2018.08.23
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カテゴリ: 日記
​​もう日付が変わってしまったので、昨日のお話になりますけど、気分てきに「今日」なので、それで書きます。

今日は三線教室だったので、張り切って出かけた。もう二か月くらい、ずっと練習している「鷲ぬ鳥節」にようやく取り掛かるからね。
本当に、この曲は難しいです。覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまう。民謡だから、西洋音楽になれた頭には、なかなか入っていきにくいのです。

でも、先生が初めて歌ってくれたのと合わせて、一緒にすぐに歌えたので嬉しかったよー。次回からは、この曲の集中練習があるらしいです。それまでに、もっと覚えておきたい。


これは、車から降りたときに見つけた雲。
なんか、台風と関係あるのかな?? と思われるような、怪しい雰囲気がありました。





この写真には、鳥さんたちが写っていました。


カラスではなさそうですね。



こちらは、帰りに撮った写真。トンボがやたらたくさん飛んでいたので撮ったら、6匹だけ写っていましたよ。






では、今日のご飯コーナー


今回、初めてサラダに糸こんにゃくを入れてみたら、美味しかったです。ざるに入れて、塩を振って、よーくもみ洗いをして水で流し、その後レンジでチン! 臭みもなく、プリプリでした。

さて、日付が変わったので、今日は「 処暑 」。二十四節気の14番目。暑さが峠を越えて後退し始めるころという意味です。

それで、処暑にぴったりの「漢詩」を。




この「夏晩」というのは、夏の晩のことではなく、「晩夏」のことだそうです。なんと隋の時代の人が作った詩ですね。
薛(せつ)道衡さんは、北朝の詩人で、北斉、北周、隋の三つの王朝で活躍したそうです。でも、あまりの文才に、隋朝の二代目皇帝「煬帝(ようだい)」に ねたまれて 処刑されたそうです。70才の時です。最初は自殺するように命じられたのだけど、言うことをきかなかったため、 首をしめて殺されました
詩がうまいだけなのに、気の毒ですね。

この煬帝さんは、聖徳太子が「日出る処の天子、書を没する処の天子に致す」という書状を遣隋使に持たせて渡した相手です。この失礼な文面に対し煬帝さんは激怒したらしいですが、よくまあ、遣隋使の人たちは殺されなかったものです。



ではもう一つ。



昼の蒸し暑さが残る夜に、竹やぶに入ったら、虫が鳴いた。その時、風もないのに涼しさを感じたよ、というちょっと洒落た詩です。

風鈴の音を聞いて涼しさを感じるのと通じる感覚ですね。

この人は、南宋の人。日本ではちょうど、源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼして陸奥・出羽を勢力下に入れた頃の人です。
この人も、なんか皇帝に殺されたりしたのかなぁ・・・と調べてみたら、皇帝・朝廷の方針に反対する意見を述べたことで左遷され、その後 憂いのあまり、絶食して亡くなった

素晴らしい詩を書くような人は、いろんな書も読んだ人だから、知識もあり、知恵もあることが多い。だから時の権力者のやり方になっとくいかず、批判したり、反論したりして左遷されたり処刑されたりすることが多かったのかなぁ。



というわけで、今夜は寝ます。

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Last updated  2018.08.23 01:13:55
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