ひこじいさんのブログ

ひこじいさんのブログ

2016年09月07日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_0004 (11).jpg

f0337712057c0dfda9286bcd1ba7b99417ffcff9.94.2.9.2[1].jpg

鎌倉中期に原型が成立し暦応年間に完成したと伝わる全3巻の百科事典「拾芥抄(しゅうがいしょう)」に、蕎麦という文字が出てくる。

ソバは古代には、「そばむぎ」・「くろむぎ」と呼ばれていた。そばという名前は、実が三角錐をしているところからついた呼び名とされる。

ここで言う「そば」はもともと稜角(尖った角)のことで、稜(そば)のある麦だから「そば」と呼ばれるようになったとする説がある。

1100年頃の平安時代後期になると、「くろむぎ(黒麦)」の名称は使われなくなり、代わって「そばむぎ」が略されて「ソバ」の名前で呼ばれるようになった。

蕎は一字でソバだが、その昔そばむぎと称していたこともあって南北朝時代に「蕎と麦」を合わせて「ソバ」と読ませるようになったものであろう。

ソバは蕎麦切りで食べるのが、最も一般的である。最初はそば掻きのようにしたり、団子にして焼いて食べていたものであろう。

ソバ切りが出てくる最も古い文書は、長野県大桑村須原の定勝寺に保存されている寄進記録とされる。
甲州市木賊に、臨済宗建長寺派の無住寺の棲雲寺(栖雲寺)がある。1416年の上杉禅秀の乱で敗れた武田信満は、木賊山で自害して果てた。
奇しくもここから4.6km下った田野地区には、武田勝頼が自害した景徳院があり勝頼の墓所となっている。


この棲雲寺の境内に「蕎麦切り発祥の地」の堂々とした碑が建てられているが、開けた畑の無い険しい山間の地でソバ栽培がされていたとは俄かに信じ難く後代になって作られた伝説ではないかと推察される。

秋に収穫されたソバの実を使用して秋から冬の初頭に作られるソバは香りが高く、味も格別であるとして新蕎麦または秋新(あきしん)と呼ばれている。通の人には夏新より、一段と価値あるソバとされるが、ソバ好きながら両者の区別やそのありがたみは良く理解できない。

全国的には平成16年のソバの作付面積は58,200haで3%減少したが収量は12%の増加で、長野県でも近年ソバの栽培が盛んである。

長野県は作付面積第2位だが特に上伊那地域は、近年急速に「そば処」として名前が出るようになり作付も収量も増え続けている。

今の時期農免道路を走ると、一面真っ白なソバ畑を眺めることができる。中でも伊那市・駒ヶ根市・飯島町・箕輪町が目だって多く、箕輪町は、街を上げてソバ栽培に力を入れている。「赤花ソバ」の栽培では、日本一だという。

赤ソバと白花ソバは製粉してしまうと素人には全く見分けがつかないが、食べると赤ソバは若干堅く食感が異なるという。

ソバはアブラナ科植物と同じように簡単に交雑しやすい植物のため、同じ区画に近接して二種類のソバを栽培をすることはできないのだという。

箕輪町では「赤ソバの里」の名前で交配昆虫の飛来が不可能な隔絶された土地を大規模に開発して赤ソバを栽培しており、今ではマスコミにも登場して知名度が上がってきている。

中央自動車道伊北インターから車で10分ほどのところにある「にこりこキッチン たべりこ」では、第三セクターの運営で赤ソバの盛りとご飯など30種類ほどのバイキング料理が提供されている。

料金は大人1300円だがシニア料金があって、150円の割引がある。

若干早く着きすぎたので併設の農産物直売所「にこりこ」で時間を潰して、開店を30分待つことになった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年09月07日 11時49分46秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ひこじいさん

ひこじいさん

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

ひこじいさん @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 春の陽だまり1592 さん 今日は、初めまし…
春の陽だまり1592 @ Re:今年も大文字草開花の季節(10/19) 初めまして ピンクの大文字草、可愛いです…
ひこじいさん @ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 悠歩さん コメントありがとうございます…
悠々山歩@ Re:新しい施設で名称も変わって(11/13) 私の町に移転して来たのです。この立川基…
ひこじいさん @ Re:公園で独特の臭いが(10/26) 悠歩さんブログへの訪問ありがとうござい…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: