ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2013年12月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
001.jpg
IMG_0001 (17).jpg

植物には寒さに比較的強いものから、極端に弱いものまで様々なものがある。

熱帯や亜熱帯が原産の植物は、当然寒さに弱い。


少量の液体をその氷点以下の温度まで冷却しても、凍結しない状態を過冷却という。水溶液は純度が高く、小さいほど過冷却の状態になりやすい。

生物は理論的には-40℃前後まで過冷却状態を保てるとされるが、実際には零下数度で凍ることが多い。

霜が降りると植物が萎れるのは凍って膨圧を失うためで、凍結の時間が短ければ温度の上昇で元の状態に戻ることがある。

低温下の直径15cm程度の木は、中心部まで凍り凍結と融解を繰り返している。植物組織はゆっくりと冷却されると、細胞内の温度や蒸気圧は細胞外とほぼ平衡を保っている。しかし、細胞外凍結による脱水が進まないうちに細胞が急速に冷却されると、細胞内が凍結してしまうことがある。

細胞内凍結をおこした細胞は、特殊な場合を除き枯死してしまう。針葉樹の冬芽や多くの被子植物の花芽・種子では、脱水し乾燥状態になることで低温に耐える仕組みとなっている。

耐凍性の低い植物では、寒冷感作により細胞質pHが低下するため生理機構にダメージを受ける結果枯死する。

耐凍性は生長休止期、あるいは生長が低下した時期にだけ発現し、低温にさらされることで耐凍性が高まることが知られている。



植物の休眠は、日照時間が短くなることで発現する。暖地で越冬している植物は、寒さに対応する必要が無いため耐凍性ができないが、同一植物を寒冷順化させると耐寒性を獲得することがある。

我が家は都心から30km離れた郊外にあるため、最低気温は0℃を下回ることもあって都心の気温より年平均で1℃近くも低い。
したがって東京で路地植え可能な植物も、我が家の庭では枯死してしまうものがある。

そのため耐寒性の無い植物は、寒さが到来する前に何らかの冬越し対策が必要となる。

我が家には、異なる大輪の花を咲かせるハイビスカスの鉢が4鉢ある。

ハイビスカスの自生地は伊豆諸島・鹿児島南端部以南で、冬越しに必要な最低気温は5℃以上とされている。

温室に入れたりビニールで簡易な囲いを作ったりしている人もいるが、最も簡単な冬越し対策は鉢を室内に入れることである。

外気の最低気温12℃前後が、室内に取り込む目安である。

フラワーショップで販売されている鉢では矮化剤を処理したものが多く、樹が大きく育たなくても花を着けるが、購入後数年経ったものや挿し木で増やしたものでは1m以上に伸びる。

ハイビスカスは幹や枝のどこで剪定しても萌芽し、新梢に花を着けるので全体の2/3程度切り戻してから室内に取り込むと扱い易い。

過湿にならないように鉢土が白く乾いてから水を与えるのは、冬季の室内置き植物への水遣りの基本である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年12月04日 11時33分01秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: