2004.11.09
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カテゴリ: ひと・友達・社会



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「誠意・・・私欲を離れ、心をこめて、まじめに物事に対する気持ち、まごころ」。

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「自己責任」という言葉には、何か突き放すような、刃のような冷たさを感じます。

「責任」ってなんでしょう?「責める」という語が入っているだけに、何か、「悪いことをして、叱られる」イメージがくっついています。

「あんたは、すんごくいいことをしたんだから、その責任は、あんた一人ががとるべき!」というふうには使わないんだよね。「いいことは、みんなで分け合おう!悪いことは、あんた一人で責められて」ってことかい?

私は、いつぞや、英語の責任には、「レスポンシビリティ(responsibility)と、アカウンタビリティ(accountability)があるのだ」という話をきいて、すごく納得した覚えがあります。

レスポンシビリティの方は、日本語の「責任」の意味に近いけど、アカウンタビリティの方は、ちと違う。「説明責任」となり、「なにゆえ、このようなことをしたのか、かくかくしかじかと、わかるように説明する責務があるぞよ」ということだったと思います。

なるほどねと思ったのね。

イラクに行く人々を、「自己責任だ」と責めさいなむ風潮があるでしょ?「あなたは、なにゆえに、かの地に、命懸けで出かけられるのか?私にわかるように、話してくださらぬか?」という姿勢でないことは、明らかです。

「彼」は、説明せずに死んでしまい、「なぜだっ!」と涙ながらに怒るひともいる。そのとき、「責任」という言葉を使うならば、それは、説明責任を問うているんじゃないのだろうか?それは、「氷の刃」ではないんだよね。「あなたを理解したいのに!」という熱い気持ちなんじゃないかな?

「あなたを理解したい」という人の気持ちは、なんの説明しなくても、伝わるのかもね。


「自己責任!」というとき、「あんたなんかに、わかるわけない!」と「そんな傲慢なあんたの態度、私をバカにしているでしょう!?そんなわけのわからんことをいうやつは、みんなでいっしょに、こきおろそう!」という心の戦いが起こっているのかもしれない。

で、私は、書きながら、ちょっと反省しました。
面倒でも、うっとおしくても、徒労だとわかっていても、それでも、「あなたに理解してほしい」「あなたを、心から理解したい」という姿勢は、大切だよねって。

それが、コミュニケーションをして生きている人間の、「お仕事」なのかもしれないよね。





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Last updated  2005.01.31 10:37:58
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