ひこじいさんのブログ

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2016年10月19日
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日本で春の花といえば桜を、秋の花では菊を思い浮かべる人が多い。

菊は日本の花として定着しているが、栽培されるキクと言う和名の植物は中国で作出されたものが伝来したとされ野生のものはない。

キクによく似た野生の植物を総称して「野菊」と言い、多くの種がある。

キク属の花は頭状花序と言う多数の小さい花の集合体で、1枚の花弁がスプーン型に発達する舌状花と花弁が小さく5裂する管状花とを持っている。

キクの花は外側にスプーン型の舌状花が並び内側には黄色い管状花が密生するのが基本だが、栽培種では形の変わったものもある。

背が高くならず茎に葉がついた姿のもので秋にキクの花と同じように頭状花序と管状花を咲かせるものを、野菊と総称して呼ぶことが多い。


キクの同属植物は、日本に15種ほどが数えられている。イソギクのように舌状花がなく菊らしくない花もあるが、多くは野菊と言えるものである。

株立ちで茎は立ち、葉を互生し管状花は黄色・舌状花には白・黄色などのものがある。

シオンは茎が高く2mにもなり、茎の先端が多数枝分かれして花が多数付き舌状花は白か紫を帯びる。


ノコンギクは野菊の代表種とされ、山間部から人里まで普通に見られる。花は薄紫の、ヨメナによく似た花を咲かせる。

紺色が濃い種は、コンギクの名で栽培種として扱われている。
北海道にはエゾノコンギクがあり、色は鮮やかである。
名前の由来は紺色の花を咲かせる菊からで、ノコンギクは「野生のコンギク」の意味である。

本州中部以西の道端によく見かける野菊に、薄紫の花を咲かせるヨメナがある。

地下茎が横に這いあちこちから枝を出すので、群落を作りやすい。茎は立ち上がって枝を出し高さは50~100cmに達する。

エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)3号ポット667円ほどで販売されており、決して安くは無い。

花を見ただけではヨメナとノコンギクの判別は難しいが、ヨメナの種には冠毛がないので、花が終わった花序があれば一目でわかる。
慣れないと見極めが難しいが、ノコンギクには葉の両面に毛がありヨメナはぼぼ無毛なので判断の一助となる。

旧愚酔庵の庭から15年も前に一株いただいたノコンギクが、今では山荘の庭一杯に広がって大きな群落を作っている。

特段手入れは必要ないが、今年は広がりすぎた株を少し手入れする必要が出てきた。


好きな花の、一つである。





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最終更新日  2016年10月19日 11時41分32秒


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