ひこじいさんのブログ

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2015年09月04日
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従来この時期河川沿いや山間部の道を運転していて、目に付いたのは葛の群落であった。しかし現在良く観察すると、多くは若干クズとは異なっている植物が林縁を覆い尽くしているのが分かる。

クズは冬に葉を落とすが、蔓はそのまま残り翌年葉茎を伸ばす蔓性多年草である。
クズに代わって繁茂し始めているのは、北米原産のアレチウリである。

数年前から山荘の裏に流れる30m幅の川の土手に、葛に代ってアレチウリが猛繁殖し始めた。

その煽りからか、2年前から山荘との境界になっている農業用水路の土手にもアレチウリが飛び火してきた。

最初に生えたのは一株で、知らない内にキウイの棚を占領していた。
これは8月下旬に刈り取ったのだが、昨年も同じ場所に生え今年は場所も拡大して3株に増えた。

5月の双葉の頃は、キュウリやトウガン・ヒョウタン等の若芽と全く見分けがつかない。



雌雄同株で8~10月に開花し1株に500個以上もの種子をつけることから、一旦侵入すると群生し退治するのが困難となる。

風・雨水・動物・人により伝播され種子には生育条件が整うまで休眠する性質があるため、土中で休眠している種子が土砂の運搬によっても新たな場所へ侵入する可能性がある。

日当たりの良い場所であれば、林縁・荒地・河岸・河川敷・路傍・原野・畑地・樹園地・造林地などあらゆる場所に適応し生育する。

英語名のburr cucumberが示す様に、果実には栗のいがのように鋭い棘が密生している。

果実は長さ1cmほどで長くて鋭い棘が密生し、何個か固まって結実する。触ると痛く、棘は細くて硬くしなやかなので衣服を貫いて刺さったりする。

この形から見てもとても食べて見たいと思える代物ではないが、食べた人は異口同音に不味くて人の食べ物には成り得ないと言っている。

1952年に静岡県清水港で輸入大豆に混入している種子が確認されたのが、最初とされる。

これら混入種子がその大豆を扱う豆腐屋から拡大したといわれ、現在では全国に広がっている。

他物に巻きつきながら這い上り、高木も覆い尽くしてやがて枯死させてしまう。
ススキやアシなどの固有在来種や低木などが根こそぎ駆逐されてしまう恐れがあるとして、2006年2月に駆除すべき「特定外来生物」に指定された。

境界だけを駆除しても川のアレチウリを駆除をしない限り、山荘への侵入を阻止することはできないだろう。





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最終更新日  2015年09月06日 18時25分36秒


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