ひこじいさんのブログ

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2013年12月18日
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未練気に落ち残っていた枯れ葉も強い北風には勝てず、最後の一枚まで吹き飛ばされた。
落葉樹が葉を振い落としたこの時期目立つようになるのは、たわわに実った赤い実である。

ナンテン・ビラカンサ・センリョウ・マンリョウの他、背が低くてあまり目立たないが地際を注意深く見るとオモト・ヤブコウジなどの赤い実を確認することができる。


縁起が良いとして正月の飾りに欠かせない植物に、万両・千両・百両・十両・一両がある。

万両は千両より実が多く着くことから、その名前が付いたと云われる。
園芸種には、白や黄色の実を着けるものや実が大きくなる品種もある。

千両は仙蓼とも書き表されるセンリョウ科の小低木で半日陰の林内に生育し、南関東から沖縄まで自生する。

百両は唐橘のことで、江戸時代にはタチバナが非常に高価で百両もの値打ちがあったことが名前の由来とされている。

十両と言われるヤブコウジの名は近代になって付けられたもので、古くは赤い果実を山のミカンに見立てた山橘の名で呼ばれていた。そこから藪柑子になったという。


一両は蟻通しのことで、この植物は葉腋に鋭い長い刺を有する。
このトゲが鋭いので、蟻も刺し通してしまうほどというところからついた名前とされる。


特に「千両、万両、有り通し」と言い慣わされることから、「常時千両や万両が有るように」との縁起を担いでマンリョウ・センリョウ・アリドオシの三種の植物を揃えて庭に植えるのだという。


このうちでも特にセンリョウは葉の緑と赤い実のつき方が華やかなので、正月飾りに好まれる。

センリョウの近い仲間に、山野に自生するヒトリシズカやフタリシズカがある。

センリョウは地際から株立ちになり、ほとんど枝分かれせずまっすぐ伸びるので剪定の必要はないが、枝数が多く茂りすぎた場合は地際から切り枝数を減らす。

この実をヒヨドリなどの小鳥がよく啄み、果肉を消化した後糞と一緒に種を散布する。
小鳥の腸を通過した種は、良く発芽する。

種を取って蒔く場合は、3月ころに果肉を良く水洗いして落としてから取り蒔きすれば良い。

寒さに弱く寒風や霜に当たると、枯れてしまうことがあり注意が必要である。





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最終更新日  2013年12月18日 09時37分36秒


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