2022.06.19
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カテゴリ: 庭の花




撮っているときには、花房には奥行きがあるんだなぁ、くらいしか思っていなかった。


バーベナみたいに、平たく、丸い感じに花が並んでいるのだと思っていたら、
なんか、どんどん花が積み重なっているみたいな咲き方でした。

で、写真をパソコンで表示してトリミングしていたら、
あら? 変なのがある・・・



なんか、五枚花びらが、あるその上に、ほうきみたいな形の物と、小さなおしべ。

咲き終わったら、こんな感じになるのかと思ったら、違うようです。

サンク・エールの記事は少ないので、クサトベラで調べてみましたよ。
クサトベラ(草扉・草海桐花)
普通の花を半分に切ったような形で、切り口の付け根のようなところからめしべが伸びている。
めしべの先端あたりには、花粉杯という花粉を蓄える場所があり、
昆虫がやって来て、この場所をこすると、ためておいた花粉を振りかけるらしい。
背中に花粉をつけた昆虫がやってくると、めしべにその花粉がくっついて受粉。
あとには実ができる。
​ ​ ネットの記事 気ままに自然観察「クサトベラ(草扉)」

ということでした。​
サンク・エールはサントリーが作出した品種なので、微妙に形が違っています。
でも、花の基本的な構造は同じだから、ひょっとしたら実ができるかもしれない、
観察を続けようと思いました。


庭仕事のあと、カメラを持ってうろうろしていたら、こんな虫を見つけました。


瑠璃色が美しい、この虫は、たしか・・・

イケナイ虫でした。
瑠璃鐫花娘子葉蜂(ルリチュウレンジハバチ)です。
私が見つけたのはバラの葉の上ですが、ツツジの葉の害虫です。
成虫は、花の蜜などを吸いますが、幼虫がツツジの葉を葉脈だけ残し食べつくす。
バラにつくチュウレンジハバチとよく似た雰囲気の幼虫です。

うちには、ツツジがたくさんありますからね。


では、他の花の写真です。


テッポウユリは、もう最盛期を過ぎました。
これで、半分くらいは終わった花をカットしています。
赤いユリは、鉢植えの分だけ残っています。




すっかり背が高くなったモミジアオイ。
2メートル近いと思います。


脇芽に、何かの綿毛が引っ掛かっていました。なんだろう






庭の端っこの方、根っこだけ残されているサツキに、花が咲いていました。


去年の葉鶏頭のこぼれダネから芽が出ています。


そのうち、綺麗なのを残して、あとは抜きましょう。






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Last updated  2022.06.19 17:33:53
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Re:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
にととら  さん
瑠璃鐫花娘子葉蜂 ルリチュウレンジハバチ

へ~~、漢字が先か、読みが先か・・・・??
(2022.06.19 18:01:17)

Re[1]:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
kororin912  さん
にととらさんへ
「鐫花娘子」の「鐫」という漢字は、「ノミで裂けめを作る」という意味なので、「花咲く植物に裂けめを作って卵を産みつけるメス」という命名をしたということになります。
バラの葉を食べてしまう鐫花娘子葉蜂は、茎に裂けめを作って卵を産み付けますが、この瑠璃鐫花娘子葉蜂は、ツツジの葉の縁に産卵管を突っ込んで、葉の中に卵を産みつけるというスゴ技の持ち主。
今度、ツツジの葉をよく見てみようと思います。

なぜ「鐫花娘子」と書いて「チュウレンジ」と読むのかは、どうもよくわからないみたいですね。
そのまま中国語読みすると「juan hua niang zi」なので、いくら訛ったとしても、チュウレンジとはなりにくいかも。 (2022.06.19 20:24:41)

Re:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
にととら  さん
いつもながら、花も虫も、接写がお見事です~
(2022.06.19 20:47:06)

Re[1]:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
kororin912  さん
にととらさん
ありがとうございます。
楽天で最初のブログを始めたとき、お花の接写にこだわって記事を書いていました。そのため、カメラのレンズを1cmくらいまで近づけても撮影できるデジカメを買ったり、一眼レフカメラにマクロレンズを取り付けて撮ったりしてきました。
一眼レフカメラはとても重いので、庭に出るときには、ポケットには接写もできるデジカメ、作業後にはマクロレンズを取り付けたミラーレスカメラを使って写真を撮っています。
ミラーレスカメラは、一眼レフカメラにはやっぱり負けてしまいますが、デジカメよりも細かいところまで撮れるので、記録用には十分だと思っています。

植物園とかに持っていくなら、やっぱり一眼レフが良いですね。
(2022.06.19 21:38:10)

Re:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
小芋さん  さん
クサトベラ科っていうのを、初めて見たので、
調べに行っていました。

前から、紫陽花と左右でついになっている花の名前が気になっていたので。

サントリーが作出したのですね。


瑠璃鐫花娘子果蜂って、すごい名前ですね。

(2022.06.19 23:00:35)

Re[1]:クサトベラ科の花のつくり、瑠璃鐫花娘子(06/19)  
kororin912  さん
小芋さんさんへ
クサトベラ科という名前の花は、二年前の秋に買って世話していた「初恋草」について調べたときに、知りました。
初恋草も、五枚花びらですが、写真で確認したら、五枚のうちの三枚だけが下に広がっていて、両脇の二枚は万歳しているみたいになって、めしべを抱え込んでいる形でした。

言葉での説明は難しいので、次の日記にでも、比較してのせますね。 (2022.06.19 23:18:48)

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