ゆうべカイロ日記

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カテゴリ: 勉強会
GWを挟んで、前回の続きです。

国民の人生観と教育観とはリンクする部分が多いのですが、
日本とメキシコの人生観の違いについて学んだ事をまとめていきます。


人生観の生と死については、誰にとっても大きいテーマのひとつです。


前回、日本とメキシコとの時間の概念の違いを書きました。
●日本は「未来中心」の時間
●メキシコは「現在中心」の時間

なぜ、時間の概念に違いができるのか。

それは、「死との距離感」の違いからも大きく影響を受けます。




宗教上や衛生上の色々な要因はあるでしょうが、
ほとんどの日本人にとって「死」は日常的ではありません。
そのため「自分は死なない」や「死んだものは生き返る」と本気で思っている子供も増えているようです。
実際、私も肉親が亡くなるまでは、「死」について、あまり理解しようとしてなかったと思います。
多くの日本人が、心のどこかで「死なない、永遠の命」と思っているので、時間の概念は「未来」に向かいます。


一方、メキシコは、死との距離感はとても近いです。
「死者の日」という、国をあげての大きな祭日があり、
その日は、おでこに大切な人の名前を書いたドクロのお菓子を、その大切な人に贈ったり、
大切な人が死んでしまったと仮定して、その人宛の手紙を書いて贈ったりします。
ドクロをもらうことで「ああ、自分もいずれはこうなるんだな」、

いつか死んでしまう事を理解しているので、時間の概念は「今」に向かいます。


死と距離がありすぎる日本人が急に「死者の日」のようなことをすると、「縁起でもない!!」と怒られそうですね

しかし、大切な自分や大切な人は「いつか死ぬ」と理解する事で、より「今」を大切にできるようになります。
特に、大切な人が死んでしまったと仮定した手紙を書くときには、「どうしても今、伝えておきたいことや感謝」が溢れてくるようです。


昔の日本も死との距離感はとても近かったようです。

「死を忘れるな~。死を忘れるな~。」と言いながら町中を徘徊していたと言われています。


日本が明確に「未来中心」になっていったのは、時計が普及してきた戦後からです。
特に、高度経済成長で未来に大きい目標のあった時代は「未来中心」の概念で、
国民も元気で、上手くいっていたようです。


しかし、経済も成長しきってしまい、未来の目標を見失いがちな昨今では、
将来に対してモチベーションを維持するのが難しくなってきています。
そこで、もう一度「今、ここ」を大切にできることで、
良いモチベーションが生まれ、結果としていい未来につながっていくように思います。

個人的な理想としては、
「変化可能で柔軟な未来の計画を立て、今できることを楽しんで大切にする」
といった感じでしょうか。



最後に、講師の先生へ
ブログに講義内容の記載を承認してくださってありがとうございます。
私の仕事や勉強とつながる事も多く、とても面白かったです。








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Last updated  2009.05.07 18:45:02
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