ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2016年08月31日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
f9cc0227ed65d2d44a9cca35ee4c00406e44ac26.94.2.9.2[1].jpg


IMG_0002 (17).jpg
            有限花序が全て開花

山荘の庭のあちこちに、愛らしいワレモコウの花が目につくようになった。
7月に地際か100cmも伸びた茎を、10cmほど残して上部を刈り込んだ。

それが8月末にはまた刈り取る前の100cmを超える長さまで伸び、次々と枝分かれした先端にまるで猫柳の穂のような花を付けた。

刈り込みをしないと2mを超える高さまで伸びた茎が、強い風雨で倒れてしまって見苦しくなるので、7月初めには一度刈り込むことにしている。

ワレモコウは、その姿形からは想像もできない、バラ科の植物に分類されている。

バラ科には草本から木本までの野草や栽培種、およそ90属2500種が含まれている。サクラ・ウメ・モモなど古くから花を観賞し・実を採る花木類、イチゴ・リンゴ・ナシ・ビワ・カリンなど果実を採取する木草本、さらには種子を食用にするアーモンドなどがよく知られている。

草本の、オニシモツケ・ダイコンソウ・コキンバイ・ワレモコウ・アカエナ・キンミズヒキ・ワレモコウ・キジムシロはとてもバラ科とは思えない。



冬は太い根が地下茎の状態で越冬し、春に再び芽を出す多年草である。タンポポと同じように生長点が太くて短い土中の根にあるので、地上部を刈り取っても再び芽を吹く丈夫な植物である。

山荘造成の盛り土に種が混じっていたらしく、突然芽を出し以後庭の到る所に広がった。

穂は短い楕円形の濃いチョコレート色をしており、花弁は退化していて花に見える部分は萼である。萼は4裂し雌しべ一本に、雄しべは4本がある。

花穂は見た目には柔らかそうだが、案外にガサガサとした硬い小さな松毬のような手触りに吃驚する。

花の咲き方には無限花序といって花軸の下部から上方へ順次咲いていくものと、最後に生じた頂部の花がまず咲いて順次下に降りて咲いていく有限花序の二つがある。初めに頂花が咲いて花の数を限定するので、有限という。

穂状に小花を咲かせる植物は一般的には下から先端に咲き進むものが多いが、ワレモコウは逆に先端から下に開花していく「有限花序」である。

ワレモコウには、吾木香・吾亦紅・我亦紅・我毛紅など様々な漢字表記がある。

よく知られたものは、「吾亦紅」の表記である。

「名前を付ける際この花の色は何色だろうとの論議があり、茶色・こげ茶・紫などと夫々が言い張った。
そんな時「私は紅だと思う。」と言う声が、どこからか聞こえてきた。
長老には花が自分で言っているように聞こえたので、「花が自分で言うのだったら、自分も紅に見える。」と言ったことから「吾亦紅」となった。」のだという。



茶花としてシュウカイドウなどと取り合わせて活けられ、中秋の望月にはススキと共にワレモコウがよく飾られる。

生花材料にするほか、逆さに吊るして乾燥させた後ドライフラワーにして飾っても楽しめる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年08月31日 08時41分47秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: