ひこじいさんのブログ

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2014年04月18日
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唱歌「蝶々」は、ドイツの古い童謡「Hänschen klein(幼いハンス)」が原曲であることが定説となっている。

この曲が米国に伝わると「Lightly Row(軽く漕げ)」という題の童謡となり、19世紀始めには全米に広がって多くの人に知られるようになった。

明治8年から3年間米国へ留学した教育学者の伊沢修二が、この歌を日本へ紹介したとされている。
その際誤ってこの原曲がスペイン民謡であるとして紹介したので、永い間わが国ではスペイン民謡とされてきた。

その曲に国学者野村秋足が、愛知県岡崎市一帯で歌われていたわらべ歌をヒントにして作詞したとされ、1881年の小学唱歌集に「蝶々」の題で掲載された。

♪てふてふ てふてふ。菜(な)の葉(は)にとまれ。なのはにあいたら。桜にとまれ。さくらの花の。さかゆる御代(みよ)に。とまれよあそべ。あそべよとまれ。…小学唱歌集 初編(1881年)第十七蝶々


この詞の二番は東京師範学校の音楽教師で「蛍の光」を作詞した稲垣千頴の作で、1896年に発行された新編 教育唱歌集では3・4番も追加されたが作詞者不明である。

一番で蝶、二番以降に雀、蜻蛉、燕が歌われていたが、戦後の昭和22年の「一ねんせいのおんがく」では野村の作詞を改作し2番以下が廃止された。

私は最後の「国民学校」入学生であったため、教科書の表記は「てふてふ」であった。




大きさが同じで黄色のモンキチョウの幼虫はモンシロチョウとは異なり、アカツメクサ・シロツメクサなどさまざまなマメ科植物を食草としているのでアブラナ科の植物を食害することは無い。

桜の葉はモンシロチョウの食草では無いので桜の葉に集まることは無いが、羽根を休めるために止まることは考えられる。

この歌は、春になって菜の花や桜の花などが咲き乱れている風景の中で優雅に飛ぶモンシロチョウを表現したもので、桜に集うか否かを理詰めで解明することを必ずしも必要としない。


歌に唄われると誠に愛らしいモンシロチョウだが、アブラナ科の作物を栽培する人にとっては最大の害虫である。

奈良時代に大根の栽培と共に日本に渡ってきたと言われるモンシロチョウだが、うっかりすると大発生する青虫の食害で作物の葉が瞬く間にレースのカーテン状態にされてしまう。

4月も中旬を過ぎると、畑の上を対になってひらひらと飛翔するモンシロチョウが目につくようになる。
春先に植えられたキャベツ・ブロッコリーや小松菜などを子細に観察すると既に葉裏に卵が産みつけられている。

家庭菜園程の作物なら青虫を物理的に捕殺除去することも可能だが、専業農家では殺虫剤による化学的排除が必要であろう。





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最終更新日  2014年04月18日 09時56分53秒


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