夢と花と風

夢と花と風

2007.10.18
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カテゴリ: 日記
会津は、母の故郷という他に主人の故郷です。

今の季節は身不知柿が家の軒や田畑の縁でたわわに稔る頃です。

祖母が生きていたときは初雪が舞うころになると、いつも届いていました。
北海道と会津を何度も往復した段ボールにはカレンダーの裏を利用した宛名を
貼り直し箱の角が丸くなるほど。

大小様々の身不知柿が無造作に入っていて「家の裏で刈った」という
ドクダミの干したものが一束。

「おらがつぐったホスイモだ」と小さなサツマイモでの干し芋。

柴栗は茹でて糸に通しカラカラになるまで軒で干したもの。
キクラゲを胡桃和えにすると美味しいことを祖母に教えてもらった。
自生のキクラゲは胡桃和えにすると絶品なのだ。

真冬にはセピア色になった新聞や本の紙に包まれたマッチ箱大のひからびた餅が届く。
日向の匂いと焚き火の煙の匂いがする固い餅は油で揚げるとかき餅のように美味しい。
水に浸しておくと搗きたてのように柔らかくなる。
お湯に通し納豆や大根おろしで食べる。

身不知柿を篠竹にさして干し柿にしたものも届くことがあった。
固かったけれど柴栗の干したものと同じように口に含んでいると甘く
いつしかほろほろと熔けていった。


母は届く品も喜んでいたけれどいつも品物を包んである新聞を丁寧に広げて読んでいた・・








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Last updated  2007.10.18 21:32:37
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