ひこじいさんのブログ

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2013年07月24日
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人が恐怖を感じると心臓の鼓動が激しくなり、呼吸は浅く早くなる。また皮膚の末梢血管が収縮し体内に熱が籠って体温が上昇し、逆に手足は冷たくなる。

その結果外気温との差によって体感温度が5℃近くも下がるのだという。

怪談噺を聞くことで涼を感じることには合理的な説明がつき、エアコン設備が無かった時代には暑い夏に怪談噺が十分その代役を果たしてきたのである。

怪談とは、怖さや怪しさを感じさせる物語のことである。

怪談やお化け屋敷は、従来夏に多く取り上げられていたが、近年は季節にかかわらずに上演されたり年間を通じた常設の小屋もある。

雨月物語(1776年)には、今昔物語など平安末期の古典の怪談がまとめて書かれている。

これらの怪談は歌舞伎の演目、落語の怪談噺、講談、浄瑠璃で盛んに取り上げられ伝承されて来た。

これらの怪談噺の中でも、日本三大怪談噺といわれ多くの人に知られているものに四谷怪談、牡丹灯籠、皿屋敷がある。

四谷怪談は、雑司ヶ谷四谷町が舞台となっているところからその題名となったもので、妻の岩が夫の伊右衛門に惨殺されたことから幽霊となって復讐を果たすという物語である。


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          1948年三越劇場 四ツ谷怪談

牡丹燈籠は若い女の幽霊が男と逢瀬を重ねているうちに、幽霊であることがばれ幽霊封じをした男を恨んで殺してしまうという内容である。

              世界大百科事典
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           1965年 歌舞伎座 牡丹灯篭

皿屋敷はお菊という女性の幽霊が、投身した井戸に毎夜現れて皿を数えるという怪談である。

江戸番町が舞台の「番町皿屋敷」が良く知られるが、姫路が舞台の「播州皿屋敷」もあって面白い。

江戸時代には浄瑠璃や歌舞伎の題材として盛んに上演されたので広く一般大衆に知られるようになった話である。

皿屋敷の話しが、いつどこでどのようにしてできたのかについては、江戸時代から多くの識者の間で論争されてきた。

播州ではなく番町だと断言している人がいれば、播州だとする者もある。

関東では「番町皿屋敷」が一般的であるようだが、現在は伝承発生の場所がどこであるのか特定できないと結論付けられている。

姫路城の備前丸広場の南側に、「お菊井」の名前を付けた井戸の跡があり傍らに謂われを書いた板書が建てられている。
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都内にはお菊の墓が幾つもある。
平塚駅近くには、お菊塚と刻まれた自然石の石碑がある。
これは「元文6年(1741年)に、奉公先の旗本青山主膳の屋敷で家宝の皿の紛失事件から手打ちにされた菊の霊を弔ったものだといわれている。

子供のころは、怪談映画を見た後何日かは映画のシーンが夢の中に出てきたりして怖い思いをしたこともあるが、現在では怪談の映画を見たり講談を聞いても一向に涼しくならない。

感受性が鈍くなってしまったのか、人生経験を積んだ結果なのか、何れにしても日常の中に強い感動を受けることが少なくなってしまったことは事実のようである。





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最終更新日  2013年07月24日 10時04分42秒


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