ひこじいさんのブログ

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2013年12月08日
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大黒様(だいこくさま) 作詞 石原和三郎、作曲 田村虎蔵
1.おおきなふくろをかたにかけ だいこくさまがきかかるとここにいなばの しろうさぎ   かわをむかれてあかはだか

2.だいこくさまはあわれがり きれいなみずにみをあらいがまのほわたにくるまれと よく  よくおしえてやりました

3.だいこくさまのいうとおり きれいなみずにみをあらいがまのほわたにくるまれば うさ  ぎはもとのしろうさぎ

4.だいこくさまはだれだろう おおくにぬしのみこととてくにをひらきてよのひとを たす  けなされたかみさまよ

日本においては、大黒の「だいこく」が大国に通じるため、古くから神道の神である大国主命と混同され、当初は破壊と豊穣の神として信仰され、後に豊穣の面が残って七福神の中の大黒様として食物・財福を司る神とされるようになった。

室町時代以降は「大国主命」の民族的信仰と混淆されて微笑の相が加えられ、さらに江戸時代になると米俵に乗り福袋と打出の小槌を持ち豊かに微笑んだ長者の姿で表される。

大国さまは現在も地主神社の主祭神であり、縁結びの神、土地守護の神として篤い信仰を集めている。



この由来から、寺院で祭られるのは外来の神の大黒天で、神社では日本の神の大国主命であると厳密に分ける説もある。

シヴァ神の化身のマハーカーラは、青黒い身体に憤怒の形相をした護法善神である。

日本で大黒天といえば一般的には、神田明神の大黒天(大国天)に代表されるように神道の大国主命とマハーカーラが神仏混淆した日本独自の神をさすことが多い。

日本の大黒天が福々しい相をしているのは、中国でマハーカーラを財福の神として祀られたものが伝わったことによるとされる。

唐代成立の偽経「大黒天神法」には、右手の拳を腰に当て烏帽子・袴姿で、左手で大きな袋を左肩に背負う厨房神・財神として描かれている。この姿は鎌倉期の頃まで続いたとされる。

真言宗や天台宗で信仰され、室町時代になると日蓮宗でも盛んに信仰された。ちなみに大黒の担ぐ袋の中には、七宝が入っていると伝わっている。

大黒さまが袋を背負っているのは古事記にある神話「稻羽之素菟」(いなばのしろうさぎ))において、八十神たちの荷物を入れた袋を持たされていたためである。

また、大国主がスサノオによって焼き殺されそうになった時に鼠に助けられたという話から、鼠が大黒天の使いであるとされる。

今日では、「稻羽之素菟」が「淤岐島(おきのしま)」から「稻羽(いなば)」に渡ろうとして、「和邇(ワニ)」を並べてその背を渡ったが、「和邇」に毛皮を剥ぎ取られて泣いていたところを大国主神に助けられる、という部分のみが知られている。

中国地方の山陰の方言ではサメを「わに」と呼び、山間部に伝わる「わに料理」はサメ・エイ等の魚を煮た料理である。

隠岐島でもサメのことをワニと言うので、古事記に出てくるワニはサメを指すとする説から国定教科書編纂時にわざわざ「ワニザメ」と表記した。




雌花はソーセージの形をした綿状になり、穂綿(ほわた)と呼ばれる。

因幡の白兎の説話では皮を剥かれた兎に対して、大国主の命が蒲黄を体につけるように助言している。

しかし、唱歌の「大黒さま」の中では蒲黄が「がまのほわた」となっており、これは作詞者石原和三郎の錯誤によるものではないかと推測される。





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最終更新日  2013年12月09日 06時38分03秒


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