ひこじいさんのブログ

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2014年11月11日
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スズメの砂浴び2.jpg

スズメの砂浴び.jpg
              うっとり!いい湯だな

11月も中旬になるというのにスッキリと晴れた昨日は21℃を超えて、小春日和と言うよりむしろ暑さを感じるような陽気となった。
漸く都市部まで降りてきた黄葉を見るために、市立公園を訪れたがメタセコイヤの並木は黄葉と言うには未だ少し時期が早かった。
月曜日の昼さがりで施設が休館の所為もあって、広大な芝生広場にはチラホラの人影しか無かった。

そんな静かな広場を囲んだ植木の下に、ぽっかり空いた空間があった。その場所の乾燥した表土がでこぼこに掘り起こされ、通行する人を警戒するでもなくスズメの群れが砂浴びに夢中になっていた。

全ての動物には水棲か陸生かを問わず、害虫が寄生する。
皮膚や羽毛に付く外部寄生虫や汚れに対して、動物は様々な方法で除去しようと努力しそれらを取り除く方法を編み出してきた。

ゾウは鼻で水を吸い込んで、全身に浴びせる。長いフサフサした尾を持つ動物は、その尾を自分の体に打ち付け吸血昆虫や寄生虫を払い落としている。
特にネコ目に属する動物が地面に背中をこすりつける行為は、それによって寄生虫を払い落としているのである。


エビ類でも、同様の掃除行動をとる種が多くいる。

砂の中で転げまわって、皮膚や羽についている寄生虫を落とす動物の行動は砂浴びと呼ばれる。イノシシや馬にも見られるように、砂や泥の中を転げまわって虫を取り除く動物は多い。
象からハムスター・チンチラ・ハリネズミのように、砂浴びを必要とする動物もいる。

砂浴びは水浴びや泥浴びと同じように羽や皮膚や毛・体表を清潔にするための行動であるが、濡れた体を乾かすのにも役に立つ。
馬小屋には馬が運動したあと砂浴びができるように、常設の砂場を設けていることがある。

これらの行動は哺乳類に限らず、鳥類でも良く観察される行動である。水の無い所に生息する鳥では、水を浴びる替わりに砂を浴びることが知られている。
日本の鳥ではヒバリ・キジ・ライチョウなどが、砂浴びをする代表的な種類である。


スズメは、近年個体数が全国的に減少しているとの報告もあるトリである。しかし常に人の近くにいるので、誰もが良く知っている鳥でもある。

スズメが、公園や広場で行う砂浴びは多く観察されている。

砂浴びは乾いた砂の中の窪みに座り、翼で砂をまきちらすようにして行われる。羽を開いて砂地に体をこすりつけ、羽を逆立てるように動いたりすることもある。

砂浴びは、寄生虫や余分な脂などを除去する目的で行われる。水浴びと同じように、砂浴びの後にも念入りな羽繕い行動が見られる。



雪の後の晴れた日に窓に降りかかる水滴に驚いて屋根を見上げると、雨樋に溜まった雪解け水で盛大に水を飛ばして水浴びをしている姿を見ることがある。

スズメでは「アリ浴び」が、観察されることがある。
アリの巣穴の上にうずくまってアリを体に上らせたり、嘴でアリを羽根の間に押し込んだりする。
アリの出す「蟻酸」によって、ダニやハジラミといった害虫の寄生を防除する知恵と考えられている。





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最終更新日  2014年11月11日 15時58分40秒


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