ひこじいさんのブログ

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2013年01月31日
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今年は未だ、ウグイスの藪鳴きも耳にしない。ウグイスは、一番初めに春を告げる鳥とされている。

しかし、春に最も敏感な鳥はシジュウカラだといわれている。非繁殖期の秋季から冬季には数羽から数十羽の群れとなり、シジュウカラ科の他種も含めた混群を形成することの多い鳥である。

暫らく前まで、他の「カラ類」と集団を作って庭先にも飛来して来ていたのだが、この三日ほどのうららかな日差しに群れを解消したのか電線や庭木の頂きで、「ツッピン ツッピン」あるいは「ツィピーツィピーツィピー」と甲高い声で縄張り宣言の囀りを盛んに始めた。

「カラ類」とはシジュウカラを始めとするヒガラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヤマガラなどの山野の小鳥類の総称である。シジュウカラの大きさは、スズメより少し小さめで全長14.5cm、体重は14g程度である。

梢の間を忙しなく動き回って餌を探す。

他のカラ類は平地から山地の林に営巣するが、シジュウカラは市街地でも目にすることの多い鳥である。
自然には木の穴やブロックなどの穴に営巣するが、人が掛けた巣箱にもよく入る。


四十の雀と書いてシジュウカラと読ませる。平安時代には「シジュゥカラメ」と呼ばれていたものが、室町時代になってメが無くなって簡略化され、「シジュウカラ」と呼ばれるようになったとされる。

名前の由来はたくさん群れるからという説や、40羽のスズメと交換したためと言う話がもっともらしく伝わっているが、本当のところは鳴き声(地鳴き)に由来すると言われる。



雑食性で果実、種子、昆虫などを食べる。地表でも樹上でも採食を行う。

オスが作ったテリトリーの中で巣作りに適した場所をメスに教え、樹洞やケラ類の開けた穴にメスがコケを主に使用した椀状の巣を作り4から7月に卵を産む。


シジュウカラを誘致する目的で巣箱を掛ける場合、巣箱の高さは2~2.5メートルが良いとの報告がある。(日本野鳥の会)
巣箱の穴は3cmの大きさではスズメが入ってしまうので、直径2.8cmにするのが最適である。


時々小学校の校庭の植え木の全てに巣箱が掛けてあるのを見かけるが、シジュウカラのテリトリーは1haとされているので、むやみに巣箱を掛けても無意味である。

白州にあるウィスキーメーカーのバードサンクチャリ―にも、学校の自然観察授業で作った巣箱が樹木毎に無数に掛けてある。これは、無駄なことである。



我が家の山小屋のシンボルツリーは槲(かしわ)の木だが、2年前その木に掛けた発泡スチロールの箱にシジュウカラが営巣した。

雛が孵ってから、何とも可愛くて飽きもせず毎日観察していたのだが、買い物に行って帰ったら巣箱はすっかり蛻(もぬけ)の空になっていた。

スズメ、カラス、ヘビなどから雛と巣を守ってやった心算なのに、挨拶もなしに飛んで行ってしまったのだ。

巣箱を掃除してやらなかったせいか、昨年は帰ってこなかった。今年は早目に巣箱を掃除して、シジュウカラの帰りを待ちたい。







むずかしや  どれが四十雀  五十雀     一茶













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最終更新日  2013年01月31日 17時34分06秒


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