米国ではサプリメント(栄養補助食品)が人気だが、癌(がん)リスクの軽減のためにこのような製品を利用する場合は注意が必要であるという。米テキサス大学M.D.アンダーソンメディカルセンターのSally Scroggs氏は、「丸薬、カプセル、錠剤、液剤などによってミネラルやハーブをはじめとする植物を摂取することが、本当に癌の予防になるのかどうかは未だ確証がない」と述べている。 例えば、大規模研究である「女性健康調査(Women's Health Study)」および「医師健康調査II(Physician's Health Study II)」から、ビタミンEおよびビタミンCには癌予防効果のないことが示されている。他の研究結果からは、一部のサプリメントが身体の栄養バランスに影響を及ぼし、癌リスクを増大させる可能性も示されている。