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2023/09/01/金曜日/関東大震災から百年〈DATA〉 小学館著者 鈴木エイト2022年10月1日 初版第一刷発行 2022年10月25日 第四刷発行 〈私的読書メーター〉〈元首相暗殺事件。こんなことが今の日本で白昼、衆目の面前で起きるのかという驚き。当初政権も報道もこれはテロである、民主主義への暴虐だといった論調だった。しかし犯行は個人的な怨恨である事、その原因が旧統一教会への過剰な献金による家庭崩壊であることが判明。この教会原理が明るみになるとその内容の荒唐無稽さに質の悪い漫画を見る思いがしたと同時に日本の保守勢力のなんちゃって振りの粗悪さ幼稚さにも呆れ果てた。足かけ8年、お金にもならないだろう追跡を諦めなかった鈴木さん。足で稼いだ情報を目にして大手報道人は何を思うのか。〉あらら。怪しい政治家リストを載せていた下書きが消えている。既に本は手元にないし。感想を何とする、こんな場合。では思いつく昨今のことなど。第二次安倍政権以来、大手マスコミはその責任を果たさなくなった。先の戦争でいかに国民をアジテートしたか、朝日新聞は自らを点検して、決して軍部や政府のスピーカーにはならないと誓った決意も霧に霞む。もはやテレビ新聞に真相を求めることはできない時代であるらしい。ただし、かつてと違うのは鈴木エイトさんのように、インディペンデンスな個人の発信者の存在で、からは希望ではないだろうか。
2023.08.21
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2022/12/30/金曜日/帰宅、薄曇り28/水曜日の続き博物館は休館_:(´ཀ`」 ∠):年末年始休館直前の、第二、四水曜休館ですと⁈いつでも受け入れてくださる有り難い寺社仏閣八幡宮まで二駅分歩き、往復して駅に戻る。それもこれも2時前には店内入れるらしいファミレスさわやかさんがため( ;∀;)途中。犬も歩けば棒にあたる、よろしくおやまあ、本田技研さんはここから生まれたと⁈浜松なんだー車の街故か。交通量の多い交差点はなぜか地下に人間が潜る。江ノ電江ノ島駅とか台湾高雄地下鉄とかなーんか思い出し、潜らないで済む所を探す。↓時間潰しの駅ビル本屋さんで感心する。タイムオーバー冊子は割引で売出し!20.50.80%オフ並ぶ!これ、いい。ウチの近所書店でやって頂きたい。お客さんも沢山活気のある、好い本屋さんカフェあり。ヘルシンキ、アールト設計の書店の如し味わい美味しいデーニッシュ系とかベーグルとかこだわりコーヒーとかいっそ、ヘルシンキ店と同じシナモンロール出して姉妹書店、連携ありかも地方自治体の姉妹都市ならぬ、書店の姉妹店、世界展開ぼんやりしてたら、さわやかさんから店内でお待ちくださいメールが。ほんと、予定とほぼ同じ時刻、おにぎりハンバーグとBセットのライ麦バン、サラダを注文でー、このハンバーグ。端っこは未だ冷えてたのと中は全くレア状態だった。いいの?これ大丈夫?と思いながら、気が弱くて?訴えることもできず、食べ切る。ライ麦パンは熱々で美味しく頂きましたーそれでも地方都市の元気に賑わう、気楽なレストランに出会えたことはよかったなあツレと落ち合うまで未だ時間ある余ってるよーどうするよー私は地方の古い洋風建築と、世界の民家を見るのが好きだったことを思い出し、いろいろ検索おお。歴史建造物を活かした木下恵介記念館があるではないか。しかも徒歩圏内。
2022.12.28
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2022/10/26/水曜日/インディアンサマー昨日はシアターオーブでミュージカル「キンキーブーツ」随分前に予約のチケットはまさかの9列センター(T-T)堪能しました。城田優の足が綺麗!まるでマルレーネ・ディートリッヒだのに上半身はマッチョその相乗効果で、ほんとゴージャスこの上ない。ドラァグクィーンな声、マッチョな渋い低音、繊細な少年のような声、見事三色使い分け「ありのままの他人を受け入れる」それは「ありのままの自分を受け入れる」ことのできたローラ=サイモンからの粋なプレゼントへと昇華される。質実剛健、頑丈な英国紳士靴もイタリアンを受け入れ、職人の技も労働の喜びも、とまぁ鮮やかな彩りが配されていく。脚本も良い。2時間そこそこに、上手に細大漏らさず労働者階級、マイノリティーへの応援歌を歌い上げ。ささやき声でも遠くまでしっかり届くソニンのプロフェッショナルな技も素晴らしい。こういう脱力が難しいのだなあ。お土産はトートバッグ私の名前がKならキーホルダーもよかったかもだけど。
2022.10.26
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2022/04/01/金曜日/やや花冷えと、10日ほど前、桜は稲荷古墳界隈で見事に満開の頃小田急喜多見駅から南下したところに宇奈根という地名があり、その響きが万葉的というか良いなあと以前から感じていた。狛江や砧なんぞも近い。思い立ち散歩に出歩く。矢張り古い土地のようで円墳が住宅地にポコポコと散在しているが、先ずは土地の古い神さまにご挨拶に赴く。氷川神社に向かうこの道、世田谷。区内には渓谷もあるしハケもあり多摩川沿いに水も豊かで小高い丘もある。独立したい気持ちの伝わる地理風景だ。ご由緒によると、多摩川洪水で古文書が失われ詳細ははっきりしないが、740年天平の頃の創建と伝承されている。地名が先か氏姓が先か。この地の領主は喜多見氏で元々は江戸地域開祖である江戸氏の子孫という。また、この石鳥居は1653年建立で都区内で最古の部類に入るという。本殿も堂々として美しい出雲系。境内社に稲荷、天神、大山祇、月読、出雲、大鳥、祖霊の支社が祀られている。これら支社の場所がいかにも特別な雰囲気を醸している。印象深いのが社殿前左手にある立石大神。「付近から出土した石棒」との説明文だが、どう見てもこれは道祖神だと思う。だとすると支社の祖霊祀りは氷川神社よりももっと古いイワレがありそう。祭典に、私は初耳の「アボヘボ新年行事」というのがある。元旦に授与して下さるそうで、縁があれば伺いたく思う。
2022.04.03
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2022/03/05/土曜日/春めく晴出かけたのは2/27日曜日。ぐるっとパス最終日なのでお天気な良さにも誘われて目黒区立美術館へ「木村伊兵衛と画家たちの見たパリ」を見に行く。権之助坂を下り目黒川沿いに歩くと桜の蕾がだいぶ膨らんでいた。この暖かさで今日辺りちらほら咲くのかしら。テニスコートや市民プールなどの公共施設群の一角の地域に溶け込んだ美術館は、たまたまか都の写真美術館より賑わっている。1950年代のパリの様子を写真と絵で旅する企画。木村の写真は詳細な日付やパリの何区の何の通りといった記録が曖昧な点がちょっと勿体ない。ポスターにもなっている著名な一枚もカルチェラタンとはあるけれど年代は1954~55年とある。それにしてもこの写真、偶然とは思えぬ構成の妙。後ろ姿、前方方向、横向きみな動きと色彩が溌剌としていて、車やバイクの動くための道具は静かなオブジェ。第二次世界大戦の悪夢からようやく平穏な日々が日常のものとなった悦びがもたらした一瞬だろうか。エトランジェが全然いないムフタール街とか、レアールの食肉市場が現役。他にも霧に潤むパリの、モーヴな色彩は出始めのカラー写真でうまく捉えられていると感じた。木村自身の言葉で人物をカラーで撮ると人形みたいに見えるから光の用い方が工夫がいるみたいなことを述べている。今まであまり関心の無かったこの時代に洋行した画家の中に、猪熊弦一郎と同時代、戦前のパリで学んだ角浩とか島村三七雄を知った。キムラと同時代には野見山暁治。ショップで絵葉書をいくつか買ってもう一つの目的、ブラウニーを求めて代官山方面へ。目黒は行人坂やお不動さんに見られるように修験道と縁が深く、神社仏閣もたくさんあって散歩が楽しい。庚申塚も地元の人の手で大切にされている。やって来ました、ファットウィッチ。10年くらいまえだから今現在チェルシーの本店がどんな様子かは知らないけれど、何だかなあ。ファーマーズマーケットで買うようながっつりした手作り感が消えて、余りにソフィスティケートされてない?おまけにめちゃ高い!こんな小粒を12個買ったら4800余円!まあともかく、コロナ禍であってもパリとニューヨークを旅した日曜日半日。あ、目黒銀座がすごい人でびっくり。恐る恐る日曜日に出かけたけれど代官山周辺も若い人やマダムがぞろぞろ。
2022.03.05
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2022/01/10/月曜日/午後から晴↓作夏、山梨のベリーガーデンで。ベリーはスグリ以外はたいてい生で食べるのが好み。かつてベリーガーデンが憧れだったくらいベリー好きだが、ハックルベリーなるものを知ったのは2年ほど前のこと。↓ベリーの摘み取り、一昨年前の高原長野に出かけると立ち寄っていらお蕎麦屋さんの奥さんが庭で育てジャムにしているという。一年越しで先月、やっとハックルベリーを手に入れることができた。見た目はブルーベリーに近い。レシピにもよるのだろうけど、ジェリー状にはならずソースのような仕上がり。やや甘い味の仕上げ。その為か酸味は少なくブルーベリーに比べると素朴な味わい。これがヨーグルトに合う。ハックルベリーといえばマーク・トゥエインの小説とばかり思っていた。そんなベリーがちゃんとあるんですねー。どうやらビルベリーの、北米の方言らしい。そうか、ビルベリーのことだったんだ。↑ベリーとリンゴ、スコーンとクロテッドクリーム、ジャム少々のピクニック。ロンドンの植物園で、もう3年前のこと。
2022.01.11
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2021/09/09/木曜日/雨後曇昨日発売の記念切手、美術の世界シリーズ第三弾を買う。青と緑の画家、東山魁夷の「緑響く」がその中にあった。その絵の風景の元になったのではないかとされているのが、長野県茅野市の北にある御射鹿池(みしゃかいけ)。偶々その場所をこの春訪れた。お米を育てるために地元のお百姓さんが積み重ねた苦労が伝わる。そしてこの不思議な地名の漢字と響き、みしゃか が心に残る。諏訪大社がこの地ばかりか、日本古代の解き明かされない重要な精神構造を秘めているのではないかと妄想する私には、みしゃくじの神とか、鹿のトーテムが浮かぶ。おまけに言語論的地理ウラルアルタイにまで想像が拡大する。その他のどこかで鹿神信仰がないかどうか。ウラルアルタイと西欧の設置点にあるフィンランド、トルコ、ハンガリーはどうか。ハンガリーといえば、スコットランドを拓いた王のホーリールードの霊夢か幻か。王は狩猟先で頭に十字架を掲げた鹿を見て、聖なる十字架を保持するというハンガリーの王妃を城に迎える。無事スコットランドまで王妃を護衛した栄誉で貴族に列せられたサンクレア。彼の屋敷の教会がロスリン。ダビンチコードに登場して瞬く間に有名観光地になってしまい、内部の撮影は禁止になった。内部に入るとこれは教会なのだろうかと感じる。諏訪大社よりも以前にこの地にあった古い信仰を守矢神長官資料館で少しだけ伺える。ここにも鹿の頭が。設計、藤森照信氏/藁スサをすき込んだカラーモルタルの床壁が毛深い。
2021.09.09
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