世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2010.11.09
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ちょっと前に作ったディナーのお話です。

101103ペルシャディナー

とある休日、普段作らないジャンルのお料理が食べたいな~と思いながら台所のストック食材を眺めていて、豆類の袋と最近買ったタイ米5kg入り袋が目につきました。 「そうだ!ペルシャ風のレンズ豆ピラフ食べたい ・・・そこから先は一直線。レンズ豆ピラフ→ヨーグルト合う→ヨーグルト使ったシチューとかなかったっけ?→これだけじゃ寂しいから副菜もう1品くらい欲しいな~・・・

で、自宅の料理本とネットを駆使して作った4品です。まずは着想のきっかけとなったレンズ豆のピラフ 「ムジャダラ」。

101103アダスポロ

中東全般の料理本で見つけましたが、ネットで調べると今は主にヨルダン料理なのかな?? 以前、日産スタジアムでも食べたことがあります。 レンズ豆特有の風味と長粒米がよく合いますが、これだけだと若干味気ないな~というところをうまく補っているのが玉ねぎ。コクと香ばしさがプラスされて、単純だけど美味しい!

作り方はすごく簡単。レンズ豆と米は同量ずつ(今回は3/4合ずつ使いました)は予め洗って水につけておき、若干少なめの水加減で塩少々を加えて一緒に炊きます(今回はル・クルーゼを使って炊きましたが炊飯器でOK)。炊き上がったら、多めの油でしっかり色がつくまで香ばしく炒めたスライス玉ねぎ(今回は1/2個分使いましたがもっとあってもいいな)をのせてできあがり!

きゅうりとディル、ミントを加えたサラダ にしました。

101103ヨーグルトときゅうりのサラダ

101103アダスポロとヨーグルト

うーんより美味しさアップ!
きゅうりとミントの清涼感が、油と豆・玉ねぎの甘さをすっきりさせてくれます。 黒コショウもポイント。味が引き締まります。 このサラダ、現地ではナンにつけて食べるそうですが、お米にもぴったり。みじん切りのきゅうりとミント、ディル、黒コショウと塩少々をヨーグルトに混ぜるだけです。よく冷やした方が美味しいです。


それと、おかず感覚で添えたのが、このスクランブルエッグ。

101103ミルザガセミ

「ミルザガセミ」 という北イランの郷土料理だそうです。焼き茄子を使うのが面白いな~と思って作ってみましたが、これ美味しかった!ぺろり 塩・黒コショウ・にんにくのシンプルな味付けなので、普通に和食や中華のごはんのお供にもよさそうだし、パンにも合います。 いろんな各国料理と相性がよさそう。簡単ですが侮れない一品。

これは、予めグリル等で茄子を焼いて焼き茄子にしてから作ります。にんにく1かけはみじん切り、焼き茄子1本とトマト(生)1/2個はそれぞれ皮をむいて小さめの角切りに(5~7mm程度)し、油を敷いたフライパンで先ににんにくを炒め、香りが出たら茄子→トマトの順に加え、余計な水分が少し飛んだあたりで溶き卵2個分を注ぎ、塩・黒こしょうで味付けして柔らかめのスクランブルエッグ状にしてできあがり!若干ゆるゆるなくらいが美味しいと思います。




101103鶏肉とヨーグルトのコレシュ

鶏肉のミートボールとヨーグルトのコレシュ(シチュー)。 イランの伝統料理だそうです。
ヨーグルトとサフランで出るこの色が、いかにも中東料理っぽくていいですねしかも、作っていて気づきましたが、これ材料的には 辛さのないカレー といった感じ。スパイスを多用するのでとても香りがよく、特にカルダモンの香りがチキンにぴったり、美味しいです。レモンの酸味も爽やか。予め空気を含ませてまろやかなヨーグルトに、コーンスターチでとろみをつけるのが面白いです。




≪鶏肉のミートボールとヨーグルトのコレシュ(イラン風シチュー)≫レシピ:2人分

1) 乾燥サフランひとつまみはお湯大さじ1につけてサフラン水を作っておく。

2) 鶏ひき肉150gと玉ねぎのみじん切り大さじ2をボウルに入れ、1)の半量とシナモン・カルダモン・ターメリック・クミン・バジル各小さじ1/8、塩・コショウ各少々を加えてよく混ぜ、手にサラダ油をつけてボール状に丸める。8~10個分ぐらいになります。

3) 2)のミートボールを、油適量を敷いたフライパンで転がしながら焼く(この後煮込むので、表面に焼き色がつけばOK)。

4) 鍋にバター少々を熱し、粗みじんに刻んだ玉ねぎ1/2個分を色づくまでじっくり炒め、ミートボールに使ったのと同じ種類のスパイスを、ほぼ同じ量だけ加えて軽く炒め、水100ccを加える。煮立ったら3)のミートボールを入れて蓋をし、12~15分程度弱火で煮る。煮上がったら1)の残りを加えて色と風味付けをする。

5) ボウルにヨーグルト1カップを入れて泡だて器で混ぜてよく空気を含ませ、ふんわりしたら微量の砂糖と、小さじ2の水に溶いたコーンスターチ小さじ1(なければ片栗粉でもOK)を加えて更に混ぜ、4)の鍋に加え、沸騰しないよう(分離してしまいます)5分ほど軽く煮る。

6) 仕上げにレモン汁少々を加えてひと混ぜしたらできあがり!


★本来はスライスアーモンドや松の実を炙ってのせることが多いようですが、今回は割愛しています。お好みでどうぞ。

★今回はピラフに合わせていますが、現地ではナン(インドのとは若干違う薄焼きのパン)に合わせるようです。どちらでも美味しいと思います。


うーん美味しかった!ぺろり
最近作る機会のなかった中東料理ですが、ペルシャ(イラン)料理は比較的入手しやすい食材を使ったものも多く、久々に一式フルで作ってみると意外と簡単で美味しい。優しく穏やかな味で、親近感がわきます。

ペルシャで一式揃えよう!と思った理由は実はもう1つ。
この数日前が、 マリノス の長谷川アーリアジャスール選手(お父様がイラン人、お母様が日本人のハーフ)のお誕生日。「アーリアおめでとう!」と乾杯して美味しくいただきました


うん、ぜ~んぶ美味しかった!また作ろうスマイル今日もごちそうさまでしたウィンク


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Last updated  2010.11.13 10:09:05


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