ひこじいさんのブログ

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2013年12月19日
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ヒヨドリ1.jpg



しかし、農作物に被害を与える野鳥は、果樹や作物を作る人にとっては目の敵である。

野鳥の中でも特に嫌われ者は、狩猟対象にもなっているカラス・ムクドリ・スズメ・キジバト・カワウ等のほか近年勢力を増してきたヒヨドリであろう。

果実や野菜、木の実などあらゆるものを食べるが、野菜への被害は平成に入ってから顕著になった。

同一種や近縁種の鳥類と哺乳類では、乾燥・冷涼気候の下で棲息するものは、湿潤・温暖な気候下に棲息するものよりメラニン色素が少なく明るい色調を呈する現象を「グロージャーの規則」という。

ヒヨドリでは北に行く程白い体色になり、本州に生息するヒヨドリはエゾヒヨドリより黒い色をしている。

都市部の里山や公園など木のある環境に多く見られ、おもに樹上で活動するが地上に降りることもある

飛翔姿に特徴があり数回羽ばたいて翼をたたみ滑空する行動を繰り返すので、上下に波打って飛ぶ。

甲高く「ヒーヨ ヒーヨ」と鳴き声を上げる所から、その名前がついたという。



何が気に入ったのか、山荘の玄関前に植えた槲(カシワ)の枝に毎年巣を架ける。
繁殖期が5~9月と長いが、これは繁殖の失敗による再繁殖が多いことが一つの原因と考えられている。

1回の繁殖で4個ほどの卵を産み、雌が2週間ほど抱卵し孵化した雛は雌雄が育てる。

巣立ち後近くの地面や木の枝にいる飛べない雛を良く見かけるが、数日は飛べないため巣の近くにいてその後も2か月近く親鳥と行動を共にする。

雛から育てると飼い主によく慣れることから、平安時代には貴族の愛玩用として飼育された記録がある。

関東都市部では昭和45年頃までは10月に渡来し4月に去る冬鳥であったのだが、現在は一年を通して棲む留鳥となった。

南に棲んでいた留鳥が、棲息域を北に拡大してきたものと考えられている。

今も秋には北海道から多数のヒヨドリが本州、四国、九州への渡りをしており、吾妻鏡には「元暦元年二月七日条  雪降る、寅剋、源九郎主、まづ殊なる勇士七十余騎を引き分け、谷の後山に着く鵯越と号す。」の記述がある。

ここに「鵯」の名前が出てくるが、ここが(現,兵庫県神戸市須磨浦の西)春と秋の季節にヒヨドリの渡りの場所になっていたことから付いた名前とされる。


今年は例年になくナンテンの赤い実が鈴成りに実ったが、間もなくヒヨドリがやってきて一粒残さず食べてしまうものと思われる。





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最終更新日  2013年12月19日 09時54分52秒


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