ひこじいさんのブログ

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2014年06月30日
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この木も桜と同じで、この可笑しなモジャモジャが無ければスモークツリーが其処に植えられていることを遠望で認識することはできない。

スモークツリーはウルシ科に属し、別名白熊の木・煙の木・霞の木・リュースコチナス(Rhusはヌルデ属 をCotinusはハグマノキ属をいう)・スモークブッシュと呼ぶことがある。
何れも、花の形態から付いた名称である。樹高は5mほどになり、花期は6月である。

外観が洋風の山荘に合うシンボルツリーとして14年前に、樹高1mほどの花つきは悪いが新芽が濃い赤紫で、葉色の美しさが有名な「ロイヤルパープル」の1mほどの苗を植えた。

低温に強いと言われる樹木にも関わらず最低気温が零下15℃近くになるこの場所では、2mにも伸びた幹が毎年冬季に地上部が枯死してしまい一向に大きく成長しない。

仕方無いので、シンボルツリーの地位は他の木に譲ってしまった。

4年目の初冬に、思いついて包装材のプチプチで木の全体を覆って見た。防寒対策が奏功して、見事に翌年木の先端まで芽吹いた。
連続3年間防寒したところ、4年目には防寒しなくても地上部が枯死することは無くなった。


一般名称のように使われている「プチプチ」の名称は、川上産業が商標権を持っている。

スモークツリーの別名「白熊の木」は花の後に着けるモコモコとした綿毛状の塊が、ハグマに似ていることから付けられた名前である。
ハグマ(白熊)とは家畜のヤクの尾で作られた、旗竿や矛先或いは僧侶の払子の装飾に用いられたもののことである。

ハグマに似た形をした花を咲かせるキク科の植物にも、「ハグマ」の名がついたものがある。

スモークツリーは雌雄異株で、6月頃に径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状に咲かせるが、不稔であった場合はその後花柄が伸びて羽毛のようになる。この花穂の様子が、煙のように見えるところから付けられた名称である。

花柄が伸びるように進化したのは、風で遠くに飛ばせるためと言う。モヤモヤができるのは、雌木が結実しなかった場合に花柄が伸びることから間違えて雄株を植えると、モヤモヤを見ることはできない。

我が家では植えてから13年間、モヤモヤは極めて疎らにしかできないので、若しかしたら間違えて雄木を園芸店で購入してしまったのではと思っていた。
しかし、春の芽出しは見事な濃いパープルでそれだけでも楽しめるので伐採することなくそのままにしてきた。

去年の暮5m余りにも大きく伸びすぎた木を、思いきってコンパクトに剪定した。

一週間ぶりに山荘を訪問すると、雄木だと思って全く期待もしていなかった木の枝先にピンクのモヤモヤが広がっていた。雄木と勘違いしていたのに、実際は雌木であったのだ。

これからは毎年、モヤモヤのみられることを期待したい。




   花言葉   煙に巻く 賢明  賑やかな家庭





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最終更新日  2014年06月30日 11時24分04秒


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