超ひも理論(Super String Theory)    二十一回@韓国ソウル

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2006.01.13
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カテゴリ: SixSigma


 みなさんの会社では、これまでの何らかの「改革活動」や「改善活動」を実施したことがあるのではないかと思います。
「参加したことがある」方や、社内でQCサークルなどが長期間にわたって定例的に展開されているという方も少なくないのではないでしょうか?

 90年代を少し過ぎた頃から、右肩上がりの成長を期待しにくい事業環境が続くようになりました。
その後に続くように、「今まで成果を挙げてきた社内の活動がうまくいかなくなってきた」「改革プロジェクトにはマンネリを感じている」という声が、あちらこちらの企業から聞こえ始めたのです。


 全社をあげて展開するような改革・改善活動では、ほとんどの場合に「成果を発表する会議(大会)」などが設定されます。
不思議なのは、先に触れて「最近どうも・・・」という声が現場からはあるにもかかわらず、そうした成果発表の場では、数々の成果が紹介されていることが多い、ということです。


 「毎年、ウチの会社では大きな成果が発表されているのだが、業績は思わしくないどころか、かなりのペースで落ちている・・・」。
これは数年前に、ある東証一部上場企業の専務から直接、聞いた言葉です。



 実際に活動をしているメンバーが「形式対応に終始している」という悲劇もあるのは、残念ながら事実のようです。
しかし一方で、これまでと変わらずに、日々改革・改善のための努力(検討や工数の提供)をしている企業もまだまだたくさんあります。
その努力が、どうして業績に反映されていないのでしょうか?

 すべてにあてはまるわけではありませんが、この問いに対する解の1つとして、(少し乱暴な言い方をします)「無駄な努力」が挙げられます。
 これは、プロジェクトにかかわるメンバーの努力の仕方が間違っているというわけではありません。


 最大の問題は、改革活動のテーマとして、経営や事業実績にインパクトのあるものが設定されているとは限らない、ということです。
活動の原点である課題やテーマが間違っている、つまり、経営上、重要な問題でなければ、いくらそこに注力して多少の成果を上げることができたとしても、全体(経営や事業)に対して良い意味での影響は「現れようがない」といえます。


 「多少の成果であっても、それがたくさん集まれば、大きな成果になるのではないか?」という疑問もあることでしょう。
集めた結果が、経営上の本当の問題を網羅していれば、そういうことになるかもしれません。
しかし、現実はそうでない場合の方が多いようです。
「重要な問題、大きなテーマは先送り」にしてしまったり、個別の問題に目を奪われることで、本質的な課題がいつまでたっても焙り出されてこないという弊害が、巷で散見されています。



テーマ・セレクションは、シックスシグマに限らず、経営改革コンセプトを採用、展開する上で重要な意味をもっています。
今回は「誤ったテーマ設定による無駄な努力」という視点でご紹介しましたが、次回も引き続き、テーマ設定の重要性について考察したいと思います。
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Last updated  2006.01.13 15:49:13 コメントを書く


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