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いやーすごかった甲子園、久々に1回戦から決勝戦まですべての試合中継を観ましたこのチームの。 連日にわたる過熱報道に食傷気味の方も多いかと思いますが、金足農業高校通称「金農(かなのう)」は私の実家から自転車で通える文字通り「地元の高校」でして、小学校の同級生の何割かが当たり前に進学したごく普通の県立高校です(ガチな農業高校という点ではレア)。県内でも近隣以外の地域からわざわざ進学してくる子はあまりいないのでは?とは言え甲子園出場歴は多く、この夏で春夏合わせて11回目。「昔は強かった」というイメージでした。最初の夏が準決勝進出だったので。開幕前にダンナさんが「今年はいいピッチャーいるらしいんだよ」と言うので軽い気持ちで観だしたところ、あれよあれよと辛くも勝ち進み、3回戦は帰省したダンナさんの実家で迎えることに。厳しい試合展開に落ち着かず、2人で街中に出てみたところ、どこへ行ってもラジオの中継は聞こえてくるわ、至るところでPVが行われているわで↓決勝ではなんと千人近くが集まったという「エリアなかいち」の3回戦時の模様(たぶん100~150人程度) なんじゃこりゃ秋田すごいことになってるーΣ(゜□゜(゜□゜*)3回戦でこうなので、その先まで進んだらどんなことになったかと思ったら本当にすごかったみたい。準々決勝からは試合のたびに号外配布、上のPVも500人単位で観戦者が増えたそうで、いやー甲子園ってすごいなあと改めて実感させられました。県内の他の強豪校と違い、金農は純正秋田っ子だけなので、県民の気持ちにも例年以上の熱が入ったのかも知れませんね。現に私も「超地元」だからというのはすごく大きい。吉田君は隣町だし地元の中学出身の子も何人かいたし、今話題の「金農パンケーキ」に使われている小玉醸造さんのお醤油で私は育ちましたヾ(*´ω`)ノ゙ ウッヒョヒョ♪秋田県勢の決勝進出は103年前の第1回大会(こちらは我々の母校、当時は旧制秋田中学)以来。100回大会で優勝できればそれはもちろん美しい結果でしたが、実力以上のものは出せたのではと感じています。十分以上に楽しませてもらったし、自分が高校生だった頃以上に「地元を応援したい」という気持ちになった夏でした。ありがとう金農のみんな。まんずながまれ~(まずは休んでの意)。秋田では短い滞在の間に今年最後の男鹿産岩ガキ等もいただき お義母さんが用意してくれた+親戚からもらった+我々夫婦が持ち込んだ和洋折衷な食卓 先に来ていたお義姉さんが作って行ってくれたラタトゥイユ、私と違いふんだんに各材料が使われていて豪華 大きかったそして濃厚だった!まさに「海のミルク」 3回戦に勝ったのでダンナさんと秋田駅前で乾杯。「ふじや」さんは東北に展開している唐揚げ専門店で、秋田ノーザンハピネッツの後援店舗だったはず。美味しいですよー ――というわけで横浜に戻りその足で大宮へ向かって試合を観、その後も甲子園中継に釘付け。なんだか今年の夏はとても長かったような気がします、まだ終わってないけど。そんなこんなでタイトルに戻りますが、この夏はとにかく暑くてしじゅう夏バテて外出する気になれず、ここ1月ほどの間に家で最もよくつくったのはギリシャ料理でした。暑いからですね。まずはある日のブランチ。これまたこの夏暑いのでよく食べているゴーヤ(ゴーヤって暑い年によく実りますよね、緑も濃くて苦くて美味しい)とコーンはさておき、久々にムサカをつくりました。 ムサカ(ギリシャ風茄子とミートソース&卵・チーズ入りホワイトソースのグラタン)はちょっと手間はかかりますがきちんとつくると確実に美味しい。軽めに作りたくて茄子は中ぐらいのを2本、じゃがいもだと少し重すぎる感じがして代わりにかぼちゃをごく薄くスライスして使うことにし、レンチンして少し柔らかくした後軽くソテーして底に敷きました。後のつくり方はこちらを参考にどうぞ。 中はこんな風。茄子・かぼちゃをごく軽めにした分ホワイトソースをやや多めにしました。クリーミーで美味しかった。卵が入るので、この厚みでもうまく固まります。ミートソース・ホワイトソースに入れるスパイスはお好みで。私はムサカ用のミートソースにはオールスパイス、ホワイトソースにはナツメグを入れることが多いです。 これは以前試しにつくった「ラム肉の卵レモン煮」のラムチョップ版。スーパーで買ったラムチョップなのでちょっと固かった感じ。薄切りのラム肉を丸めて使った方が美味しかったかも。作り方はこんな感じです。 暑い時期に食べたくなる「ジャジキ(ギリシャ風キュウリのヨーグルトディップ)」。暑い時はにんにくと塩をややきつめにすると美味しく感じます。作り方はこちら。リンク先にある「水切りヨーグルト」は、私はマヨネーズ代わりにポテサラに加えたり、生クリームやカッテージチーズ代わりにも使っていて、いくらかあっさりめに調理したい時に使えるのでおすすめです。最近は脂肪分0のヨーグルトでも美味しくできます。私はビヒダスのが好き。 またとある日のブランチ。 この日のメインはチキンとポテトのレモン煮。半年前に作って好評だったやつです(笑)レシピはこちら。ダンナさんがこれを気に入っているのはどうも私がドライレモンを使っているからみたい。白っぽいのは砕いて加えたフェタチーズです。 茄子と固めにレンチンしたブロッコリーは食べやすい大きさに切り、トマトソースをかけてフェタチーズを散らしてオーブンへ。上の写真にある緑色のは茹でて刻んだ小松菜と玉ねぎを炒め、ディルと軽めのホワイトソース(が作れる分量がなかったので、少量の牛乳を煮詰めて代用)を混ぜておろしたチーズをかけ、焼いたものです。 この日は「タラモサラタ」もつくりました。日本の材料で作る場合、敢えて冷凍して魚臭さを出したたらこを使った方がそれらしくできます。おおまかな作り方はこちら。 そして先週秋田から戻った後、ダンナさんに「何が食べたい?」と聞くと「・・・イタリアンかな」というので(=我が家の定番は和食<<<イタリア、ポルトガル料理です)つくったごはん。 パンは秋田で買ってきました。ダンナさんの実家近くの「Beaune」さんというお店。以前から気になっていて買ってみたら美味しかった!あんなクオリティのが実家近くにあるなんてずるい!!(私の実家近くなんか2キロぐらい行かないとコンビニすらない) イタリアンと言われ、なんとなく「巻き巻き」したくなってインボルティーニを2種類つくりました。こちらは冷凍庫にあった生メカジキをラップで挟んで薄く叩き、水で戻したレーズン、松の実、アンチョビ、ケッパー、玉ねぎ、パン粉を混ぜたフィリングを巻いて軽く焼き、黒オリーブをきかせた茄子のトマト煮を添えたメカジキのインボルティーニ。上にかけたのはフィリングに使ったパン粉の余りで、メカジキを焼いた際に出て来た汁を吸わせるように炒めてカリカリに。 私はこれかなり好みの味で「美味しくできた(ΦωΦ)フフフ…」と自負していたのですが ダンナさんにより好評だったのはこちら「茄子のインボルティーニ」のほう。 こちらは5mm厚さぐらいに切って少し塩水に浸け、柔らかくして水気を切ってから生ハムとマッシュしてチーズを混ぜたじゃがいもを巻き、トマトの水煮缶とバジルだけを煮詰めたソースで上下を挟んでオリーブオイルをたらし(茄子は焼かずに使います)、オーブンで焼いただけの簡単なメニュー。そうかこっちの方がうけたか・・・ まあいいんです、実は私も上の手間暇かけた2品より、ピーマンと玉ねぎ、トマトを粗く刻んでざっくりと炒め、黒オリーブと適当に砕いたフェタチーズ、「溶かずに割り入れた卵」を混ぜて余熱でまとめた「ギリシャ風スクランブルエッグ」が一番おいしく感じたのだから(ΦωΦ)フフフ… パンにこれはとてもよく合うんです。ギリシャのパンは白~薄い茶色でややザクッとしているので、「ボーヌ」さんで買ってきたパンがぴったりでした。 いやー美味しかった。そんなわけで「夏バテ」と言いながらも食欲だけはまったく減退せず、どこかのチームのエース並みに夏太り気味なわたくしですが、一般人としてはやせ細るより美味しく食べられた方がよいので、ダイエットはもうちょっと涼しくなったら適度な運動と共に考えることにしますヽ('(OO)'*)ノみなさんも美味しく食べて元紀・・・じゃなかった元気にお過ごしくださーい(○´∀`)ノ
2018.08.21
しばらく作っていなかったギリシャ料理。暑い時期に旅行したので夏に食べたくなることが多いのですが、珍しく冬に食べたいモードがやって来ました。 中でもとても久々に作ったのがこれです。◆パスティチョ(ギリシャ風ラザニア的な「パスタ版ムサカ」) ギリシャの薄い筒状のロングパスタをスパイスのきいたミートソースと混ぜ、その上からギリシャ風のこってりした卵・チーズ入りのホワイトソースをたっぷりとかけて焼いたリッチな一品。ギリシャらしいお料理のひとつです。これまでは、焼き型から取り出した際パスタが雪崩れないよう、型のサイズに合わせてパスタを切ってきっちりならべて焼いていました。でも現地では絶対そんな作り方はしないなと考え直し、より現地っぽいワイルドな作り方に変更。その分「よりこってり」になりましたが、おそらくこれが正解╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ムサカ・パスティチョなどギリシャ風のミートソースとホワイトソースを両方使うお料理のコツは、ソースの味を際立たせること。 ★ミートソース:クローブの香りをきかせる(私はオールスパイスを好んで使っています) ★ホワイトソース:チーズと卵のもったりした感じを出す(私はナツメグも入れています)だいたいの作り方はだいぶ前のエントリ(こちら)に書きました。これがだいたいの基本で、都度気分や冷蔵庫事情でアレンジしています。今回チーズはペコリーノとパルミジャーノ、さらにとろけるチーズを使用。ミートソースは、少し前に作って冷凍していたトマトソースを解凍して炒めたひき肉と混ぜ、オールスパイスをたっぷり入れた手抜き版。お肉とオールスパイスを多めにしたので十分それっぽいdす。ホワイトソースも総量を多めにしてこってり化。卵を2個使い、1個半はホワイトソースに入れ、残りの1/2個分はパスタの接着剤的に使用。パスタはギリシャ製の薄めの筒状のもので、アルデンテより少し柔らかめに茹でてお湯を切り、粗熱が取れた後溶き卵1/2個分と混ぜてからミートソースと混ぜて耐熱容器(パウンド型)に詰め、上からホワイトソースをたっぷりかけて焦げ目がつくまで200℃のオーブンで約30分。おいしかったーヾ(o´∀`o)ノ◆ズッキーニとタラモサラタの2種のおだんご ギリシャ料理には野菜や豆を主材料にしたミートボール風のおだんごがたくさんあります。数日前にたまたま小ぶりのズッキーニを買ったのと、だいぶ前に買って冷凍していた明太子が現地のタラマ風に魚くさくなりつつあったので、それぞれお団子にしました。普通に揚げようと思ったら油の中で分解しそうになったので、フライパンで揚げ焼きにすればよかったな。ズッキーニの方は作り方はこちら(過去エントリ。この時は茄子入りですが、作り方と材料はほぼ一緒です)。かなり水分を絞ったので、ズッキーニ(小)2本を使ってこの量です。ハーブはディルとミントを使用。ミントは特におすすめです。 タラモの方は、こちらをご覧ください。今回ちょうどいいパンの切れ端がなくパン粉を多めに入れましたが、やはりパンを入れた方が成型もしっかりするし、味も美味しいように思います。次は切れ端を入れて作ろう。 とは言えどちらもとっても美味しい。レタスに包んでレモンを絞るか、水切りヨーグルト+塩+にんにくのギリシャ風ソースをつけると白ワインが進んで困ります。◆茄子とブラックオリーブのマリネ トルコやギリシャをはじめ中近東あたりでは「皮をむいた焼きなすを使ったサラダやマリネ」がよく作られます。和食では焼きなすをあまり食べない我が家ですが、この手のお料理ではよく作るので「焼いた後の皮がむきづらいなあ」と思っていました。――がっ!「九州あたりで生産される長茄子はすごくすんなり皮がむける」ことを今回発見o(゚ロ゚o) たまたま家にあったのが長茄子だったので、量的にも2人で1本でちょうどいいかなあと思いガスのグリルで焼いたところ、ものすごく簡単にするする皮がむけたし、皮に実がついていってもったいないなあと思うこともなく、実にスムーズに作ることができました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !≪茄子とブラックオリーブのマリネ≫レシピ:2人分1)長茄子1本はガスグリルやオーブン等で皮が黒くなるまで時々転がしながら焼き、皮をむいてへたをとり、縦1/4に割いて一口大にカット。2) 1)がまだ熱いうちにワインビネガー大さじ1をなじませ、すりおろしたにんにく1/2かけ分と塩少々(オリーブからも塩気が出るので控えめに)、オリーブオイル大さじ半分~1程度を混ぜる。ここまででも美味しい。3) 2)に種を抜いて粗めに刻んだブラックオリーブ6~8粒程度を混ぜ、味がなじむまで冬なら常温、暑い時期は冷蔵庫で1時間程度置いたらできあがり!柔らかくて味の濃いブラックオリーブ、ギリシャでたくさん食べました。最近はスーパーで安い瓶詰・缶詰ばかり買っていて「固いなあ」と思うのですが、普段食べるにはじゅうぶんです。それにしても長茄子を使うとあんなにスムーズに皮がむけるとは!もっと前から長茄子で作ればよかった・・・。◆エビのサガナキ 「サガナキ」とはチーズをオイルで焼いたお料理の総称で、本来は小さなフライパンのような調理器具の名前だそうです。「タジン」と同じような名前の付け方ですね。なので「チーズを焼」けばどれもサガナキ。野菜や豆のバージョン、チーズだけのバージョンもありますが私にとっては海老やイカ、貝など魚介を使い、海鮮だしのきいたトマトソースにチーズをのせて焼いた「サガナキ」がいちばん美味しいサガナキです。というわけでダンナさんも私も夢中で食べたのでソース&具の写真を撮り忘れましたが(笑)今回は冷凍の安い海老を使い、トマトソースにえびのだし+海鮮味がちょっと物足りなかったのでたまたまあった「フュメ・ド・ポワソン」を少し加えて作ったところ、たいへん美味しくできましたーヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイこれは「いかに海鮮+トマトソースを美味しく作るか」がキモです。具はスーパーで売っている安いもので構いませんが、とにかく「トマトに魚介のだしをしみこませる」を重視。フュメ・ド・ポワソンはあるととても便利です。≪我が家風海老のサガナキ≫レシピ:2人分1)市販の殻つきの海老は予め背ワタを取る。にんにく1/2かけはみじん切りに。2)フライパン(小)にオリーブオイル大さじ1~2と種を抜いた赤唐辛子2本、1)のにんにくを入れて弱火で温め、香りが出てきたら火を強めて唐辛子を取り除き、海老を入れる。3)強めの中火で海老の殻に焦げ目がつくよう両面焼いたらいったん海老を取り出して殻をむき、身だけ残して殻と汁はフライパンに戻す。ホールトマト1/2缶分をつぶして入れ、ぐつぐつさせて余計な水分を飛ばしつつ、海老の殻や汁の風味をトマトに移す。4)味をみて塩と、海鮮味が足りなければフュメ・ド・ポワソンを少しずつ入れて好みの味にし、海老とソースを耐熱容器に入れる。5) 4)の上にあればフェタチーズ、またはとろけるチーズをたっぷりのせ、200℃程度に予熱したオーブンでチーズが溶け、軽く焦げ目がつくまで焼けばできあがり!★イカやムール貝を使っても美味しいです。いやー美味しかったギリシャ料理。ちょっと作りすぎたのか、珍しく食べ残しが出ましたが、おそらくはこれまでよりも「こってり」めにパスティチョを作ったからかと(笑)パスタは2人分で80gしか使っていないのですが、ソースのボリュームのおかげですね。ギリシャ料理もイタリアやポルトガル同様、野菜をたっぷり食べられるので好きです。この時もズッキーニ、茄子、トマト、添えたレタスでかなりの野菜を食べたなあ。さてさて今日はすごく冷えた関東圏。明後日のプレシーズンマッチも寒いんだろうなあ…。ですが初練習やサポーターミーティング等、オフ中の大宮行事にまったく行けなかった私には(ミーヤさんに「バスケばっかり行きやがって」と叱られそう…)やっと大宮が始まる感じでとても嬉しい。お天気もなんとかもちそうなので、とびきりあったかくしてNACKへ向かいたいと思います。大宮サポのみなさん、新シーズンもどうぞよろしくお願いします(○´∀`)ノ
2017.02.07
今日はベイスたん、冷ぞうこさん、テレビさんも一緒にまじって「おサムライブルー」を応援。 相手が一人減った(でもこれってあまり有利に運ばないことはJリーグ好きの多くが知ってますよね・・・)+後半かなり攻めただけに、スコアレスでの引き分けはとても残念。守備がかたく、ガタイの強いギリシャ相手とは言えチャンスはけっこうあったよ!しかも後半、ギリシャ足だいぶ止まってたじゃないですか!ここで学を入れずしてどうするщ(゚ロ゚щ)・・・残念です。 出勤が早いダンナさんは試合を殆ど見られないので、打倒ギリシャの宴は昨夜22時頃より開催! ギリシャ名物、松脂入り白ワイン。メルシャンが輸入しているので、日本でも比較的手に入りやすいワインです。ギリシャでこういう味のワインいっぱい飲んだなあ~。また行きたいな。 まずはギリシャ料理と言えば定番のこれ。◆茄子とじゃがいものムサカ 下からじゃがいも⇒ミートソース⇒茄子⇒チーズ・卵入りのホワイトソースと重ね、オーブンで焼いたクラシックな定番料理。久々に作りましたがやっぱり美味しいヾ(o´∀`o)ノ じゃがいもはスライスしたメークイン、ミートソースは豚と鶏を混ぜてあっさりめに、半量程度で作りました。暑い時期はこれぐらいライトに作っても美味しいなあ。基本のレシピはこちらです。茄子とじゃがいもをどれぐらいの厚さに切るかでも食べ心地が変わるので、お好みで調整ください。そして、ギリシャ料理と言えば欠かせないディップ類。昨夜は3種類作りました。合わせたパンは、たまたま前日に買った薄めのライ麦パン。ギリシャでもこれぐらいの茶色いパンをよく食べました。 ◆ジャジキ(ギリシャ風ヨーグルトときゅうりのディップ) これもギリシャ料理の定番。現地のはヨーグルトがもっともっと濃くてきゅうりが少なめなのでかなり濃厚、しかも塩が強い(暑いから)ですが、日本で食べるなら気候に合わせて作るのが美味しく感じます。こちらも作り方は過去エントリをご覧ください。◆タラモサラタ これまた日本人の多くが名前だけは知っていそうなギリシャ料理の定番。「タラモサラダ」ではなく「サラタ」ですので気を付けましょう( ̄m ̄* )これも何度となく作ってきた一品ですが(レシピはこちら)、今日は現地で食べたのにいちばん近くできたヽ( ̄▽ ̄)ノポイントは ・生臭さが必要(現地での材料は「タラマ」という、たらこよりかなり生臭いヤツなので) ・オリーブオイルをけっこう多めに入れてワイルドな香りにの2点かなあ。あと、じゃがいもだけで作るともったりしすぎるので、水に浸して柔らかくしたパンと半々ぐらいで作るのが現地っぽくていい感じです。 今日の材料は茹でてマッシュしたじゃがいも(男爵)1/2個、水に浸して皮を除いたバゲット4cmぐらい、冷凍保存して少し生臭みが出ている明太子1/3腹+ふつうの無着色たらこ2/3腹、すりにんにく、レモン汁、みじん切りの玉ねぎ1/8個分ぐらい、オリーブオイル。ダンナさんが「これ食べた後松脂ワイン飲むとますます生臭くていい感じだな」と喜んでました。◆焼きパプリカとそら豆、チーズのディップ 焼いたパプリカや茄子を使ったディップも美味しいですが、冷蔵庫に半端に余っていた黄色のパプリカとそら豆を使ってありあわせディップを(でもギリシャでこういうの食べた)。 この色(パプリカの色)とほくほくした食べ心地(そら豆)からダンナさんは「たまご?」と言いましたが卵は使っておりません(笑)作り方は、パプリカを皮が黒くなるまで焼いて皮をむく→そら豆をゆでて薄皮もむく→クリームチーズ1かけ(15~20g)、すりにんにく少々、ワインビネガー少々、オレガノ、塩とともにフードプロセッサーにかけ、チリパウダーで味を引き締める。私はけっこう好きだなあこれ。◆ズッキーニの卵フリット 水切りヨーグルトがちょっと余った+切りかけのズッキーニがあったので急遽つくった一品。ギリシャではほんとうによくズッキーニを食べます。フライも複数のお店で食べましたが、切り方、揚げ方、衣はさまざま。素揚げも、小麦粉をつけたタイプもありますが、今回は適当に切って溶き卵にくぐらせて揚げ、カレー粉を振りました。こういう単純な一品って美味しいですよね。ヨーグルトは塩味だけつけてあります。◆海老のサガナキ(チーズ焼き) 昼間に買い物に行ったら有頭エビがお買い得だったので、これまた急遽思い付きで作ることに。サガナキは海鮮のだしとトマト、チーズの合わさった味が美味しいので、だしの出る材料で作るか、複数の材料で作ると美味しいです。貝を入れても美味しいんですよね。 このソースをパンにつけて食べると最高!ヽ( ̄▽ ̄)ノ≪ギリシャ風海鮮のチーズ焼き「海老のサガナキ」≫レシピ:2人分1) 有頭エビは背中に包丁を入れて背ワタを抜いておく。にんにく1かけはみじん切り、玉ねぎ1/4個はスライス。トマト1個は皮を湯むきして角切りに。2) フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、香りが出てきたら海老を入れて殻ごとこんがり両面焼き付け、白ワイン少々をじゅっ!と注いで蓋をして火を止めて蒸らし、熱が通ったら海老だけ取り出し、頭としっぽを残して殻をむいておく。3) 別のフライパンで玉ねぎを炒めて2)のフライパンに加え、トマトも加えて海老のだしと馴染ませ、余計な水分を飛ばす。4) 耐熱皿に3)のソースを敷いて海老をのせ、とろけるチーズをのせてオーブンでぐつぐつ言うまで焼けばできあがり!(お好みでイタリアンパセリを振ります。昨日は忘れちゃった)あー美味しかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノ――という訳で、コロンビア戦はできるだけ点差をつけて勝たなくてはならなくなりました。既に突破が決まったコロンビアは選手を落としてくる可能性が高いとはいえ、点を取らなくてはいけません。最初からガンガン飛ばして、攻撃サッカーを魅せてもらいたい!ガンバレ!ニッポン!!
2014.06.19
気が付けばW杯開幕戦まであと48時間を切り、記念すべきこの試合をななんと日本の審判団が担当するそうで、いよいよ盛り上がってまいりましたねーヽ( ̄▽ ̄)ノ――という気分になったのも昨日~一昨日ぐらいと、今回は仕事に追われかなーり乗り遅れ気味のわたくし- -;前回のW杯同様、日本戦に関しては対戦国料理を作って食べたいなと、ちょっとずつ準備を始めたところです。コートジボワールはさすがにかなりハードル高いですが、ファンフェスタから帰った後がんばる予定でーす (*ゝ∀・)vという訳で!まずはウォーミングアップ。先週土曜日の夜ごはんです。 お昼にガッツリ食べたので少々軽めの全体メニューですが、暑くなってきたこともあり、久々にギリシャ料理を食べたくなりました。◆ギリシャ風たこ入りサラダ 朝に買い物に行ったら蛸がとても美味しそうに見えたので購入。ギリシャでよく食べた5mmぐらいの厚さのきゅうり、角切りトマト、スライスした生のピーマン、スライスオニオン、オリーブ+オリーブオイル、レモン(添えたのはすだち。魚介類を入れる場合はライムでも美味しい)、塩、オレガノの定番の組み合わせに蛸を加えました。 少し早めに作って冷やしておいたので、蛸にオリーブオイルやバジルがなじんで美味しい。このギリシャ風のサラダは暑い時期ならでは。蛸以外でも、イカはもちろん白身魚が入っても美味しいし、野菜だけでも美味しいです。フェタチーズもあればもっとよかったかな。◆ファラフェルとギリシャ~トルコ風ヨーグルトソース おなじみ中近東のひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」。基本の作り方は過去エントリをご覧ください。これは断然乾燥ひよこ豆を戻して作ってほしい一品。美味しさが全く違うのです。でも乾燥豆を使うからと言って手間がかかる訳ではなく、水で戻す時間がかかるだけ。後は茹でた豆やドライパックを使うよりもむしろ簡単。乾燥ひよこ豆を戻して生のままフードプロセッサーにかけた状態のものを冷凍しておくと気軽に作れて便利!今回もそれを使って玉ねぎ・にんにく・クミン・コリアンダーを混ぜてスプーンですくって揚げました。前にも書きましたが、生の豆を使うことでつなぎがいらないのが不思議。油に入れて少し経つと自然とまとまっていくんですよね。面白いなあ~。本来はごま入り「タヒニ」ソースで食べるのがスタンダードですが、この日はギリシャっぽい水切りヨーグルトが食べたい気分。水切りヨーグルト(要領はこちら)+塩+おろしにんにくソースを添え、レタスで巻きながら食べました。文句なしにウマーイ (  ̄▽)爻(▽ ̄ ) ファラフェルまたはソースのいずれか~両方にハーブを混ぜても美味しいですが、ハーブ入りはもっと暑くなってからの方が美味しく感じそう。◆ズッキーニの肉詰めオーブン焼き 先週磐田で買ってきた大きなズッキーニを使って作りました。ズッキーニが獲れる国では似たような料理がたくさんあり、イタリアでも同じ料理が各地で食べられるので「ギリシャ風」と言いにくいところもあるのですが、この日のポイントはひき肉フィリングにギリシャでは大概入るミントに加え、クミンも加えて少しエキゾチックにしたところ(パセリがなかったので思い付きで入れたんですが…)。ギリシャ料理のズッキーニの肉詰めにはレモンソースがかかっていることが多いみたいですが、オーブンで焼いた方がズッキーニの皮が香ばしく、美味しく出来上がります。 くりぬいたズッキーニの実の部分も炒めて水気を飛ばしてひき肉フィリングに混ぜます。ズッキーニの優しい風味にふくよかなひき肉が相まってとっても美味しくできました!≪ギリシャ風ズッキーニの肉詰めオーブン焼き≫レシピ:2人分1) ズッキーニ(縞柄の、少しずんぐりした形のものが適しています)1個は上の部分を切り取り、外周を7mm程度残してぐるっとナイフで切り込みを入れ、スプーン等で中身をくりぬき、外側をフライパンで転がすようにして少し焼き目をつける。2) くり抜いた中身を角切りにしてオリーブオイル少々を敷いたフライパンで炒め、水分を飛ばしておく。3) にんにく1/2かけ、玉ねぎ1/4個をみじん切りにしてオリーブオイルを敷いたフライパンで軽く炒め、ひき肉(好みのものでいいですが、今回は豚を使用)80gとトマトの缶詰大さじ2~3を加えて色が変わる程度に軽く炒め、2)の中身も加えて塩・こしょう・乾燥ミントとクミン少々(イタリアンパセリを入れるともっと美味しい)を加えて少し強めに味付け。4) 1)のくり抜いたズッキーニに3)の中身を詰め、200度のオーブンで10分程度、表面がこんがりするまで焼けばできあがり!★同じフィリングをピーマンやトマト、ナスに詰めて同じようにオーブンで焼いても美味しくできます。以前作ったのはこんな感じ。 今回はあくまで「ギリシャっぽい感じ」のもどき系料理ですが、やはりギリシャ料理の定番といえばナスとじゃがいものムサカとかタラモサラタとか、干し鱈のフリッターとかいろいろありますね。試合までにはどうにかしたいと思います。とはいえギリシャ戦は金曜早朝、出勤前なのであまり時間をかけられませんが、日曜朝10時キックオフとベストな時間帯のコートジボワール戦は朝がんばって料理して美味しく食べながらじっくり観たい!o(゚ロ゚o)大宮から出場選手がいないのは残念ですが、W杯期間はブームに乗ってめいっぱい楽しみたいですね
2014.06.10
いやー雪ですね~。15時すぎから予報通り職場の窓が白い!粒がデカイ!Σ( ̄口 ̄lll)という訳で今日は早々に退散。あったかくして風邪ひかないようにしなきゃいけませんね。という訳で、一昨日の記事の続き。土曜日の夜ごはんはこんなでした。 お昼にミートボールを食べたのに、夜もなんだかお団子状のものが2つ。何となく作りたくなって作ったんですが、なんなんでしょう、深層心理的に何かあるのかなあ(笑)◆ほうれん草のニョッキと茄子のケフテデス(メリジャノ・ケフテデス) ほうれん草のニョッキは冬の定番。ほうれん草が安くなるといっぱい買って作ります。この日は主食が別にあったので量的には少なめ。ひよこ豆のトマトソース煮のトマトをそーす代わりにしようと思い、ソースすら作っていない手抜きです(笑)作り方はこちらをご覧ください。茄子の方も、過去何度か作っていますが(たとえばこちら)、今回はこれまでで一番美味しくできた気がします。 それは何故かと考えてみると、おそらくこれまででいちばん適当に作った<( ̄▽ ̄)> から(笑)最初の頃は現地のレシピに忠実に作ろうとして勘どころがつかめなかった気がしますが、今は自分が食べて程よい感じ、或いは作りやすい感じに適宜調整しながら作るので、結果的に自分たちの舌に合う感じになったのかも。基本の作り方は上の過去エントリどおりですが、今回の作り方は1)長茄子1本はヘタを取って半分に切って茹で、粗熱が取れたら粗みじんに刻む。2)玉ねぎ1/4個、にんにく1かけもみじん切りにし、1)と共にボウルに入れ、卵1/2個とすりおろしたパルミジャーノ、水分調整のためのパン粉、塩・こしょうで味付け。3)これを大さじ1杯くらいずつすくい、余計な水分を少し絞って形を整え、熱したオリーブオイルで焼く。といった感じ。焼く前の「余計な水分を少し絞る」がポイントで、茄子からどれくらい水気が出るかにもよりますが、その調整のためにパン粉を入れすぎてしまうと味がぼやけます。パン粉はせいぜい大さじ2杯くらいまでかなあ。ダンナさんが大喜びで食べてました。◆ひよこ豆のトマト煮 これも定番。何かの具に入れる訳ではなく、ひよこ豆の味を楽しみたい時には大体これを作ります。作り方は簡単で、水で戻して程よい固さに茹でたひよこ豆をホールトマトとにんにくだけで煮るのですが、ポイントは「ローズマリーを少し入れる」こと。香りがすごくよく煮えます。そして、本日の主食がこちら。◆フラムクーヘン(タルトフランベ) 以前から作ってみたいと思っていたドイツというかアルザス地方の薄焼きピッツァ。フランス寄りでは「タルト・フランベ」と呼ばれる、原則的には同じもの。基本の具はハムと玉ねぎだけで、トマトソースは使わずにフレッシュチーズのような発酵系クリームを塗って焼くものらしいです。軽めな感じがいいですね。本来は「どこまで薄く、歯触りよくライトに焼くか」が大事なお料理のようですが、お家で作る場合はその辺りは適当!フレッシュチーズも適当!という訳で、ドイツ風でもフランス風でもなく若干ギリシャ風に「水切りヨーグルト」を使って作ってみましたが、これが予想以上にウマかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノ↓単品アップの写真を撮り忘れちゃいました。全粒粉入りの生地にしたので、香ばしくて美味しかった。 具は基本のハム+玉ねぎに加え、マッシュルームやアボカドを載せてみましたが、これまたアボカドが特に美味しかった!水切りヨーグルトがチーズよりあっさりしている分、コクが補われたのかも知れません。ピッツァより気軽に手早くできるので、パーティ等にも良さそう。ぜひお好みの具で作ってみてください!≪ドイツなら「フラムクーヘン」、フランスなら「タルト・フランベ」おうち版≫レシピ:約2人分(3枚)1) 生地をつくる。小麦粉120gにドライイースト小さじ1/4強と塩・さとう各ひとつまみを加えてざっくり混ぜ、オリーブオイル少々をたらし、ぬるま湯60cc程度を様子を見ながら加えていき、5分ほどこねてひとまとめにし、ラップをかけて室温で1時間以上発酵させる。2) ヨーグルト大さじ4~5杯程度をこの要領で水切りしておく。3) 具はハムは賽の目切り、玉ねぎとマッシュルームはスライス、アボカドは食べやすい大きさにカット。4) 発酵した生地の空気を抜いて3等分し、打ち粉をした台の上で2~3mmの厚さにのばし、水切りしたヨーグルトに塩・黒コショウ・ナツメグを混ぜたソースを塗って具を適当に散らす。5) 250℃(お手持ちのオーブンで最も高い温度で)で4~5分焼いてできあがり!★もし入手できれば、市販のフロマージュ・ブランとサワークリームを混ぜてソースに使うとよいようです。ソースにナツメグの香りを少し加えるのがポイントのようで、これで軽やかながら少し華やかな感じの香りになるんですよね。具は他にスモークサーモンやブロッコリを使っても美味しそうです。いやー明日は朝積もってないといいなあ~。路面の凍結も危険なので、皆さん明朝はお足もとに十分注意してくださいね! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします!
2014.02.02
昨日に続き、今日も朝から暑いですねでも9月に入ってからの暑さは7~8月とは違って「残暑」を思わせる暑さ。この時期は夏の疲れが出やすく、体調を崩しやすい時期でもあります。私もちょっと空咳が…そして少し暑さがおさまってくると、台所でオーブンを使うのが億劫でなくなってきます。そんな訳で、先週末は久々にオーブンをフル稼働! まずはダンナさんが大好きな羊を、これまたダンナさんがこよなく愛する米粒型パスタと合わせたギリシャ風の一品。◆ラムチョップのユベッチ ユベッチはいろんなお肉で作れますが、焼いたお肉からよくだしが出るチキンで作ったのがいちばん美味しい(基本の作り方はコチラ)。なので、同じように予め皮目をジュ~っと焼いてからオーブンで焼くと美味しいラムチョップでも美味しくできるのでは??と試してみました。 感想としては「まずまず」。悪くないです。羊もパスタも美味しく炊けてる。チョップよりももっと塊のラムラックで作った方が、より羊の旨味をよくよくパスタに吸わせることができたかな?と思うのと、もしかしたらトマト味ではなく塩味だけで作った方が、羊の場合美味しいかも知れない。今度試してみます。◆ひよこ豆と茄子のオーブン焼き ほくほくに炊けたトマト味のひよこ豆は文句なしに美味しい!茄子とトマトは文句なしに合う!という訳で、ギリシャでは定番として作られているらしい一品。茄子がもっとあるつもりで作り始めたら在庫が1個しかなかったので(笑)実家からもらったかぼちゃもプラス。ピーマンの苦みが全体を引き締めるポイント。美味しくできました! ≪ほくほくひよこ豆ととろ~り茄子、ほっくりかぼちゃのギリシャ風オーブン焼き≫レシピ:2人分1) ひよこ豆1/2カップ程度はたっぷりの水で3~6時間かけて戻し、その水ごと鍋にかけて沸騰したら水を替え、少し固めぐらいに茹でる(この状態で冷凍できるので多めに戻しておくと便利)。2) 玉ねぎ1/2個はスライス、にんにく1/2かけはみじん切り、ピーマンまたは青唐辛子1個は粗みじん切りにする。3) 茄子は食べやすい大きさに乱切り。かぼちゃ(本来入れませんが入れても美味しい)は厚めにスライスし、オリーブオイルでソテー。かぼちゃは焦げ目がつくよう強火で、茄子は油を吸って柔らかくなるように焼くと美味しいです。4) 3)のかぼちゃ・茄子をいったんフライパンから取りだし、オイルを足して玉ねぎ・にんにく・ピーマンを弱火から温め、香りが出て来たら弱めの中火にして玉ねぎが色づいてかさが減るまで炒める。5) 4)にホールトマトかカットトマト1/3缶程度を加え、少しぐつぐつさせてからローリエ1枚、ディル、オレガノ各少々とひよこ豆、ひよこ豆の茹で汁1/2カップを加え、3)の茄子・かぼちゃを戻して全体をざっくり混ぜ、塩で味を調えて耐熱容器に移す。6) 190℃に予熱したオーブンで、余計な汁気がなくなるまで焼けばできあがり!これと一緒に焼いたのが、これまた思いつき&ありあわせで作ったこちら。◆ヨーグルトとオリーブのケーク・サレ フランス風に「ケーク・サレ」というより明らかにイタリア風な一品ですが、イタリア語でどう呼ぶかわからないのでこう書きました。「イタリア風塩味ケーキ」としてレシピを載せたことが一度ありますが、それよりもかなりシンプルな一品。作り方は、1) ボウルに卵2個を割り入れ、プレーンヨーグルト大さじ3.5とオリーブオイル大さじ2を加えて混ぜる。2) 枝豆適量、粗みじん切りにして軽くレンジで温めた玉ねぎ1/4個分と粗みじん切りのハム2枚、2つに切ったブラックオリーブ7粒程度と塩・黒こしょう少々を加える。3) 小麦粉120gとベーキングパウダー小さじ1を加えて混ぜ、オーブンシートを敷いたパウンド型に流し入れて軽くトントンと落として生地を落ち着かせ、190℃のオーブンで30分焼けば出来上がり!前に作ったものより具が少なく、より大人っぽい具にしたのでワインによく合うおつまみになりました。ヨーグルトとオリーブオイルで作ったからかほぼ膨らまなかったものの、しっとりして美味しかったです。黒こしょうをもっと入れても良かったな。サラダはトマト・アボカド・海老・しらすをシンプルにレモンと塩コショウ、柚子こしょうとお醤油少々で合えました。◆トマトとアボカド・海老の柚子胡椒風味サラダ そしてこの日ダンナさんが非常に喜んで食べたのがコチラ。◆ズッキーニのレモンマリネ マリネと言ってもオイルを一切使っておらず、少し厚めに切って油を敷かないフライパンでじっくり焼いたのち、レモン汁+ミント+塩に漬けただけ!なのにこれがウマイヽ( ̄▽ ̄)ノミントを加えるのがポイントかなと思います。清涼感がズッキーニから出る甘さや旨味とこんなに合うんだな、と新たな発見。これもどちらかといえばイタリアよりもギリシャ寄りの一品。ギリシャへ行ったのはもう5年前ですが、行ったのが9月だったからか、真夏よりも少し残暑になってからの方が「ギリシャ料理作りたい!」熱が高まる模様。もっと涼しくなったらもっといろいろ作りたいなあ。久々のレシピ記事でしたが、とっても美味しくできました今日もごちそうさまでしたあぁ明日から新潟!今週もけっこう忙しかったので、まだあまり準備できてないよー、いろいろ調べて荷造りもしなくては!!どうやら明日はお天気がもちそうなので、無理せず楽しんで来ようと思います。大宮サポの皆さんはまた明日現地でお会いしましょうーあと・・・応援ちょっと遅刻してもよかですか( ̄m ̄* ) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.09.12
1週間ぶりに実家から帰ってきたダンナさん。数日前から「月曜日は晩ごはんよろしく」と何度も言っていたほど、我が家流のごはんに飢えていた模様気持ちはわかります。私も旅行等でしばらく自分の作ったごはんを食べないと身体が落ち着かない感じになるので。そんな訳で月曜の夜、仕事から帰って作った晩ごはん。 ダンナさんが思うところの「我が家流」+帰省中は葬儀の打ち合わせや事務手続き等で忙しく、出来合いのもの(パンやお弁当、仕出し等)を食べる機会も多かったらしいことを考慮した結果、こういうメニューになりました。おそらくワインが飲みたいのだろうと思ったので、久々にペースト類を2品。夏らしくギリシャのきゅうりとヨーグルトのサラダ「ジャジキ(レシピはこちら)」と、 中東風のひよこ豆とごまのペースト「ホムス(レシピはこちら)」。ちょっと水分多すぎてゆるくできちゃいましたが美味しかった。 パンは食パンでもいいかなと思いましたが、せっかく久々に帰ってくるので朝出勤前に仕込んでおいた地粉のパン。今日は栃木の小麦粉です。素朴ですが落ち着く味なんですよね、地粉のパンって。オムレツはこれまた夏の定番、でっかい「ズッキーニのフリッタータ(⇒レシピはこちら)」。 よく水分を凝縮させてとろっとなってから卵と混ぜます。自然な甘さが美味しいギリシャ料理っぽいものが多いので主食は米でも良かったのですが、おそらくダンナさんはパスタが食べたいはず、それもトマトの。という訳で、ごくごくシンプルなポモドーロ。 ボモドーロはシンプルな味なので(玉ねぎ+トマト+パルミジャーノのみ)細麺も合いますが、こういう「ほっとしたい」シチュエーションの時、日本人はもっちりした太麺が食べたくなるんですよね(笑)なのでちょい太めのスパゲッティーニ。案の定売れ行きがとてもよかったです( ̄▽ ̄) サラダはこれまたギリシャっぽく、フェタチーズ抜きで作りましたがきゅうり・トマト・玉ねぎ・ピーマン・黒オリーブとオリーブオイル・レモン・塩があればとりあえずはグリークサラダっぽくなります。メインに選んだのはお魚。普段のダンナさんならお肉、それも羊や馬等ジビエっぽい方面を好むのですが、上述の食生活で若干胃腸がお疲れな感じだったのであっさりした白身魚に。野菜もいっぱい食べさせたかったので、前々から作ってみようと思っていたギリシャ料理の新メニューを試してみました。◆ギリシャ風鱈とほうれん草のハーブ煮込み これはギリシャっぽくもありますが、イメージ的にペルシャ料理に近い感じの一品。大分前に作ってみたイラン料理の「ゴルメ・ザブジィ」に近い印象を受けます。作り方や材料も大分似てますし。なのでダンナさんも一口食べて「これあれに似てるね、あのハーブミックス使う奴」と同じものを思い出した模様。あちらほど強烈にハーブっぽくはないし、ドライレモンも入っていませんが、たぶん入れても美味しいだろうと思います。本来干し鱈を使って作るものなので、ふっくら煮るには短時間・・・と思ったんですがつい火にかける時間が長くなり、身があまり「ふっくら」にはなりませんでしたが、ディルをはじめとしたハーブの甘い香りが食欲をそそると同時に胃腸の機能を整えてくれそう。ほうれん草もどっさり使っていますが、ペロリと食べられます。今度はイランのハーブミックスを使って作ってみようかな・・・。≪ギリシャ風鱈とほうれん草のハーブ煮込み≫レシピ:2人分1) 玉ねぎ1/2個はスライス、ほうれん草2/3把は洗ってざく切りに。塩鱈2切れは食べやすい大きさ(1切れを2~3つに)に切っておく。ディルを中心にパセリ、オレガノ、タラゴンなどハーブはフレッシュなら100g程度を刻み、ドライなら好みの量用意する。2) 煮込み用の厚手の鍋にオリーブオイルを敷き、玉ねぎをしんなりするまで中火で炒め、ここにトマトペーストまたはホールトマト大さじ2~3程度を加えて混ぜ、白ワイン30~50cc程度も加えて火を強め、少しぐつぐつさせる。3) 再度火を弱めてほうれん草とハーブ類を加え、水1/4カップ程度を加えて蓋をしてしんなりするまで煮、ここに鱈を皮を下にして入れ、青菜で蓋をするように全体を覆って再度蓋をし、弱火で20分程度煮込む。4) 塩・コショウで味を調え、オリーブオイルをまわしかけてできあがり!★今回はドライのディルをかなりたっぷり(大さじ3くらい)とオレガノ、タラゴン適量、それに刻んだイタリアンパセリを使用しました。ディルも甘い香りのハーブですが、タラゴンも同様に甘くていい感じ。現地のレシピではミントも推奨されています。★仕上げのオリーブオイルは味的にもあった方が美味しいですが、消化も良くなります。生で食べられるものをちょっとたっぷりめにたらしてください。たぶんこれドライレモン入れた方が美味しいんじゃないかな~とちょっと思ったりもしています。今度試してみようっと!デザートにはよーく冷やしたこれをいただきました。 先日カンスタで熊本のやすさんに頂いた(いつもありがとうですm(_ _)m)「芦北の甘夏じゅれ」、くまモンの表情が全部違っててかわいい~すごくゆるゆる固められていて爽やかです。甘夏のほろ苦みが夏らしくていいですねこれだけでなく、今回もいろいろ頂いてしまいました。「しろ」用のロアッソTシャツは限定非売品、欲しかったのですごく嬉しい~ヽ( ̄▽ ̄)ノ アルディ・ミーヤに着せるにはしっぽが邪魔なので、誰が最もちょうどいいサイズか検討してみた結果、現状こんなことに( ̄m ̄* ) やすさんとは今回「会う⇒挨拶もそこそこにおみやげ交換⇒スタグル&モフモフ」だけでお別れしてしまったので、私もダンナさんも寂しかった+不完全燃焼。一緒に応援したかったよう!ダンナさんなんて事前に居酒屋予約しようとしてたし(笑)という訳で、今度の日曜はアルウィン参戦(松本VS熊本)を画策中(o ̄ー ̄o)カンスタで応援できなかった分、今回頑張ってきますからねー、とりあえず点を・・・。ガンズ君にも会えるといいなー、楽しみ!という訳で、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでしたー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.08.14
さてさて先日のギリシャごはんの続きです。この前はスパイスの効いたカリフラワーのトマト煮をご紹介しましたが、今日のレシピはこちらのお料理。 ◆ギリシャ風マカロニ入りたこじゃがギリシャ風のタコマカロニはギリシャのパスタ料理の代表格。以前レシピをご紹介していますが、今日のはどちらかと言うと「ギリシャ風のたこじゃがの煮汁をマカロニに吸わせた」もの。主役はタコの旨味を吸ってほっくり煮えたじゃがいもです。 ほ~らおいしそうキタアカリを使ったのでじゃがいも自体もほっくほくで旨味がありますが、タコのだしを吸うとますます美味しい!どちらも旨味が強いですが相性がいいんですね、タコとじゃがいも。そして両方の美味しさを最終的に吸い切ったマカロニ。美味しくないはずがありません!ウマーイこちらもカリフラワーと同様、オールスパイスを少し使っていますが、使う量が控えめなのと食材自体の味が濃いので似たような感じはありません。タコのクセを消すのに役立つ程度です。とっても美味しいので是非お試しください≪タコだしがしみたじゃがいもが美味しいギリシャ風「マカロニ入りたこじゃが」≫レシピ:2人分1) 玉ねぎ1/4個、にんにく1かけは粗みじん切りにする。じゃがいも中2個は皮をむき、4つ割に。タコ150gはぶつ切りに。2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1/2程度とにんにく、種を抜いた赤唐辛子1/2本を入れて温め、香りが出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。3) 2)にタコを加えて白ワイン30cc程度をふりかけ、火を強めてアルコールを飛ばし、つぶしたホールトマト1/3缶を加えて少しぐつぐつさせ、じゃがいもを加えて全体がかぶる程度の水を加え、蓋をして煮立つまでは中火、その後弱火で15~20分、じゃがいもが柔らかくなるまで煮、塩・こしょう・オールスパイス各少々で味を調える。4) 別の鍋またはフライパンに1~2cm程度の水を入れてわかし、小さめのマカロニ(薄めのがいいです)30g程度を入れて蓋をし、3~5分程度軽く茹でてから3)の鍋に加え、最終的に煮汁を吸って柔らかくなるまで煮ればできあがり!水の量はマカロニに合わせて調整してください。美味しいですよーこの日のその他のメニューはドルマダキアといわし。ドルマはレンズ豆入りにしました。洗った米1/2合と粗みじんの玉ねぎ1/4個、水で戻したレンズ豆1/3カップを混ぜ、つぶしたホールトマト大さじ1、塩コショウとディルで味付けして葡萄の葉(瓶詰のもの)で包み、レモン汁を加えた水で煮たもの。具は少なめに包むのがコツです。葡萄の葉の独特の風味が美味しいドルマ、包むのが少々大変ですが、食べたくなると頑張って作ります。 いわしはトルコ風にコーンの粉をまぶして揚げ焼きに。レモンをギュッとしぼり、レタスで巻くようにして手づかみで。シンプルですが一番美味しい食べ方です いやー美味しかったーそろそろJも終盤、時間のあるオフシーズンに向け作りたいお料理が増えてきましたという訳で、オフシーズンも近いJ。残り試合も気になりますが選手・監督の去就も気になる時期です。大宮はまだ戦力外の発表がないですが、J2はちらほら…。今週末がホーム最終節になるチームも多いので、良い試合をしてシーズンを締めくくりたいですね。私はこれから今季最後の大遠征。今から新幹線で広島へ向かい、広島VS大宮で大宮の応援をした後、その足でそのまま九州新幹線で熊本へ!久々に会えるくまモンと久々に食べられるKKWINGグルメ、たのしみ!!移動時間の都合上、広島では試合後最初のシャトルバスに乗りたいので、ロスタイムまでには会場を出ないとはいけません。でも今季最後のアウェー戦、しっかり応援してきます!ではでは、いってきまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.11.24
という訳で、昨日の続きの日曜日の晩ごはん。 トルコ風のカリフラワーのトマト煮もとっても美味しいですが、お隣ギリシャでもやはりカリフラワーのトマト煮がよく食べられるようです。ミンチが入ってボリュームもあるトルコのとは異なり(ダンナさん的にはそれが嬉しいようですが^^;)、こちらのはカリフラワーと玉ねぎだけであっさり仕上げた野菜料理。ただ、ギリシャ版はギリシャ料理らしくスパイス使いが独特!その香りが恋しくなって、連日のカリフラワーですが(笑)今日はこっちです。 ◆ギリシャ風カリフラワーのトマト煮本来はシナモン・クローブ・ナツメグを使って作られるようですが、私はギリシャ料理で「シナモン・クローブ・ナツメグ」が出て来る際は基本的にまずオールスパイスを使い、香りが足りないと思ったらシナモンやナツメグを単品で足すようにしています。その方がラクなので(笑) 口の中でほろっと崩れるカリフラワーの柔らかさに、みじん切りではなくスライスの状態で加えた玉ねぎが優しく絡みつき、スパイシーなトマトソースの後味が喉を通っていく感じがなんともエキゾチック辛さは全くありませんが、スパイスの香りが豊かでとても美味しい。私は汁気を多めに作りましたが、その辺りはお好みで。本当は美味しいパンにソースを吸わせて食べたかったですが、今日は炭水化物を別に用意してしまったことに後で気づきました^^;≪スパイスの豊かな香りが美味しい!ギリシャ風カリフラワーのトマト煮≫レシピ:約2人分1) カリフラワー約1/3個は食べやすい大きさに分け(あまり小さくしない方がいいです)、玉ねぎ1/2個はスライス。にんにくは切れ目を入れて包丁の腹でつぶす。2) 煮込み用の小鍋にオリーブオイルを敷き、にんにくを入れて温め、香りが出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。3) 2)にカリフラワーとつぶしたホールトマト1/3缶程度を加えて少しグツグツさせ(トマトの缶くささを飛ばす)、シナモン・クローブ・ナツメグ各適量(私はオールスパイスで代用)加えて軽く混ぜ、全体がひたひたになる程度の水を加え、ローリエ1枚を入れて蓋をし、弱火でカリフラワーが柔らかくなるまで20分ほど煮込む。4) 塩・コショウで味を調えてできあがり!これねー、煮汁をパンに吸わせたら絶対美味しいです。でも今日それをしなかったのは、久々にこれをいっぱい作ったのと↓ ◆葡萄の葉の米・レンズ豆包み煮(ドルマダキア)ギリシャ風のタコマカロニ、それだけでも美味しいですが、ここにじゃがいもを加えてしまったから! ◆ギリシャ風タコじゃが・マカロニ入りいやーどうもNACKの嬬恋じゃがいも攻め以来「じゃが熱」も沸いてしまったらしく(笑)これまであまり試そうと思わなかったギリシャ風たこじゃがを作ってみたら超!美味しかったこの作り方はまた別途アップしまーすそんな訳で昨日はJFLのFC町田ゼルビアVSホンダロックSCを観てきましたが、面白かったです!試合自体は町田が4-0で勝ちましたが、前半は特に試合の内容よりもホンダロックの応援が気になって仕方なかった…。だってコールリーダーシャアの格好だし、でっかい鍵とか持ってるし、「ホネホネロック」のサビにのせて「ホーンダホンダロック」とか歌ってるんだもん!自由だ!!JFL!!試合の詳細は明日上げられたらアップしますので、こちらもお楽しみに!うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.11.22
まずは昨日の記事の続きから。8/30付で、ベガルタの公式サイトと横断幕を掲出したグループ「BACKS」ブログで、今回の出来事に対するコメントが発表されました。⇒ベガルタの謝罪文(社長名)⇒BACKSの経緯説明と謝罪文ベガルタはモンテディオに対して謝罪を行い(正式な抗議も受けており、再発防止等は後日説明予定)、BACKSはベガルタに当時者の今シーズンいっぱいの入場自粛を申し入れたそう。ベガルタ⇒BACKの処分は検討中です(個人的には山形のフロントが出てくる必要はなかった気もしますが、おそらくそうすべきとの声が多数寄せられたのでしょうね)。ベガルタのコメントを読むと、ポイントはやはり「震災後間もない時期である」こと。宮城県が置かれている状況や社会的影響を考えると厳しい処分を科せざるを得ないというのは、サッカーファン以外の方がごく当たり前に納得できる考え方だと思います。つまり、現在のベガルタはいちJクラブであるのみならず「宮城県」の代名詞、常に一般の方からも注目される存在であるということ。それはきっとBACKSもわかっていたと思います。BACKSのコールリーダーは震災後の取材に名前入りで対応し、4月にベガルタとの練習試合を行ったNACKでも、彼は大宮が行った支援に対しきちんとお礼を言いに来てくれました。あの姿勢はちゃんとしていたと思います。それだけに、ブログからは読み切れない当日の当事者のテンションがどんなだったのか、誰しも注意不足による大小のミスや若気の至りはあるものですが、タイミングがあまりによくなかった。残念です。さてさて、小難しい話題が続いてしまいましたが、本来の食いしん坊ブログに戻ります。日曜日のお昼、勝利の余韻と前夜のワインに酔いながらつくったブランチ。ギリシャ料理でそろえました。 サラダはオレンジも添えてより夏らしく。 パイというか包み焼きピッツァ的なものは、ギリシャのパイとイタリアのピッツァ中間タイプ。イーストを少量入れてちょっとだけ発酵させたパン生地(小麦粉・塩・水・ドライイースト)にオリーブオイルを塗って長方形にのばし、ズッキーニ、茄子、オリーブ、玉ねぎ、トマトを炒め煮にして夏らしい具に。プチトマトも数個まるごと入れ、230度で15分。 外はパリッと、中はもっちりふっくらで、野菜の旨味もしっかり出て美味しい~で、今日の主役はこれです。 ◆ムール貝と海老のサガナキ(ギリシア風、海鮮とトマトのチーズ焼き)「サガナキ」とはギリシャ語で「焼いたチーズ」全般をさすようで、ギリシャ料理店で「サガナキ」を頼むとフェタチーズをそのまま焼いたものがどっさり出てくることも多いです(かなりしょっぱいので私は苦手^^;日本の気候には塩が強すぎるんですよね)。が、予め加熱した具にチーズをたっぷりかけて焼いたものも同じように「サガナキ」と呼ばれ、チキンや野菜のもありますが今回は海鮮。 いひチーズたっぷり、とろ~り!現地で買ったレシピ本ではもっとトマトっぽくてチーズ控えめだったのですが、私がチーズを食べたかったのでとことんどっさり載せてみました。「たっぷりのチーズとトマト、それに海鮮のだしがよく合ってウマイねえ~」とダンナさんもごきげん。パンを添えて汁を吸わせながら食べるとより美味しいです。ポイントは、ピーマン。原書では青唐辛子とも読める書き方をしていましたが、同じ種類だしな~と思ってピーマンを細く切って入れました。つまり、ごく一般的なピザのトッピングみたいな具になった訳ですが、やっぱり相性がよくて美味しいんですよね~。ちょっと体力が落ち目の時、私はチーズが食べたくなることが多いのですが、今日もたっぷり食べて満足でした。≪ムール貝と海老のサガナキ≫レシピ:2人分1) ムール貝6~7個(加熱済のもの)は洗ってひげ等を取り、冷凍の海老6~8尾は殻をむいて背ワタを取っておく。玉ねぎ1/2個とピーマン(または青唐辛子)1個はスライス、にんにく1/2かけはみじん切りに。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱してにんにくを炒め、香りが出たら玉ねぎも加え、色が変わったら海老とムール貝も加えて強火で数秒熱し、海老の色が変わりかけたあたりで白ワイン少々を注いでさっと蓋をし、弱火で1分ほど蒸らし、蓋を取って少し煮詰める。3) 2)につぶしたホールトマト1/3缶弱を加えてぐつぐつさせ、余計な水分を飛ばし、味を見て足りなければ塩・コショウ、お好みでチリパウダーを加えて調味(この後チーズをたっぷり加えるので塩は控えめに)。4) 3)を耐熱容器に移し、ギリシャのチーズ(フェタ等)または溶けるタイプのお好みのチーズ(今回は普通にピザ用チーズを使いました)をたっぷりとパセリ少々をふりかけ、オーブンでチーズが溶けて少し焦げ目がつくまで焼いたらできあがり!パンを添えてどうぞ♪★ホールトマトを加える前に海鮮の汁をしっかり煮詰めた上でトマトを加え、トマトも水分が半分くらいになるまで煮詰めてください。余計な水分が残ると味がぼやけるので、ひとつひとつ凝縮させるのがポイント。温かいチーズのお料理って、チーズフォンデュみたいに冬に食べるものというイメージもありましたが、こうして作ってみると夏にもぴったりですね。身体に力をつけたいときに是非オススメです。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね!海鮮の具はお好みで、イカやタコを使っても美味しいと思います。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.08.30
という訳で、日曜日の晩ごはん。夏場はやっぱりギリシャ料理が食べたくなります 最近トマト味っぽいものを食べていなかったので、メインはトマト味の煮込みに決定。と同時に、これまたしばらく作っていなかったスタンダードな一品が食べたくなりました。◆仔牛ヒレ肉のユベッチル・クルーゼのお鍋に入った赤いのがこれ。塩コショウ、にんにくでマリネした塊のお肉を焼き付け、トマトを入れてぐつぐつ煮込み、仕上げに軽く茹でたお米型パスタを加えて、本来はオーブンで焼きますが、今日はお肉をしっとり仕上げたかったので焼かずに煮ました。仔牛肉はあっさりしているので、おろしチーズはたっぷり! ダンナさん、「今日のユベッチは味が濃くて美味しい」とご機嫌。塩気が強いという意味ではもちろんなく、仕上げのチーズ多めと、さらにパスタを2種類使ったのがどうやら受けた模様。米粒型パスタだけでもつるんとして美味しいのですが、スープ用の薄くて四角いパスタを思いつきで入れたら、これから出たとろみと小麦の風味が隠し味になったようです。確かに味に深みが出ている!ユベッチの作り方はビーフ・チキンでご紹介していますが、今回はよりビーフに近い作り方。違いは、塊のお肉を使ったので、塩・コショウだけでなく、刻んだにんにくをお肉のところどころにさして下味をつけておいたこと。それ以外の部分はコチラの過去エントリをご覧ください。牛や鶏以外、ラムや豚で作っても美味しいですよ!そしてもう一品はギリシャ料理と言えばおなじみのこれ。 ◆ムサカ(茄子とじゃがいものミートソース・ホワイトソース重ね焼き)ムサカは作り置きができるので、材料さえ揃っていれば前日に作っておいても大丈夫。ですがソースを2種類作るのが面倒な時もありますよね。なので、私はミートソースやトマトソースに近いものを作ると、たいていちょこっと残して小さなタッパーで冷凍しておきます。ホワイトソースは冷凍保存できないので毎回作りますが、トマト系・ミート系のソースは冷凍がきくので便利。今日使ったのは実は普通のお肉のソースではなく「豆入り」ソース(笑)たぶん、ブラジル料理のフェイジョアーダを作る際、フェジョン豆を多めに戻したものをタコライスに転用し、更にその余りを冷凍・・・というとことん使い回しなソースがベースになっています。それにお肉とトマト、赤ワインをちょっと足してそれっぽくしたのを使いました。 ムサカの基本の作り方も、こちらの過去エントリをご覧ください。今回のようにソースを流用したり、あるいはじゃがいもをかぼちゃやズッキーニに代えて作っても美味しいです。じゃがいもをどの程度薄くスライスするかはお好みですが、今は私は2~3mmにスライスしたのを斜めに重ねて使うのが好き。サラダも、ギリシャの基本のサラダ。きゅうり・トマト・ピーマン・玉ねぎとオリーブを用意し、味付けは塩、オレガノ、オリーブオイル、レモン汁。これでギリシャっぽい感じになります。フェタチーズは切らしていたので割愛。 いやー美味しかった~夏場はグリークサラダの水分が殊に美味しく感じます。仕事帰りのダンナさんは「きゅうりウマイ~」とご機嫌。私は久々のトマト味を満喫しました。ギリシャ、坂田が所属しているうちに行きたかったですがもう帰って来てしまったので(^^;)、また機会を見つけて数年内に行きたいなぁ。最後に、気になっている話題。柏レイソルのサポーター団体同士の傷害事件に伴う処分決定のリリースが、8/20付で公式サイトで出されました。スタジアムでのサッカー観戦において、「応援」「サポーター」はかなり大きな要素です。私が最初にマリノスと大宮を好きになったのは、初心者でも違和感なく入れる雰囲気だったから。コアサポも怖くない普通の人が大半なので、安心してスタジアムへ行けました。そういう「ホーム」があるから、川崎や柏のように独自の一体感を持つスタイルも浦和やガンバのような迫力も楽しめるようになり、応援を観るのも楽しみなチームもできました。好みは分かれますが、そこも含めてのチームカラー。同じチームを長年応援し続けている方の多くは、応援も含めたチーム・スタジアム全体を愛されているのでは?と思います。「おバカで明るい」応援は柏の代名詞で、たまに見るのは面白かった。ですが今年のNACKでの柏戦で起きたような他サポへの暴力・威嚇、更に記憶に新しい甲府戦での人種差別発言…残念ながら柏サポには以前からそうした汚点が付いて回っていました。関与したのが数名であっても、重なればサポーター全体、クラブ全体にイメージが及ぶことは免れません。そうした経緯を経ての今回の事件。クラブの対応は、協会やスポンサー、地域への責任を考えても十分理解できます。団体の入場停止のみならず、威嚇に使われかねない器具・楽器、一般客が「引く」ような服装の禁止についても、もはやグレーではない断固とした対応が迫られたのでしょう(実際、一般客が居心地悪く感じる要素はいくらかあったと感じます。非コアの着席ゾーンで応援を半強制されたりとか)。どのチームでもコアサポとそれ以外の温度差は存在し、好みや意見も人数の数だけ分かれます。大宮だって、勝てない時期には必ずと言っていいほどゴール裏批判が高まるくらいです。それだけに、この後柏サポの方々がどんな動きを取るのかは、決して他人事とは思えません。大宮は9/25に日立台で試合があります。私もビジターで参戦予定ですが、状況がどうなっているのか…。よくないものはこれを機に一掃してほしい。でも柏の明るい雰囲気までなくなってしまったら、他サポにとっても寂しいことです。ブログで勇気ある問題提起をした北嶋選手をはじめ、胸を痛めている選手も何人もいることでしょう。そして、こうしたことは「誰が」「どのように」まとめるかで大きく色合いが変わるもの。特徴的な応援スタイルを持つチームには必ず伝説的なリーダーが存在し、柏もそうでした。コールリーダーが代替わりするとどこも多少応援が変わりますが、その点でも今回の柏はすごく難しい。トランペットの代用等はもとより、根本的に考えなくてはならないことが多々あると思います。選手を後押しできる応援とは?みんなが安心して楽しめるスタジアムとは?「らしさ」とは?・・・いろいろ考えさせられますね。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.08.22
最近、楽天で「世界のサッカー大国ビールセット」というのを買いました。FIFAランク上位の国々のビールを20ヶ国分揃えた、サッカー好き&ビール好きにはたまらない(そして心の言い訳が立つ)セット。箱を開けた時の眺めは壮観でした(撮っておけばよかった)1本あたり330mlの小瓶でアルコール度数も高くないので、うっかりするとあっという間に飲みきってしまいそうですが、折角なのでその国の料理に合わせたい!という訳で、届いた20本(というか20ヶ国)を地域別に2~3本ずつグループ分けし、それぞれの料理に合わせてじっくり楽しむことにしました。その最初がこちら。 ギリシャビールの「ミソス」とトルコビールの「エフエス」、それに合わせたギリシャ・トルコ料理のブランチです。「ミソス」は日本のギリシャ料理店でも現地でも何度も飲んだおなじみの銘柄。味が薄くあっさりしたいかにも暑い国らしいビール、口当たりのなめらかさが特徴です。一方お隣トルコの「エフエス」は初めて飲みましたが、ミソスと比べてホップの味が強く、ビールらしい感じ。レシピを調べずともいちばん気軽に作れるのがトルコ・ギリシャ料理なのでとりあえず最初に冷やしておいたのですが、この週末はかんかん照りの暑さ暑い国のお料理にぴったりです。ギリシャ料理のストックはいろいろですが、今日食べたくなったのはこれ。 ◆ギリシャ風ムール貝と海老のリゾット(Ryzi tou psara)海鮮のだしであっさり炊いたリゾット、シンプルな調理がギリシャらしい一品です。お米の硬さは好き好きですが、これに関してはちょっと柔らかめの方がよくだしを吸って美味しいと思います(ギリシャではお米が固いことが多かった・・・)。 味付けは塩とトマトのみ。炒めた玉ねぎの甘さとムール貝・海老のだしが際立ってとても美味しい。日本のお米で美味しく作れるのも嬉しい簡単なリゾットです。≪ギリシャ風ムール貝と海老のリゾット≫レシピ:2人分1) 米1合は洗ってざるにあげておく。玉ねぎ1/2個(小さめなら3/4個)は粗みじん切りに。ムール貝4~5個は洗って汚れを落とし、海老ひとつかみ(5~6尾)は殻つきのまま、背ワタのみ楊枝で取り除く。2) 厚手の鍋にオリーブオイル大さじ半分を温め、弱めの中火で3~5分、色が変わってしんなりし、甘みが出る程度に玉ねぎを炒める。3) 2)に海老と貝、米を加えて少し火を強めて炒め、米に油がまわって色が変わったらホールトマト1/3缶(適当につぶして入れる)、またはダイスカットした生のトマト半分と水を、塩少々を加える。水の量は、米の1.3倍ぐらい。具の全体よりも指2本分ぐらい高くなる程度です。4) 蓋をして煮たつまでは中火、その後弱火で12分程度、米が柔らかくなって余計な水分が飛んだら火を止め、全体をさっくり混ぜてできあがり!★食べる際、お好みでレモンを絞っても美味しいです。そしてトルコ料理部門はこちら。 ◆トルコ風魚のフライ(ハムシタヴァ)とエジプト風そら豆のコロッケ(ターメイヤ)ハムシタヴァは本来イワシで作りますが、冷凍庫に鯵があったので使用。青みの魚なら何でも美味しく作れます。作り方というほどのものでもないですが、レシピはこちらをご覧ください。魚に塩をしたとき出てくる水分でコーンの粉をくっつけるのと、高温で表面をカリッと揚げるのがポイントかなと思います。そして、魚だけだと寂しかったのと、豆料理が食べたくなったので戻しておいた乾燥そら豆。ギリシャ風のペースト(「ファヴァ」)にしようかと思っていたのですが、魚に合わせて水切りヨーグルトのソース(塩・にんにく味)を作ったらターメイヤが食べたくなり、国的に若干仲間外れ感がありますが作りました。これも作り方は別記事に上げてありますのでご覧ください。今日は玉ねぎを多めに、つなぎに片栗粉を使って「もちっ」と仕上げました。美味しかった! 魚にしてもターメイヤにしても、トルコ・ギリシャ・中近東あたりの揚げ物にはこのヨーグルトソースがぴったりです。表面を硬めに(ガリガリ言うくらいでも可)しっかり揚げて、レタスにのせてたっぷりのソースをのせ、手でバクッと行くのが最高に美味しい食べ方です。レモンまたはライムがあれば更に言うことなし!あー美味しかった作り始める前はあまり食欲がなかったのですが、あっさり美味しい海鮮のだしとヨーグルトソースに誘われ、食べ始めたらすっかりいつもの食欲に戻ってました(笑)各国ビール、この後はやはり暑いので南米系にしようか、それとも女子W杯にかけてドイツとその周辺諸国がいいか迷っています。むふふ、楽しみやっぱり暑い時期は暑い国のお料理が美味しいですね。今日も美味しかった!今日もごちそうさまでした↓買ったのはこれです。家に置いてあるだけで嬉しいんですよね サッカー大国20ヶ国のビールを飲み比べ★【送料込】サッカー大国20ヶ国ビール 飲み比べ20本セット 【smtb-KD】 ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.11
例によって昨日のスタジアム帰りの晩ごはん。お昼にガッツリ食べたので、野菜をいっぱい食べたい気分です。 まずはサラダ。昨日は日差しが強く、汗をかいたので水分・塩分がかなり欠乏している感じ。こういう時はレタスやトマト、きゅうりといった「これぞサラダ!」的生野菜をモリモリ食べたくなります。更に柑橘系の果物も。という訳で、それらにスライスオニオン、オリーブでアクセントをつけ、塩・コショウ・オリーブオイルにわさびとお醤油ちょびっとを混ぜ、てっぺんにお醤油をたらしたゆで卵をのせました。オリーブの塩気が美味しいです。 もうちょっと暑くなったら、夏場に美味しいグリークサラダの出番だなぁと思います。少し前まで肌寒かったのに、いきなり初夏らしくなりましたねお次はパスタ。白ワインを飲もうと思ったので、魚介系。いかが食べたくてスーパーに寄ると、茹でヤリイカが安かったので購入。生のをにんにくで炒めるつもりでいたので若干イメージが違いましたが、思い切ってどーんと使ってみました。 ◆茹でヤリイカと葉玉ねぎ、ブロッコリーのパスタもともとは「イカとブロッコリー、トマトをにんにく風味で」とイメージしていたパスタ。スタジアム帰りに寄った栃木の直売所で葉玉ねぎが美味しそうだったので葉の部分をたっぷり使うことにし、隠し味にお醤油をちょこっと(葉玉ねぎにはお醤油が合うんですよね)。ベースはにんにく唐辛子のペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ)風味です。 いひウマイ!美味しくないはずがない組み合わせですが、葉玉ねぎのねっとりした感じとイカが殊の外よく合います。この2つだけだとちょっとねっとりしすぎになりそうなところを、ブロッコリーとトマトがさっぱりさせてくれて、思いつきの組み合わせですがホントに美味しかった。簡単にレシピをご紹介しておきます。≪茹でヤリイカと葉玉ねぎ、ブロッコリーのパスタ≫レシピ:2人分1) 市販の茹でヤリイカは骨を取ってぶつ切りに。葉玉ねぎ(または長ねぎ)1本は斜め切り、ブロッコリー1/2株は軽く茹でて食べやすく切り、トマト(プチトマトでも)半分は適当にダイスカットする。にんにく1かけは粗みじんに刻む。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにく、種を取った赤唐辛子半分を入れて弱火で熱し、にんにくのいい香りがしてきたら唐辛子を除いてイカと葉玉ねぎを加え、塩をしてて中火で炒める。葉玉ねぎがしんなりしたらブロッコリーも加え、ざっくり混ぜて蓋をし、火を止める(余熱でブロッコリーを馴染ませる)。3) 大鍋にお湯をわかし、沸騰したら塩を加えてスパゲッティーニ(1.6mm)100~150g(お好みの量で。我が家は2人で120gぐらいです)を固めに茹でる。途中で茹で汁おたま1.5杯程度を2)のフライパンに加えてゆすっておく。4) パスタが茹で上がったらざるにとって軽く水気を切り、そのまま2)のフライパンに入れて具と混ぜながら弱火で水分がなくなるまで加熱。仕上げにトマトを加えてざっくり混ぜ、お好みでオリーブオイルをひとたらししてできあがり!そして、まだ野菜が食べたくて作ったコチラ。 ◆ブリアム(ギリシャ風、野菜のオーブン焼き)本来のブリアムはもっとトマトの汁をたくさん使って長時間じっくり焼いた「焼きラタトゥイユ」的なものですが、暑い日に長時間オーブンを使いたくないし、もっとさっぱりしたのが食べたくて、トマトは生のを使い、野菜は予め軽く加熱してオーブンの時間を短くアレンジしています。節電の意味でもこの方法はオススメ。今日のポイントは「こんがり焼けたにんじん」!私は疲れ目の際ににんじんが食べたくなります。この日もサングラスをかけてはいたものの、紫外線を浴びてまぶたが痛いな~という感じ。焼いて甘くなったにんじんをモリモリ食べたくていっぱい入れてみました。私はそのにんじんが、ダンナさんは「じゃがいもウマイ~」だそう焼き野菜って、じゃがいもを入れると味が落ち着くんですよね。ギリシャ風のブリアムではトマト・じゃがいも・玉ねぎ・にんにくぐらいがお決まりの具で、あとはズッキーニや茄子、かぼちゃ、にんじんといったラタトゥイユに入りそうな(加熱すると甘くなる感じの)野菜を組み合わせて使うようです。≪香ばしく焼けたにんじんが美味しい!ギリシャ風野菜のオーブン焼き「ブリアム」≫レシピ:約2人分1) にんじん2/3~1本は3mm以下の厚さにスライス、じゃがいも1個はラップにくるんで1分加熱してから5mm程度に、茄子1本、玉ねぎ1/2~1個、トマト1個は7mm程度にスライスする。にんにく1かけは粗みじんに刻む。オーブンは200度に予熱。2) フライパンにオリーブオイル大さじ半分を熱し、スライスした茄子を焼く(茄子はすごく油を吸うので別に焼きます)。全体に油が回るようにしてください。両面を焼いて柔らかくなったら一旦とりだしておく。3) そのフライパンにオリーブオイル少々とにんにくを入れ、まずにんじんを中火で焼きつけ両面に焼き目をつけ、続いて玉ねぎ・じゃがいもを加えて全体をざっくり混ぜて油が回るよう炒める。4) 耐熱皿に2)の茄子、3)の野菜と生の状態のトマトを重ねていく。下から茄子→じゃがいも、玉ねぎ、トマト→にんじんの順で層にするとトマトの水分がちょうどよく回ります。にんじんはこんがり焼きたいので一番上に。オリーブオイルを回しかけ、塩ひとつまみとオレガノをパラッと振って、予熱したオーブンで20分ほど焼けばできあがり!★本来のブリアムは生の野菜にトマトピューレをかけてオーブンで1時間近く、200度→160度でじっくり焼きます。加熱を均一にするため途中で裏返す必要もあるので、日本の家庭では上の作り方の方が手軽にできると思います。数年前からヨーロッパのお料理を日常的に作るようになり、向こうのお家のようにキッチンに埋め込みのオーブンがあればもっと気軽にオーブンが使えるのにな~と思うこともありますが、自宅で料理を作り続けていると、使い慣れた調理器具でのコツが身についてくるんですよね。お肉を焼くのでも、オーブン調理でも、我が家の台所でならある程度うまく作れますが、よその施設ではあまり自信ないな^^;やっぱり我が家がいちばんです!うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.05.09
疲れてくるとお肉が食べたくなる、わりと肉食派のわたくし。とは言え、疲れ方によっては焼いたり揚げたりした時のしみ出る脂の感じやジビエのお肉の力強い風味がかえってダメな時もあり、その時々で食べたくなる調理法やお肉の種類が違ってきます。今日は「塊のお肉が食べたい、でもお肉自体はさっぱりした感じ、豚肉とかがいいな」というイメージだったので、これ↓ ◆ギリシャ風お肉の煮込み「スティファード」、豚肉版普段は専ら牛肉で作っている「スティファード」(基本の作り方はこちら)。たまに鹿や馬など家にある別のお肉で作ってみてもそれぞれに美味しくできるので、今回は豚肉で作ってみました。スティファードはなんといっても簡単!それでいて失敗なく美味しい!「材料をただ煮込んだだけ」とは思えない複雑な深みのある味にできあがるので、疲れていて手間のかかるお料理に気が向かないとき、シンプルな材料しか家にない時にとても重宝します。という訳で、今回も材料はこの3つだけ。 ・豚肩ロース肉(いつか干し肉か煮込みにしようと思って冷凍庫に眠っていた) ・玉ねぎ小さめのを2個 ・ホールトマト1/2缶弱調味料もローリエ、塩、オールスパイスのみと至ってシンプルです。本来スティファードには赤ワインを使いますが、ちょうどいいのがなかったので、代わりに煮込み料理に時々使う古い梅酒を入れてみました。結果、大成功「さっぱりもしているし、豚ならではの甘みやコクも煮汁にしっかりしみていて美味しいねー」とは、晩ごはんのメニューを聞いていそいそ早めに帰宅したダンナさんの弁。そう。いつもの牛肉版スティファードには粒コショウを入れますが、豚肉の甘さにはコショウはあまり合わない(というか、その甘みを消してしまう)気がして入れなかったのです。代わりに、ギリシャ料理でよく使うオールスパイスを少し多めに入れて風味をつけました。ワインの代わりに梅酒というのも、豚肉ならかえってその方が合うかな?という読みもあってのことでしたが、これも大正解。「梅酒の風味と豚の優しい味がよく合ってるねー」ですって。梅と豚って合うもんねなので、「お肉の脂が煮汁に染み出て美味しい」「玉ねぎがトロッとして美味しい」以外の部分は既にギリシャ料理の域をはみ出ている気もしますが、この2点がスティファードの魅力だと私は思うので、ギリシャ料理のカテゴリに入れておきます!(笑)≪豚の脂の甘さ、豚肉の優しい風味が活きている!玉ねぎもトロッと美味しいギリシャ風煮込み「スティファード」豚肉版≫レシピ:2人分1) 豚かたまり肉(部位はどこでもよいですが、適度に脂の入っているところ)250~300gは4~5cm角にカットし、塩・コショウ少々をまぶしておく。玉ねぎ小2個は4~6つ割に(大きいものなら8つ割)。2) 圧力鍋にオリーブオイル大さじ1程度を熱し、まずは玉ねぎを入れて各面に焼き目をつけ、続いてお肉を入れて再び各面に焼き目がつくよう、焼き付けながら転がして焼く。3) 2)にローリエ1枚、梅酒80cc程度を加えて軽くアルコールを飛ばし、ホールトマト1/2缶弱をつぶしながら加え、オールスパイスを3~4振りして、表面の水分がひたひたになるよう必要に応じて水を加えて蓋をし、圧力「強」で20分煮込む(普通のお鍋なら40~50分ぐらい)。4) 水分が1/3ぐらいになって玉ねぎがとろりとしたら、塩少々で味を調えてできあがり!★今回は梅酒を使いましたが、マデラ酒などでも美味しいのでは?と思っています。ちょっととろっとした、力強い感じの甘めのお酒がいいイメージ。ワインなら、渋くて重い赤よりはフルーティなもの、またはどっしりした甘めの白の方が、豚肉には合う気がします。紹興酒でもいいかも!★豚はかたまり肉をカットして使うほうが断然美味しいですが、カレー用のでも構いません。脂のある部位を使うのがポイントです。この日は大分疲れていた上に翌朝早くに出なくてはならず、煮込みとパスタを作るので精一杯でした。 パスタはカリフラワーと生ハム・アスパラのカルボナーラ風。これは以前も作ったことがあります(こちら)が、今回は卵を使わず、牛乳とチーズだけで作りましたが美味しかった。作り方は別途ご紹介したいと思います。でもでもやっぱり豚の力はすごかった!あんなにへとへとだったのに、これを一皿(ダンナさんは二皿ペロリ)食べたら翌朝のお肌がかなり元気でした。お肉の脂は食べすぎはもちろん×ですが、適度に摂ることはやっぱり必要なんだなあと改めて思いました。身体に確実に効くもんね!うん、今日も美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.04.17
昨日の記事の続き、晩ごはん編です。予め作りたいと思っていたものがあり、それに合わせてギリシャ料理で揃えました。 パンはecute上野で買って来た軽井沢の「浅野屋」さんのライ麦パン、同じ皿に盛ったのはこの季節ならではの焼きそら豆(大好き)とチーズです。焼きそら豆は塩でもいいですが、ギリシャ風の水切りヨーグルトソースをつけて食べるとより美味しい!数時間前からヨーグルトを水切りしておき、おろしにんにく少々と塩を混ぜたソースを添えました(大皿に添えてあるものです)そら豆はガス台のグリルでこんがり焼き、さやから出して食べます。ホクホクで美味しい!大好き!!さてさてまずは前菜。先日作った際ダンナさんに大好評だった「イワシの葡萄の葉包み焼き」、今度はたくさん作りました。 中身は前回同様、ライムの皮やにんにくを刻んだ香味ソースと明太子の二種類。やはりダンナさんは前者が、私は後者がより好み。ただ、今日は開いて冷凍しておいたイワシを使ったので若干脂が抜けてしまっており、イワシの身の美味しさをそのまま楽しむこのお料理には、やはり買って来たばかりの開いて使わないとダメだなと反省^^;でも十分美味しかったです。お次も時々作る野菜のお団子というかハンバーグ風というか、そういうもの。ギリシャ風なら「ケフテデス」、イタリアなら「ポルペッティ」と呼び、アラブ料理でも豆を使ったそういうものがあります。このブログでも度々取り上げています(かぼちゃ編、茄子編、ひよこ豆(大豆でも可)編、茄子とレンズ豆を混ぜたヤツ編、ほうれん草編など)が、今日はズッキーニ・茄子・ひよこ豆の3種類を混ぜて作りました。いずれも単独で作って美味しい野菜・豆類なので、一緒にしたらどうなるかな??と試してみましたが・・・ ご覧の通り、ちょっとべシャッとしてしまってます。茄子はよーく水気を絞りましたが、どうやらズッキーニの絞りが甘かった模様ひよこ豆が大分余計な水分を吸ってくれましたが、焼く際に分解しそうで焦りました^^;もっとパン粉を入れて作ればよかった。 そのまま食べると崩れそうだったので、薄くスライスしたライ麦パンにのせ、上記のギリシャ風ヨーグルトソースをたっぷりかけていただきました。 美味しいやっぱり、この味の組み合わせはすごく合う!茄子とズッキーニはもともと相性の良い「ちょっと甘めかつほんのり苦味もある」種類の野菜。そこにひよこ豆の香ばしいようなほくほくした風味が加わることで、味はとっても美味しく仕上がっています。うーん問題は水分!次回はズッキーニもしっかり搾って(ズッキーニって難しいんですよね水分にばらつきがあって。この点、かぼちゃも同様です)再チャレンジしたいと思います。そして、これらに合わせて久々に作ったのが、お鍋の中身のギリシャ風「タコマカロニ」。今回はギリシャで使っているのに近い形のショートパスタが家にあったので(原産国はブラジルでしたが^^;)使ってみました。 いやー久々に作りましたが、ウマイタコのだしが全体にしみわたり、マカロニも煮汁もどちらも美味しく仕上がっています。タコも柔らか。今日のパスタはスープ用の小さめのものなので、シチューに近い感覚で少しずつお代わりしていっぱい食べられます。海鮮のだしが効いたトマトソースって美味しいですよね~、大好き!「タコマカロニ」の基本的な作り方は以前のエントリ(こちら)をご覧いただきたいのですが、今日は栓を抜いた状態の赤ワインがなかったので使わず、にんにく・ローリエ・オールスパイス・ホールトマトで煮込みましたが、あっさりして美味しかったです。また、以前のエントリではトマトを皮ごと使っていますが、今の私ならやっぱり皮は除くかも。その方がパスタ・蛸に合わせての舌触りが全体的に滑らかに揃うからで、わずか2~3年前とは言え舌の感覚は複雑化しているんだなと思います。以前は食感、特に「柔らかい」舌触りにはあまり拘りがなかった私ですが(「カリカリ」とか「パリパリ」が好きだったので)、今は味・食感・喉越しや舌触りの全てがトータルバランスで大事であることが、以前よりもわかるようになってきた気がします。そんな訳で、タコマカロニを作られる際は皮をむいた生のトマト、またはホールトマトをお使いください(笑)うん、今日もとっても美味しかった!やっぱりギリシャ料理は美味しいですね今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.04.11
自家製アンチョビの在庫が少なくなってきたので、ヒコイワシが売られていたら欲しいなぁと思っていたところ、昨日の仕事帰りに近所のスーパーで発見!2パック買って帰りました1パック半はアンチョビ用に塩漬けにし、アンチョビにするには大きいかな??というものはこちらに↓ ◆ギリシャ風、ヒコイワシの葡萄の葉包み焼き葡萄の葉、ごはんやレンズ豆、ひき肉の具を巻いて煮た「ドルマダキア」が定番ですが、他にもいろんな食材を巻くギリシャ料理があります。これも前々から作ってみたいと思いつつ、ちょうどいい大きさのイワシを買えずに待っていた一品! イワシの頭と内臓を取って手開きにし、骨を取ったイワシにフィリングを挟んで葡萄の葉に巻き、オーブンで焼きます。焼くことで葡萄の葉がパリッとし、葉の風味がイワシにもしみて美味しいでも、私以上に「これめちゃめちゃ美味しいね」と感激したのがダンナさん。こちらがびっくりするくらいに「これウマイ~」と喜んで食べていました。感激の秘訣はフィリング。にんにくのみじん切り、オレガノといったギリシャらしい組み合わせに加え、ん?ちょっとイタリアン??という材料がひとつ入っています。それは、ライムの皮。本当はレモンの皮を乾かしたものを刻んで入れるとレシピにあったのですが、たまたま買ったばかりのライムがあったので、薄くそいで使用。ギリシャのレモンはライムに近い味なのと、ライムの方が皮が柔らかくて薄く削げるので使ってみましたがこれが大正解!レモンよりも青っぽいライムの爽やかな風味が、このお料理にぴったりでした。にんにくにレモンやライム、ハーブを合わせるのは南イタリアっぽい感じ。やっぱり近い国だなぁと納得です。イワシも葉っぱもまだあったので、もう1皿一緒に焼きました。 四角いのはギリシャでよく食べられる焼きチーズ「サガナキ」を意識したチーズの包み焼き。そしてもう1種類のイワシの中身は・・・ 明太子。明太いわしの葡萄の葉包み焼きですこれまた意外な気もしますがウマかった!(笑)ごはんのおかずにしたくなりますが、お酒にも合います。美味しかった。葡萄の葉をお持ちの方は多くはないと思いますが、青じその葉でも、風味は違えど美味しく作れます。個人的には桜の葉の塩漬けを塩抜きして使っても美味しいのでは??と思っていますが、高いんですよね^^;桜の葉。葡萄の葉はトルコやギリシャ・中東の食材を扱うお店で買えますので(私が買った楽天のお店は2月で閉店してしまいました・・・)、ギリシャ料理に興味がある方はぜひ一度食べてみてください。≪ライムの皮の風味がポイント!南イタリアっぽいギリシャ料理「ヒコイワシの葡萄の葉包み焼き」≫レシピ:2人分1) ヒコイワシ8~10尾は頭を切り落とし、内臓を除いて手開きにし、背骨を取って余分な水気を取っておく。2) フィリングを用意。にんにく1かけは細かくみじん切りにし、オレガノ適量、薄くそいだライム(またはレモン)の皮のみじん切りと混ぜ合わせる。パサつくようならオリーブオイル少々を加えても良いです。3) 1)の開いたイワシに2)のフィリングをのせてたたみ、葡萄の葉で巻いて耐熱皿に並べる。オーブンは200度に予熱。4) 3)を予熱したオーブンに入れ、葡萄の葉がパリッとするまで15~20分焼いてできあがり!★フィリングはもっと多めに作ってたっぷりつめてもよいです。明太子を挟む場合は他の具は要りません。この日のブランチメニュー全体はこんな感じ。 イワシがイタリアっぽい風味なので、メインのおかずもイタリアでもギリシャでも食べられる「イカとほうれん草のトマト煮込み」にしました。イワシににんにくを使ったので、煮込みには使わずやはりイタリア寄りの作り方に。これも美味しかった!チーズはイギリスの「スロップシャーブルー」という青かびチーズと(これ食べやすくて美味しい!)、デンマークの白かびチーズです。今日は大分気温が上がり、天気もよいので近所でも早い木にはぽつぽつの開花が見られます。季節は確実に春本番に近づいていますね早くもっと暖かくなって、被災地の皆さんも過ごしやすい気候になればいいなと思います。昨日、仙台の友人に様子を尋ねてみると、電気・水道が復旧して生活感は戻りつつあるようですが、ガスは数ヶ月かかりそうのでお湯が出なくて調理やお風呂が大変そう。殊にここ数日は冷え込んだので、何をするにも大変だと思います。でも「家があるだけ幸せだよ」と明るく答えてくれました。早く元気な顔が見たいな・・・。彼女はすごく年季の入った(ブランメル時代からの)ベガルタサポ。早くまたどこかのスタジアムで会って、一緒にいっぱいはしゃぎたいなと思います。とにかく、早く来い来い春よ来い!今日もとっても美味しかったごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.03.19
最近サッカーの記事を殆ど書いていませんが(だって試合ないんだもん^^;)、もうシーズンは目前!今週末はさいたまシティカップ!!気分はかなり盛り上がってきています今季は3~4月に遠征が集中するため現在手配中ですが、4月って固定資産税・自動車税の納付もあってお財布厳しい海外へでも行くのか!?ぐらい出費がかさみそうです。でも2~3月もシーズンチケット代金が引き落とされたり、実は法事で帰省したりしたので結構な額が年間予定を組んではいるので概ね予算内ではあるものの、資金繰りのバランスって大事ね・・・と遠い目で思う今日この頃です。まぁ、でもサッカー遠征って楽しくて美味しいから止められないんですけどねさてさて、まだまだ3連休のごはんの話題が続きます。頬肉でがっちりお肉を食べたので、しばらくお肉はいいか・・・とも思いましたが、どうも私の中で「牛肉~ジビエ」ラインと「鶏肉・豚肉」ラインは別物らしく、鶏のだしの効いたものが食べたくなりました。あとトマト味。さらにはどっさり野菜が食べた~い!!・・・と考えると、たどり着くのはヘルシーで野菜をたっぷり使うギリシャまたはイタリア料理。今回はこんな感じでした。 なんだか写真が逆光で見づらくてごめんなさい。久々に全体をギリシャ料理でまとめた晩ごはんですが、どれも普段着感覚の簡単なものです。あ、右下のチーズはパルメザンを砕いたものです。◆鶏肉と米粒型パスタ(クリサラキ)のオーブン焼き これは何度も作っているほぼ定番のお料理。基本のレシピはこちらの過去エントリをご覧ください。鶏肉にしっかりハーブを効かせることと、鶏とトマトの旨味をパスタに吸わせるのがコツ。間違いなく美味しくできる大好きなメニューです。今回は米粒パスタが半端な量しかなかったので、スープ用の小さくて薄い正方形のパスタを混ぜて使いました。これもアリだなと思います。最初は伝統的なレシピにしたがって全てオーブンで調理していましたが、最近は最初にトマトを煮詰めて容器に入れ、鶏肉もフライパンで表面だけこんがり焼き付けてからソースにのせてオーブンへ。その後の工程はほぼ一緒ですが、こうすることで調理時間はほぼ半分に!しかも、より美味しくできてしまった感じがします(笑)◆ギリシャ風農夫のサラダ、かぶ入りバージョン グリークサラダ、ホリアティキサラタとも呼ばれるギリシャ風の爽やかなサラダ、我が家の定番です。基本の作り方はこちらをご覧ください。きゅうり・トマト・玉ねぎ・ピーマン・ブラックオリーブ・フェタチーズ・オリーブオイルとオレガノが定番の材料ですが、今日はピーマンとフェタチーズがなかったので、ピーマンの代わりに新鮮なかぶを角切りにして入れ、フェタチーズではなくモッツァレラ入りの6Pチーズを角切りにして入れました。日本の気候、特に冬場にフェタは重たすぎる感じなので、私はよく6Pチーズ(特にモッツァレラ入りが美味しい)を使っています。そして、今日これ食べたい!という強い意志で作ったのがこちら。 ◆ギリシャ風、茄子とトマトのオーブン焼きなんとも地味な見た目ですが(まぁ材料も素朴ですし^^;)、茄子を二度焼きするので旨味が凝縮されて絶対美味しいはず!!との確信を持って作りました。我が家には現地で買ったギリシャ料理の本が2冊ありますが、両方に載っているのでかなりの定番だと思います。 焼き野菜に絡まったチーズが美味しそう実は、これまたフェタの代わりにイタリアのペコリーノチーズを使っています。私的には、フェタの生食代用→モッツァレラまたはカマンベール、加熱代用→ペコリーノまたはごく普通のプロセスやピザ用チーズ、という感覚。ペコリーノは加熱すると乳っぽい風味が増す点でフェタに近く感じているのかも。オリーブオイルをかけてオーブンで焼いた茄子を食べ慣れたダンナさん、見ただけで「茄子うまそうだねー」とご機嫌ですが、ひとくち食べて「これうまっ!超ウマイ」と驚いた模様。いひ、茄子の二度焼きが功を奏したんですね茄子はジューシーさを生かすのも美味しいですが、こうして二度焼きしたり乾かしたりして旨味を凝縮させるのも美味しい食べ方。ジューシーさはトマトが補ってくれ、さらに炒め玉ねぎがコクと甘みをプラスしてくれて、実際これ見た目からは想像できないレベルの美味しさです野菜好きにはたまりません!≪二度焼きした茄子が美味しい!ギリシャ風「茄子とトマトのオーブン焼き」≫レシピ:2人分1) 茄子2本(大きなものなら1本)はヘタをとり、ごろっと大きめのサイズに(焼くと縮むので)切って切り口にオリーブオイルを塗っておく。玉ねぎ1/2個は薄め、トマト1個は厚めにスライス。2) 茄子を魚焼きグリルまたはオーブンで、水分が飛ぶまで10分程度転がしながら焼き、塩少々を振る。同時にフライパンにオリーブオイル少々を敷き、玉ねぎをさっと炒めておく。3) 耐熱容器に炒め玉ねぎ→トマト→茄子の順に並べ、茄子の間に適当な大きさにそいだフェタチーズ(今回はペコリーノで代用しています。なければ普通のスライスチーズやピザ用チーズでもOK)を挟み、全体にオリーブオイル少々をまわしかけ、オレガノを散らして、200度のオーブンでチーズが溶け、美味しそうな焦げ目がつくまで15分程度焼けばできあがり!★ギリシャのレシピ本では玉ねぎはごくさっと炒めると書かれていましたが、甘みが欲しかったので私は割としっかり炒めました。好き好きですが、冬場はこの方が美味しいかな?という気がします。夏場はさっと炒めるぐらいがフレッシュで美味しいかも!いやーやっぱりギリシャ料理美味しいな~と改めて思いました。野菜をたっぷり食べられるので、おなかが喜ぶ感じがします。かぶを入れたサラダもダンナさんに殊の外好評で、やっぱり一緒にごはんを食べ続けていると、食べたいものが重なるんだなぁと実感。今日も美味しい我が家ごはんでした今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.15
今日は節分。皆さん豆まきして恵方巻食べましたか?私は恵方巻はしっかり食べましたが豆まきは割愛。だってこの時期はやることがあって忙しいんだもん!それは、Jリーグの日程発表に合わせた観戦計画立案例年2月最初の水曜日に発表されるJリーグの全日程。後半の詳細は8月に決まりますが、前半は会場・時間ともにこの時期に全て発表されるため、大宮(私)&横浜FC(ダンナさん)&マリノスを応援しながらスタジアム巡りを趣味とする我々夫婦にとって、シーズン前の計画立案はとっても大事!シーズン終盤は優勝争いとかACL出場権とか残留争いとかで遠征している場合でなくなっていることが多いため、序盤にいかに効率的に遠征できるかがカギ。なので、昨年同様「夕刻に日程発表→大急ぎで遠征計画案作成→ダンナさん帰宅後家族会議」の流れで大まかな予定が決定。遠征は今のところ5回を予定しています。全日程を見た結果、3/5,6の開幕は以前考えた福岡へは行かず、名古屋・岐阜をはしごすることに。九州へは改めて4月に行くことになりました。昨年行けなかった札幌ドームや岡山のkankoスタジアム、鳥栖のベストアメニティスタジアム行きも計画され、久々にホムスタ(神戸)へも行きます!どれも行きたかったスタジアムなのでとっても楽しみ!兄さんとも、日帰りできる範囲のアウェー大宮観戦にいくつか一緒に行こうと計画中です。あー楽しみだなー開幕という訳で、前記事の続き。前記事では押し麦を使ったイタリア風のリゾット(イタリアで麦をリゾット風に食べているか否かは謎ですが^^;)をご紹介しましたが、今日とりあげたいのはこれ。 ◆レンズ豆のシンプルなスープ・ギリシャ風。レンズ豆自体は地中海沿岸あたりの国々でどこでも食べられており、イタリアでももちろんスープや煮込みに使われますが、今日はごくごくシンプルなギリシャ風のスープにしました。具はレンズ豆・玉ねぎ・にんにくと微量のトマトのみ。調味料も塩とローリエだけ!と実にシンプルです。・・・でも。これがとっても美味しいレンズ豆は豆自体の味が美味しいので、煮豆にする際も塩とローリエだけで煮るのが私は好きですが、その美味しい煮豆をより水分たっぷりでふっくら煮たのがこのスープです。ギリシャでもイタリアでもオリーブオイルはもっと多めに使いますが、私はオイルも少なめが好き。弱火でことこと(煮立たせてはダメ!!)ゆっくり煮ると、レンズ豆が驚くほどふっくら煮え、水に溶け出した豆の旨味も最高に美味しく仕上がります。ダンナさんも「これすっごく美味しいね」とお気に入り。「作り方」というほどのこともない簡単なスープですが、美味しいので是非お試しください。≪ふっくら煮えたレンズ豆も汁も美味しい!シンプルなギリシャ風レンズ豆のスープ≫レシピ:スープ皿4皿ぐらい1) レンズ豆1/2カップは洗って15分くらい水につけておく。2) 玉ねぎ1/2個分はみじん切りに、にんにく2かけは縦横に何箇所か切り込みをいれておく。3) 小さめの鍋にオリーブオイル大さじ1/2を入れて温め、弱火で玉ねぎを炒め、しんなりしたらにんにくとざるにあけたレンズ豆とホールトマト1/4缶弱(つぶして入れます)、ローリエ1枚を加え、水4カップ程度を加えて煮立たせないよう弱火で50分程度煮る。途中、10分くらい経ったら塩ひとつまみを加えて味付けする(レンズ豆は最初に塩を入れてもちゃんと柔らかく煮えます)。4) 豆がふっくらと煮え、水にレンズ豆の美味しい味がしみたらできあがり!水分は足りなければ調整してください。お好みで食べる際にワインビネガーをたらして召し上がれ♪そして、もう1品「まとめてご紹介」と言っていたこちら。 ◆ギリシャ風葡萄の葉のひき肉包み「ドルマダキア」。ギリシャ料理と言えばこれ!のイメージが私にはとても強い、葡萄の葉を使ったロールキャベツ的な一品。トルコや近隣諸国でも同様のお料理が食べられますが、私にはギリシャのイメージが強いです。ギリシャで買ってきた瓶詰めを使い切って以来、葡萄の葉を入手できずにここ2年ほど作れずにいましたが、なんと楽天で扱っているお店を発見!飛びついて早速作りました この日はあまり時間をかけずに作ったのでソースなし、具もシンプルにひき肉・玉ねぎ・お米・トマト少々のみ。本来はこれにもレンズ豆を入れるのが私は好きなので、詳しいレシピはまたその際にご紹介しますね(手抜きでごめんなさい^^;)。今日の分量は、葡萄の葉10枚に対して豚ひき肉80g、玉ねぎのみじん切り1/4個、米大さじ2、トマトのみじん切り小1個分。玉ねぎのみ軽く炒め、ハンバーグの要領でその他の材料と混ぜ、塩・コショウ・ディル・クミン(クミンは多めが美味しいです)で味付けし、ロールキャベツの要領で具を巻いて鍋に並べ、ひたひたの水にレモン汁1/2個分を加えて水気がなくなるまで落とし蓋をして弱火で煮ればできあがり!これはダンナさんも私も大好きな一品。葡萄の葉の芳しい風味が異国情緒を蘇らせ、ギリシャで食べたの美味しかったなぁ・・・と余韻に浸りつつ、久々の味を楽しみました。葡萄の葉はまだまだたーんとあるので、ドルマダキア以外のお料理にも使いたいと思っています。うーんやっぱりギリシャはうまい!今日もとっても美味しかったごちそうさまでした ↓葡萄の葉はこちらで買いました。ギリシャ食材店の通販で買うよりかなり安くて(半額以下では!?)びっくり! イラン産グレープリーフピクルス(ぶどうの葉の酢漬) 950±50g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.03
胃の調子が崩れてからほぼ1週間。お肉と脂は怖くて控えていましたが、とうとう我慢できなくなってお肉料理を作りました。 大分前に作って以来ご無沙汰していた、ギリシャ風のキャベツの漬物「ラハノ・トゥルシ」 (漬け方は過去エントリーにあります。コチラ)を使った豚肉との煮込み「ヒリノ・メ・ラハノ・トゥルシ」(作り方は過去エントリー、コチラをご覧ください)。あのキャベツの酸味と豚の脂、スパイス風味のバランスが無性~に恋しくなり、数日前からキャベツを漬けていました。まだ3~4日しか経たないので発酵具合はイマイチですが、もう待てない!(^^;)しかも、余程食べたくて気が急いていたのか、作る過程で手が滑ってオールスパイスをドバッと入れてしまう大惨事!大分オールスパイス味が強くなってしまいましたが、特有の香りが何となく漢方っぽく、これ胃にいいよきっと!とダンナさんがフォローしてくれました。ありがとう・・・。でも美味しかったです。さすがに食べたかっただけのことはあります。発酵したキャベツの酸味がたまらなく豚肉に合うんですよね~。ギリシャの煮込みを作ったのでギリシャ料理で揃えようかとも思いましたが、パスタが食べたくて若干イタリアが混在している今日の晩ごはん。 ブロッコリーのパスタ(レシピはコチラ)はダンナさんが好きなのでよく作ります。ブロッコリー(2人分で一株使いました。パスタは100g)はどっさり入れてクタクタにし、肉厚のショートパスタを合わせて食感の組み合わせを楽しむのがコツ。アンチョビの風味もいい立役者です。 そして、もうひとつのギリシャ料理がこちら。 トマトを使ったギリシャ風の焼きチーズ「サガナキ」です。ギリシャではとにかくフェタチーズを多用し、時には単体で焼いて食べたりもしますが、塩分が強すぎて日本で食べるには(しかも冬だし)適しません。なので具入りのサガナキ。いい具合に熟したトマトがあったのでえーい!とまるごと入れました。そんな感じに豪快に作った割には、これ美味しかったです。予めにんにくとオリーブオイルを熱した中に野菜とチーズを入れてオーブンで焼くので、野菜ににんにくオイルとチーズの両方の風味が絡んで美味しいスペイン料理の「アヒージョ」に更にチーズが加わった感じで、より欲張りに楽しめますトマト以外の野菜でも美味しくできると思いますので、是非お試しください!≪にんにくオイルと焼きチーズ、両方美味しいギリシャ風「トマトのサガナキ」≫レシピ:2人分1) 小さめの耐熱容器に縦横に切り目を入れたにんにく2かけとオリーブオイル50cc程度(容器の大きさに合わせてください。底から1cm程度あるといいです)を注ぎ、200度のオーブンでにんにくがシューシュー言うまで加熱する。約10分ぐらいかな?直火にかけられる容器なら直火でOK。2) フライパンに微量の油を熱し、7mm程度にスライスした玉ねぎ1/4個分に焼き目をつける。焼き目をつけて香ばしくすることが目的なので、さっとでOKです。熟したトマト2個はへたの部分をくり抜いておく。3) 1)のオイルに2)の玉ねぎ、トマトを順に入れ、その上から1~2cm角にカットしたフェタチーズ30~40g(なければ加熱して美味しくなるタイプのチーズなら何でもOK。今回はペコリーノとレッドチェダーを合わせて使いました)を散らし、オーブンで10分程度、チーズのいい焼き色がつくまで焼けばできあがり!お好みでパセリを散らし、アツアツを召し上がれ♪本来は焼きチーズを楽しむ料理なので、もっとどっさり入れてもOKです(現地だとすごい塊で出てきます)。今回は胃の調子を考慮してちょっと控えめ。でも美味しかったです。焼いたチーズって美味しいですよねとろけたチーズよりも、焦げ目がつくぐらい焼いた方が私は好き。香ばしい風味が好きなんだろうな。ギリシャ料理、ちょっと久々に作りましたが美味しかったです(昨シーズンまでマリノスに在籍した)坂田選手がどうやらギリシア1部リーグのチームに移籍するようなので、いる間にまた行きたいね~なんて話しながら食べたディナーでした。今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.16
※Jリーグの移籍についてちょこっとだけ。1/6付で、現京都の渡邉大剛選手の大宮加入が決まりましたー!!わーい!!もともと好きな選手なのですごくすごく嬉しいです!同じく大分から移籍の東選手も好きなので嬉しい!楽しみだなー新シーズン。わくわく一方、甲府の大宮化ががんがん進んでいますが・・・こちらも見守りたいと思います^^;ウッチー、トミダイ、がんばって!!ダンナさんが実家からもらってきたお餅。美味しいし好きなのですが、和食を作る機会が少なく炭水化物よりも野菜やたんぱく質をいっぱい食べる習慣の我が家、毎年消費に苦しみます^^;冷凍すると味が落ちてしまうので、美味しいうちに食べ切りたくて考えた結果がコチラ↓ イタリア~ギリシアあたりの地中海各国料理に合わせようと、オリーブオイルでこんがり薄切りトースト感覚で焼いてみました。半分は粗塩を振ってプレーンな味のまま、もう半分はホールトマトを塗ってバジルを散らしたほんのりトマト風味。・・・これ、美味しかったですポイントは「予め底の面をフライパンでこんがり焼く」こと。底になる面は、オリーブオイルを多めに敷いたフライパンで焦げ目がつくように焼いたのですが、底の「カリッ」と香ばしい感じがなんとも美味しいプレーンなピッツァを食べているような感じで、それだけで(おかずなしで)美味しいです。トマト味もあっさりしていて美味しい!子供の頃、お餅のピザ風ってよく作って食べていましたが、あそこまでヘビーでなく、でも香ばしい感じにできないかな~と考えて試してみましたが、プレーン正解それも、サラダ油を使うと油臭い感じが気になるので、加熱しても匂いのしない(しても邪魔にならない)オリーブオイルを使うのがポイントです。そのまま食べても美味しいオリーブオイル焼き、オススメ!≪イタリアンや地中海料理にぴったり!お餅のこんがりオリーブオイル焼き≫1) お餅は、分厚ければ厚さを半分にする。2cm以下ならそのままで大丈夫だと思います。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1程度を敷いて十分に熱し(でないとお餅がくっつきます)、お餅を並べて片面(底の面)のみこんがり焼く。3) 焼けたお餅を耐熱容器またはオーブンペーパー等に取り、焼いていない方の面(上の面)に味付けする。プレーン味は粗塩を軽く振り、トマト味はホールトマトやケチャップを好みで塗りつけてバジルを振って、オリーブオイルを軽く回しかけてオーブントースターまたはオーブンで軽く膨れてくるまで焼けばできあがり!この日合わせたお料理はこんな感じ。ギリシャ料理っぽい品揃えです。 お豆は元旦の残り、メインはラムチョップ。塩コショウと刻みにんにくでマリネしておいたものをフライパンでジューッと焼いただけです。皮のところを最初にしっかり焼き付けるのがコツ、文句なく美味しい それと、野菜料理が食べたくて、ギリシャ風の甘塩鱈のフリッターとにんにく風味のマッシュポテト「スコルダリヤ」に合わせて、同じ衣で野菜(人参、ピーマン、玉ねぎ、自家製のドライトマト)を揚げました。今日は衣に溶き卵を加えてフワッとさせています。ドライトマトは予めぬるま湯で戻しました。 合わせたディップは、マッシュポテトの他は水切りしたヨーグルトに茹でて刻んだほうれん草とすりにんにくを混ぜたちょっとトルコ風のほうれん草のヨーグルトディップ。このディップがまた、上のこんがりお餅にぴったりでした うーんどれも美味しかった!オリーブオイルで焼くと、お餅がこんなにさっぱり・こんがり食べられるのは新発見!実はまだお餅残ってるんですが(笑)、この調子だとカビが生える前に食べきれそうですうん、今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.04
ちょっと前に作って、いたく好評だった一品のご紹介です。 この日はムサカ(レシピはコチラ)も綺麗にできてダンナさんが「きれいにできたね~、芸術賞」と言ってくれたのですが、 問題のブツはこちら↓ 基本はギリシャ風の茄子を使ったお団子「メリジャノケフテデス」ですが、ここにレンズ豆を加えた我が家風。茄子だけだと歯ごたえが物足りないかな??と思って加えてみたら、これが大正解でした 茄子のソフトなジューシー感と弾力に、レンズ豆の香ばしく味わい深い風味が加わって言うことなしの美味しさ!ヨーグルトと一緒にピタパンに挟んだりしても美味しいと思いますが、そのままつまんでワインのお供に、お弁当のおかずに、とっても美味しいですダンナさんも「これチョー美味しい絶対また作って!」と大喜び!私、子供の頃は茄子が苦手であまり食べられなかったのですが、これならパクパク食べられただろうな~。茄子特有の臭みを全く感じないので、お子さんにもウケそうなヘルシーな一品、とってもオススメ!是非おためしください。≪ジューシーかつ味わい深い!ギリシャ風茄子とレンズ豆のミートボール風≫レシピ:2人分1) 茄子1本は洗ってラップにくるみ、レンジ弱で3分ほど加熱。途中で上下を返してまんべんなく加熱し、粗熱がとれたらへたを落として皮をむき、5mm角ぐらいに刻む。2) レンズ豆カップ1/8は30分~1時間程度水につけておき、水を含んで少し柔らかくなった状態でざるにあけ、軽く水気を切ってフードプロセッサにかけて砕く。3) ボウルに1)、2)、みじん切りの玉ねぎ1/4個分、塩コショウ、パセリのみじん切り(なくてもいいです)、溶き卵1/2個分、パン粉大さじ1~2(硬さをみて量を調整してください)を混ぜ合わせ、まとまったらスプーンですくって1個あたり大さじ1強ぐらいの平たいボール型にし、冷蔵庫で2時間程度冷やして形を落ち着ける。4) 3)に小麦粉を軽くはたきつけ、たっぷりの油で揚げ焼きにしたらできあがり!★お好みでおろしチーズを加えて作っても美味しいです。スパイシーなのがお好きな方はコショウを多めにしたり、チリパウダーを加えても美味しくできます。茄子の水気によってタネの硬さが変わってくるので、卵やパン粉の量を調整してください。ゆるくなっても、クリームコロッケの要領で冷凍してから揚げるとうまくいきます。今日はライ麦粉をブレンドして焼いたパンも美味しくできたし、 リンゴのサラダも美味しくできました!(千切りにして塩もみしたキャベツ、スライスオニオン、ぬるま湯で戻したレーズンと6つ割にして7mm厚さに切り、塩水につけたリンゴをヨーグルト・マスタード・レモン汁・塩コショウ・隠し味の醤油少々のドレッシングで和えます。マスタードの酸味とレーズンの甘みがポイント!) ぜ~んぶ美味しくできましたが、やはり一番は茄子とレンズ豆のボールかもまた絶対作ります!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.11.18
この1~2週間、鼻炎か風邪か判断しづらい症状が続きました。風邪薬や鼻炎カプセルを飲み続けたおかげでサッカー観戦は休まずに済んだものの、代わりに胃をすっかりやられてしまい、とうとうダウンです食欲はあるものの、油やお肉のことを考えるだけで胃がキュッと痛むので、今日はお酒も油もお肉もお休み!よーく熱を通して柔らかくなった穀物と野菜ぐらいにして胃を休ませようと思います。という訳で作ったのが、コチラ。 ギリシャ風のキャベツのリゾット「ラハノリゾ」。胃に優しいキャベツを大量に使うのと、お米の量が少なくて済むので胃に負担がかかりません。そして美味しい。「胃を休ませるため」の味気なさを感じずに済む、普通に美味しいごはんです。 キャベツを煮込むと甘くなりますが、それを抑えてくれるのがトマト。適度な酸味も加わり、味に深みも出てとても美味しいです。チーズを加えると美味しさアップ!今日は体調の関係で少なめですが、おろしたてチーズをたっぷりかけると最高に美味しいこれなら胃が弱っている時でも安心して食べられます。それと、仕上げのレモン汁もポイント!ギリシャ料理はレモンを多用しますが、野菜を使ったリゾットにレモン汁って意外と合うんですよね。キャベツをかなり使うので満腹感もあり、食物繊維も豊富なのでダイエット中の方にもオススメです。簡単なので是非作ってみてください!≪キャベツどっさりで美味しい!ギリシャ風キャベツのリゾット「ラハノリゾ」≫レシピ:1人分1) キャベツ1/4~1/3個は細めのざく切り、玉ねぎ1/4個分は薄切りにする。2) 深めのフライパンにオリーブオイル少々を敷いて弱めの中火で玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらキャベツも加え、塩少々を振って水気を出しながらかさが減るまで炒める。3) ここにホールトマト大さじ2杯分ぐらいをつぶしながら加え、ディル少々(なくてもよいですが、入れるとぐっと美味しくなります。今回は切らしていたのでディルシードで代用)と水1カップも加えて混ぜ、米約1/6合分(もうちょっと多くてもよいです)を加え、蓋をして米を炊く。沸騰したら弱火にして10~15分ぐらい、途中何度か混ぜてください。水分が足りなくなったら追加。4) 米が柔らかくなり、余計な水分がなくなったら塩・コショウ・レモン汁で味を調えて出来上がり!お好みでチーズを振ってどうぞ!★お好みで、鶏肉を加えて作っても美味しいです。チキンの優しいだしがこのお料理には合う気がします。★今回は長粒米で作りましたが、普通の日本のお米で美味しく作れます。このところ鼻水というか、鼻の粘膜がやられてムズムズする症状が続いたんですよね~。実は花粉症か!?と疑わなくもないですが、収束しつつあるのでとりあえずいいか^^;胃が痛むのは、薬のせいもありますが大宮の残留争いやらフロントの問題やらで気持ちが落ち着かない要素も大きいのだと思います。大宮に限らず、残留争いをしているチームや昇格争いをしているチームのサポーターの皆さんも(そうでなくとも有力選手の移籍や監督の交代の噂が多い時期ですし)、毎年この時期は胃が痛む日々を送っているんだろうなぁ。寒くなりだす時期でもあるので、体調管理にはしっかり留意して、良いシーズンの終わりを迎えたいものです。うん、今日も美味しくいただけました!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.11.08
という訳で、文化の日のブランチの続き。実はもともとこれを作りたくて、ギリシャ料理で揃えました。 豆とほうれん草のオーブン焼き。きっと本来は豆は「ギガンテス」というもっと大きな種類の白いんげん豆、ほうれん草ももっと青みのつよい現地独特の青菜(青くさすぎて私は苦手でしたが・・・)を使って作るのだと思いますが、とても美味しくできました! 茹でた豆をトマトソース等で味付けしてオーブンで焼く料理はギリシャでは他にもありますが(ギガンテスのオーブン焼き、レシピはコチラ)、青菜を合わせるというのが珍しいな~、どんな味になるんだろう??と興味津々で作ってみたところ、驚くべき美味しさ!焼いた豆のホクホクした美味しさ、炒めた玉ねぎの優しい甘さ、そして煮たほうれん草のクタッととろける感じ、これらが全ていい具合に融合しています。美味しい!作る前は、豆はともかくほうれん草も一緒に焼いてしまうと水分が抜けてカラカラにならないかな?とか、そのことで苦味が出ないかな??と懸念していましたが、そんなことは一切なし!豆の茹で汁を使うせいか、全体的にとても優しい味付けながらも豆特有の旨味がうまく出ています。でも何と言っても出色は食感!ほうれん草のトロッとした感じが、焼いてホクホクになった豆に合う!!すごく合う!!はまりました作り方はとても簡単です。身近な材料で作れるので、ほうれん草が美味しくなるこれからの時期、是非試してみてください。≪ホクホクの焼き豆とトロッととろけるほうれん草のクタクタ感が美味しい!ギリシャ風豆と青菜のオーブン焼き≫レシピ:約2人分1) 白花豆など、大きい白いんげん豆(乾燥)1~2つかみは水に一晩つけて戻し、最初は戻した水ごと火にかけ、沸騰したら水を取り替えて柔らかくなるまで茹でる。茹で汁はとっておく。2) ほうれん草1/2袋(もっと入れてもよいです)は洗ってラップで包み、レンジで1分加熱してざく切りに。玉ねぎ1/2個は薄切りにする。3) フライパンにオリーブオイル小さじ2程度を入れて熱し、玉ねぎを炒める。少し色づくまで、じっくり炒めてください。4) 3)につぶしたホールトマトまたは汁の部分のみ、少量(1/4缶弱程度)加えて馴染ませ、豆の茹で汁適量を加えてのばし、塩コショウ、ディル適量で味付けする。オーブンは190度に予熱。5) 4)にほうれん草と豆を加えて混ぜ、水分が足りなければ再度豆の茹で汁を加えて耐熱容器に移し、予熱したオーブンで20分程度焼く。水分が均一になるよう、途中で一度取り出して上下を返す感じにするとムラなく焼けます(ここでも、パサパサにならないよう乾きすぎたら豆の茹で汁をプラス)。余計な水分が飛び、豆の表面に軽く色がついたらできあがり!たったこれだけ??と思うでしょう?でも美味しいんですとっても豆は身体を温めてくれるので、これからの季節は特に美味しく感じますね。末端冷え性の私は既に手足の指先が氷みたいになっていますが、温まる食べ物を食べて身体に力をつけたいと思います。うん、これまたとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.11.03
今日はナビスコカップ決勝戦。去年も今年も決勝とは無縁の我が家、おうちでテレビ観戦です。・・・が、14時キックオフってお昼にワイン飲んで酔っ払っている危険性の高い時間帯(笑)今年は飲み過ぎないようにしよう!と、飲みすぎない前提で作ったブランチがコチラ↓ 鶏肉が食べたいな~、久々にギリシャ料理食べたいな~という気持ちから、ギリシャ風のトマト煮をメインに、豆・野菜料理とサラダを添えました。このところジビエ系のお肉を何度か食べた反動か、今度はチキンやお豆が食べたくなっている私です。という訳で、今日のメインは「パスティツァーダ」。 ギリシャ風のお肉のトマト煮、牛肉で作られることも多いようですが今日はチキン。ギリシャ特有の長いマカロニ(イタリアのように肉厚でなく、へにょへにょしてます)を添えるのがお決まりだそう。シナモン風味のトマトソースなので、リンゴ合うかな~(←まだ余ってます^^;)と思って添えました。 うん、チキン美味しい最初に焼き目をキチッとつけてからソースで煮込むので、チキン特有の香ばしさを損なわず、かつソースのしみた柔らかさも味わえます。美味しい!そしてオールスパイスやシナモンを効かせたソースにもチキンの旨味が染み出していて、これを吸ったヌードルもまたウマイパスティチョ(ギリシャ風ラザニア、レシピはコチラ)にも使う長いマカロニ、非常に食べづらいですが美味しいし気分が出るのでダンナさんも私も好き。そしてバターで焼いて一緒に盛ったリンゴもウマイ。チキンによく合います。ロングマカロニの代わりにリングイーネやフェットチーネを柔らかめに茹でてもOKだと思います。簡単で美味しいので、是非お試しあれ!≪シナモンのほのかな風味が美味しい!ギリシャ風チキンのトマト煮ヌードル添え「パスティツァーダ」≫レシピ:約2人分1) 鶏肉(むね肉1枚を使いましたが骨付きのももならより美味しいと思います)250~350gは塩コショウをすりこんでおく。玉ねぎ1/2個分、にんにく1かけはみじん切りに。2) 厚手の鍋(ル・クルーゼを使いました)にバターまたはオリーブオイル小さじ1を敷き、中火で鶏肉を焼く。皮目の方から焼いて両面に香ばしい焼き色をつけてください。3) チキンを取り出し、残った油でにんにく・玉ねぎを炒め、玉ねぎがしんなりしたらシナモン・オールスパイス各適量とローリエ1枚を加えてダマにならないよう馴染ませ、つぶしたホールトマト1/2缶分、砂糖少々(小さじ1/2弱ぐらい、ごく微量です)も加えて混ぜる。ぐつぐつしてきたらチキンを戻し、チキンがひたひたになる程度の水を加えて蓋をし、20~30分煮込む(途中で水が足りなくなったら足してください)。4) チキンを煮ている間に別鍋にお湯をわかし、沸騰したら塩を加えてロングマカロニ100~140gを茹でておく。5) ソースの味をみて調整し、ヌードルとチキン、ソースを盛り合わせ、ヌードルにおろしたチーズをかけたらできあがり!(今回は煮たお鍋にヌードルと、付け合わせとして8つ割にしてフライパンでバター焼きにしたリンゴを一緒に盛っています)美味しいので是非作ってみてくださいね一緒に作った豆とほうれん草のオーブン焼きもすごく美味しかったので、別記事で取り上げることにします。さてさてこのお料理、ギリシャで買った料理本(英語表記)で見つけましたが、チキンを使った似たような調理法の「コトプロ メ ヒロピテス」も存在しており、何が違うの??とよーく見比べると、どうやら違いは添えるパスタのよう。「パスティツァーダ」に添えるのはロングマカロニ、「コトプロ メ ヒロピテス」にはその名のとおり「ヒロピテス」というギリシャのパスタ(羊の乳が練りこまれた平たいパスタ)を添えます。羊乳の風味をチキンと合わせて味わうお料理なんですね。こりゃ~入手は難しいな^^;それと、「パスティツァーダ」という料理名にもどこかで行き当たったような気がして調べると、以前行った都内のクロアチア料理屋さん(「ドブロ」)のランチの看板メニュー。これです↓ 全然違う(笑)こちらの「パスティツァーダ」は、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。ほろほろと崩れるほどに柔らかい中に、ほんのりワインビネガーの風味が利いているのが特徴ですが、ギリシャ風のようなスパイスの風味はしません。うーんどの辺りが「パスティツァーダ」と呼べる境界線なのか、難しいぞ!!まぁ、どちらも美味しいので私的には呼び分けて認識することにします^^;うん、今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでしたあ、飲みすぎないを意図したおかげで、ナビスコ決勝は延長戦までしっかり観戦できましたよ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.11.03
暑くなると自然とギリシャ料理が食べたくなります。2年前にギリシャ旅行に行ったのが9月の暑い時期だったからか「ギリシャ料理=夏」のイメージが強いんですよね。でも実際、ギリシャ料理って夏の野菜やお肉、お魚をバランスよく美味しく食べて、暑さに負けない身体にしてくれる感じがします。ギリシャの人たちって強靭そうな体格してますものね^^;そんな訳で、今日もギリシャ料理。 最初に作りたいな~と思ったのがズッキーニのフライ、後はそれに合わせた献立にしました。先日も取り上げたギリシャ風のサラダと、ハーブを利かせたチキンと米粒型のパスタをトマトで煮込んた「チキンユベッチ(レシピはコチラ)」です。ユベッチ、久々に作りましたが個人的にはやっぱりチキンのがいちばん美味しいなーと思います。ラムも捨てがたいですが、夏らしいのはチキンかな。今日は皮なしのむね肉で作ったのでちょっとパサッとしてしまいましたが、チーズやオイルで補えばOK!美味しかったです ズッキーニのフライは、現地で何度か食べましたがお店によって大きさが大分異なります。1cmぐらいの厚さのお店もあれば、縦に割っているお店もあったりして切り方はさまざま。でもズッキーニは水分を凝縮させると断然美味しくなるので、今日は薄めにスライスしてみました。スライスするそばから水気が出てくるので、その水分を利用して薄く小麦粉をはたき、オリーブオイルで両面をこんがり揚げ焼きにします。 そのまま軽く塩を振って食べても美味しく、にもピッタリですが、夏なので更にパンチを加えます。にんにくの効いたきゅうりとヨーグルトのディップ「ジャジキ(レシピはコチラ)」をつけて食べると、これがもう最高にウマイ!ジャジキはやっぱり夏の食べ物だなーと思います。ヨーグルトの爽やかさと濃厚さににんにくの風味がぴったりで、ここにきゅうりの清涼感が加わることでぐっと夏らしい!汗を多めにかいた日は、塩を気持ち強めにすると美味しく感じます。フライにつけてもいいし、トーストにのせて食べても美味しい。きゅうりを入れすぎると水っぽくなって美味しくないので、残りはサラダに入れて使い切りましょううーん今日も白ワインが進んだ食卓でしたギリシャ料理はやっぱりキーンと冷やした辛口の白ワインが最高です!今日も美味しかった!ごちそうさまでした明日は今季初の久々カシマサッカースタジアム!グルメスタジアム健在です!! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.07.30
今夜からW杯は準々決勝。今日・明日と23時から好カードが続きます。いひ、楽しみでも夜にサッカー見てるとが欲しくなってくるんですよね~。かと言って、あまり重たいおつまみ食べるともたれるし・・・。という訳で、サラダとちょっとつまめるおつまみを用意。 今日のカードはブラジルVSオランダ。事実上の決勝戦と言ってもおかしくない屈指の好カード!なのでブラジルの食べ物が食べたくなって、冷凍庫にあったこれを揚げました↓ 白っぽい見た目でなんだかおかきみたいですが、もちろん違います。「マンジョッカ・プレコジータ」。キャッサバ芋(タロ芋)の素揚げです。冷凍のをそのまま揚げるだけなので簡単。我が家から車で20分程度の鶴見のブラジル食材店で買いました。塩で食べても美味しいですが、私はケチャップにタバスコやチリを加えてちょっと辛くしたソースをつけるのが好き。にぴったり!フライドポテトほど油を吸わないので、夜に食べても比較的OKなおつまみです。もう一品はブラジルとは無関係、ギリシャのサラダ。 レストラン等では英語で「グリーク・サラダ」と表記されていることも多いですが、正式(?)名は「ホリアティキ・サラタ」。農夫のサラダという意味です。ギリシャではどのお店にも必ずある定番中の定番。暑い季節に食べたくなるこのサラダは、3~5mm厚さに切ったきゅうり・角切りトマト・スライスした生ピーマン・同じくスライスした玉ねぎ・ブラックオリーブが定番の材料。ここに塩・オレガノ・オリーブオイル・レモン汁をかけ、ギリシャのチーズ「フェタチーズ」をどかん!とのせてできあがり。材料を切ってどんどん加えていくだけなのでとても簡単。現地だとフェタがホントにどかん!と出てきます(→私がギリシャで食べたのはこんなです)が、家で作る際はキューブ状でハーブオイルに漬かった状態で売られている瓶詰めのフェタ・キューブを使っています。このサラダはなんと言ってもフェタと生のピーマンがポイント!私は普段家で作るサラダには、風味がきつくなるので滅多にピーマンを使いませんが、7~9月の暑い時期だけは例外。このピリッとしたスパイシーな風味が殊の外美味しく感じるのです。ピーマンって夏野菜なんだなーと実感。ギリシャ風のサラダ、フェタ抜きで作っても美味しいので、試してみてください。ラフに豪快に作るのがコツですよ※そして、例によって後記。いやー南米勢揃っていなくなっちゃいましたね~。驚き&残念です。ブラジルVSアルゼンチンで決勝になると思ってたんだけどなー。というか、どちらの試合も前半と後半でずいぶん違うゲームになったのが不思議。特にブラジルの試合、前半だけ見れば順当勝ちしそうでしたもんね。これだからサッカーは予測がつきません!そして、スカパー!で毎試合恒例のオシムさんの長話(笑)ひねった表現が多いので、ストレートな意図を汲むのが難しいですが、時々「くすっ」と笑える部分があるのが好き・・・でね。そのオシムさんの後ろに、いましたザクミ。 試合の中継ではハーフタイムの模様があまり映らないため着ぐるみザクミをなかなか見られないのですが、先日動いている様子を発見しました。グループリーグ、チリVSスイスの試合の映像。↓ベンチの後ろに、それっぽい頭部発見! ↓歩いてきました! ↓おぉ~、初めて全体像を見た!脚、意外と太めですね。確かに豹柄だ~ もっとアップで見たかったですが、残念ながらこの先は見切れてしまってます^^;カメラさん、もっとザクミをヒューチャーしてみないか!!日本代表も帰国して(良かったですね~帰国会見)、W杯もいよいよ終盤。もっと見たいよう!という思いもありますが、どんな決勝カードになるのか、残りの試合も楽しみです!今日も美味しかったー、ごちそうさまでした! ↓フェタチーズ、ギリシャ料理には欠かせません。塩気と柔らかさにハマりますよ♪ ギリシャ風サラダに挑戦!【6/21以降発送】フェタチーズ アテネのチーズ【フェタ・チーズ(200g)】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.07.02
めっきり寒くなってきましたね。こんな日に山形で試合とは、アルディージャの皆様おつかめさまです。とりあえず雪じゃなくてよかったですね、でないとラファエルもドゥドゥも動けないよ^^;というか負けないでくれ!せめてどうにか引き分けてくれ!!と思いつつ、私は結局風邪が治らず、山形へ行くことも仕事をすることも適わずに自宅でPC観戦。夕方からはマリノスの状況も見守ります。大宮とはまったく関係ないですが、寒いので煮込み料理を作りました(うーん山形牛でも使えばよかったか??)。ギリシャ風牛肉と玉ねぎの煮込み「スティファード」。ちょっと写真暗いですが、実物はもっと赤っぽいです。ビーフシチューみたいな色。 あー暖かくて美味しい煮込み時間は圧力鍋で15分程度と短時間ですが、牛肉はほろほろ、その旨味を吸った玉ねぎもとろ~り美味しくできあがりました!食材は柔らかくなりますが煮込み時間自体は短いため、ホールトマトが比較的フレッシュなままなのも嬉しい。肉の部位にもよりますが、その他の油脂を殆ど使わず、味付けも塩・コショウのみなのであっさりした味わいです。以前はもっと丁寧な手順(本格的に作りたい方はこちらをご覧ください)で作っていましたが、今日は主食がパスタでイタリア料理が混じっていたため、ギリシャ風には拘らず簡単な作り方にしました。1) 牛肉200g程度(シチュー・カレー用)に塩・コショウを軽くまぶす2) 玉ねぎ2個(もっと入れてもよいです)を縦4つ割に3) 圧力鍋にバター少々を敷いて中火で熱し、玉ねぎのみを最初に入れて断面に焼き目をつけ取り出す4) お肉が鍋にくっつかない程度にオリーブオイル少々を足し、牛肉に焼き目をつける5) ホールトマト1/2缶をつぶしながら投入、赤ワイン100cc、粒コショウ3~4粒、ローリエ1枚を加えて軽く混ぜ、2)の玉ねぎをのせる6) 蓋をして強火にし、圧力(強)をかけて15分~20分で火を止める7) 圧力が抜けて蓋が開けられるようになったら、味見をして塩少々で調味してできあがり!簡単&材料がとてもシンプルでしょ?でも美味しいです。普通のお鍋で作る場合は40~50分煮込めばOK。お肉と言うより玉ねぎが主役の料理なので、玉ねぎがとろ~んとなるまで煮込んでください。現地では玉ねぎがもっともっといっぱい入ります。パンにもパスタにも、ごはんにも意外と合うので便利なお料理。冬場は私かなりよく作ります。ダンナさん的にもおなじみの一品。・・・で。今日のディナー全体はこんなでした。お昼に割といっぱい食べたので、少し軽め。 スティファードのほかは、キャベツとマッシュルームのカレー風味のオムレツ、茄子のパスタです。どれも美味しかった♪赤ワインにぴったりのメニューです(飲む気満々で作っているので当たり前ですが)。そんなことより。大宮もマリノスも引き分けだよ・・・- -;大宮は調子もよくなかったようですし、引き分けでまぁOKかなーと思いますが、マリノス2点先取してたのに引き分けかよ・・・- -;どこまで勝ちきれないんだマリノス!!そんな間にも柏は大変なことになりましたね。次の試合がとても心配です。大宮、奇跡を起こすのはここか!?ホーム最終戦だし!私観に行けないし!!(っていうか奇跡じゃないよねー実力だよねー)ともかくともかく。アウェーまで行かれた皆様、おつかめさまでした。ドゥドゥさんはいったいいつになったら覚醒するんだろうか・・・。覚醒しないままいなくなったりしないよね~・・・。心配です。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.11.21
先日の「玉ねぎとヨーグルトのパスタ」に続き、ギリシャのパスタ料理です(それもマイナーな^^;)。英題は「macaroni with leeks in the oven」。「マカロニとリーク葱のオーブン焼き」・・・って、一体どんなんだ???葱好きのワタシとしてははじめから興味津々だったのですが、長ネギ(←はなからリーク葱で作る気ナシ)をまとめ買いする機会がなかなかなく、延ばし延ばしにしていました。やっと作ってみたのがコチラ。 先日、葡萄の新芽のムサカ風を作った際、一緒に作ってギリシャ風のブランチにしました。「キレイな色合いだねー」とダンナさん大喜び。やっぱり料理は美味しいだけではなく、彩りや盛り付けも重要な要素ですよね。地中海のお料理はトマトやパプリカを多用するので、それと卵、サラダを合わせただけで赤・黄・緑の華やかな色彩になります。ギリシャ料理の場合、更にヨーグルトやチーズの白、ブラックオリーブの黒も加わってますます華やかに!このパスタも、長ネギの白とブラックオリーブ、卵、トマトで色鮮やかです。彩りだけでなく、切り口もきれいでしょう?^^↓ さてさて、肝心のお味ですが、あっさりしていて美味しい!軽めの食感でたくさん食べられます。長ネギの甘みを生かしたメニューなので、オーブンに入れる前にきっちり加熱して甘みを引き出すのがポイント。フレッシュなトマトがジューシーさをプラスし、卵が全体をまとめて、ブラックオリーブがスパイス的に味を引き締めてくれます。ライトな味わいなので、ムサカのようなちょっとこってりめのメイン、或いは肉料理を作った際のサイドに良いと思います。パスタは、やはりギリシャ料理なので薄くてぺらぺらしたタイプ、スーパーや輸入食品店で安売りしているものが適しています。今回は、500g100円で安売りされていたイタリア製のリングイーネを使用。小麦の味が薄いのと食感が物足りないのでパスタ料理のメインを張るにはいまひとつなのですが、こんな風に使うにはちょうどいい感じ。使い分けですね^^;簡単な材料でできるので、是非お試しください!作り方です。≪ギリシャ風、あっさり味がうれしい長ネギとパスタのオーブン焼き≫レシピ:2~3人分(今回は12cm×23cm、高さ5cm程度の耐熱ガラス皿を使いました)1) パスタ(上記のとおり、薄くてぺらぺらしたもの。ロングパスタを10cmぐらい、容器の幅に合わせて折って使うのがよいです。今回はサイドなので少なめに50g使いましたが、主食にするなら100g前後に増量してください)は、多めに塩を入れた熱湯でアルデンテよりも柔らかめに茹で、バターまたはオリーブオイル少々を薄く塗った耐熱容器に敷き詰める。2) 長ネギ2~3本は容器の幅に合わせて10cm程度の長さに切り、バター小さじ1を溶かしたフライパンに入れて、金色のような綺麗な焼き目がつき、全体にバターがまわって甘みが出るよう、7分ほどじっくり炒める。強火で急ぐと甘みが出ないので、あくまで弱めの火で優しく炒めてください。薄く塩味をつけておきます。3) 耐熱容器のパスタを2)のネギでまんべんなく覆い、まずはこの状態で160度のオーブンで7~8分加熱。4) その間に残りの具を準備。生のトマト1~2個は乱切りに。ブラックオリーブ4~5粒はスライスし、卵1~2個は割りほぐして塩・黒コショウで軽く味付けしておく。5) オーブンの中の長ネギがいい色になってきたら、いったん取り出して4)の卵を全体にまわしかけ、トマトとオリーブを散らして再度オーブンへ。180度で7分程度、卵が固まって美味しそうな焼き色がついたらできあがり!チーズを使っていないので、とてもあっさりした味わいです。お好みで、卵をまわしかける際に一緒にチーズをかけてもよいと思いますが、メインのメニューに合わせてください。これ、ダンナさんはいたくお気に召した様子。「また作ってねー」と一口食べた段階で言っていました。ライトな味わいがよかったみたいです。ギリシャ風のあっさりパスタ、ぜひお試しください! ↓ブラックオリーブ、いろいろ食べ比べてみましたがやっぱりカラマタが美味しいです。 柔らかくて風味が豊か!きつさが全くありません。クセになりますよー^^ 黒オリーブの王様、ギリシャのイリダ・カラマタ 家庭で愉しむ本格的イタリア料理【カラマタオリーブ】レギュラー 560ml ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.05.17
前回「葡萄の新芽レシピの決定版はコレ」的な記事を書きましたが、・・・それ以上のものを作ってしまいました! ん~、全体写真ではわかりにくいですよね^^;葡萄の新芽のムサカ風(というか、ドルマとムサカのわがまま合体バージョンというか・・・^^;)です。 上にかかっているのはギリシャ風のレモンソース、全体の構成はギリシャ名物「ムサカ」(私が作るレシピはコチラ)的な感じに段にしました。下から「じゃがいもスライス・ラム肉のミートソース・茄子スライス・ラム肉ミートソース・葡萄の新芽」の順で重ね、上部をホイルで覆ってオーブンで蒸し焼きにし(そのまま焼くと葡萄の新芽が焦げてしまうので)、ムサカでは一番上にかけて焼く卵入りホワイトソースの代わりに、食べる前にレモンソースをかけました。断面はこんな↓ 崩すとこんな↓ これねー、ホント美味しかったです!!!とにかく、全ての食材が相性抜群なんです!じゃがいも&ラム肉&茄子の相性の良さはもちろんのこと、ミートソースに使ったスパイス(クミン&オールスパイス)と葡萄の新芽の風味も欠かせない立役者。そしてその全てを、なめらかかつ爽やかなレモンソースがうまく包み込んでいる感じ。上手に切って、全部の層を一緒に口に入れたい。そんな味わいです。ダンナさん大興奮。「何これ、本場のドルマやムサカより断然ウマイよ!店出した方がいいよ!!」・・・いやいや興奮しすぎ。確かに美味しくできましたけどね(笑)そもそもの着想のきっかけは、1) 葡萄の新芽、もっと美味しく食べたいなー2) 風味が弱いから、葉と同様に塩漬けして発酵させたら酸味が増して美味しくなるかな??→塩漬け仕込み決定!(と言っても、軽く熱湯をかけた後、塩水に着けてカビないよう密封するだけ)3) 葡萄の葉の風味、ラムとか牛とかのミートソースに合いそうだな~、だったらムサカにも合うのでは??でもホワイトソースは合いそうにないなー4) そうだ、ギリシャで食べたドルマにレモンソースがかかってて美味しかった!(↓コレ) 5) それなら、ムサカの上部にレモンソースをかけてみたら美味しいのでは!!!・・・的な感じで思いつきました。いちおう創作オリジナルです(えっへん!)。最高に美味しいのですが、かなり手間がかかるのと、材料が特殊なので作るのはちょっと難しいですが、参考までに簡単に記しておきます。葡萄の葉をお持ちの方なら、葉っぱを使った方が美味しくできるかも知れません。≪葡萄とレモンソースの酸味、ラム肉・茄子・じゃがいものハーモニーがたまらなくウマイ!!葡萄の新芽のムサカ風≫レシピ:2~3人分1) 葡萄の新芽の塩漬けを用意する。葡萄の新芽は洗ってざるに広げ、熱湯を回しかけた後、水200ccに対して塩大さじ1強ぐらいの、ちょっと濃い目の塩水に漬けておく。表面が水から出るとカビてしまうので、最初の数日はラップをかけて重石をのせてください。4日目以降からは重石を取っても浮きにくくなります。(新芽、こんな感じで送って頂きました。ありがとうございました!) 2) コチラを参考に、ホワイトソース以外のムサカの具材の準備をする。ラム肉のミートソースは、赤ワインを多めに入れた方が美味しくできます。じゃがいもは3~4mm、茄子は5mm程度のスライスにしてください。重ね焼きにする際ラム肉から脂が出るので、事前に炒めなくてもOKです。3) 耐熱容器に、「スライスしたじゃがいも(お刺身状に、斜めに重なるように)→ミートソースの半量→スライスした茄子→残りのミートソース」の順にムサカの具を重ねて行き、最後に葡萄の新芽の塩漬けで、ミートソースが完全に隠れるよう上部を完全に覆い、アルミホイルで上部をふわっと覆って、190度のオーブンで20分蒸し焼きにする。4) ムサカを焼いている間に、レモンソースを作る。水120ccにチキンブイヨン少々、小麦粉大さじ1強を加えてダマにならないようよく混ぜ、小鍋にあけて軽く熱する。あたたまってきたらレモン1/2個分の汁をギューッと絞り入れ(汁気が少ないレモンなら、もっと使ってもいいです)、溶き卵1/2個分を加えてすばやく混ぜてできあがり!熱しすぎると白身がダマダマに固まってしまうので気をつけて。5) ムサカを上手に型から外して皿に盛り(上手に外すため、私はクッキングペーパーを型に敷いて作り、紙ごと外すようにしています)、レモンソースをたっぷりかけたらできあがり!最高に美味しいですよー!!^^★レモンソースの作り方はギリシャ現地の料理本を参考にしました。茄子やひき肉、葡萄またはキャベツの葉を使ったメニューに向く、と書いてあったので、まさにこのメニューにはぴったりだと思います。葡萄の葉、4月末に送っていただいてからいろんなメニューを試してみましたが、塩漬けにするのがポイントかも知れないな、とちょっと思ったりしています。詳しくはまた別の記事で書きたいなー(書けるか??)。ともかく美味しかった!!大満足です。葡萄の新芽は入手が難しいと思いますので、ムサカをホワイトソース抜きで作り、最後にレモンソースをかけるやり方でも美味しくできると思います。よろしければお試しくださいね! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.05.16
以前から「これどうだろう~・・・」と思ってなかなかトライできずにいたギリシャ料理があります。英語では「pasta with yoghurt」、ギリシャ語表記では「zimariko me yiaourti」・・・まあ、ギリシャ料理なので水きりヨーグルトをフレッシュチーズみたいな感じで使うんだろうな~、と推測はできても、イマイチその美味しさが想像できず・・・。しかし、最近読んだアメリカのフードライターのエッセイでたまたまこれが取り上げられていて、そうか、アメリカの人がわざわざ取り上げるほど美味しいなら!!と思い切って試してみました。 山盛りです(笑)玉ねぎを大量に使うので、パスタの量は大したことないのですが(2人で100gぐらい)なんだかいっぱいできてしまいました。この日のブランチ、後のメニューはコチラ。 オレガノ・塩をすりこんでレモン汁とオリーブオイルで一晩マリネしてオーブンで焼いたチキン(ブロッコリーとポテトを一緒に焼きました)、それにグリークサラダ。全体的にギリシャ料理で揃えました。ワインは辛口の白。一人分に取り分けるとこんな感じ。 なんだかいい感じ♪ここで既に、我々のテンションかなり上がってます(笑)で、パスタですが、改めてアップでご覧いただきましょう。 うふ。うふふふふふ。美味しかったんですよ、これ!!!今まで試さなかったことが悔やまれるぐらい。じっくり炒めて香ばしさと甘みを出した玉ねぎに、水切りヨーグルトのまろやかさと酸味が絶妙にマッチ。玉ねぎだけだと甘さが出すぎるところを、ヨーグルトの酸味がうまくカバーしているんですね。それに仕上げのチーズも重要。全てが「巧い!」と感心してしまうくらい、何ともいいバランスなのです。ダンナさんいわく「これウマイー、癒される~そしてテンション上がる~!いくらでも食べたくなる」とのこと。いたくお気に召したようです。これは確実に、薄くてぺらぺらのギリシャのパスタ(アルデンテなんて絶対無理。笑)にぴったりです。小麦の味がしっかりするイタリアの肉厚なパスタだと、パスタ自体の主張が強すぎてあまり合わないかも知れません。普段、イタリアブランドのパスタを使われている方も、このときばかりは逆に安物をオススメします。生地の薄い、ソースの絡みやすいタイプがよいです。サラダ用のマカロニなんかもいいかも。今回私は、ギリシャで買ったショートパスタを使いました。とにかく美味しいので、玉ねぎとヨーグルトと粉チーズがご自宅にある方、今すぐ作ってみてください!と言いたくなるくらいオススメ。好き嫌いを選ばない味だと思いますよ。レシピはコチラ。≪じっくり炒めた玉ねぎの甘さと水切りヨーグルトのまろやかさ・酸味が絶妙!ギリシャ風ヨーグルトと玉ねぎのパスタ≫レシピ:約2人分1) プレーンヨーグルトを水切りしておく。大きめのスプーンでたっぷり山盛り5~6杯分を、ざるまたはネットの上にキッチンペーパー2枚を重ねた上にのせ、2時間~半日かけて水切りする。詳しくはコチラをご覧ください。今回はパスタと絡めるので、水切り時間は短めでよいです。2) 玉ねぎ大1個(小さなものなら1個半~2個)は1.5cm角ぐらいに粗く刻み、オリーブオイルまたはバター少々を敷いたフライパンで、あめ色になるまでじっくり20分ぐらい炒める。くれぐれも焦がさないよう、弱火~弱めの中火で炒めてください。粗塩ほんの少々で軽く味付けしておきます。炒めるのにバターを使った場合は控えめに。3) 大鍋にお湯をわかし、粗塩をたっぷり入れてパスタをゆでる。真ん中に穴が開いているタイプ(リングイーネ、ブカティーニなど)、または薄めでソースとよく絡むショートパスタがおすすめ。茹で加減はアルデンテより柔らかめがよいです。茹で汁は、後でヨーグルトの硬さを調整するのに使うので、おたま1杯ほどとっておいてください。4) パスタが茹で上がったら、ざるにあけて水気を切り、大きなボウルに入れる。ここに水切りヨーグルトを加え、そのままでパスタによく絡むようならそのまま、硬すぎるようならパスタの茹で汁を加えて混ぜ合わせる。5) 4)のパスタと2)の玉ねぎを半量ずつ、下からパスタ→玉ねぎ→パスタ→玉ねぎの順に重ねて盛り、上にパルメザンチーズ(おろしたてだともっと美味しいのでしょうが、市販のを使いました^^;)をたっぷり振ってできあがり!お好みでパセリを振ってもよいですよ。いやー、これねー、あまりに美味しかったのでダンナさんも私もテンション上がって調子に乗りすぎました。あっという間に白が空き、2本目に泡を・・・。そして昼間から2人とも記憶なくして爆睡(笑)まあ、連休ボケの間もなく2日間がんばって働いたので、それぐらいご容赦ください^^;疲れた身体にも優しいギリシャのパスタ、ぜひつくってみてくださいねー!! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.05.09
我が家には、デイリーワインの買い置きが常に1ダースぐらいあります。赤、白、辛口の泡を常備していますが、半分近くは赤。ワインそのものをじっくり、というより食事に合わせてカジュアルに飲みたいので、ミディアムボディが殆どです。中でも、スペインや南仏、南イタリア~地中海諸国の、華やかで気分がぱーっと明るくなるようなワインが好きです。あとは中近東、東欧系のワインも好き。でも、やはり時々はスタンダードなボルドーを飲みたくなり、ダース買いしてみたのですが、・・・余った^^;普段、軽めの飲み口に慣れているので、渋くて重いボルドーって量飲めないんですよね(笑)そんな訳で珍しくワインが余ってしまい、活用したいなーと思って作ったのがコチラ↓ ギリシャのお隣(?)、キプロス島風の豚肉の赤ワイン煮です。キプロスへも是非一度行ってみたいんですよね~。肉類を赤ワインに漬けて調理するのがポピュラーらしく、赤ワイン風味のハムやソーセージが名物だそうです。それと同様、豚肉を赤ワインに漬け込んで煮た「アフェリア」も名物料理(どうやら、豚肉に限らず、「赤ワインとコリアンダーで煮込む」料理を総称するらしいですが、豚肉のが最もポピュラーだそう)。それを作ってみました。まぁ、どう考えてもまずい訳はないのですが、ウマイ!!お肉がとろけるように柔らかく、煮詰まった葡萄(赤ワイン)の風味と煮汁に溶け出した豚肉の脂、それにローリエとコリアンダーの爽やかな風味が、ただ煮込んだだけとは思えぬ複雑な旨味をつくり出しています。英語のレシピ本ではホールのコリアンダー(これもキプロス名物らしい)を使うこととなっていましたが、近場ではどうしてもホールを入手できなかったので、パウダーを使いましたがそれでもウマイ。でもホールを使ったら絶対すごく美味しいんだろうな~。通販で買おうかな^^;もちろん、ダンナさんにも好評です。「期待以上のウマさだ~」と大喜び。ほーら、柔らかそうでしょ?? 漬け込み&煮込みに使うワインは、今回のように余ったワインでも、或いは口に合わなかったワイン、調理用に割り切って買った安いワイン、何でも構わないと思います。煮詰めるので旨味が凝縮されます。豚肉は、脂がある程度ある煮込み用のブロックを使ってください。それとローリエ、コリアンダーさえあれば今すぐにでもできますよ!ぜひぜひお試しあれ!!≪簡単なのに実に複雑で豊かな旨味!キプロスのごちそう、豚肉の赤ワイン煮「アフェリア」≫レシピ:量は適当に調整ください1) 豚ブロック肉(バラがいいなー、2人分で200~250gぐらい)は4~5cm角に切って塩をすりこみ、タッパー等、深めの容器に並べて入れ、ひたひたに赤ワインを注いでホールのコリアンダー5~6粒(今回はパウダー小さじ1程度で代用)一晩ぐらい(6時間以上)おく。2) 漬け込んだ豚肉を一旦取り出し、煮込み用の鍋に薄く油を敷いて、表面をこんがり焼き付ける(レシピ本では「揚げる」となっていましたが、お好みで)。3) 2)に漬け込んだ赤ワインを注ぎ入れ、ローリエ1~2枚を加えて煮立つまでは強めの中火、その後は弱火で肉が柔らかくなるまで30分~1時間程度煮込んだらできあがり!塩分は味をみて調整してください。圧力鍋なら20~30分でOKです。簡単で美味しいキプロス料理、ぜひお試しくださいね~!お酒が苦手な方でももちろん大丈夫ですよ!パンに合わせてどうぞ。・・・えー、これでもワインが余ってしまった場合の活用法を、近々別途アップします。これもオススメなのよねー^^; ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.04.01
目玉焼き+温野菜、という組み合わせの料理は和食ジャンルではあまり見かけませんが(というか、目玉焼き+ごはんで完結ですよね^^;)、欧米では割とポピュラーなのかも知れないな~、と思ったのが今回ご紹介するコチラ。 こうして見ると、コースの一品として出てきても違和感なかったりしません???(そうでもない?^^;)ある日の夕食です。パスティチオをご馳走したい友人が遊びに来たので、単品じゃ寂しいな~と急遽いくつかプラスした、いちおうギリシャ・トルコ風で統一したディナー。スープは人参・トマト・かぼちゃ・豆・玉ねぎ・ほうれん草をクタクタに煮てフープロにかけました。"Avga Matia me Fetes Domatas"(読み方はわかりませんが、英語で言うと"Fried Eggs with Sliced Tomatoes"です)という名前で出てるんですよ、ギリシャ料理の本に↓ 卵は半熟に焼き、焼いて柔らかくなったトマトと一緒に崩して絡めながら食べます。なので、お皿になるようなパンや、シンプルなパスタに合わせて食べるもののようです。この日はちょうど、友人にもらった美味しいパン(しかも、ギリシャで食べたシンプルなブラウンブレッドに近かった!^0^)があったので、こちらと一緒に。緑色のディップは、「アスパラ菜」という菜花系の青菜をチンしてみじん切りにし、ヨーグルトとおろしにんにく・塩を混ぜた、トルコ風ほうれん草ディップのまねっこ。こちらもパンによく合います。白ワインにも。 えー、味の想像はすごくよくつくと思いますが、加熱することで酸味に加え程よく甘みが引き出されたジューシーなトマトに、食感の楽しい卵の白身と滑らかで濃厚な黄身が絡んで、パンにのせて食べるととっても美味しいです。当たり前ですよね、もともと美味しい食材の組み合わせですから^^;作り方・・・一応書きますか・・・^^;≪ギリシャ風目玉焼き with スライス焼きトマト≫1) トマトは皮付きのままスライスし、塩・コショウとお好みに応じ砂糖(私は使いませんが^^;)で味つけし、微量のオリーブオイルを敷いたフライパンで両面を焼くか、または小さじ1~2程度のオイルを敷いた耐熱皿に並べてオーブン(180度ぐらい)で10分程度焼く。2) 1)をオーブン調理した場合は、耐熱皿のトマトの上に卵(お好みの個数)を割り入れて再度オーブンに入れ、温度を下げて(150~160度ぐらい)5分ほど、卵が程よく半熟になるまで焼く。フライパンで焼いた場合は、トマトを皿に取り出し、油を足して目玉焼きを焼く。周辺が固まったら弱火にし、水大さじ1~2程度を注いで蓋をして蒸し焼きにすると、ちょうどよく半熟にできます。これ、作ってる時に「アスパラのビスマルク風」をすごく思い出したんですよね~。国は違えど、発想は全く同じだもんなあ。ギリシャ料理の本見てると、「目玉焼き+焼き野菜」的なメニューが他にもたくさんあるもんなー(笑)茄子とか、アーティチョークとか。そうそう、この日のパスティチオは、鶏ひき肉で作ってみました。パスタはギリシャで仕入れたヤツで。 断面の写真がキレイに撮れると嬉しいんですよね、これ(笑)普段、合いびき肉で作る際にはオールスパイスを使いますが、鶏だしな~と思ってこの日はタイムを。これはこれで、あっさりして美味しかったです。友人いわく、「ぱんださんの家ではギリシャ料理が普通に食卓に上るんだね~、特別じゃなくて普通に」・・・はい。そうです。ギリシャ料理は日常食です!!(^^;) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.03.18
2月最後の土曜日のブランチです。 左手前の黒っぽいのはドルマダキア(ぶどうの葉の塩漬けを使った、ギリシャ風ロールキャベツ。タネにはお米も入っています)、ディップ2種(フェタチーズ+ヨーグルト、ズッキーニのピューレ+チーズ)とカリカリトースト、それにまぐろのスブラキ風と焼き野菜。ギリシャ風に揃えたブランチ、白ワインにぴったりでした。ドルマダキアもなかなかご紹介できずにいますが(我が家では既に定番、とっても美味しいんですがぶどうの葉が入手しづらいのが難点。楽天内のショップでは未だ見つけられません・・・)、今日のメインはまぐろのスブラキ(ギリシャ風串焼き、肉も魚もあります)風。ギリシャでは魚のスブラキと言うとまぐろよりもあんこうの方がポピュラーですが、まぐろで作っても美味しいです。 あっさり焼けていて美味しそうでしょ?美味しいんですよ~、レモンとオレガノの風味が利いて、基本的には塩だけのシンプルな味つけながら、実に味わい深いんです。オリーブオイルに漬けてから焼くので、特売の冷凍品でも美味しくできますよ^^本来スブラキは「串焼き」なのですが、我が家には串がないので串なしで。耐熱ガラスの容器(最近これ大活躍してるんですよね~。そのまま食卓に出せるので大助かりです)に野菜と一緒に並べて焼きました。野菜は芽キャベツとじゃがいも。どちらもじっくり焼くとより美味しさが増す野菜ですよね。じゃがいもは皮付きで。今が旬の芽キャベツは焼くと甘みが増すし、焦げ目をつけると香ばしさもプラスされて美味しいです。同じ作り方でチキンでも豚肉でも、或いは牛やラムでも、いくらでも応用がききます。一緒に焼く野菜もお好みのものを(ブロッコリーや大根も美味しいです)。≪冷凍まぐろでも十分美味しい!ギリシャ風まぐろのスブラキ、焼き野菜添え≫1) まぐろは食べやすい大きさに切ってタッパーに入れ、塩・オレガノ・オリーブオイルを絡め(できればオイルに漬かるくらいが望ましいのですが、そこはお好みで^^;)、3~4時間から一晩ぐらい冷蔵庫で寝かせておく。2) 焼く1時間くらい前に、1)にレモン1/4~1/2個程度をギュッと絞り入れる(最初からレモン汁を加えてしまうと身が締まりすぎてしまうので、直前がよいです)。ここに、芽を取って食べやすく切った皮付きのじゃがいもと、半分に切った芽キャベツを加えてオイル+レモンを絡ませる。オーブンは180度に予熱。3) 2)のまぐろ、野菜を耐熱容器に並べ、オーブンで30~40分程度焼いたらできあがり!(じゃがいもが最も火の通りに時間を要するため、メイン食材が小さい場合は、火を通しすぎてパサパサにならないよう先にじゃがいものみ焼き始めるか、或いは予めじゃがいものみレンジに1~2分かけて、少しだけ柔らかくしておくと良いです)。お好みで更にレモンを絞ってどうぞ♪ 芽キャベツが特にウマかったです(笑)ダンナさんも一生懸命食べてた^^;↓文中で取り上げたドルマ、食べてみたい方は缶詰でトライもよいかも♪こちらはトルコ製です。 (ギリシャで缶詰もいろいろ食べましたが、割とレベル高いです) 【New】ブドウの葉のドルマ 400g缶/トルコタメック社 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.03.05
えー、気付けば11月なんですね・・・^^;相変わらず更新が怠慢でスミマセン、ぱんだ隊長です。料理は相変わらずガンガン作ってるんですが、アップする暇がなくって・・・。という言い訳はほどほどに、今日もギリシャ料理!美味しく&お安くなってきたかぼちゃを使った、超ウマおかず(というかおつまみというかおやつというか・・・)です。 「コロキソケフテデス」という、舌を噛みそうな名前のギリシャ料理。要はかぼちゃ・チーズ・玉ねぎのお団子です。だけど、材料から想像するよりも遥かにウマイ!作ってみてびっくりしました。どうやらその理由は、調理法にあるような気がします。かぼちゃは予め蒸してマッシュするのではなく、生のをすりおろすんですよ(日本のおろし金で細かくしちゃうのではなく、西洋おろし金で千切りっぽく)。それに塩を振って水気を絞る。この状態で他の材料と混ぜるんですが、そのせいかザクザクとした歯ごたえが残って美味しいんです。断面はこんな。 現地の調理本では、ズッキーニまたはかぼちゃで作る、となっていて、チーズは当然フェタなのですが、今回は敢えてフェタではなくスライスチーズを使いました。かぼちゃにはこの方が合うかな?と思ったので。私的にはこれで正解だったような気がします。フェタは塩気は強いですが味自体はあっさりしているので、かぼちゃの甘みには日本のプロセスチーズのまろやかさの方が合うみたい。そんな訳で、身近にある材料で作れるかぼちゃのお団子、お子さんは特に大好きな味だと思います。でも決して子供っぽい味ではなく、ワインのつまみにも最適。是非、お試しください!≪日本の材料のみで作るギリシャ料理!かぼちゃの「コロキソケフテデス」≫レシピ:2人分(4~5cm程度約6個分) <材料> ・かぼちゃ 皮と種を取って200g程度 ・玉ねぎ 1/4個程度 ・スライスチーズ 1~2枚 ・溶き卵 1/2個分 ・パン粉 少々 ・塩、コショウ 各適量 ・(お好みで)パセリ 適量 ・薄力粉 適量 ・オリーブオイルまたはサラダ油 適量1) かぼちゃは西洋おろし金ですりおろし(なければ細かめの千切りに)、塩少々を振って水気が出るまで置いておく。玉ねぎは粗みじん、パセリもみじん切り。チーズは5ミリ角ぐらいに切る。2) かぼちゃから水分が出てきたらギュッと絞り、かぼちゃ・玉ねぎ・チーズ・卵・パセリをボウルに入れて混ぜ、塩・コショウで軽く味つけし、パン粉で固さを調節する(ハンバーグのようにまとめられる固さにする)。3) 2)を直径4~5cm程度の平たい円形にまとめ、生地が柔らかいようならこの状態で冷蔵庫に入れて少し落ち着かせる。4) 深めのフライパンまたは揚げ鍋に油を熱し、3)に薄力粉を軽くつけ、表面がカリッとするまで高温で揚げたらできあがり!(私はフライパンに2cm程度油を敷いて揚げ焼きにしました)★ズッキーニで作る場合も作り方は同じです。ただ、ズッキーニの場合はスライスチーズというかプロセスチーズよりもフェタの方が合うのでは、という気がしますが・・・。お好みのチーズで試してみてください。★生地が柔らかすぎると揚げている途中で分解してしまいます。かと言って卵を入れないとまとまりにくいので、卵を入れた後、パン粉は若干多めに入れた方がうまくできると思います。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.11.04
えー、会社が半期決算なもので、ちと更新をさぼっている間に「レシピブログ」さんで「今日のイチオシブログ」に取り上げていただき、今日は朝からすごい数のアクセスを頂いております。ありがとうございますm(_ _)m初めてお越しになった方が多いと思うので、改めて簡単に自己紹介をさせて頂きますね。私、ぱんだ隊長は、横浜在住のごく普通の兼業主婦です。食べることと飲むことが大好きで、もともと料理も大好きなので、いろんな国の料理に興味を持つうちに、資料を集めて自分で作ってみるようになりました。タイトルにもある通り、元はと言えば「お金をかけずに美味しいものを楽しむ」のが目的のため、我が家の食費は今でも夫婦2人でほぼ2万円~ちょっと超えたぐらいをキープしています(外食は除きます)。また、2年前に私がフルタイムの仕事を辞め、毎日家で料理をするようになってからは2人共自然と体重が減り、現在はほぼベストの状態を無理なく維持しています。つまりは「お金をかけず、カロリーも控えめ」なレシピが当ブログの特徴です。各国料理の中では、かつて仕事をしていた中国・台湾の料理が元々は得意でしたが、現在はギリシャ・トルコを初めとした地中海~中近東、ヨーロッパの料理が最も得意な範囲で、食卓にのぼる頻度も高くなっています。ぜひ「目次」をご覧になって、興味のある国の料理を見つけて頂けると嬉しいです。現在の仕事の忙しさにもよりますが、大体週2回程度は更新しておりますので、是非また遊びにいらしてくださいね!さて、そんな訳で今日もギリシャ料理。先日取り上げた「ギリシャ風タコマカロニ」と「ギガンテスのオーブン焼き」の日に一緒に作った、ギリシャ風のオムレツをご紹介します。グリークサラダ(ホリアティキ・サラタ)と同様、「農夫風(ホリアティキ)」の名を冠された「オムレタ・ホリアティキ(農夫のオムレツ)」。ギリシャを感じさせる具がいっぱいです。 現地のレシピ本によると、本来は緑ではなく赤ピーマンを使うようですが、家に赤ピーマンがなかったので緑で代用。ブラックオリーブ、フェタチーズ、赤ピーマン、たまねぎを入れるのがこのオムレツの特徴です。ナイフで切って一口食べただけで「あぁギリシャ料理だわー」と感じさせてくれる具の組み合わせ、もちろん美味しいです。フェタチーズとオリーブの塩気を、予め甘くなるまで焼いたピーマンと玉ねぎが緩和して、それら全体を卵がマイルドに包み込みます。簡単だけど本当に美味しい。パンにぴったりです。この日はディナーの副菜として登場させましたが、パンやサラダ、フルーツ等と一緒に、休日のブランチにもよいのでは?と思います。材料も比較的揃えやすく、気軽にできると思いますので、是非お試しください♪≪一口食べたらもうギリシャ!フェタとオリーブが利いたギリシャ風農夫のオムレツ≫レシピ:2人分 <材料> ・卵 2~3個 ・赤ピーマン(緑でもいいです) 1個 ・玉ねぎ 小1/3個程度 ・フェタチーズ 適量 (とろけるチーズやその他のチーズでもよいです。塩気のあるものを) ・ブラックオリーブ 3~4個 (グリーンでもよいですが、ブラックの方がやはり美味しいです) ・オリーブオイル 大さじ2以上 ・塩、コショウ 適量1) 玉ねぎは皮をむいて1cm弱の厚さにスライスする。ピーマンも種を抜き、同程度の厚さに。チーズはサイコロ状にカット、オリーブは種を抜いてスライスしておく。2) フライパンに油の1/3程度の量を敷いて熱し、1)の玉ねぎ・ピーマンを、焦げ目がついて甘みが出てくるまで両面をよーく焼く。焼けたら粗熱をとる。3) ボウルに卵を溶いて1)・2)の具と合わせ、塩・コショウで軽く味付けして多めの油を敷いて熱したフライパンに流し入れ、両面を焼いたら(返す際に油を足してください)できあがり!熱いうちにどうぞー!★フェタチーズ、オリーブ共に市販品は塩気がかなり強いので、卵に混ぜる塩は少なめにしてください(他の種類のチーズを使う場合や、オリーブが足りない場合は適宜調整してください)。現地のレシピ本ではすべてこの4倍以上の量で「4人分」となっていますが、量・塩分・カロリー共とんでもないことになるので、日本人には(副菜ですし)この程度でよいのでは??と思います。★上記同様、現地のレシピ本ではオリーブは「半分に割る」となっています。これだと塩気が強すぎるので今回はスライスしました。切り方やオリーブの量なども、お好みで調整なさってくださいね。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.10.14
そんな訳で、旅行記の続きも忘れないうちに書きたいのですが、週末に作った分も書かないと忘れてしまいそうなので続きです。予告どおり、蛸マカロニです。本来は、ギリシャではマカロニを短く切ったような種類のパスタ(本当に短いです。乾燥の状態で1~1.5cmぐらい)を使うのですが、今回は残念ながらスーツケースに空きがなく、買って帰ることができませんでした。なので手持ちの中で最も近い雰囲気と思われるコンキリエとシェルを、食感と味の染み方の両面を楽しむ意味から大小織り交ぜて使ってみました。 赤い色は、蛸から染み出した色でもありますが、トマトと赤ワインから出た色でもあります。昨日ご紹介したギガンテスのトマトオーブン焼きもトマトベースですが、蛸から出る出汁に加えて赤ワイン、ローリエ、それに好き好きですがシナモンまたはオールスパイスをほんの少量加えることで、驚くほど違った味に仕上がりました。本当にびっくりです。そして何よりおいしい!!!ホントに美味しい。日本のギリシャ料理店でなかなかメニューにないのが残念。でも、作り方はとても簡単ですので、蛸がお好きな方は是非お試しになってみてください。味は・・・これも蛸好きな方なら想像に難くないと思いますが、蛸の良いところが、生の歯ごたえ以外は余すところなく凝縮された感じ、と言えば良いでしょうか。パスタにもソースにも蛸の旨味が浸透しているのに、蛸自体にも美味しさは残ったままなんです。ギリシャでは、この後ご紹介するタベルナで蛸のマリネを食べました。ギリシャの蛸はすごく大きくて立派。茹でても焼いてもプリっとした弾力が十分に残っています。美味しかったなー。日本であれだけの蛸を買うとかなり高価になってしまいますが、この蛸マカロニならスーパーで売っている普通のお刺身用、或いは茹でダコで十分。現地で仕入れてきたレシピ本では4人分で蛸1キロ、なんて書かれていますがそんなに入れなくて大丈夫です。とにかく、蛸がお好きな方には超オススメ!是非お試しください!≪蛸の旨味が倍増、いやそれ以上に味わえるギリシャ風蛸とマカロニ≫レシピ:約2人分 <材料> ・蛸(刺身用) 150~250g(お好みで) ・玉ねぎ 小1/2個(大きいものなら1/4個) ・にんにく 1かけ ・完熟トマトまたは缶詰 2個または1/2缶 ・ショートマカロニまたはお好みのショートパスタ 100g ・赤ワイン 50~60cc ・ローリエ 1枚 ・塩、コショウ 各適量 ・オリーブオイル 大さじ2 ・(お好みで)シナモンまたはオールスパイス 少々1) にんにくは包丁を横にして叩き、香りを出してからみじん切り。玉ねぎは粗みじん、トマトは適当に角切りに(皮をむくと舌触りは滑らかになりますが、私はむかずに使っています。皮と身の間がいちばん美味しいと思うので)する。蛸は食べやすい大きさにカット。2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1を弱火で熱し、にんにくを炒めて良い香りがしてきたら玉ねぎ・ローリエ・オールスパイスまたはシナモンも加え、玉ねぎが半透明になるまで炒める。3) 2)にトマトと赤ワインも加えて混ぜ、蛸を加え、塩・コショウで軽く味付けして、蛸が隠れる程度に水を注いで弱火~中火で30~40分ほど、水気があらかたなくなって蛸が柔らかくなるまで、蓋をしてそっと煮る(途中で煮詰まりすぎたら水を足してください)。4) 煮上がる15分ほど前に、パスタと水100cc程度を加える(パスタの袋の表示+5分程度かかると思います。水は足りなければ途中で足してください)。5) 蛸とパスタが食べ頃になったら味を見て塩などで調整したらできあがり!お好みで、パセリを振っても美味しいです。◆シナモンまたはオールスパイスは、入れるレシピと入れないレシピがありましたが、個人的には入れた方がぐっと美味しくなる気がします。好き好きですが、シナモンの香りが嫌いでない方は是非入れてみてください。長時間煮込むので、出来上がりの香りはかなり仄かです。◆パスタは手持ちのもので良いですが、あまり肉厚でない種類のショートパスタが最適だと思います(ロングパスタだとのびてしまって美味しくないので)。ペンネ・リガーテでは厚過ぎるので、コンキリエ、シェル、ファルファッレ、フィジリなどが良いのでは?と思いますが、お好みでどうぞ。ブカティーニやマカロニを予め硬めに茹でて、短く切って仕上げに加えるのも一手かと思います。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.10.06
ギリシャから戻って早くも1週間が経過し、帰国後初めての週末がやって来ました。現地で仕入れた食材ならびに舌の記憶、更にはレシピ本を試す絶好の機会!という訳で、金曜の夜から日曜の夜までほぼ毎食新メニューを作り続け、ほぼ毎食ワインを飲み続けた我が家。週末で空いた瓶が6本ほど並んでいます^^;金曜の夜ごはんはこんなでした。 奥から逆時計回りに、サラダ(レタス、玉ねぎ、きゅうり、ピーマンを軽く塩もみし、オレガノ・オリーブオイル・レモン汁とオリーブを混ぜた我が家の定番)、ギリシャ風タコマカロニ、小松菜とアンチョビのヨーグルトディップ(これだけギリシャっぽくないです。実家から大量に菜っ葉が届いたのもので)、カリカリトースト(6枚切りの食パンを半分の厚さに切って8等分し、16カット分にして両面を焼いたもの。ディップをのせて食べるのに最適です)、ピーマン・オリーブ・フェタチーズのギリシャ風オムレツ、そして巨大な白いんげん豆「ギガンテス」とトマトソースのオーブン焼き。ディップとサラダ以外はいずれも初挑戦メニューでしたが、どれも美味しくて2人で赤ワインを2本空け・・・最終的に2人とも記憶を失いました(笑)この巨大ないんげん豆「ギガンテス」(ドラクエシリーズに同じ名前のモンスター、いましたよね)も、ギリシャに行く前から是非買って帰りたいと思っていた食材のひとつです。日本にも白いんげん豆は何種類かありますが、とにかく大きいんですよ。ほら↓ これは6時間ほど水につけて戻した状態。約3cm。大きいです(英語のレシピ本でも普通に「Giant Beans」って書いてました^^;)。食べ応え満点。そして今回の調理法は「鍋で煮る」ではなく「オーブンで焼く」のが特徴。トマトが煮詰まって旨味が濃厚になり、豆も香ばしく、歯ごたえも若干残って美味しく焼けます。こんな感じ。 この日はトマトで煮込む料理が2種類だったので、味がかぶってたらつまんないな、と思っていたのですが、その懸念は杞憂でした。ギガンテスと蛸マカロニ、キャラが全く違う味に仕上がってます。どちらもとても美味しい。蛸マカロニは次回ご紹介しますが、どちらも是非お試し頂きたいレシピです。では、ギガンテスのレシピをどうぞ。日本で普通に入手できる豆なら、大手亡や大福豆が良いと思います。オーブン焼き、豆が煮崩れないので香ばしくて美味しいですよ!≪巨大な白いんげん豆(ギガンテス)のトマト風味オーブン焼き≫レシピ:約2人分 <材料> ・ギガンテスまたは白いんげん豆 80~100g ・完熟トマト 2個 (または、トマトの缶詰やピューレ、ペーストでもOK) ・玉ねぎ 小1/2個 ・にんにく 1かけ ・パセリまたはディル 適量 ・塩 適量 ・こしょう 適量 ・オリーブオイル 大さじ1 ・(お好みで)チリパウダー 少々 ・(お好みで)蜂蜜またはメープルシロップ 少々1) ギガンテスは6時間~1晩水につけて戻した後、15分~20分ほど、少し歯ごたえが残る程度に茹で、ざるにあける。できれば沸騰した際に一度水を取り替えると良い(お腹にガスがたまらなくなるそうです)。煮汁は後で使うので、おたま1~2杯分ほどとっておいてください。2) にんにくは叩いて香りを出してみじん切り、玉ねぎも粗みじんに切ってオリーブオイルを敷いたフライパンで軽く炒め、ここに角切りトマト(または缶詰)を加えて少し水気が飛ぶまでぐつぐつ言わせ、塩・こしょうで軽く味を調える。ここで、お好みで蜂蜜またはメープルシロップを小さじ1杯ほど加えるとつやが出て、味にも丸みが出ます。同様にチリパウダーも、入れると味に深みが出て美味しくなりますが、お好みで。3) 耐熱容器に1)の豆、2)のトマトソースを入れて軽く混ぜ、ひたひたになる程度に豆の茹で汁を加え、オリーブオイルをたらす。200度に予熱したオーブンに最初は蓋をして入れ、沸騰したら蓋を外し、オーブンの温度を160度に下げて1時間~1時間半ほど加熱。途中、煮詰まって水分が足りなくなったら水を足し、何度か混ぜながら、豆がふっくら美味しそうに焼けたらできあがり!◆セロリとにんじんのみじん切りをソースに加えるレシピもありましたが、私がセロリ嫌いで、にんじんだけを加えるとにんじんの甘みが勝ちすぎる気がして入れていません。この辺りはお好みでどうぞ。トマトと玉ねぎだけでも十分美味しいですが、ハーブはあった方がいいと思います。パセリよりはディルの方が、個人的には美味しく感じます。◆蜂蜜・チリパウダーも、実は陰の立役者だと思われます。この後ご紹介する蛸マカロニと全く違う味に仕上がったのは、両者のおかげも大きいのでは?是非加えてみてください。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.10.05
身体がバテてくると「肉食べたい」病になったりします。でも、若い頃みたいにガッツリ大量に食べられる訳でもないので、満足度を感じるホルモンが含まれているという牛肉をちょっと食べると満足だったりします(笑)そんな訳で、巨大なハンバーグはちょっと重いな~、でもお肉食べたいな、という時にオススメなのがコレ。 ギリシャ風のミニハンバーグです。名前が「ビフテキ」、紛らわしいですね(笑)材料はごく普通のハンバーグとほぼ一緒ですが、トマト&オレガノを効かせるのと、仕上げにオーブンで焼くのでジューシーに仕上がって美味しいです。付け合わせの野菜も美味しく焼きあがりますしね^^今回はポテト・エリンギ(にんにくをのせてあります)を一緒に焼きました。肉汁がしみてまたウマイです。 カンタンにできるのでとてもオススメです。トマトを入れる際、ベチャッとしないよう気をつければ失敗はまずありません!お試しあれ!!≪隠し味のトマトとオレガノがウマイ!ジューシーなギリシャ風ミニハンバーグ「ビフテキ」≫レシピ:約2人分 <材料> ・合いびき肉またはお好みのひき肉 200~250g ・玉ねぎ 1/2個 ・トマトまたはトマト缶またはトマトペースト 生なら1個、缶詰なら1/3缶、ペーストなら大さじ1程度 ・溶き卵 1/2個分 ・パン粉 大さじ1~2 ・塩、コショウ、オレガノ 各適量 (つけあわせ) ・お好みの野菜(じゃがいも、人参、ズッキーニなど) ・塩、オリーブオイル1) 玉ねぎはみじん切りに(生のままでOK)、トマトは生または缶詰なら少し煮つめて水分を飛ばし、粗熱を取る。付け合わせの野菜は食べやすい大きさに切って、塩とオリーブオイルをからめ、耐熱皿にのせる。オーブンは180度に予熱。2) 1)とひき肉、卵、パン粉、調味料をよく混ぜて、食べやすい大きさ(4~5cmぐらい)にまとめておく。付け合わせの野菜をオーブンで焼き始める(30分程度の設定)。3) フライパンを熱し、2)のハンバーグに中~強火で両面に焼き色がつく程度に軽く焼く。中まで火を通さないよう注意。4) オーブンの残りタイマーが8~10分ぐらいになったら、一旦皿を取り出して野菜の上にハンバーグを並べ(下記のような感じ)、再び戻してタイマーが切れるまで焼いたらできあがり!お好みでレモンを添えてどうぞ♪ ★しっかり味がついているので、ソースなしで十分美味しいですよ^^冷めても美味しいので、お弁当にもよいと思います。★焼きすぎるとパサパサになってしまうので、焼き目をつける際はあくまで軽め、オーブンもこの程度の大きさなら10分程度で十分です。もうちょっと大きめに作る場合は、様子を見て焼き時間を長くしてください。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.07.17
皆様、お久しぶりです。案の定、更新が滞ってしまい、申し訳ございませんm(_ _)mしばらくはレシピ説明が簡素化されると思いますが、ご了承のほどを^^;でも作ってみると美味しいので、騙されてみてください。そんな訳で、今日のレシピはコチラ。 ちょいギリシャ風の、赤いパプリカと唐辛子のチーズディップです。現地ではパプリカと言うよりもっと唐辛子に近い感じの種類を使うらしいですが、今回は赤パプリカで試してみました。赤ピーマンでもいいと思います。パプリカ1/2個を魚焼きグリル等でちょっと黒くなるまで焼いて皮をむき(ちょっと水をつけるとスルスルむけます)、フードプロセッサーやおろし金等ですりつぶします。そこに水切りヨーグルトまたはクリームチーズ、或いは裏ごししたカッテージチーズ大さじ4程度と、あればフェタチーズ(なければ塩気の強い粉チーズでも)とチリパウダー適量を混ぜ合わせます。塩・コショウはお好みで。これね~、ウマイです。ハマりました。グリルされてより甘みが引き出されたパプリカが爽やかで、フレッシュチーズ・唐辛子との相性が抜群なんですよ!カリカリトーストにのせてそのまま食べても美味しいし、スティックサラダのお供にも、或いは塩・コショウでさっぱり焼いた肉類、魚類に合わせてもとっても美味しいです。パプリカが甘い分、ちょっと辛めに作るのがオススメです。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.07.10
「タラモサラタ」。日本では一般に「じゃがいもとたらこのサラダ」と思われているディップサラダ、ご存知の方も多いですよね。で・す・が。これ、ギリシャ料理だって知ってました?(私も最近まで知らなかったですけど^^;)正式名は「タラモサラダ」ではなく「タラモサラタ」です。最近ようやく我が家でも、ギリシャ料理のサラダ=「サラタ」という呼称が定着しました(笑)そして驚くべきことに、ギリシャ料理屋さんでこれをオーダーすると、半分程度の確率でじゃがいもではなくパンをベースに使ったものが出て来ます。しかも美味しいんです。じゃがいものもそれはそれで十分美味しいんですが、パンだとほんのり甘くて、よりたらこのクセが抜けた感じ。どうやらギリシャではじゃがいもベースよりもパンベースの方がポピュラーらしいです。しかも、厳密に言えば「たらこ」も「タラマ」という、もうちょっと塩気のキツイ奴(きっともっと生臭いんじゃないか???)を使うらしい。たまたま明太子が余っていたので、試しにパンも入れて作ってみました。 100%パンを使う勇気がなかったので、じゃがいもとパン粉を半々程度にしてみました(笑)でも、私の舌にはこれぐらいで合っている感じ。実は、以前ご紹介したじゃがいものにんにくディップ「スコルダリヤ」もパンで作られる場合も多いと聞いて(要はにんにく入りのディップの総称らしいんですよね、「スコルダリヤ」って^^;)、ある時試しに作ってみたんですけど・・・食パンを使ったせいか甘すぎて「レベル高すぎ」って感じだったんです^^;なので、パン比率を若干控えてみました。でもね、パン粉をちょっと入れただけでずいぶんマイルドになるんですよ。じゃがいもだけで作るより、はるかに生臭さが和らいで美味しくなります。後は、玉ねぎとオリーブオイルも重要かも。たらこや明太子って、ちょっと鮮度が落ちると苦味が出てきますよね?それを感じさせない役割をしてくれている気がします(まぁもちろん鮮度がいいうちに食べ切った方がいいんですけど^^;)。今回はあまり鮮度のいいヤツではなかったので、隠し味程度にほんのちょびっと、おろしにんにくも入れています。じゃがいもだけで作るとちょっと硬くなりすぎてしまうので、その意味でもパンを使うのはタラモサラタには良い気がします。余ったタラコ、特売の明太子などがありましたら、是非お試しください!カリカリトーストやスティックサラダのお供にはもちろん、サンドウィッチに塗っても美味しいですよ^^≪パン粉を混ぜるだけで驚くほどマイルドに!生臭くない「タラモサラタ」≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ・たらこまたは明太子 1.5腹 ・玉ねぎ 1/8個程度 ・じゃがいも 小1個(100g) ・パン粉 大さじ3程度 (余ったパン、固くなったパンでもよいです) ・(お好みで)おろしにんにく ほんの少々(1/4かけ程度) ・(お好みで)白ワイン 少々 ・オリーブオイル 大さじ2程度 ・レモン汁 1/4~1/2個分1) たらこは腹から出してほぐしておく。玉ねぎはできるだけ細かいみじん切りにするか、すりおろす。じゃがいもは皮をむいてレンジで3~4分加熱して柔らかくし、マッシュ。パン粉は少量の水を加えてふやかしておく(パンを使う場合は耳を取り除いてください)。2) たらこと玉ねぎ、にんにくをよく混ぜ、冷ましたじゃがいもとパン粉を加えて更に混ぜてからレモン汁(と、お好みで白ワイン少々)を加え、ここにオリーブオイルを少しずつ加え、とろりとするまで混ぜ合わせる(フードプロセッサーを使ってもよいです。私は使ってます)。3) 混ざったら、蓋のできる容器に入れるか、ラップをかけて冷蔵庫へ。2~3日で食べ切った方がよいと思います。★お好みでパセリやミント等のハーブ、或いは黒コショウを混ぜても美味しいです。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.26
あまりに定番過ぎてつまらないか?と取り上げるのを遠まわしにして来たのですが、そろそろ茄子もお安くなってきたし、先日久々に作って改めてその美味しさを再認識したので、満を持しての登場です。ギリシャ料理の代表格「ムサカ」。下からじゃがいも、ミートソース、茄子、ホワイトソースの順で層になっています。垂直にナイフを入れて四層いっぺんに食べても美味しいし、部分的に食べても美味しい。どこからどう食べても美味しい無敵の一品です。 我が家でギリシャ料理を作る際には基本的にダイエットモードになっているため(だってお店レベルで作ったら絶対太るよギリシャ料理^^;)、特にホワイトソースの層がかなり薄め(たぶん1/3以下です)になっていますが、味的には相当ウマイです。お店に十分近いもん^^なので、よりボリューミーにどかん!と食べたい方は、全体的に量を増やしてください。また、ミートソースの味付けに私はオールスパイスやクミンを使っていますが、現地では入れない家庭も多いと聞きます。この辺りもお好みでどうぞ。シンプルに塩・コショウだけで作っても、トマトや赤ワイン、ローリエを利かせれば十分美味しくできます。ともあれ、さすがギリシャ料理の代名詞、ホントに美味しいです。茄子が嫌いでなければ、どなたにでも好まれる定番の味。パンにもパスタにもぴったりです。是非、お試しください!!≪ギリシャ料理の王道と言えばコレ!茄子とじゃがいものムサカ≫レシピ:2~3人分(パウンド型1台分) <材料> ・茄子 中2~3本 ・じゃがいも 中2個 ・オリーブオイル 適量 (ギリシャ風ミートソース) ・ひき肉(本来はラムまたは牛ですが、お好みの種類でいいです) 100~120g ・ホールトマトまたはチョップドトマト缶 1/2缶 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんにく 1かけ ・オリーブオイル 少々 ・塩、コショウ 適量 ・(あれば)赤ワイン 50cc ・(あれば)ローリエ 1枚 ・オールスパイスまたはクミン 小さじ1/2 (ギリシャ風ホワイトソース) ・牛乳 120cc ・卵 1/2個 ・薄力粉 大さじ1.5 ・バター 小さじ1 ・パルメザンチーズ 大さじ2 ・塩、コショウ 各少々 ・(あれば)ナツメグ 少々 ・(あれば)パセリ 少々1) 最初にミートソースを作る。にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、フライパンにオリーブオイル少々を敷いてまずにんにくを入れ、香りが出てきたら玉ねぎとひき肉、ローリエ、オールスパイス、塩・コショウを加えて、玉ねぎが透明になってひき肉の色が変わるまで炒める。2) 1)に赤ワイン(なければ同量の水)を加え、汁気がなくなるまで時々混ぜながら中火で煮込み、火を止めて30分以上置いておく(味を馴染ませるため)。冷めた状態で味を見て、足りなければ塩・コショウで整える。3) じゃがいもは皮をむいて軽く茹でるか、レンジで3~4分チンしてちょっと固めの状態で取り出し、1.5~2cm厚さに切る。茄子は1.5cm厚さにスライスしてオリーブオイルで両面をソテーし、火を止めて蓋をして余熱で蒸らしておく。4) 卵・チーズ入りホワイトソースを作る。牛乳に予め分量の薄力粉を混ぜておき(ダマにしないため)、フライパンにバターを溶かして、弱火で粉入り牛乳・溶き卵・チーズの半量を混ぜ合わせてとろみをつける。火が強いと卵が固まってしまうので注意!馴染んだら、塩コショウ、ナツメグ(3~4振りぐらい)を加えて混ぜ、火からおろす。5) 焼き型または耐熱容器(なければ、適当な大きさの紙箱にアルミホイルを敷き詰めてもOK)に薄くバターを塗り、じゃがいも、ミートソース、茄子、ホワイトソースの順に重ね、最後に残りのパルメザンチーズとあればパセリを振って、表面に焼き目がつくまでオーブンで焼いてできあがり!(今回は200度で15分焼きました)。少し粗熱を取ってからの方が切り分けやすいです。★各層に味が馴染むのに少し時間がかかるので、私がよく行くギリシャ料理屋さんでは前日に仕込んで冷蔵庫に入れておき、出す直前に温め直すのだそう。作り置きできるのは嬉しいですよね^^★スパイスを使わずにミートソースを作る場合、トマトの量を増やして煮詰めて農耕にするか、或いは隠し味としてウスターソース少々を加えるとしっかり味が決まります(特に牛肉・ラム肉・合いびき肉を使う場合にオススメ)。これと同様のパスタ版「パスティチオ」を作る際にも使える手ですよ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.07
横浜には美味しい老舗ギリシャ料理屋さんが何軒かあります。そのうちの一軒が、やはり横浜市内にファストフードのスタンド店を出していて、それがまたウマイ。でもこれ、家で作れるんじゃ??と思って試してみたのがコチラです。ピタはフライパンで焼きました。↓ 「ギロピタ」という名前のコレは、ふんわり・もちっとしたピタパンに、新鮮なレタスやトマト、スライスオニオンと共にグリルしたお肉をくるっと巻いたもの。そうそう、以前ご紹介したギリシャの超ウマヨーグルトディップ「ジャジキ」も忘れてはいけません!これもた~っぷり^^シンプルなメニューだけに、作りたてをそのまま食べるのが身上。時間を置くと野菜から水気が出てしまうので、食べる直前に巻くのがコツです。それと、ピタパンが乾燥しないよう、ラップ等で覆っておくのも大事なポイントです。お肉はお好みのもので。今回はラムを使っていますが、牛・豚・チキン、どれでも美味しい。同様に生野菜もお好みのもので!作りたてのギロ、ビールと一緒が最高ですよ!!^0^≪作り立てをガブッと行きたい、ふんわりピタパンと「ギロピタ」≫レシピ:直径16cm程度のもの3枚分 <材料> (ピタパン) ・小麦粉(種類は何でも) 130g ・ドライイースト、塩 各小さじ1/4 ・ぬるま湯 80cc ・オリーブオイル 小さじ1/2 (ギロピタの具) ・お好みの肉(ラム、牛、チキンなど) 100~150g ・オレガノ、オリーブオイル、塩・コショウ 各適量 (ラムの場合は、オレガノよりもクミンをオススメします) ・お好みの生野菜(レタス、トマト、玉ねぎなど) ・ジャジキ 1/2カップ程度1) ピタパンを作る。ピタパンの材料のうち、オリーブオイル以外をボウルに入れて箸でぐるぐる混ぜ、ある程度まとまるまでゴムべら等で混ぜる。まとまったら手でこね、5分ほどこねた後にオイルを加え、なめらかになるまで更にこねる。10分ほどこねたら、丸くまとめてラップをかけ、暖かい場所で2倍程度に膨らむまで一次発酵させる。2) 発酵させている間に具の準備をする。肉に塩・コショウ、オレガノ、オリーブオイルをまぶして揉みこみ、1時間ほど馴染ませる。レタスは適当にちぎり、トマトと玉ねぎはスライス。ジャジキがない場合は、サワークリームやクリームチーズにおろしにんにくを加えて代用してもよいです。3) ピタ生地が膨らんだらパンチしてガス抜きし、3等分して丸めて5分置く(ベンチタイム)。それから麺棒等で直径16~17cm程度にのばし、乾燥しないようラップ等をかけて20~25分ほど、縁のあたりがふんわりするまで二次発酵させる。4) 下味をつけた肉を油を敷かないフライパンかオーブン等でグリルし、食べやすい大きさに切る。5) フライパンにオリーブオイル少々を敷き、3)のピタ生地を、軽く焼き目がついてふんわりする程度に軽~く両面焼いて取り出す(すぐ使わない場合は、やはり乾燥しないようラップや濡れ布巾等をかけておいてください)。アルミホイルまたはペーパータオルにピタをのせ、野菜・肉・ジャジキをのせてくるりと巻いたらできあがり!巻きたてをどうぞ!!★ジャジキはなくとも、野菜と肉にレモンやライムを絞っただけでも美味しいです。これ以外のお好みの具を巻いても、ピタ自体に主張がないので応用がききますよ^^★ギリシャ料理屋さんで出てくるようなピタパンとして食べる場合は、たっぷりのオリーブオイルで両面をこんがり焼くとよいです。ギリシャ料理のサイドに、最高に美味しいですよ^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.01
これまでビーフ、挽き肉と何度かユベッチ(ギリシャ風の、米粒型パスタを使った焼きシチュー)を作ってきましたが、個人的にはこれが一番美味しく作れたかも知れません、チキンのユベッチです!! ほ~ら写真もおいしそう^^ハーブにじっくり漬け込んだチキンをトマトと一緒にオーブンでじっくり焼き、そのチキンの旨味が染み出したトマトソースで米粒型パスタを焼いて仕上げました(このために耐熱ガラスのキャセロール買っちゃった^^;)。ウマイ!!感動のウマさです。ハーブは本来フレッシュなものを使うのが良いのでしょうが、今回はいずれも乾燥のローズマリー、オレガノ、パセリ、バジルを使いました。このため、前夜からオリーブオイル・にんにくと共にチキンにこれらのハーブをまぶし、時間をかけてなじませました。今回初めて「オーブンで煮込む」調理法にチャレンジしましたが、ポイントは水分かな?と思います。私はガラス製のキャセロールを使ったので加熱中も様子が目に見えましたが、そうでないタイプを使われる方は、こまめに水分をチェックされた方がよいかと思います。蒸発しすぎてカラカラになるのも困りますが、しないのもトマトが煮詰まらず美味しくないので、様子をみて蓋を調整した方がうまく作れます。それと、チキンに美味しい焼き目をつける意味でも、最初は蓋を外しておいた方がよいかも。焼き上がりはこんな感じです。 ぐつぐつ言っているのが・・・わかりにくいですが^^;、壮観ですよ!オーブンのない方は鍋やフライパンで煮込んで、最後にグリル等で焼き目だけつけてもよいと思います(昔、オーブンを持っていなかった頃、グラタンをそうやって作ってたなぁ・・・)。ハーブがきいてじっくり蒸し焼きにされたチキン、バツグンに美味しいです!各種ユベッチの中でも、これに限っては、米粒型パスタ以外のパスタでも美味しくできると思います。是非、お試しください!!≪ハーブを利かせてじっくり蒸し焼きにしたチキンがウマイ!ハーブチキンのユベッチ≫レシピ:2人分 <材料> ・鶏むね肉 1枚 (お好みの部位でOKです。もも、骨付きも美味しい^^) ・にんにく 1かけ ・オリーブオイル 大さじ1 ・ハーブ各種(ローズマリー、オレガノ、パセリ、バジルなど)適量 ・塩、コショウ 各適量 ・トマトの缶詰 1/2缶 ・米粒型パスタ 100~120g ・(お好みで)パルメザンチーズ 適量1) 鶏肉は表面にフォークでぶつぶつ穴をあけて味をしみやすくし、みじん切りにしたにんにく、手で揉んだハーブ、塩コショウ、オリーブオイルをまぶしてよく揉み込み、3時間~一晩ほど冷蔵庫に入れてなじませる。2) 耐熱容器につぶしたトマトを入れて1)のチキンをハーブ類ごとのせ、水100cc程度を加えて200度のオーブンで50分ほど焼く。最初の30分程度は蓋を外して、チキンに焼き目をつけつつトマトを煮詰め、その後蓋をして蒸し焼きにすると美味しくできます(蓋のない容器を使う方は、アルミホイル等で覆ってください)。なお、途中で水気が足りなそうなら適度に補ってください。3) 焼き上がりの状態でチキンのみ一旦取り出し、トマトソースの味をみて、塩・コショウで若干強めに整える(この後パスタを入れるので)。フライパンにオリーブオイルまたはバター少々(分量外)を敷いて米粒型パスタを軽く炒め、100cc程度の水を注いで蓋をし、3分ほど蒸す。かなり芯が残った状態でOK。4) パスタを3)の容器に入れてトマトと混ぜ、再度チキンをのせて(これ以上焼くとパサつくようなら、除いたままでOK)蓋をせずに180度で10~15分焼けばできあがり!食べる際、お好みでチーズを振ってください。★オーブンの大きさやクセによって、加熱時に蒸発する水分が違ってくると思います。様子をみながら蓋を取って蒸発を促したり、或いは水分を足したりして、うまく調整してください。現地ではトマトを風味付け程度にしか使わず、主にハーブと塩で味付けするやり方もあるらしいですが、この場合は水分はもっと少なめにするのだと思います。★今回は4)の際、軽く塩ゆでしたブロッコリーも別皿で一緒にオーブンに入れて焼きました。ブロッコリー、焼くと甘みが出て美味しくなりますよ^^ ↓米粒型パスタ、食べ応えがあるので少量で満足できます。ダイエットにもよいかも!? バリラブランドリゾーニ ↓私が使ったキャセロールはこのタイプです。調理中も中が見えて便利ですよ! 『耐熱ガラス食器』オーブン・電子レンジ用パイレックス蓋付キャセロール1.5L(内径19.5c ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^
2008.05.23
前々から憧れていた、ギリシャの米粒型パスタを使ったメニュー「ユベッチ」。先日、とあるギリシャ料理屋さんで初めて食べて感動しました。お肉はトロトロに柔らかいし、肉の味の染みこんだ米粒パスタがまたウマイ!独特のツルッ、シコッとした食感も魅力的で、「なくなるのがもったいないよ~」とダンナさんと二人、感激のうちに完食。というのを、慌てて買った米粒型パスタで作ってみました。お店ではラムのを食べましたが、今回はビーフで。チキンでもよく作られると聞きます。 いや~、こんなにシンプルな作り方とは思いませんでした^^;ギリシャのトマト系煮込みってシナモンやオールスパイス等、スパイスを使うことが多いので、今回もそれで深みを出すのかな?と思っていたのですが、煮込みの段階で使う調味料は塩とオレガノだけ。あとはにんにく、トマト、お肉から出る素材の味で勝負です。それだけに、元々柔らかくて美味しいお肉を使うか、或いは旨味が出るまで長時間じっくり煮込むかした方がよいと思います(もちろん、お好みでスパイス類を入れても)。味見の段階で若干コクが足りなかったので、赤ワインとバターを追加しましたが、トマトを煮詰めることでもより美味しくなると思います。お皿に取るとこんな感じ↓ これ、ホントに美味しいですよ!半分はこのパスタで勝負あったようなものですが、食感といい肉汁を吸った味わいといい、「参りました!」と言いたくなるウマさです。私は大好きです^^是非、食べてみてください!≪肉汁を吸ったツルツルの米粒型パスタがウマイ!お肉もトロトロ、ギリシャの「ユベッチ」≫レシピ:2人分 <材料> ・米粒型のパスタ(リゾーニ、クリサラキなど) 100g ・お好みの塊肉(今回はビーフを使用) 200g ・完熟トマトまたは缶詰 2個(200g)または1/2~2/3缶 ・にんにく 1かけ ・塩、コショウ 各適量 ・オレガノ 適量 ・(お好みで)ローリエ 1枚 ・バターまたはオリーブオイル 大さじ1 ・(お好みで)赤ワイン 大さじ2程度 ・パルメザンチーズ お好みの量 ・(お好みで)パン粉、パセリ 各少々1) 肉は予め塩・コショウをすり込んでおき、ところどころににんにくの半量を切って差し込む(残り半分はみじん切り)。トマトはすりおろす。2) フライパンで1)の肉の各面を焼きつけ(このフライパンは洗わない)、鍋に移してトマト・にんにく・オレガノ・水3/4カップ程度とローリエを加えて蓋をし、煮立つまでは中火、その後は弱火で肉が柔らかくなるまで40分~1時間半程度煮込む。3) 2)のフライパンにバターを溶かして米粒型パスタを1~2分炒め、水2/3カップと共に2)の鍋に加えて5分ほど煮る(茹で時間表示9分のパスタでこれぐらい)。この間にオーブンを200度に予熱。4) 耐熱容器に3)を入れてチーズ、パン粉、パセリを振り、オーブンで10分ほど、様子を見ながら焼いたらできあがり!★本来は料理名にもなっている「ユベッチ」という、キャセロールのような調理器具を用いてオーブンの中で作るお料理ですが、今回は鍋でシチュー部分を作り、仕上げにオーブンで焼くだけにしました。キャセロールをお持ちの方は、オーブン調理するとより本格的な仕上がりになるかと思います。★シチュー部分は、トマトをもっと多く使って煮詰めたり、最初に肉を焼き付ける際にバターを使い、お酒(梅酒・ブランデーなど)を入れるなどすることでコクが出ます。使う肉の種類に合わせて、お好みでどうぞ。また、パスタは長いものを短く切って使ったりもするそうです。お手持ちのスパゲッティなどを、軽く茹でた後で1.5cm程度の長さに切って使ってもよいかも知れません。 ↓今回私が使ったのはイタリア製のこれ。ギリシャ製のはもっと長いみたいです。 バリラブランドリゾーニ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.10
という訳で前回の続き、よく似た二国のきゅうり&ヨーグルトのディップサラダ、トルコ風「ジャジュク」に対してギリシャ風「ジャジキ」の作り方です。これを作るためには、まずヨーグルトを水切りするところから。私はこんな感じで数時間待ちました↓ 高さのあるタッパー等の容器に三角コーナー用のネットをかぶせ、その上にキッチンペーパー2枚を重ね、下に数センチの隙間があくように高さを調整して輪ゴム等で固定します(下に乳清がたまるので)。ペーパーの上にプレーンヨーグルトをドボドボッと入れ、ヨーグルトの重みでネットが落ちてこないよう、再度固定し直して蓋をして待ちます。するとどんどん水分(=乳清)が落ちて、上には水切りされた固形状のヨーグルトが残ることに。一晩置くと完璧ですが、3~4時間でも大丈夫です。・・・というのがコチラ(基本的には水気が切れればそれでよいので、ボウルの上にざるを載せるとか、適当なものを使って工夫してみてください)。↓ ヨーグルトの重さは約半分になっています。下にたまった栄養たっぷりの乳清も捨てずに、砂糖&レモンを加えて飲んだり(これが意外とウマイ)お菓子作りに活用したいところです。が、今回の目的はこの水切りヨーグルトを使ったギリシャ風ディップ「ジャジキ」! 水切りされたヨーグルトはまるでフレッシュチーズのようなねっとり&濃厚な美味しさ。もちろんチーズケーキ作りに使ったり、ジャムをのせてそのままデザートとして食べても美味しいのですが、このねっとり感を最大限に生かしたのがこの「ジャジキ」だと思います。チーズのような濃厚なヨーグルト、きゅうりのさっぱり感、おろしにんにくの辛さと風味につられて、パンに塗って食べだしたらもう止まりません!ワインやビールにピッタリのクセになる味です!かなりおすすめ!!≪バゲットや、カリッと焼いたトーストにぴったり!ギリシャ風ディップ「ジャジキ」≫レシピ:2~4人分 <材料> ・水切りヨーグルト 200g程度 ・きゅうり 1本 ・おろしにんにく 1かけ分 ・塩 少々 ・白ワインビネガー 適量 ・(お好みで)ミント 少々1) きゅうりは西洋おろし金(粗めに、千切りのようにおろせるタイプのもの)でおろすか、千切りにして軽く塩をし、水気と青臭さをちょっと絞る。きゅうりの青臭みが気になる方は、皮をむいて作ってください。2) 1)を水切りヨーグルトに加え、おろしにんにく、ワインビネガー(きゅうりの青臭さが目立たなくなり、ヨーグルトの酸味も抑えられます)も加えてよく混ぜる。3) 冷蔵庫で1~2時間休ませて、味が落ち着いたらできあがり!お好みでミントを振っても清涼感が増して美味しいです。パンに塗ったり、スティックサラダに添えたりしてどうぞ~♪★レシピではコショウは入れていませんが、お好みで黒コショウを加えてもスパイシーで美味しいです。よりお酒に合う一品になりますね^^↓ある日の夕食です。ジャジキをクローズアップしてみました(笑)中東風のピタパンにもよく合いますが、こんな感じで薄切りトーストにのせてもすごウマですよ(6枚切りの食パン1.5枚分を半分の厚さに切り、トーストしてあります^^)!左手前の米粒型パスタを使ったギリシャ風「ユベッチ」、右のトルコ風スープは近日レシピ公開します! ↓ギリシャ料理を作る際には、この手の西洋おろし金が便利ですよ^^ プロも絶賛!メディアで話題の西洋おろし金♪Microplane マイクロプレーン ホームシリーズ スパイス35025 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.09
先日作ったチュニジアのとっても美味しい焼き野菜サラダ「サラダ・メシュイア」にはいろいろな種類の野菜を使いますが、夏野菜はまだ十分安い時期ではないし、茄子だけを使ったものが食べたくて、ギリシャ・トルコ辺りで食べられるという焼き茄子のサラダ「メリジャノ・サラタ」を作ってみました。 ギリシャでの名称は「メリジャノ・サラタ」ですが、トルコでは「バトゥルジャン・サラタス」または「バトゥルジャン・エズメ」と呼ばれ、ヨーグルトや練りごまが入ることも多いようです(この辺りが中東っぽい)。いずれにせよウマイです。味付けもシンプルで作りやすく、クセになる味です^^すりにんにくとオリーブオイルが茄子によーく馴染んで、口当たりも柔らかでスルスル食べられちゃいます。ダンナさんは焼き茄子があまり得意でないのですが、「これウマイね」と言ってパクパク食べてました。パンにのせてもいいし、そのまま食べても美味しいです。これも、オリーブオイルを使うペーストサラダによくあるように、前日~半日前ぐらいに作っておいて、冷蔵庫で味を馴染ませてから食べた方が美味しいです。2~3日はもちます。簡単なので、空いた時間に仕込んでおいて、夜にお酒と・・・なんてどうでしょうか?^^これからの時期は、冷た~く冷やしたビールにも良さそうです。≪スルスル食べられてクセになる!ギリシャ・トルコの焼き茄子サラダ「メリジャノ・サラタ」≫レシピ:1~2人分 <材料> ・茄子 2本 ・にんにく 1/2かけ ・オリーブオイル 大さじ1/2~1 ・ワインビネガーまたはレモン汁 大さじ1 ・塩 適量1) 茄子はフォーク等でブスブス穴をあけ、魚焼きグリルや網などで黒くなるまで焼き、皮をむいて(熱ければ手に水をつけながら)ざるの上で少し冷ます。にんにくはすりおろす。2) 1)の茄子の水気をちょっと絞り(水気の少ない茄子ならそのままでもよいです)、ざく切りにして、その他の材料とよく混ぜる。茄子をつぶすような感じで、スプーンやフォークの背を使って混ぜるとよく味がなじみます。塩気は薄めに。3) 冷蔵庫で1~2時間置いて味を馴染ませてから召し上がれ!^^★茄子から出る水気を切らないとベチャッとしてしまいます。絞りすぎると美味しくないですが、軽~く握るぐらいに絞って作るとバツグンに美味しくでき上がりますよ^^カリッと焼いた薄切りトーストにのせるともう最高です!!^0^★おろしにんにくの辛味が苦手な方は、量を少なめにするか、みじん切りにして加えるとマイルドになります。この分量だと結構ピリッと来るので、お好みで加減してください。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.05
手に持って食べられるのがお気に入りの、ギリシャのパイ皮「フィッロ」を使ったおかず(というか主食)パイ。これまでいくつかの種類を作って来ましたが、最も主食っぽく作ってみたのがコチラ。中身は、マッシュポテト・みじん切りにして炒めた玉ねぎ・生おからに細かくちぎったスライスチーズです。 ん~、想像通りのウマさ!じゃがいものほくほく感と甘み、それにチーズにおからが馴染むので、おから臭さを全く感じさせずにボリュームだけがアップ。低カロリーでお腹いっぱいになります^^味付けはシンプルに塩・コショウだけなので、お好みのハーブやスパイスを加えても良いですし、或いは焼きあがった後、ウスターソースをちょっとつけて食べるのもまたウマイです。考えてみたら、この具って限りなくゼリーフライですもんね^^;じゃがいも好きの私にはたまらないじゃがいもパイ、ビールにも白ワインにも赤ワインにも合います。またお気に入りメニューがひとつ増えました!≪低カロリーでおなかいっぱい!じゃがいもが甘くてホクホク、おからポテトチーズパイ≫レシピ:2~3人分 <材料> (パイ皮・フィッロ) ・薄力粉+強力粉 120g ・水 60~70cc ・塩 少々 ・オリーブオイル 適量(大さじ1ぐらい) ・溶き卵(つや出し用) 少々 (フィリング) ・じゃがいも 大1個 ・玉ねぎ 1/4~1/2個 ・生おから 60g ・牛乳 60cc ・スライスチーズ 2枚 ・塩、コショウ 適量1) コチラを参考に、パイ皮「フィッロ」を作る。生地をのばす段階から2つに分けて、2枚の皮を作ってください。今回は特に具が多いので、かなり薄めにのばしました。(微妙にダイエットを意識して、粉少なめです。もっとバリバリ感を味わいたい方は、増量してください)2) じゃがいもは皮をむいて芽をとり、ラップに包んでレンジで4~5分加熱して柔らかくし、マッシュする。玉ねぎはみじん切りにしてしんなりするまで軽く炒め、粗熱が取れたらじゃがいもと合わせ、ここに生おから・牛乳・細かくちぎったチーズを加え、よく混ぜて塩・コショウで味付けする。パサつくようなら、牛乳の量を増やしてください。水でもよいです。3) 1)の皮の1枚に、周囲2cm残して2)の具を平らに敷きつめ、上にもう1枚をかぶせて周囲を爪で縁取るようにとじ、つや出しの溶き卵(牛乳でもよいです)をたっぷり塗る。4) 180度に予熱したオーブンで25分程度、こんがり焼けたらできあがり!★私はマッシュポテトに牛乳を混ぜるのが好きです。なめらかさと甘みが増します。でも、よりカロリーを気にされる方、あまり甘みを出したくない方は、水またはコンソメスープ等で具の水分を調節してください。★玉ねぎの代わりに長ねぎを使っても、ちょっと感じが変わりますが美味しくできます。この場合、タイムなどのハーブを加えた方が美味しいかも。前日に食べ過ぎてちょっと身体が重かった日、こんな食事にしました。おからポテトチーズパイ、塩で軽くもみ、りんご酢とクミンを振ったせんキャベツ、それにひよこ豆のシンプルスープ「スパ・レヴィスィア」です。おからはお通じにも良いし、低カロでおなかいっぱいになるので、緊急ダイエットに大助かりです^^v ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.01
レンズ豆、週1回以上食べてます。前日から水に漬けておく手間なくすぐに煮えるので、使いやすくて便利です。それに美味しい!これと薫り高いオリーブ、それに自家製アンチョビでギリシャ風のペーストサラダ「エリオサラタ」を作ってみました(中東近辺の国々の「サラダ」=「サラタ」って、日本人の感覚とは大分違いますよね。美味しいけど「これがサラダ??」って思っちゃいます^^;) 写真はその前の段階ですが、これにオリーブオイルをたらして食べます。パンにつけるとたまらない美味しさですよ!ワインがついつい進みます。白でも赤でもイケます。作り方は至って簡単。フードプロセッサーがあれば、30分もかからずにできます。ワインのアテ、前菜が欲しいな~、と思った時に気軽に一品増やせるので、我が家では定番化しそうな感じです。今回はグリーンオリーブを使っていますが、ブラックオリーブを使えばよりスパイシーな味わいになると思います。お好みでどうぞ^^≪オリーブの香りとレンズ豆の旨味でワインが進む!ギリシャのディップ「エリオサラタ」≫レシピ:3~4人分 <材料> ・レンズ豆 1/4~1/3カップ ・アンチョビフィレー 1~2枚 ・オリーブ 6~7粒 ・にんにく 1/2~1かけ ・オリーブオイル 大さじ2~3 ・オレガノ、パセリ 各適量 ・レモン汁 大さじ1~2 ・(お好みで)白ワイン 大さじ1~2 ・(お好みで)コショウ 適量1) レンズ豆は洗って少し水につけ、柔らかくなるまで茹でる(20分ぐらい)。茹で上がったらざるに取って水気を切り、粗く刻んだアンチョビ、オリーブ、にんにくと共にフードプロセッサーにかける。2) ここに固さを見ながらオリーブオイル、レモン汁、白ワインを加えて調整し(レンズ豆の茹で上がりによって固さが変わってきます)、ハーブ類を加えて味を調えたらできあがり!しばらく冷蔵庫で休ませると味が落ち着きます。★塩は、アンチョビとオリーブから塩気が出るので入れていません。味見をして足りなければ加えてください(休ませた後で味が変わってくるので、「ちょっと薄め?」ぐらいでちょうど良いです)。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.30
先日、大型スーパーで「black-eyed peas」という見慣れない豆の缶詰を買いました。だって安かったんだもん^^;調べてみたら「黒目豆」という名前で日本でも食べられるものなんですね。ささげの一種だそうです。確かに味もささげに似てます。さやにくっついている部分が黒いブチになっているので黒目なんですね。かわいい外観のお豆さんです。で、この「黒目豆(そのルックスから、パンダ豆とも呼ばれるらしい^0^)」、アフリカやアメリカ南部などで最も多く食べられているそうですが、栽培しやすいのか、それ以外の地域でも広く使われるようです。そんな訳で今回はキプロス風の豆サラダにしてみました。キプロス料理というと一見「??」ですが、ギリシャ料理の若干田舎っぽいバージョン、或いはギリシャ料理とトルコ料理のあいの子、みたいな感じのようです。 本来、「スイスチャード(日本では「フダンソウ」)」というビーツの仲間の野菜を使うらしいのですが、近所で普通に買えるものではなさそうなので、家にあった水菜・貝割れ・ピーマンで作りました。――が、ウマイですよコレ!かえって水菜で正解だったのでは??と思わせるほどクセになる味わい。煮崩れるぐらいの柔らかな黒目豆がシャキシャキの水菜によーく絡んで、オリーブオイル・塩・レモン汁だけのシンプルな味付けにも関わらず、もっと何かしたような感じの複雑な味なんです。ダンナさんと取り合いになっちゃいました^^;私が見た複数のレシピの中には、きゅうりやトマトを入れるバージョンもあったのですが、個人的には今回作ったような、葉っぱ系の野菜だけでシンプルに作るのが美味しい気がします。お好みでオリーブを加えても美味しいかも。黒目豆が手に入りにくければ、ささげや小豆でも似たような感じにできあがると思います。普段、日本なら甘く煮て食べる種類の豆を塩味のサラダにするなんて意外ですが、ホントに美味しいですよ!是非体験して頂きたいです。≪キプロス風、シンプルながらクセになる黒目豆と水菜のサラダ≫レシピ:2人分 <材料> ・黒目豆の水煮缶 1/2缶(1カップぐらい) (乾燥モノを使う場合は、柔らかめにゆでてください。ササゲ・小豆でもOK) ・水菜 大2束程度 ・(お好みで)貝割れ菜、ピーマン 各適量 ・レモン 1/4個 ・オリーブオイル 少々 ・塩 少々 ・おろしにんにく 少々1) 水菜他、野菜は食べやすい大きさに切る。黒目豆は缶汁ごとレンジで軽く温める(人肌ぐらい)。2) 1)に、温めた豆を汁ごとかけてよく混ぜ(余熱で軽く熱を通すような感じ)、おろしにんにく・レモン汁・塩で薄めに味付けし、オリーブオイル少々をたらして混ぜる。3) 冷蔵庫で味を馴染ませてから食べます。できたては「薄いかな?」ぐらいの加減で味付けしておくとちょうど良いですよ^^たっぷり召し上がれ!★薄めに味付けするのがポイントです。オリーブオイルを使ったサラダは、オイルと塩が馴染むのに時間がかかるのか、できたてでちょうどいい塩加減にすると、冷蔵庫で馴染ませたあとしょっぱく感じます。この量で、塩は小さじ1/4ぐらいでよいのではないかと思います。★コショウを入れると豆のほんのりした甘さを消すような気がして、このレシピでは入れていません。お好みでどうぞ。にんにくもお好みで、入れなくても良いかも知れません。 ↓という黒目豆(またはパンダ豆)、クセがないので買い置くと便利だと思います^^ ブラックアイビーンズ(パンダ豆・ロビア)【500g】 ペルー食材ブラックアイビーンズBlack eye beans(frijol castillo)【ドライビーンズ】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.29
わりと久々にギリシャ風のパイ生地「フィッロ」を練って、ブランチ用のチーズ・おから入りチキンパイを焼きました。これとサラダ、果物ぐらいの献立にしたかったので、チキンとチーズを入れよう!と決め、更にボリュームと、このパイ皮によく合うフェタチーズに似たほろほろっとした食感を出すため、おからもたっぷり入れてみました。こんな感じです。デカイです^^↓ ん~、ウマ~!バリバリのフィッロ皮に蒸したチキンとチーズ、それに炒めた玉ねぎの優しい味わいがピッタリです。チキンに合わせて入れたオレガノと、チーズに合わせて利かせた黒コショウの風味もバッチリ!焼く前にしっかり具を混ぜ合わせてあるので、おから臭さは全くありません。ボリュームと食感が加えられるだけ。断面はこんな感じ↓(見てもよくわからないけど。^^;) いや~、やっぱウマイわフィッロ。大好きです。簡単だし油の量も少なくできるのに、市販のパイシートの何倍もウマイです。ちょっと遅く起きた朝にサッと作ってブランチにするの、いいですね。昼間からスパークリングワイン空いちゃいました^^;≪優しい味わいの具とバリバリのパイ生地がベストマッチ!おからたっぷりチキンチーズパイ≫レシピ:2人分 <材料> (パイ生地) ・薄力粉+強力粉 140g ・水 80~90cc ・塩 少々 ・オリーブオイル 適量(大さじ1~2) ・溶き卵(つや出し用) 少々 (フィリング) ・鶏むね肉 150g ・生おから 100g ・玉ねぎ 1/4個 ・スライスチーズ 2枚 ・プレーンヨーグルト(牛乳でも可) 大さじ2~3 ・マヨネーズ 少々 ・塩、黒コショウ、オレガノ 各適量1) コチラを参照してパイ皮「フィッロ」を作る。のばす時点で2つに分け、2枚の生地を作ってください。形は丸でも写真のような四角でも、お好みで。2) 玉ねぎはみじん切りにしてフライパンで軽く炒め、鶏肉はラップをかけレンジで2分ほど加熱して手で裂く。これらの粗熱が取れたらおからと共にボウルに入れ、細かくちぎったスライスチーズと調味料全てを加えてよく混ぜる。おからがダマにならないよう、よく味が馴染むように混ぜてください。パサつくようなら、ヨーグルトまたは牛乳の量を増やします。3) 1)の生地の1枚に、周囲を2cmほど残して2)の具を平らになるように載せ、上からもう1枚の生地で覆って、つめで縁取るようにとじ、表面に溶き卵を塗る。4) 180度に予熱したオーブンで25~30分、きれいな焼き目がつくまで焼いたらできあがり!切り分けて、ぜひ手で持って食べてください^^★チーズはお好みの種類で構いません。フェタチーズがあればベストですが、粉チーズでもプロセスチーズでも、フレッシュチーズでも美味しくできると思います。★オレガノはなくても構いません。バジルやローズマリーなど、お好みの別のハーブでも。黒コショウは、チーズのクセに応じて加減してください。 ↓このパイ皮にぴったり合うフェタチーズはコチラです^^ その“しょっぱさ”が特徴フェタチーズ そのままでも美味しいチーズですクロップス(Organic Valley)フェタチーズ227g【お楽しみ0414】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.24
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