ひこじいさんのブログ

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2014年07月01日
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撞木ヒル.jpg


ひこじいさんのブログ「虎目石の艶をして」(2013.05.27) )にアップしたが、今年は自宅の駐車場入り口の路上に30cmもの長い奴がヌメヌメと蠢いていた。

この地に50年以上住んでいるが、我が家でコウガイビルを見かけたのは初めてである。
庭木や蕗・茗荷が生い茂っているほか、偶にしか雑草も抜かないのでどちらかと言えば少し薄暗く湿気っぽい庭である。

これから10月末頃までの間は庭に出ると、あっという間にヤブカの大群に襲われることでも分かる。そんな環境が好きで、どこからかやってきたのかも知れない。

簪(かんざし)の笄(こうがい)に似ているところから、コウガイビル(笄蛭)の名前が付いた。この動物は人の血を吸うなどの人や哺乳動物・鳥類・魚類などに対して害を与えることは無い。
吸血するヒル(蛭)と同じ名前が付いているが、環形動物に属するヒルとは全く異なった生き物である。

扁形動物コウガイビル属に属する、動物の総称である。往々にして数十cmを越える長さの陸上動物で、扇形をした頭部を持っている。

形態がシュモクザメ(撞木鮫)の頭に似ているので、勝手に撞木蛭(シュモクビル)と呼ぶ人がいる。

陸上の湿ったところに生息する紐状の動物で、頭部は撞木にも似た半月形である。筋肉や神経系の発達が劣っていて運動は非常に緩徐で、ゆるゆると這うだけである。



都市部には外来種で大型の、オオミスジコウガイビルが侵入増植していると言われる。
コウガイビルは雌雄同体で体長は平均10cmから30cm、大きなものでは1mを越えるものがいるといわれるが、幅は精々1cm未満で厚みは数mmしかないので平たく細長い体をしている。

体の端部のうち扇形に広がっている方が頭で、頭部には肉眼で見えない眼点が多数存在するという。
体の中央腹面には、口と肛門を兼用した器官を有している。体表面は粘液に覆われ、触ると粘つく感じがする。
トカゲの尻尾切りに似た自切機能を持ち、体を針などで地面に固定すると即座に針の刺さった穴を拡げて脱出することができる。

陸棲ではあるが乾燥には非常に弱く土壌・石の下・朽ち木の中などで生息しており、夜間に湿った所を徘徊する。

肉食で、ミミズやナメクジ・カタツムリなどの獲物に体全体で巻きつき、腹面の口から吻を伸ばし肉を消化しながら食べる。


雨の中で見るのと、昨日のように乾燥した開けた場所で見るのと気味悪さの度合いが異なるのは不思議である。





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最終更新日  2014年07月01日 06時05分40秒


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