ひこじいさんのブログ

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2013年09月22日
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チンジャラと聞いて、パチンコを想起する人も多いと思われる。

同じようにチンチロリンと言われると、ゲームのルールを知らなくてもさいころを使った日本の大衆的なギャンブル・ゲームを思い浮かべる人がいると思われる。

チンチロリンとは2人以上が車座になって、サイコロ3個と丼か茶碗を用いて行うゲームで、多くは金か物を賭けて行われる。

サイコロが茶碗に投げ入れられたときに出る音が名前の由来で、「チンチロ」や「チンコロ」とも呼ばれることがある。

一方、文部省唱歌で歌われた「蟲のこえ」では、マツムシが鳴くこえを「チンチロチンチロチンチロリン」と聞きなしている。

実際には透き通った音で「チッチリ チッチリ」、あるいは「チッチリ チッチリン」と聞こえる。

同じマツムシの名前がつく「アオマツムシ」がいるが、こちらは姿形声ともマツムシとは全く異なる。

外来種ともいわれ、1970年ころから市街地で急速に繁殖し今ではこの鳴き声はどこでも普通に聞かれる。

マツムシが濃い茶色であるのに対して、アオマツムシは濃い緑色をしている。鳴き声は、キリギリスに似て太く「ギィー ギィー」と鳴く。



八月のお盆のころ桜の木や生け垣のヤマモモの木から盛んに聞こえていたアオマツムシの煩く感じられる声は、彼岸近くなって急に聞こえなくなった。

代わって日の出前の明け方、植え込みの陰から盛んにコオロギの声が聞こえる。

今朝も早朝、椿の樹の下からエンマコオロギの「コロコロコロ コロコロ」という澄んだ声が聞かれた。


一般的にコオロギといえば、エンマコオロギを思い浮かべる。

漢字では「蟋蟀」と書かれるが、室町時代以前はセミをも含むすべての鳴く昆虫を指して「蟋蟀」と言っていた。

セミはコオロギ科でなくカメムシの仲間だが、マツムシ・クツワムシ・ウマオイ・スズムシなど多くの秋に鳴く虫はコオロギ科に分類されている。

秋の虫は、知らないうちにカエルの合唱と入れ替わっていて、またいつの間にか聞こえなくなってしまう。

秋の虫の音は、心静かに耳を傾けないと虫の声として心に残らない。



こおろぎの 仏壇の中に 鳴出しぬ    子規





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最終更新日  2013年09月22日 09時59分20秒


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