ひこじいさんのブログ

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2014年01月13日
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太鼓は、強弱の打分けと遅速によって音を奏でる楽器である。
縄文時代には既に、物を叩いて音を出しその音を情報伝達の手段として利用していたといわれる。

日本の太鼓の歴史は、非常に古い。日本神話では天岩戸の前で、天宇受賣命が桶を伏せて踏み鳴らしたと伝えられている。

茅野市の尖石遺跡からは、皮を張って太鼓として用いたといわれる土器が出土している。

中世には田楽の発達によって、お囃子太鼓が隆盛した。
戦国時代になって、戦士を鼓舞するための陣太鼓が出現した。近年までは、時刻を知らせる為に太鼓が使用されていた。

現在日常で最も目にするのは盆踊りでの演奏であり、神社や寺院には呪具として置かれている。

通常和太鼓と呼ばれる場合は、筒あるいは椀型のものに皮を張ったものを指していう。

雅楽では楽太鼓と呼ばれ、舞台の正面に構えられる。楽節の終わりごとに太鼓の一撃が入り、太鼓の音は楽曲全体を統率する重要な要素である。



江戸時代になって歌舞伎の隆盛と共に、下座音楽の効果音として取り入れられるようになった。

細めの桴(バチ)で細かく叩くと雨の音、布を巻いた桴で弱く柔らかい音を低く響かせると雪の音、それらの合間に別の桴を水平に当てて、鼓面の震えを拾った「ビリビリ」という音が雷や雪崩の音を表現している。

幽霊やお化けが出る場面での効果音として、表現する場合にも太鼓の音が用いられる。

昭和になると音程がある楽器を基本的に使わない、組太鼓が誕生した。

太鼓の胴は、一本の木をくりぬいたものが利用され長胴太鼓といわれる。
社寺等に多く、ほとんどの太鼓の団体がこれを演奏する。一般的に、よく目にする形態のものである。

これに対して縦に割られた板を寄せて円形にして胴をつくったものは、桶胴太鼓といわれる。
低音が良く響き、音も大きい。
檜やサワラなどで胴が作られ、比較的軽いのが特徴である。


かつて北秋田市の上町に直径3.71m、長さ4.32m、重さ3トンの大太鼓がギネスブックに載ったと言うが、大月市の20号線沿いにある酒造メーカー笹一酒造入り口に、ギネスブック認定の世界一の大きさを誇る太鼓が展示されている。

この太鼓はニューヨークまで、演奏のために運ばれたという。


賽銭箱に100円を入れると自由に打つことができたが、思ったほどの音はしなかった記憶がある。

小田急線相模大野駅の近くに伊勢丹デパートがあり、毎年1月4日には新年を祝ってフロアーで太鼓演奏が披露される。

演奏をするのは、相模原市太鼓連盟所属の「相州太鼓保存会」である。
昭和50年に数名の若者が盆踊りの太鼓を契機に集まったことが切っ掛けとなって、「相州太鼓保存会」として発足したものという。


今日13日は成人の日を祝う催しがあって、駅からデパートへ続く道はさながら縁日の賑わいであった。




太鼓の音は心臓の鼓動に共鳴すると言われているが、今までに生で聞いた鬼太鼓・諏訪太鼓など、どの組太鼓よりも迫力があり圧倒される音の嵐に胸隔が共鳴しているような感覚を覚えた。

ギャラリーの輪の一番前に出た一人の60代の男性は、背負っていたリュックを地面に置き防寒着を脱いで、インデアンかアフリカの原住民のように太鼓の音に合わせて無我の境地で踊り狂っていた。

太鼓の演奏も見事だったが、狂ったように踊る老人も面白かったので1時間以上も北風の吹く中に佇んで見物していた。







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最終更新日  2014年01月14日 06時50分01秒


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