ひこじいさんのブログ

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2014年05月26日
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里芋科のテンナンショウ属の多年草で、山荘の周辺の土手や林地の至る所に見かける植物である。

苞を付ける偽茎は葉柄下部にある2つの葉鞘部分が重なってできたもので、紫褐色のまだらな模様を浮き出させている。
茎の模様や葉の形などがコンニャクのそれとよく似ているのに、模様が蝮に似ているとしてこちらには蛇蝎といって嫌われ者の「マムシ」の名前が付けられた。

雌雄異株で葉を2枚出し、楕円形の小葉が7個から15個つく。果実は秋に橙赤色に熟し、万年青(オモト)と同じトウモロコシ状の果実を付ける。

サトイモ科の植物の共通の特徴であるシュウ酸カルシウムの針状結晶を全草に含み、誤って食べると口中から咽喉まで腫脹し激痛で唾を飲み込むこともできなくなる。

5月に花茎を直立させて、緑色から紫色の白線を持った仏炎苞を開く。緑色のものは、アオマムシグサまたはカントウマムシグサと呼ばれる。

花のつき方(花序)は水芭蕉と同じで、肉穂花序が苞の中に直立する。
北海道から九州の、明るい森林や谷沿いのやや湿った場所に生育する多年草である。春に地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成しその中に花序がある。


ウラシマソウは仏炎苞から長さ70cmにもなる細い付属体を肉穂花序の先端から伸ばすので、マムシグサとはハッキリ区別が付く。仏焔苞の中央から出す紐状の付属物が、浦島太郎が釣りをしている釣竿から垂れた釣り糸に似ているとして付けられた名前である。花色は、濃紫色をしている。

沖縄本島北部に良く見られるムサシアブミ(武蔵鐙)は、葉が三出複葉で仏炎苞が袋状に強く巻きこんでいて縁の両側が横に張り出しているという特異な形をしているので簡単に見分けが付く。

ウラシマソウは茶花として珍重され園芸店では一万円以上もの値段が付けられているのに、マムシグサには精々1/10の1000円位の値段しか付いていない。

これも、名前からからくる印象が悪い故であろうか。






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最終更新日  2014年05月26日 16時25分54秒


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