2018.09.11
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カテゴリ: 歴史・文学など
​​​​今日晩御飯の準備をして、旦那が帰ってくるのを待っていたら、8時ちょうどに帰宅。すぐに晩御飯となりました。


???


あっ、そうやった、
​今日は私達の結婚記念日やった!!​

今日もとっても閑だったのに、忘れていたから、何も特別なお料理をしていません。

まだ仕事をしていた頃は、ほとんど忘れてしまっていて、いつも旦那が買ってきたワインを見て思い出すというパターンでした。退職してからは、カレンダーにも書き、ちゃーんと晩御飯もそれらしくして、結婚〇〇周年を祝っていたのにね、今年は、全く忘れていました。

1983年の9月10日に結婚していますから、今年は35周年。
​「珊瑚婚式」​ または、 ​「翡翠婚式」​ らしいです。

​​ ​せっかくだから、記念撮影。


婚約指輪は、珊瑚だったんですよ。でもねー、こんな指輪なかなかつけている人いないでしょ? ほとんど使わないまま、ケースに入れて保管していたの。でも、退職してから、なんかもったいないのでペンダントトップに作り変えてもらって、普段用にしていました。
ちょうど「Y」の字に見えるから、私のイニシャルということで。



それから、右側は、台湾旅行の最後に、使い切れなかったお金で買ったもの。
普通のホテルに二泊して、一日だけは現地のツアーに混じって観光、もう一日は友達と映画を見たり本屋さんに入ったり、お店をうろうろしたりして十分に楽しみました。
ところが、帰りの飛行場で、ダブルブッキングで私達は乗る席がない、ということがわかって、さあ大変。HISの人がいっぱい謝ってくれたけど、もうお金も使ってしまったし、どうしようか・・・困るよねー、と言っていたら、そのおわびが凄かった。

もう一泊、今度は超高級ホテルに泊ることになり、5000元のお小遣いももらえました。それに、次の日に乗る飛行機は、なんとビジネスクラス。突然の不運が、ものすごい幸運に変わった瞬間でしたよ。

そのホテルはなんと、昼も夜も朝もビュッフェだったから、高級料理の食べ放題。つまり、食費がいらない。お茶とか小物のお土産はもう買ってしまっていたから、買わなくていい。
というわけで、もらったお小遣いは、そのホテルの売店で使いました。そのうちの一つがこのヒスイのでっかいペンダント。でっかすぎて、あまり使っていませんが、しばらく壁にかざっていました。







さて、昨日あたりから、急に涼しくなって、嬉しい限り。庭の植物も生き返ったようです。


というわけで、漢詩コーナー。今日は秋の有名な詩です。





「楚雲」は、楚の襄王が神女と遊んだ故事、「湘水」は舜王の二人の妃が王の死後身投げして、湘水の女神になったという伝説があるので、二行目では、昔美しい女性と共に遊んだ思い出のことだと思われます。
それを思い出して、思わず高らかに歌おうとしたら、鏡に映った現在の自分の姿が目に入って、思わず覆いをかけてしまった。あの頃の若者は、もう白髪頭の老人になってしまっているのだ・・・というちょっと寂しい詩ですね。


作者の「許渾(きょこん)」さんは、科挙には合格し、お役所勤めをしていたのだけれど、病弱なために免職となったらしいです。ずっと仙人世界に憧れていた人らしく、次のような話も伝わっているとか。

「許渾はあるとき昼寝の夢で、崑崙山に登り、仙人たちの宴会に招かれた。席上、一人の美女に詩を求められたのだが、作っているうちに目が覚めてしまった。夢の記憶を頼りに詩の続きを作って完成させたのだけれど、それから間もなく許渾は死んでしまった。仙女が呼びにきたのである。」


なら、ひょっとしたら、仙人世界で、ずっと詩作を楽しんでいらっしゃるのかもしれませんね。





では、最後に一句。



以前紹介した発掘中の遺跡、今は放置されているけれど、もうしばらくしたら埋め戻される予定のようです。そこに白い蝶がいたのをパチリと撮りました。

そこで一句「埋め戻す 遺跡まもるか 秋の蝶」 季語は「秋の蝶」です。





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Last updated  2018.09.11 00:09:01
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