昨日の、自分の日記に、
青空文庫の「神州纐纈城」へのリンクを貼っていた。
それを、自分でクリックして、冒頭から読み始めたら、
主人公についての記述の中に、武田信玄が出てきた。
そこから、この間、職場でも話題になっていた「川中島」へ、
私の思考が移動していきました。
この 「川中島」 というのは、運動会の競技で、
いわゆる、「騎馬戦」 です。
私は、ずっと福岡で暮らしていますから、
「騎馬戦」といえば、「川中島」 だったのですけど、
全国レベルで言うと、珍しいそうですね。
私が子供の頃は、「川中島」は、男子だけの競技でした。
(女子は、棒倒しなど。これも、なかなかハードな競技)
みんな 上半身裸で鉢巻 。
大将の信玄役と謙信役の人だけは、 陣羽織つきで、
長い鉢巻 も、していました。
そうそう、「風林火山」と「毘」の幟も、ちゃーんとありました。
入場は、まず、馬を組みます。
そして、紅白交互に、詩吟を吟じながら、左右に分かれていきます。
(白)いでこの度は信玄を
(赤)いでこの度は謙信を(白)打ちはた
さんと甲斐路より
(赤)打ちはたさんと越後より(白)信濃に出で
し謙信の
(赤)信濃に出でし信玄の(白)率いる兵は八千騎
(赤)率いる兵は二万余騎 (白)隊伍正々堂々と
(赤)川中島に出でし時
(白)秋の日は早暮れ果てて
(赤)水の音のみいや高し(両軍)水
の音のみいや高し
メロディーは、 これ で、詩吟風に吟じました。
全馬そろったら、まずは、 「一騎討ち!」
ドドドドドーーー という和太鼓に合わせ、
一斉に、自分の正面の馬と戦います。
大将は、大将同士の対戦です。
馬役の人たちは、ちょうど、ラグビーのスクラムのように、相手を押します。
上に乗っている人たちは、取っ組み合い、相手に乗りかかるようにして、
相手を落とすところまで、戦います。
地面に落ちたら、負け、
勝負がついた組は、すぐに、自分の陣地に駆け戻ります。
時間がきたら、引き分けのところも自軍の陣地に戻り、
勝ち馬だけが、もう一度馬を組んで、
大将が、馬に乗って、勝ち馬を数えていって、壇上の先生に報告。
その後、今度は 「大将落とし!!」 の掛け声
すぐに戦うことはせず、大将が采配を振り、陣形を整えます。
息詰まる雰囲気の中 、「かかれ!」 という大将の掛け声とともに、
乱戦が始まり、次々に馬が倒れていきます。
もちろん、大将の周りには、警護の馬が・・・
その年によって、自信のある大将が、一気に先駆けすることもあり、
面白かったですよ。
最後に、大将同士の戦いになった時には、会場は、もう大盛り上がり。
その年によって、信玄が勝ったり、謙信が勝ったり。
これを、源平でやったら、不公平じゃないのかな、と思います。
だって、平家が負けてるもんね。
「川中島」なら、歴史上も、決着がついてないから、
当時の戦いの続き・・・ということで、公平でしょ?
よその県では、どんな騎馬戦があっていたのか、
興味津々です。
では、最後に、庭の花たちをご紹介。
地面から直接花だけが、ニョッキリ。
雨のあとに咲くことから『レインリリー』とも呼ばれる
ハブランサスです。
隣のつぼみは、翌日咲きました。
こちらは、「松葉ボタン」
なんか、夏休み・・・というイメージの花です。
これから、どんどん咲いてくることでしょう。
これは、爽やかな色の、イソトマ君。
これも、これからどんどん咲いてくるお花です。
では、今日は何しようかな・・・・
早朝いっぱい降っていた雨も、上がったようですから、
お散歩しようかな。
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