ひこじいさんのブログ

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2015年01月13日
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カナダモはカナダ原産の水草で、このカナダモより少し大きい葉をしている方はオオカナダモといい、少し小さなものがコカナダモといわれる2種類の水草がある。

コカナダモはカナダモと同じ北米原産なのだが、オオカナダモはアルゼンチン原産でカナダとは関係もないのにカナダモに似ているところからカナダの国名がつけられてしまった。

茎を軸として、透明感のある細長く細かな葉を密に階層状に対生する。極めて丈夫で寒さにも強く、光が当たる場所では驚くほどに増殖する。

もともとは植物実験観察用の植物として、大正時代に移入された。小学校の理科では今も、光合成の実験観察用の植物として使われている。

日本の河川では普通に見られる帰化植物であり、金魚やメダカを飼育する水槽に最も多く使われる水草でもある。

水槽の水草は炭酸同化作用を行うことで水中に酸素を供給し水中酸素が多くなると、好気性細菌の活動が活発になり水中窒素酸化物の無害化が促進される。
さらに水草の増殖には水中の窒素が消費されるので、水槽を見苦しくするアオゴケに栄養が行き渡らなくなってその繁茂を抑えるという効果もある。

極めて丈夫なため、二酸化炭素や光量が少なくても育つ。メダカや金魚に産卵場所を提供する他、稚魚の隠れ家として有用である。



雌雄異株とされるが、日本には雄株だけしか無いと言う。剽軽な人が遊び心でつけたものであろうか、「妻無藻」の別名がある。
秋の彼岸の頃、深紅に燃えるように咲く彼岸花も雄花しか咲かせず種子を実らせることが無い。
これはその昔雄株だけが救慌植物として移入され、雌株は持ち込まれなかったためと言われているが、この植物は3倍体のためもともと不稔であるとの研究報告もある。

若しかしたらアナカリスも雌雄異株ではなく、元々雌株は存在せず栄養繁殖のみで増殖するのかも知れない。

熱帯魚ショップでは「カボンバ」や「マツモ」と共に一括して金魚藻の名前で扱われており、ショップならどこでも手に入る。

池や湖沼などに自生しているものには寄生虫や雑菌が付着していることがあり、水槽に入れるには事前に殺菌等をした方が無難である。

アナカリスは水上葉を付けることはなく、常に水中に没しており茎の下方の節から根を出す。水質はpH4.5~9.5の酸性からアルカリ性まで広い範囲に適応し、水温10~30℃でも生育する。


孫が貰って来たメダカの面倒を見ることになり、ペットショップからアナカリスを購入してきた。
田舎の水溜りには普通に繁茂している水草なのに、15cmほどの茎7本位を束ねて重りをつけたものがショップで450円の値段を付けて売られていた。

子供の頃流れの少ない河川や湖沼で良く見たのだが、水槽に浮かべるだけで砂や土に植え込まれていなくても盛んに増殖し茎を伸ばすとは知らなかった。
メダカの排泄物を養分としてすくすくと育ち、今では水槽の半分以上を覆うまでに増えてしまった。暖かくなったら、少し整理しなくてはと考えている。





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最終更新日  2020年10月30日 11時13分18秒


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