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この度、共著ではありますが、念願の商業出版の機会をいただきました。本のタイトルは『印刷屋の逆襲』、テーマは「デジタル時代に“印刷”を極める経営者の物語」です。印刷業界と聞くと、多くの人が「もう厳しい業界」「これからはデジタルの時代」と口にします。実際に、統計では印刷会社の約3分の1が倒産や廃業に追い込まれているとも言われています。そんな逆風の中で、それでもなお創意工夫を重ね、時代に合わせて変化を遂げながら“印刷”という技術と文化を守り、進化させている経営者たちがいます。この本には、そんな全国10人の印刷会社経営者の“リアルな逆襲ストーリー”が収録されています。私自身も、その一人として執筆の機会をいただきました。振り返れば、私たちアサヒ・ドリーム・クリエイトも、かつては完全な“下請け体質”の印刷会社でした。価格競争の中で疲弊し、納期とコストに追われ、主導権を持てない毎日。しかし、そこから「印刷という技術を“手段”ではなく“価値伝達のツール”に変える」という信念を掲げ、“モノからコトへ”“販促から感動へ”という転換に挑み続けてきました。お客様の「伝えたい想い」を一枚の紙にのせ、社員の「成長したい意欲」を現場で形にし、社会に「笑顔を生む価値」を届ける。そうした日々の積み重ねの中に、“印刷の未来”があると信じています。この本には、そんな想いを抱く同志たちの物語が詰まっています。印刷業界の常識を疑い、新しい道を切り拓いた経営者。地域に根差しながらも、デジタル技術を駆使して新たな顧客体験を生み出す企業。そして、人づくり・理念づくりを通して、組織の魂を育ててきたリーダーたち。どの物語も、単なるビジネス書ではなく、「人間の情熱と希望の物語」です。私はこの本を通じて、「印刷は終わっていない」「むしろこれからが始まりだ」と伝えたい。デジタル全盛の時代だからこそ、“手触り”のあるコミュニケーションや“リアルな感動”の価値が見直されている。そして、その中心にこそ、私たち“印刷屋”が存在できると確信しています。現在、この『印刷屋の逆襲』では、11月21日(金)まで予約キャンペーンを行っています。実は、10人の著者の中で予約数が最も多かった著者には――なんと“単独商業出版”の権利が与えられます。まさに、ここでもまた小さな「逆襲のチャンス」です。もしよければ、ぜひ応援購入いただけると嬉しいです。あなたの一冊のご支援が、次なる挑戦への力になります。📘 『印刷屋の逆襲』予約ページはこちら👉 [https://mbookpay.com/l/c/XLvhtR8l/i0izoJFH](https://mbookpay.com/l/c/XLvhtR8l/i0izoJFH)印刷という言葉の奥にある、“人の想いを伝える力”を、ぜひこの本を通じて感じていただけたら幸いです。そして、逆風の時代に立ち向かうすべての挑戦者たちへ、この一冊が、勇気の火を灯すきっかけになりますように。
2025年11月17日
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今日、ジャパネットタカタの髙田明さん、そしてHISの澤田秀雄さんのお話を伺う機会に恵まれました。お二人に共通していたのは、境遇や業界の違いを超えて、「人生を切り拓く人は、やはり考え方と行動が違う」ということでした。胸に残った言葉を、今日の学びとしてまとめておきたいと思います。まず髙田さんが強調されていたのは、「夢を持ち続け、やり続ける」というシンプルで揺るぎない姿勢でした。成功したら止まるのではなく、成功してもなお歩き続ける、多くの人が“やっているつもり”になってしまい、実際は思考だけで止まっている。その現実を真正面から突きつけられたような感覚がありました。さらに、「人は過去のトラウマと未来の不安の中で生きているが、そこに入り込みすぎると今を失う」という言葉が深く響きました。確かに、経営者である自分も過去の失敗を思い返したり、未来のリスクを必要以上に想像してしまいます。しかし髙田さんは、「今を生きるために必要なのはパッション(情熱)だ」と断言されました。情熱を燃やし、前向きに考え、アクションに移す。その原動力の中心にあるのが“ミッション=何のためにやるのか”。世のため、人のため、その大義が自分の背中を押す、これは、私が会社で掲げている「HAPPY♾️HAPPY」「ハッピートライアングル」「チャンス&トライアル」にも通じるもので、強い共感を覚えました。特に心に残ったのは、「会社の力では変えられない80%を見るな。変えられる20%を全力で変える」という考え方でした。経営の現場では、どうしても環境や景気や人の問題など、コントロール不能の要素に目が行きがちです。しかし人生は“ボトルネックを探す旅”であり、そこを突き破るために結果を出すことが重要だと、今の自分に重く響く言葉でした。一方、澤田さんのお話のテーマは「運を良くする生き方」で、七つのポイントのうち2つを教えていただきました。特に強調されたのは「運の良い人・良い企業と付き合う」、「どこで、何をやるか?“場所”が運を決める」という部分でした。運というと神秘的なものに聞こえがちですが、実際は“人と環境の選択”で大きく変わる。運が良さそうに見える人には人が集まり、情報が集まり、さらにチャンスが回り始める。これは私自身、参拝や学びの場、ソウルメイトとの関わりを通して実感していることでもあります。お二人の話を通じて、改めて思いました、「規模の大小ではない」、自分がどれだけ情熱を持ち、誰とつながり、どんな場に身を置き、何のために生きるのか。その積み重ねが人生の“運命”をつくっていくのだと。今日の学びを胸に、私も夢を持ち続け、今を全力で生きていきます。そして、社員と共に未来を切り拓くために、情熱と行動を積み重ねていきます。
2025年11月18日
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人は本能的に、他者と自分を比べてしまう生き物だと言われています。地位が上か下か、収入が多いか少ないか、年齢や経験が自分よりあるかどうか、無意識のうちに、あらゆる「比較の物差し」で相手を測ろうとします。しかし、私が最も大切だと感じているのは、そうした外側の尺度ではなく、「魂レベルが高いかどうか」です。魂レベルとは、目には見えませんが、その人の内側からにじみ出る“在り方”のことです。どんな地位にいようと、どんなに財を持っていようと、魂が未熟であれば、いずれその人の言葉や態度、行動に現れます。逆に、地位や名誉がなくても、穏やかで人に温かく接する人、他人の成功を心から喜べる人には、深い安心感と尊敬を覚えます。それこそが、魂レベルの高い人の特徴だと思うのです。魂レベルの高い人は、自分を大きく見せようとはしません、むしろ、自然体で、ありのままを受け入れて生きています、人の失敗を笑わず、他人の弱さを責めません、そして、どんな出来事の中にも意味を見出し、感謝を忘れない。そんな人の周りには、自然と良い波動が生まれ、また同じような魂の人が集まってきます。一方で、魂レベルの低い人ほど、他人と比較して優劣をつけようとします。「自分の方が上だ」「あの人よりできる」といった思考は、一見自信のようでいて、実は不安の裏返しです。他人と比べるほど、自分の軸がぶれてしまい、結局は心が不安定になります。人と比べず、自分の成長に集中できるようになったとき、魂のステージは自然と上がっていくのだと思います。私が経営の中で感じるのも、魂レベルが高い人ほどチームに良い影響を与えるということです。例えば、ミスをした仲間に対しても責めるのではなく、「大丈夫、次に活かそう」と前向きな言葉をかける。結果よりもプロセスを大切にし、周りの成長を心から喜べる。そういう人が一人いるだけで、チームの空気は一変します。そして不思議なことに、そうしたチームにはチャンスやご縁も不思議と引き寄せられてくるのです。魂レベルの高さとは、結局のところ「どれだけ利他の心で生きているか」だと思います。自分のためだけでなく、誰かのために動ける人、与えることを惜しまない人、そういう人が放つエネルギーは温かく、周囲の人を幸せにします。その積み重ねが結果として、自分の人生を豊かにしていくのです。だからこそ、私も日々意識しています、他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べる、結果ではなく、心の在り方を磨く。魂レベルの高い人たちと共に学び合い、刺激を受けながら、自分自身も少しずつ成長していきたい、そう願っています。結局、人の価値を決めるのは肩書きでも数字でもなく、魂の成熟度です。魂レベルを高める生き方こそが、真の幸福へとつながっていくのだと、心から感じています。
2025年11月16日
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2023年、日本はついに国家ブランドの頂点に立ちました。アンホルト-イプソスの国家ブランド指数(NBI)において、ドイツや米国といった長年トップの座を守ってきた強豪国を抜き去り、初の第1位に輝いたのです。この快挙は単なるランキングの話にとどまらず、日本という国が世界に対してどのように映り、どのような価値を提供しているのか、その本質的な変化を物語っています。では、なぜ今、日本が世界で最も高く評価されたのでしょうか?そこにはいくつかの大きな理由があります。1. 日本ブランドの「安定感」と「信頼性」世界がパンデミックや地政学的リスク、不安定な経済情勢に直面する中で、日本は「安定した国」としての評価を高めました。政治的には大きな混乱もなく、経済も持続的に安定し、治安の良さ、清潔さ、インフラの整備された都市環境は、多くの国々にとって「理想的な国」の象徴となっています。特に世界的に不安定さが増すほど、「変わらない安心感」が価値として評価される時代になっているのです。2. ソフトパワーの圧倒的な強さアニメ、マンガ、ゲーム、和食、ファッション、伝統文化など、日本は文化的な発信力、いわゆる「ソフトパワー」が他国を圧倒しています。アニメ『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』は世界中で社会現象となり、任天堂のゲームやソニーのエンターテインメントは世界市場で不動の地位を築いています。ミシュランで星を獲得する和食レストランは増え続け、海外の富裕層は日本文化への憧れを強めています。この「文化の魅力」が、国際社会での日本ブランド価値を押し上げた大きな要因と言えるでしょう。3. 持続可能性と先進技術の調和SDGsへの取り組みや環境問題への意識の高まりも、日本の評価を後押ししました。トヨタの水素自動車「MIRAI」や、再生可能エネルギーへの積極的な投資は、先進技術と持続可能性の両立を象徴するものです。また、伝統的な「もったいない」の精神が、現代のサステナブルなライフスタイルと見事に融合し、世界の注目を集めています。4. インバウンドの復活と「訪れたい国」への返り咲きコロナ禍が収束に向かう中で、観光立国・日本への注目は再び高まりました。特にアジアだけでなく、欧米諸国からも「一度は訪れてみたい国」としての人気は衰え知らずです。富士山や京都の寺院、沖縄のリゾートといった自然や歴史的観光地だけでなく、東京の最先端カルチャーも大きな魅力となっています。観光体験そのものが、日本の国家ブランドの強化に直結しているのです。日本が国家ブランド指数で1位となったことは素晴らしい成果ですが、重要なのはこの地位を「持続」できるかどうかです。今後は以下のポイントが鍵になるでしょう。・DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速世界的なデジタル競争の中で、日本は依然として「デジタル後進国」と評される場面もあります。この部分を強化し、テクノロジー分野でもリーダーシップを発揮できれば、さらなるブランド価値向上が期待できます。・次世代のソフトパワー育成アニメやゲームは依然として強いものの、新たな文化的発信が必要です。若いクリエイターやスタートアップを支援し、次なる世界的ヒットコンテンツを生み出す土壌を整えることが求められています。・積極的なグローバル発信日本の良さは「控えめな美徳」が特徴ですが、これからは良いものは積極的に世界へアピールしていくことも重要です。国家としてのブランド戦略を明確にし、政府と民間が一体となったプロモーション活動が必要になるでしょう。日本は世界に「真の価値ある国」として認められました。この機を逃さず、未来に向けてどんなブランドストーリーを描いていくのか。今まさに、日本の本当の底力が試されているのです。
2025年05月14日
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私たちの一日は、朝の始まりよりも夜の終わり方に大きく左右されるのかもしれません。眠りに入る前の心の状態は、翌日の気分や行動に直結します。だからこそ「寝る前にどんな言葉を自分にかけるか」はとても大切です。今回紹介する「寝る前に唱えると最強の口癖」は、心を整え、安心感を生み、明日への活力を与えてくれる魔法のような言葉たちを12個ご紹介します。1.「生きてることに感謝」一日の終わりに、ただ「生きている」という事実に感謝することは、心を落ち着かせ、幸福感を高めてくれます。大きな成果や特別な出来事がなくても、命あることそのものが尊いことに気づけるのです。2.「今日も最高の一日だった」どんな一日であれ、「最高だった」と言葉にすることで、心はポジティブに整います。小さな出来事にも意味を見出し、安らぎを感じながら眠りにつくことができます。3.「明日はもっと良くなる」未来への期待を口にすると、眠りの質も変わります。「明日は今日よりも必ず良い日になる」という前向きな暗示は、脳に安心と希望を与えます。4.「幸せはここにある」私たちは「まだ足りない」と思いがちですが、幸せはすでに目の前にあるものに宿っています。日々の小さな出来事に満足する心が、明日への活力になります。5.「私は私で大丈夫」他人と比べて自分を責める必要はありません。ありのままの自分を認めて「大丈夫」と伝えることで、ストレスや緊張が解きほぐされ、安心して眠りに入れます。6.「すべてうまくいく」心配ごとを抱えたまま眠ると、不安が翌日に持ち越されます。「すべてはうまくいく」と自分に暗示をかけることで、安心が広がり、問題に前向きに立ち向かえるようになります。7.「私は強くなっている」日々の困難や経験は、自分を確実に成長させています。たとえ失敗があっても、それは強さを増すための糧です。そう信じて言葉にすれば、眠りながらも心が育っていきます。8.「よくやった、自分!」一日を振り返り、自分を褒めることはとても大切です。他人の評価を待つのではなく、自分が自分を承認することで、自己肯定感が高まります。眠りにつく前の「よくやった」は、最高の自己メッセージです。9.「いい流れがきている」人生には波があります。停滞しているように感じても、「いい流れがきている」と言葉にすることで、潜在意識がチャンスを引き寄せます。希望を抱いて眠ることが、次の一歩につながります。10.「やれることはやった」悩みや不安を手放せないのは「まだやり残した」と感じるからです。「やれることはやった」と言い切ることで、一日の終わりをリセットできます。心が軽くなり、深い眠りを得られるのです。11.「すべてに意味がある」良いことも悪いことも、人生には無駄がありません。全てに意味があると考えることで、不安や後悔も学びや糧に変わります。眠る前にこの言葉を唱えれば、過去を受け入れ未来を信じる心が養われます。12.「おやすみ、自分ありがとう」最後に、自分に「ありがとう」と声をかけて一日を締めくくる。これは最高の自己肯定と自己愛の表現です。自分を大切にする習慣が、人生を豊かにしていきます。寝る前の言葉は、単なる自己暗示ではなく「心を整える儀式」です。「今日も最高だった」「明日はもっと良くなる」「おやすみ、ありがとう」など、これらの言葉を毎晩唱えることで、心は自然と前向きになり、困難を乗り越える強さを育んでいきます。大切なのは、自分に優しく、未来を信じる言葉を習慣にすること。眠りに入る前のたった一言が、あなたの人生を変えていくのです。ぜひお試し下さい!
2025年08月21日
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今、中小企業の採用は本当に難しくなっています。求人広告の費用は年々高騰し、以前のように「広告を出せば人が集まる」という時代ではなくなりました。さらに、媒体のパワーバランスも変化し、大手媒体に高額な広告費を支払っても、必ずしも良い人財に出会えるとは限りません。採用市場の競争が激化する中で、「どうすれば自社に合う人財と出会えるのか」という問いに、多くの企業が頭を悩ませています。そんな中、今注目されているのが「リファーラル採用(社員紹介制度)」です。リファーラル採用は、社員が自分の家族や友人、知人を紹介し、入社につなげる仕組みで、企業側から見れば“信頼の連鎖”を活かした採用手法であり、広告費をかけずに、文化や価値観にフィットする人財を採用できるという大きなメリットがあります。実際に当社でも、このリファーラル採用がとても効果を上げています。これまでに3つのリファーラル採用が実現しましたが、いずれの方も素晴らしい活躍をしてくれています。まず一人目は、社員の“お子さん”が入社してくれたケースで、親子で同じ部署に所属し、互いに切磋琢磨しながら活躍してくれています。仕事の話を社外でもできる関係性は、親子の絆をより深めると同時に、会社にとっても貴重なチームワークの象徴となっています。二人目は、社員の学生時代の“友人”が入社してくれたケースで、営業とサポートという形で、それぞれの強みを活かしながら協力し合い、日々の仕事の中で抜群のチームプレーを発揮しています。お互いをよく知っている関係だからこそ、遠慮のない意見交換ができ、現場の雰囲気もとても前向きです。そして三人目は、社員の“配偶者の部下”という少しユニークなつながりから入社してくれた方です。もともと多少ではありますが、信頼関係があったため、入社後もスムーズに会社に馴染み、今では欠かせない戦力となっています。こうした「人の縁」が会社の成長を支えてくれていることを実感します。リファーラル採用の魅力は、単に“採用コストが下がる”という経済的な面だけではありません。むしろ本質は「信頼の連鎖」にあります。紹介する側は、自分の大切な人を紹介するわけですから、自然と責任感が生まれますし、紹介された側も「期待に応えたい」という想いで仕事に臨みます。結果として、離職率が低く、チームの結束力も高まります。これからの採用は、「企業が人を探す時代」から「人が人をつなぐ時代」へと変わっていくのだと思います。当社でも、リファーラル採用をさらに充実させるため、紹介した社員へのインセンティブ制度や、紹介者・入社者の両者を称える文化づくりを進めていきたいと考えています。人の縁が新たな縁を生み、信頼が次の信頼を呼ぶ、そんな“人を通じた幸せの循環”こそ、これからの採用の理想形なのかもしれません。
2025年11月07日
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今日は明星高校野球部の練習試合でした。久しぶりの実戦ということもあり、期待と緊張の入り混じった気持ちでグラウンドに立ちました。しかし結果は、打っては2打席凡退、投げてはほとんどストライクが入らず、1イニングを投げ切ることも出来ませんでした。久しぶりに、心の底から「不甲斐ない」と感じる一日となりました。原因は明確で、ここ最近、筋トレを怠っていたこと。日々の忙しさにかまけて、体のメンテナンスを後回しにしてしまっていました。野球は嘘をつかないスポーツです。努力を怠ればその分だけ結果に跳ね返ってくる。体が思うように動かず、気持ちばかりが空回りする自分に、悔しさがこみ上げてきました。そんな中で、59歳の誕生日を迎えられた2学年上の先輩が見せてくださったプレーには、本当に感動しました。昨年から8キロも体重を落とし、定期的にバッティング練習を積み重ねてこられたそうです。その努力の結果が、今日の見事なバッティングにつながっていました。やはり、野球の神様は正直だと痛感しました。努力をした人には必ず微笑みかけ、怠った人には静かに背を向ける。それがこのスポーツの厳しくも美しいところです。私自身も、約1ヶ月後に控えるPL学園さんとの練習試合を一つの節目として、ここから再スタートを切ります。体を鍛え直し、再び野球の神様に振り向いてもらえるように努力を重ねていきます。年齢を重ねるほどに、体の衰えは否応なく感じますが、それを理由にしていては何も変わりません。むしろ、体力を取り戻す過程そのものが、人生のトレーニングであり、自分との闘いだと思っています。野球は、単なるスポーツではなく、自分の生き方を映す鏡のような存在です。打てなかった、投げられなかったという事実の中には、日々の姿勢が如実に現れます。準備を怠れば、結果もそれ相応に。逆に、一歩一歩努力を積み重ねていけば、必ず何かが変わる。だからこそ、今日の悔しさを無駄にせず、次につなげていくことが大切だと感じています。もう一度、初心に立ち返り、バットを振り込み、体を作り直し、心を整えます。野球の神様がふとこちらを振り向いて、「よくやっているな」と微笑んでくれる日を信じて。今日の敗北は、きっと明日の成長の種になる。悔しさの中にこそ、次への希望が隠れているのだと思います。
2025年10月25日
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今日、ジャパネットタカタの髙田明さん、そしてHISの澤田秀雄さんのお話を伺う機会に恵まれました。お二人に共通していたのは、境遇や業界の違いを超えて、「人生を切り拓く人は、やはり考え方と行動が違う」ということでした。胸に残った言葉を、今日の学びとしてまとめておきたいと思います。まず髙田さんが強調されていたのは、「夢を持ち続け、やり続ける」というシンプルで揺るぎない姿勢でした。成功したら止まるのではなく、成功してもなお歩き続ける、多くの人が“やっているつもり”になってしまい、実際は思考だけで止まっている。その現実を真正面から突きつけられたような感覚がありました。さらに、「人は過去のトラウマと未来の不安の中で生きているが、そこに入り込みすぎると今を失う」という言葉が深く響きました。確かに、経営者である自分も過去の失敗を思い返したり、未来のリスクを必要以上に想像してしまいます。しかし髙田さんは、「今を生きるために必要なのはパッション(情熱)だ」と断言されました。情熱を燃やし、前向きに考え、アクションに移す。その原動力の中心にあるのが“ミッション=何のためにやるのか”。世のため、人のため、その大義が自分の背中を押す、これは、私が会社で掲げている「HAPPY♾️HAPPY」「ハッピートライアングル」「チャンス&トライアル」にも通じるもので、強い共感を覚えました。特に心に残ったのは、「会社の力では変えられない80%を見るな。変えられる20%を全力で変える」という考え方でした。経営の現場では、どうしても環境や景気や人の問題など、コントロール不能の要素に目が行きがちです。しかし人生は“ボトルネックを探す旅”であり、そこを突き破るために結果を出すことが重要だと、今の自分に重く響く言葉でした。一方、澤田さんのお話のテーマは「運を良くする生き方」で、七つのポイントのうち2つを教えていただきました。特に強調されたのは「運の良い人・良い企業と付き合う」、「どこで、何をやるか?“場所”が運を決める」という部分でした。運というと神秘的なものに聞こえがちですが、実際は“人と環境の選択”で大きく変わる。運が良さそうに見える人には人が集まり、情報が集まり、さらにチャンスが回り始める。これは私自身、参拝や学びの場、ソウルメイトとの関わりを通して実感していることでもあります。お二人の話を通じて、改めて思いました、「規模の大小ではない」、自分がどれだけ情熱を持ち、誰とつながり、どんな場に身を置き、何のために生きるのか。その積み重ねが人生の“運命”をつくっていくのだと。今日の学びを胸に、私も夢を持ち続け、今を全力で生きていきます。そして、社員と共に未来を切り拓くために、情熱と行動を積み重ねていきます。
2025年11月18日
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最近、社員との会話が変わってきました。以前でしたら、あまり話してくれないと感じていたのですが、最近色んな話をしてくれるようになりました。どこに違いがあるのかを探求してみると、私が社員の話をしっかりと聴こうと強く意識しているということだと思います。私がしっかりと聴こうと意識するだけで、社員がこんなに話してくれるのかと思うと、これまでもったいないことをしてきたなぁと心底思います。それでも過去が変わる訳ではないので、これからこの姿勢をずっと貫いていきたいです。最近話した社員の中で、最も気になったのは『何か言われると常に責められている、自分が出来ていないと感じる』という社員でした。丁寧に『いつどんな時にそう思うの?具体的に教えて』、『なぜそう思うの?』、『前からそういう風に思っていたの?、いつからそう思うようになったのあ?』、『その原因は何やと思う?』とどんどん深掘りして聴いていきました。ひたすら彼の心の中で起こっていることがなにかを知りたいと思い、深く深く聴いていきました。深掘りしていくと、彼の一番の課題は仕事ではなくプライベートの中にありました。さらに最も幸福を感じることもプライベートの中にあり、課題と深く関わっていました。昨日今日で出来上がったものではなく、長い年月をかけて積み重なってきたものですので、簡単に変わるものではありません。日常の小さな心がけと行動を積み重ねることで、少しずつでも改善を目指そうとアドバイスしました。具体的には、ありとあらゆる場面で、最も幸福を感じることを思い出そうというものです。どんな時にも理想の自分を思い描き、自問自答を繰り返し行いということなのですが、例えて言えばどんな時にも理想のメガネをかけるということです。人は誰でも色眼鏡をかけていると言われています。その色眼鏡を利用して、理想の色眼鏡をかけることを習慣化すれば、彼の行動は変わっていくと実感しました。習慣化するまでは長くて3年かかると言われていますが、違いを感じるまでにはそれほど時間がかからないはずです。プライベートが充実することで、常に幸福感に満たされ、仕事での自分の持っている力をナチュラルに発揮できると思います。それを積み重ねることで、仕事でも成果を出すことはもちろん、プライベートでの幸せも自然に整っていきます。これからの彼の取り組みをしっかりとサポートして、絶対に実現させます!
2024年02月17日
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高野山での学びの場2日目。昨日に続き、山の行に身を置くことで、心と体が自然と調和していく感覚を味わいました。高野山の開祖・空海の教えのひとつに「生かせいのち」という言葉があります。まさにこのフレーズが、今日一日を通じて私の中で深く響いています。朝の凛とした空気の中での行は、ただの修行ではなく、自分の心と自然のリズムを合わせる時間でした。鳥の声、風の音、木々が揺れる気配など、その一つひとつが「いのち」の鼓動であり、私自身もその一部であることを強く感じました。日常生活では意識することのない呼吸や鼓動も、山の中で静かに向き合うことで、これ以上ない「生かされている実感」として浮かび上がってきます。現代社会は効率や成果を求められる場面が多く、知らず知らずのうちに「生き急ぐ」ような感覚に陥りがちです。しかし、空海が説いた「生かせいのち」とは、ただ生命を維持することではなく、いただいた命をどう輝かせ、どう他者と響き合うかという問いかけなのだと感じます。山の行を通じて、命は独立したものではなく、自然や人、あらゆる存在と繋がり合っていることを改めて実感しました。不思議なことに、体は疲れているはずなのに、心の奥からエネルギーが湧き上がってくる感覚がありました。それは「自分ひとりの力」ではなく、「自然と先人の教えからいただいている力」だと気づかされます。高野山の空気に包まれ、空海が残してくれた教えを追体験することで、自分の中に眠っていた潜在的な力が呼び覚まされていくような感覚でした。この「山のパワー」を持ち帰り、日常にどう落とし込むかが次の課題です。職場や家庭、地域社会の中で「生かせいのち」を実践するとは、誰かのために小さな行動を積み重ねることだと思います。たとえば、笑顔で人に接すること、感謝の気持ちを言葉にすること、困っている人に手を差し伸べること。それらは大きなことではなくても、命を生かし合う営みになるのだと学びました。高野山の行は、単なる宗教体験ではなく、「命の意味」を深く見つめ直す時間でした。空海の「生かせいのち」という言葉は、現代を生きる私たちに対して「自分の命をどう生かすのか」という問いを投げかけています。山で感じた鼓動と自然のパワーを胸に、これからの日常を「生かす」選択をしていきたいと思います。
2025年09月20日
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今日は社内で記念すべき「第1回ADCコスプレ大会」が開催されました。開催日は10月31日、ハロウィン当日ということもあり、社内はいつも以上に明るく、笑顔と笑い声が溢れる一日となりました。今回の大会のテーマは「製造段階で発生する端材を活用してコスプレの質と面白さを競う」というもので、まさにアサヒ・ドリーム・クリエイトらしい、創意と工夫と遊び心に満ちたイベントになりました。繁忙期の真っ只中にも関わらず、社員たちは業務の合間を縫って1カ月前から準備を進めていました。限られた時間と資源の中で、いかに“魅せるか”“笑わせるか”を真剣に考え、チーム一丸となって制作に励む姿は、まさにプロフェッショナルそのもの。端材をただの廃材ではなく「作品の素材」に変えていく発想力に、ものづくり企業としてのDNAを感じました。大会当日は、全5チームが自信作を披露。大阪万博をテーマにしたチームは、話題のキャラクター「みゃくみゃく」を見事に再現。あの独特なフォルムを端材で表現するのは至難の業でしたが、色のグラデーションや素材の質感までこだわり抜いた完成度に、会場からは大きな拍手が起こりました。さらに、大屋根リングをモチーフにした巨大オブジェも登場し、まるで万博会場の雰囲気が社内に蘇ったかのようでした。別のチームは「美女と野獣」をテーマに、物語の世界観を忠実に再現。端材で作られたバラやドレスの細工は、手作りとは思えないほどのクオリティ。中でも写真撮影で飛び入りで参加した“野獣”役の社員のナチュラルな演技には、笑いと感動が同時に巻き起こりました。その他にも、ハロウィンらしいゾンビや魔女、カボチャキャラなどが登場し、全員が思い思いのキャラクターになりきって楽しむ姿が印象的でした。審査基準は「クオリティ」と「面白さ」の2項目。どのチームもこの2つを高い次元で融合させ、ADCらしい“Happy × Creative”な空気が会場全体に広がっていました。中には、笑いを狙って「外国人が登場する動画」を生成AIで完成させるチームもあり、社員たちの掛け合いやパフォーマンスが絶妙で、観客席は終始笑いの渦に包まれました。コスプレ大会を通じて改めて感じたのは、こうした「遊びの中にこそ学びがある」ということです。普段の業務ではなかなか見られない社員の一面や、チームワークの力、そして“やると決めたら本気でやり切る”姿勢が随所に見られました。どんな小さな企画でも、みんなで全力で楽しむ!、この社風こそが、ADCの成長の原動力になっているのだと実感しました。ハロウィンという一日が、ただのイベントではなく「創意と絆を育む社内文化」に昇華したことが、何よりの成果です。笑顔と笑いに包まれたこの時間が、社員一人ひとりの心に温かい余韻を残したことでしょう。この盛り上がりからして、来年第2回大会が開催されることは間違いないと思いますが、いったいどんな作品が登場するのか、今からすでに楽しみでなりません。
2025年10月31日
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「価値観経営」という言葉が世の中にあるのかどうかは分かりませんが、私はこの“価値観を中心に据える経営”こそが、中小企業がこれからの時代を生き抜くための最も強い武器になると確信しています。会社とは、結局“人の集合体”で、どれだけ優れた戦略があったとしても、その戦略を実行するのは人であり、感じるのも判断するのも人です。だからこそ、まず「人が何を大切にして生きているのか」という“価値観”が揃うだけで、組織は驚くほど強くなります。私はいつも感じています。価値観が同じ仲間が集まる会社は、強い、それは表面的な仲良しクラブではなく、深い次元で“同じ方向を見ている集団”という意味です。利他で動くのか、誠実さを軸に判断するのか、挑戦を歓迎するのか、こうした根っこの価値観が一致していると、意思決定のスピードも速く、迷いも生まれにくくなります。そしてこれは、社内だけに限った話ではありません。お客様・協力会社様との関係においてもまったく同じです。中小企業は、大企業のように圧倒的な資本力や仕組みで勝負することはできません。しかし、価値観の一致という見えない力は、大企業ですら簡単には真似できません。取引には当然お金が動きます、しかしそのお金に対する価値観が合うかどうか、そして、その前提として“人に対する価値観”が合うかどうか。ここが揃っている取引は、驚くほどスムーズで、気持ちよく、長続きします。逆に言えば、価値観がズレている相手との取引は、いくら単価が高くても、どこか摩擦が生まれます。結局、人間関係の質が仕事の質に直結していくのです。では、どうすれば価値観の合う人が集まるのか。それはシンプルで、経営者自身が確固たる価値観を持ち、その価値観を発信し続けること、これに尽きます。価値観は掲げただけでは伝わりません。理念や言葉として存在しているだけでは、社員の心に染み込みません。経営者自身がその価値観を“体現”し、日々の判断、言動、人との関わりの中で、常にその価値観を示し続ける必要があります。そうして発信し続けた価値観に引き寄せられるように、社員が集まり、お客様が集まり、協力会社様が集まります。これはスピリチュアルでも何でもなく、極めて現実的な“経営の力学”です。価値観は、経営者の生き方そのもの、だからこそ、価値観を磨くということは、自分自身の人間力を磨くことに直結しています。価値観経営とは、派手な戦略を組むことではなく、むしろ見えないところを整える営みです。しかし、この見えないところを揃えることで、会社は驚くほど強くなります。私はこれからも、自分の価値観を磨き、発信し、同じ価値観の仲間と共に、ハッピートライアングルの世界を創っていきます!
2025年11月14日
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今日は関西APRAの6月例会でグッドフェローさんにベンチマーキングに行かせていただきました。環境整備に取り組み始めて3週間ということで、自分達の経験からもベンチマーキングしてもらうのは難しいレベルだろうと予想していました。しかしそんな事前予測は見事に裏切られました。5月に見た関西APRAのベンチマーキングの雄である伊部株式会社さんの素晴らしい取り組みを見事なまでにTTP(徹底的にパクる)されていました。とても3週間で成せる業ではありません。なぜそんなことが可能だったのか?その理由は丹頂社長のプレゼンでの事業説明や社員さん達の取り組み姿勢を見て明らかになりました。このグッドフェローさんは障害福祉サービス事業所で、障がい者雇用を社会に広げるという社会的な使命を持たれた会社です。「障がい福祉から地域、そして日本を元気に!」をスローガンに掲げられています。社員の方々は、社会的な課題を解決したい!という高い志を持った使命感集団なのです。明らかに覚悟が違います。その使命感集団が環境整備に取り組んだことで、今回の「3週間の奇跡」が生まれました。人財の素晴らしさ、そして社会的な事業を持つことの大切さを教えていただきました。社会的な価値のある事業をしっかりと持つコトを我が社でも心がけていきたいと強く思いました。グッドフェローさんの社員の方々のがんばりと丹頂社長の高い志に感謝したいです。
2017年06月05日
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今日、東京出張中に六本木や渋谷の街を歩いていると、黒塗りのレクサスやアルファードがひっきりなしに行き交っている光景を目にしました。中には緑ナンバーの正規の営業車もありますが、実際は白ナンバーの“白タク”と思われる車両も少なくありません。乗っているのは、ほとんどが外国人旅行者で、しかも、その多くが中国語を話す、富裕層の観光客です。かつて「爆買い」と言われていた頃の、比較的庶民的な買い物とは様子が一変し、今はブランドショップや高級飲食店、そしてドン・キホーテのVIPルームに直行するような、“本物の富裕層”が目立っています。私が注目したいのは、インバウンドの「質」が明らかに変化しているという点です。数年前までの日本のインバウンド対策は、“多くの人をどうさばくか”という量的対応が中心でした。とにかく観光地を巡り、電化製品や医薬品を大量に買うスタイルが一般的でした。しかし今は違います。彼らが求めているのは「量」ではなく「質」、「非日常体験」や「ストーリーある商品」、そして「自分だけの特別な時間」です。たとえば、予約制の高級寿司店や、日本文化を体感できる工芸体験ツアー、ドンキの中でも一般フロアではなく“選ばれた人だけが通される専用フロア”での買い物。こうした行動パターンから、明らかに消費行動のステージが一段階上がっていることがわかります。この変化は、インバウンドを受け入れる側である私たちにとって、大きな気づきを与えてくれます。それは「過去の成功体験にしがみついていては、チャンスを逃す」ということで、目の前に来ているのは、単なる観光客ではなく“投資対象”としての日本を見に来ている人たちで、ある意味、今のインバウンド需要は「観光」という名の“商談”にすら近いのです。では私たちは、どのように対応すべきか?答えはシンプルです。「変化を前提に、常にアップデートを続けること」。“語学対応を強化する”という技術的対応ももちろん大切ですが、それ以上に重要なのは、「相手の求める価値を見極める視点」を磨くこと。・誰が来ているのか?・何を求めているのか?・どんな体験に価値を感じているのか?こうした問いを日々自分たちに投げかけながら、商品やサービスを磨き直していく柔軟性こそが、これからの時代の競争力になると感じています。“六本木を走る白タク”は、単なる交通手段ではありません。あの車の中で交わされている会話、見つめられている景色、持ち帰られる商品など、そのすべてが、新しい日本の可能性を象徴しているのです。だからこそ私たちも、変化を恐れず、進化し続ける姿勢を大切にしていきたい。インバウンド需要の変化は、“対応する者にこそ、次のチャンスがやってくる”そんな時代に、いま私たちは生きているのだと思います。
2025年06月18日
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今日は人生で初めて東京ゲームショーに行ってきました。これまで名前だけは知っていましたが、実際に足を運ぶのは今回が初めてでしたが、正直平日なので人はそこそこだろうと思っていたのですが、その予想は見事に裏切られました。会場に入った瞬間、目に飛び込んできたのは人、人、人。平日にもかかわらず、これだけ多くの人が集まるのかと本当に驚かされました。そして、その場を包み込む熱気に一気に圧倒され、ゲームというコンテンツが持つ底知れぬパワーを体感しました。会場のブースはどこも趣向を凝らしていて、一つひとつがまるでテーマパークのアトラクションのよう。最新技術を駆使したVR体験や、AIを取り入れた新しい遊び方、さらには懐かしのシリーズ最新作まで、幅広い層に響く展示が並んでいました。試遊スペースには長蛇の列ができ、スクリーンの前では観客が息をのんでプレイ画面を見守っている。その光景は、ただの「商品展示」ではなく、「文化祭」のような熱狂的な盛り上がりを感じさせてくれました。特に印象に残ったのは、ゲームが「一人で遊ぶもの」から「みんなで共有するもの」へと進化していることです。実況配信やSNSでの共有、さらにはその場で一緒に歓声を上げる体験が当たり前のようになっていて、プレイヤーだけでなく観客も同じ楽しみを味わえる。ゲームはもはや娯楽を超えて「共感を生むプラットフォーム」となりつつあるのだと感じました。これはまさに、現代の新しいコミュニケーションの形だと思います。また、海外からの来場者や出展者の多さにも驚かされました。英語や中国語、韓国語が飛び交い、ゲームが世界共通言語であることを肌で実感しました。日本が誇るコンテンツ産業としてのゲームが、グローバルにどれだけの影響力を持っているのかを間近に見られたのは、非常に誇らしい体験でもありました。歩き回っていると、つい夢中になってしまい、時間が経つのを忘れてしまうほど。気づけば一日中会場を歩き回り、心地よい疲労感とともに充実感が残りました。東京ゲームショーは単なる展示会ではなく、未来のエンターテインメントの方向性を示す場所であり、同時に人々の情熱が交差するエネルギーの塊でした。今日の体験を通じて、私は一つ強く感じました。それは「熱意こそが人を動かす」ということです。これだけ多くの人が平日から会場に集まり、時間をかけて体験し、共に盛り上がる。その背景には、ゲームに対する純粋な情熱と好奇心があります。その力が新しい文化を生み、未来を形作っていくのだと、会場の熱気が教えてくれました。初めての東京ゲームショーは、圧倒の連続で終始感動しっぱなしの一日でした。当社がこれから取り組むIP事業とも深い関わりがあるので、この熱気を世界に広げ、もっと多くの人にワクワクや感動を届けていきたいと強く感じました。
2025年09月25日
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