ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2014年08月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今年の関東地方の我が家の辺りでは、8月は10日の台風11号の余波による大雨以外降雨も少なく連日の猛暑と熱帯夜が続いている。

こんな真夏の最中19日の夜には、網戸の外にコオロギの涼やかな初鳴きを聞いた。

清少納言は枕草子の40段の虫はで、「鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。きりぎりす。はたおり。われから。ひをむし。螢。蓑虫、いとあはれなり。」と書いているが、蟋蟀の代表選手として鈴虫が出てくるがコオロギ亜科の虫は出てこない。
しかしコオロギの古語はキリギリスなので、ここに出てくる「きりぎりす」は、コオロギのことだとする説もある。それを示すように童謡虫の声の二番の歌詞は昭和7年にキリギリスから「キリキリキリキリ こおろぎや」に差し替えられた。

コオロギ(蟋蟀、蛬、蛩、蛼)は、特定の虫の名称を言うのではなくコオロギ科またはコオロギ上科の昆虫の総称である。

頭頂に糸状で長い一対の触角を有し尾端にも後ろ向きに2つの尾毛を有するのが特徴で、これも触角と同じ感覚器としての役割を持っている。

多くは翅が短く、左右の前翅は背面で重なっている。コオロギ亜科に分類され日本に生息するものには、エンマコオロギ・ミツカドコオロギ・オカメコオロギ・ツヅレサセコオロギなどである。

12世紀以前の日本ではセミを含めて鳴く昆虫の全てを、蟋蟀と総称していた。現在でも日常会話では、コオロギ上科に属しないカマドウマなども「コオロギ」として扱われることがある。

前脚脛節の付け根に聴覚器官があって、物音や他の個体の鳴き声を感じ取る。


翅を用いて音を出すコオロギの雌雄を比較した場合、メスの前翅の翅脈が前後に直線的に伸びるのに対して、オスでは複雑な模様を描いている。

メスは尾端に長く硬い産卵管を持ち、土中や植物の組織内に産卵管を差しこんで産卵する。


我が家の窓の外で鳴き始めたコオロギの種類は、鳴き声から判断してツヅレサセコオロギ(綴刺蟋蟀)である。体長は15から20mmで、この虫は単にコオロギとも呼ばれる。

沖縄県を除いて全国の畑、庭、草地に生息し、成虫は8から11月にかけて出現する。
田舎家などで気密性が低い住居では家屋内に入ってくることも多く、部屋の隅で「リーリーリー」という鳴き声を聞くことがある。

「ツヅレサセコオロギ」とは何とも奇妙な名前だが、これに漢字に当てはめると「綴れ刺せコオロギ」となる。

いくら頑張って耳を澄まして聴いて見てもとてもそうは聞き取れないのだが、昔の人はこのコオロギの鳴き声が「肩刺せ、綴れ刺せ」と聞こえのだと言う。

この虫が鳴き出すと秋が近くなってやがて寒い季節がやってくるため、昔の人はこの虫の声を聞くと「ぼつぼつ冬に着る衣類の繕いを始める時期が到来した。」と感じたことから付けられた名前だという。

かつては単にコオロギと呼ばれ、秋になると至る所でこの虫の声が聞かれる。単調だが、鈴虫ほど甲高くなく郷愁を誘う音である。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年08月21日 08時30分10秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: