ひこじいさんのブログ

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2016年01月14日
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奈良から平安時代に、都の四面が区画された一部が「坊」と呼ばれていた。
時代が下がると大寺院に所属する小寺院を指して坊というようになり、その寺の主人の住職は坊の主であるところから坊主の俗称で呼ばれるようになった。

昔の男児は丸刈りであったことから、僧の頭からの連想で男児のことを坊主と呼ぶようになったものである。

広辞苑には坊主が付く言葉にギンダラ科の油坊主を初めとして、坊主丸儲けまで合計88もの言葉が並んでいる。

この中に、「葱坊主」がある。
都会人は余り目にすることは無いが、春暖かくなると冬季に収穫し切れないで畑に残された長ネギに花がつく。

ネギの語源は「根葱(ねぎ)」で、根を食用とする古名の葱(キ)が由来となっている。

晩春の頃薹立ちし、聚繖花序(しゅうさんかじょ=集散花序)の花球をつける。これが、葱坊主である。



冬の寒い間柔らかかったネギは、花芽の抽苔(薹立ち)に伴って急激に堅くなって品質が極端に落ちる。

ネギ坊主は、ネギ科の植物に見られる聚繖花序のことである。小さな6弁花が、数十輪から数百も球形に集まって咲く。
聚繖花序の聚(シュウ)は多くのものを一所に集める意、繖(サン)は傘の形のことで葱坊主や球形花の紫陽花などの花の形を良く表わしている。

ネギに球状に咲く花が坊主頭に似ているとしてネギ坊主が一般的な俗称であるが、球形のネギの花が擬宝珠に似ていることからギボシと呼ぶ場合がある。
擬宝珠は橋や寺社の欄干に付けられた飾りのことなのだが、蕾の形が擬宝珠に似ているところから種の名前となったユリ科の多年草があるので注意を要する。


今冬は例年にない高温が続いたため、植物界にも異常現象が発現している。
例年だと、2月以降の春に咲くツバキやボケ・ウメなどの花が既に咲いている。

花芽分化には、日長と気温が関係すると言われる。
我が家の菜園のネギには早くも薹立ちが現れ、本来この季節が旬であるはずなのに堅くなって品質が低下し始めている。

永年一本根深を作っているが、こんな現象は初めての経験である。

異常な暖冬で、春以降に出荷する予定の葉物野菜が育ち過ぎて安くなっている。消費者にはこの状態は歓迎されるものの、生産農家は計画出荷が出来なくなって出荷価格が暴落しニュースになっている。







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最終更新日  2016年01月15日 06時35分23秒


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