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試合 :国際親善試合
開催日:2012年10月16日
結果 :ブラジル代表勝利
スコア:「0-4」
得点者:パウリーニョ ネイマール(PK) ネイマール カカ
■ 日本代表
FW:本田圭佑
MF:香川真司 中村憲剛 清武弘嗣
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣
FW:本田圭佑
MF:乾貴士 香川真司 清武弘嗣
MF:遠藤保仁 細貝萌
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 酒井宏樹
GK:川島永嗣
FW:本田圭佑
MF:乾貴士 香川真司 宮市亮
MF:遠藤保仁 細貝萌
DF:長友佑都 今野泰幸 栗原勇蔵 酒井宏樹
GK:川島永嗣
□ ブラジル代表
FW:ネイマール
MF:カカ オスカル フッキ
MF:ラミレス パウリーニョ
DF:レアンドロ・カスタン ダビド・ルイス チアゴ・シウバ アドリアーノ
GK:ジエゴ・アウベス
FW:レアンドロ・ダミアン
MF:ルーカス チアゴ・ネーヴィス ジュリアーノ
MF:サンドロ パウリーニョ
DF:レアンドロ・カスタン ダビド・ルイス チアゴ・シウバ アドリアーノ
GK:ジエゴ・アウベス
世界の強豪国と戦うためには、【コンパクト】【ファーストディフェンス】【アタック&カバー】【カウンター】【DFラインの裏】【相手と状況の見極め】【意識統一】
大事で、これは日本のサッーで小・中・高・大学生が目標としている日本サッカーの練習常識で耳タコが全てだったのです。
立ち上がりはブラジル相手に日本がポゼッションして良い攻撃を・・・・、なんてウソで、日本はブラジルに誘い出されて、完全にブラジルの罠にはまってしまっていました。 誘い込むブラジル
の戦略に騙され、結局、繰り返される日本代表の悪い癖が出た試合でした。選手全員で反省しもう一度考え直すべき試合でした。
1 コンパクトを終始保つ。
2 ファーストディフェンスを忘れない。
3 アタック&カバーの守備連携を高いレベルでやる。
ファーストディフェンスはある程度しっかりやれていました。そして、コンパクト性という部分も、ある程度はきちんと保つ事ができていました。しかし、アタック&カバーの守備連携を高いレベルでやる事、ここですよね。ファーストディフェンスをしっかりやって、自分たちのコンパクトにした「4-4」の守備ブロックのところへ少し苦しい縦パスを出させる、そこまではできていたのに、その縦パスをマイボールにする事ができなかった。
「4-4」の守備ブロックの中での、ファーストアタックの強さや厳しさが足りない。また、相手は個の力が高いですから、ファーストアタックのところではボールを奪いきれないので、更に、そこからドリブルでかわしてきたり、そこからパスを出したり、というプレーのところを狙ってボールを奪う、そういう組織的な守備連携というのが、この試合の日本には足りなかった。最近のザックジャパンの守備はここが大きな課題です。
世界の強豪国と戦う時には、この3つの事が全てきちんとできないと、この試合のような大量失点を招いてしまうものと思います。もちろん、この前のフランスのように、相手が決定力を欠いていれば話は別ですが、しかしそれは、相手の悪さに救われた、という事であって、そのフランス戦にしても、前半でこの試合のように2点もしくはそれ以上の失点をしていてもおかしくはなかった訳で、そこは結果に惑わされてはいけない部分です。
4 攻め急がずに、しかし、縦に速い攻撃を常に意識する。
5 相手のDFラインの裏で起点を作る。
そして、 攻撃については、世界の強豪国と戦うために必要な戦略
は以下の通りです。
コンパクト。ファーストディフェンス。アタック&カバー。カウンター。DFラインの裏。相手と状況の見極め。意識統一、は独自の日本主義スタイ.ルのサッカーとしてはもちろん必須で、「もう1つ大事なことは、なるべく起点は相手のDFラインの裏で作るようにする、という事がポイントになると思います。相手のDFラインの前や守備ブロックの中で起点を作ろうとすると、そこでボールを奪われて大きなピンチになる、という事が多くなってしまうと思いますから、特に日本には、止まった状態でボールを足元に受けて足元に受けて、という攻撃ばかりをやってしまう悪い癖もありますから、そうならないようにして欲しい」、という部分です。
この理由は、相手のDFラインの前や守備ブロックの中でボールを受けてはダメ、という事ではもちろんなくて、しかし、言ってみればそこはフェイクの起点で、本当の起点は相手のDFラインの裏へ走ってボールを受けた選手が作る、という事です。いわゆるバイタルエリアと呼ばれているゾーンでは球離れを速くして、そこではワンタッチやツータッチぐらいのプレーにとどめ、格上の相手には、そこからすぐに相手のDFラインの裏へ走った選手へ必要にタテパスを出すことに尽きるのです。
そして、相手のDFラインの裏でボールを受けた選手は、当然、そのまま自分で行ける場合は、そのままシュートまで持って行ってもいいです。しかし、それが無理と判断された場合には、そこで焦らず自信をもってファールされるまで落ち着いて、しっかりボールキープして「ため」を作り、相手のDFラインが下がったり、相手の選手がそこに食いついてきたり、それを待ってから、ゴール前にマイナスのパス入れるなり、更に追い越して来た選手にパスを出すなり、もしくは、そこから更に自分で仕掛けてシュートを撃つなり、そういう細かな日本独特の攻撃をすることです。
また、ネットに書いてあったことですが、サイドの高い位置でボールを持ってから、そこから相手のDFラインの前の中寄りのところへボールを入れて、そこでボールを奪われてしまってカウンターを受ける。そういうパターンが何度となく繰り返されていました。つまり、やはりそこでも同じ事で、そこをワンツーで縦へ、もしくは、サイド→中央→中央の下がり目の選手→DFラインの裏へ走った選手、というパスワークをポンポンポンというリズムでやる。そういう事をやる必要があったと、本当にそう思います。
断わっておきますが、全くそういう攻撃ができていなかったのか、と問われればそうではなく、本田、香川、清武、長友、酒井宏樹、という選手たちが、相手のDFラインの裏へ走ってボールを受けていました。もしくは、相手のDFラインの裏へ抜け出してチャンスを作る、というシーンは何回か作っていました。ところが積極的に上がってくる選手がそう一人いないのでした。そこにはこれから改善できる余地が見えていたようにも思います。緩急をもっと付けつつ、DFラインの裏へという縦への攻撃をもっと意識しつつ、そこに技術とパスワークという連携技術。そこがザックジャパンの攻撃の進化への道なのだと思います。
6 自分たちのサッカーに固執し過ぎない。
7 攻めるべきか守るべきか、全員が統一された意識を持つ。
ブラジルは、完全に、自陣のバイタルエリアぐらいのところでボールを奪ってカウンター、という事を狙っていました。それをやるために、日本にあえてポゼッションさせて、日本にあえてパスを回させて、自陣のバイタルエリアのところまで誘い込んでいました。日本のサイドバックやボランチを前へ誘い出す、という事をやっていました。このようなブラジルの戦い方というのは、本当ならば、日本のような国が世界の強豪国と戦う時にやりたい戦い方で、日本はこのブラジル代表を手本として欲しいと思います。
ボールポゼッションを高める=試合の主導権を握る。ではない。相手が何を狙いとしてきているのか考え、まずはそれをやらせないようにするのが、日本が世界の強豪国と戦う時には必要なことです。そして、それをやった上で、そこからいかに自分たちの良さも出して行くのか、そこが、日本のような国が世界の強豪国と戦う時には必要です。自分たちのサッカーに形を固執し過ぎないことです。自分たちのサッカーできれば勝てるとは思い込まないことです。この試合のブラジルは、ブラジルらしいサッカーだったのか? それは、そうだったとも言えるし、そうではなかったとも言える。結局、そこには強くこだわる必要はない、という事だと思います。
そして、もう1つ重要な事は、攻めるべきか守るべきか、全員が統一された意識を持って日本のような国が世界の強豪国と戦う時には、そこが中途半端になってしまうと命取りになる。この試合では、本田、香川、清武、憲剛、乾、彼らのような攻撃的なポジションの選手の守備意識が中途半端だった。そこも4失点をしてしまった大きな原因だった。ブラジルがあえて日本に攻撃させていたので、それに楽しくなってしまって、守備の意識が緩慢になってしまっているところがあった。ブラジル相手にも結構やれた、という思いの一方で、終わってみればスコア「0-4」の完敗だった。そこを日本の選手たちは、よくよく、深く考えてみる必要があると思います。
さらに上に行くには、試合の流れを読みフレキシブルな試合運びと相手のいひょうを突く意外性のあるアイデアです。そしてシュートは落ち着いてキーパーを外すコントロールされた確実なシュートと逆にキーパー身動きすることもできないような威力あるミドルシュートの練習が課題です。サッカーは得点が多ければ多いほど有利になるのですから、シュートしなければ得点できないことをよくよく認識してもらいたいです。
「日本代表サッカーは世界で互角に戦える… 2012年10月16日