2019.01.03
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カテゴリ: 音楽
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今日、時間ができたので、NHKオンデマンドを開いてみたら、 N響の「第九」の演奏会 の番組を発見。さっそく聴いてみることにしましたよ。



第一楽章から順番に、じっくり聴きました。

いよいよ、合唱が始まる、というときに思い立って、楽譜を持ってきました。





いやーぁ、やっぱり「第九」はいいですねー。一緒に歌いたくなるのをぐぐっと我慢して、楽譜と映像を見比べながら最後まで聴きましたよ。




すっかり良い心持になったので、別の番組も見てみることに…






で、選んだのが、これ。 「クラシック音楽館 N響 伝説の名演奏」 です。




チコちゃんによれば、涙もろくなっているのは年のせい、脳がストップをかけられないようになっているからだ、とか。

でも、本当に素晴らしい演奏でした。指揮をされているサヴァリッシュさんの、ほんの少しの表情の変化、体の動きから目が離せませんでしたし、何より、団員の人たちの演奏されている様子が本当に凄くて・・・ 私もあの中に入って、一緒に演奏したい!! そう思いました。





視聴者の方からのコメントの中に、「終わったとき、号泣してしまった」と書いてありましたが、本当にそうだろうなぁ、と思いました。
自分の部屋でパソコンで見ているだけなのに、その空間にいるわけではないのに、涙が次々に流れて、止まらなかったのですからね。

こんなの初めてでした。


番組を最後まで見たあと、もう一度サヴァリッシュさんのところ(番組が始まって、1時間15分を過ぎたあたり)から、写真を撮りながら聴きました。
実によかった・・・

この解説をしている人が「MARO」さん、 篠崎史紀さん という方です。ウィーンに留学している時に、「SHINOZAKI FUMINORI」という名前が呼びにくく、「ミドルネームはないか?」と尋ねられたときに、小学生時代の綽名であった「MARO」と答えたら、それが定着したのだそうです。

それで、今度はyoutubeで マロさん の演奏の動画を検索して聴いてみていたら、これがまた楽しくて、しばらく見ていました。

N響ほっとコンサート2015 スターウォーズ

N響ほっとコンサート2016 ウルトラセブン

​​両方とも、マロさんへのインタビューから始まっています。

まろ×広上淳一 「学校で教えてくれない どう楽しむ?クラシック音楽」

けんばんハーモニカとヴァイオリンの演奏もあります。
これを聴くと、鍵盤ハーモニカもなかなか良いなぁ・・・と思いました。 でも、広上さんのリズム感凄い! とてもできんなぁ。酸欠で目の前が真っ暗になりそう。

いろんな話があって興味深い番組です。




あ、書き忘れていましたが、伝説の名演奏の最初の チャイコフスキーの交響曲第五番 の中で、第二楽章にホルンの長いソロがあるんです。そのソロの演奏をされていたのが 松崎裕さん と言う方で、実に見事な音色。普通の人だとすぐに外してしまうらしい音のところも実に見事に演奏されていたのを、 指揮者のスヴェトラーノフさんが感激された のでしょう。曲が終わったあとで、自ら松崎さんのところまで歩いていって、指揮台に連れていって、何度も何度も乗るようにと合図されました。
ずっと遠慮していた松崎さんですが、とうとう、ちょっとだけ上がって、反対側に降りてしまいましたけれど、観客も団員もみんな拍手喝采。
ホルンの人が指揮者にエスコートされて、このような賛辞を贈られる場面なんて、なかなか見られないと思います。本当に見事でした。

ホルンと掛け合いで美しいメロディーを演奏していたクラリネットやオーボエの人たちも、もちろん素晴らしい演奏だったのですが、ホルンが本当に良かった。また、この松崎さんがかっこよかった。
松崎さんは、ぱっと見外国人みたいだったのです。調べたら、1950年に博多で生まれた人らしい。そういえば、マロさんも福岡の北九州出身なのだそうですよ。

なんか、ちょっと嬉しかった。


というわけで、1月2日は、クラシック三昧、満ち足りた一日でした。





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Last updated  2019.01.03 14:03:40 コメント(10) | コメントを書く


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