり風下にいるだけでも毒針毛に触れ被害にあうことがあり、公園など幼児に被害を与えるような場所の植栽を伐採したところもある。
スミチオンなどの殺虫剤を使う他、着いている枝を切り落として幼虫を踏みつぶす、新聞紙を丸めて火を点けて焼き殺すなどの方法で、早期に退治することが必要だ。


間もなく私も誕生日がくるのだが、12月8日の誕生花は寒椿で、花言葉は「謙譲・愛嬌」だそうだ。











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最終更新日  2012年12月13日 13時44分40秒


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