仙台市泉区在住の健康オタクの気まぐれ日記

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カテゴリ: 歯に関する話
仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。
いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

 歯科法医学という分野がありますが、多数の死者がでる災害時に、被害者が誰なのかを決定する上で、歯を観察することで特定する学問なのでしょうか。
 本当に多数の場合、肉体的特徴だけではわかりません。バラバラになったり、焼けこげたり、原型をとどめる部位がほとんどない場合でも、歯だけは硬い骨に守られているので残ることが多く、また、歯科治療によりX線フィルムなどの記録も残っていることが多いからです。


災害被害者の特定に役立つ新しい歯型照合システム

 大きな災害の際に、被害者の身元確認に要する時間を大幅に削減する新しい自動特定システムが日本の研究グループにより開発され、米シカゴで開催された北米放射線学会(RSNA)年次集会で発表された。
 この方法により、地震、津波、飛行機墜落事故、テロなどの際の保健当局による対応も改善できると研究グループは述べている。今回の研究を率いた神奈川歯科大学(横須賀市)の小菅栄子氏によると、遺体の損傷が大きく身元の確認が困難な場合、歯の治療記録が最後の手段であることが多いという。

 しかし、被害者の数が多いと、手作業による照合では遺体の特定に膨大な時間がかかり、誤りも格段に多くなる。例えば、

 この新しい歯型照合システムは、「位相限定相関法(POC)」という技術を利用したもので、ソフトウェアにより、歯科X線写真によくみられる歪(ゆが)みを自動的に調整、補正できる。小菅氏らは、このソフトの実用性を検討するべく、日本人の患者60人の歯科治療前および治療後のX線写真を分析。POCによる画像補正の後、コンピューターがそれぞれのX線写真に最も近い画像を3点、平均3.6秒で選出。その後、法医学の専門家らが最終的な評価を実施した。POCによる1回目の照合では患者の87%が正確に認識され、2回目で98%、3回目で100%に達したという。このシステムにより、 法医学的作業が95%削減できる と小菅氏らは推定している。



 米国の専門家もこのシステムの有用性を認めているが、歯型の照合がどのような場面でも役立つというわけではない点を指摘している。2001年の同時多発テロでは、ニューヨークでの犠牲者約3,000人のうち、歯型により身元を特定できたのは約1,500人にとどまったことを挙げ、歯も残らないような災害ではこの方法は使えないと述べている。

[2007年11月27日/HealthDay News]





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Last updated  2007年12月08日 15時21分44秒
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