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ついに今年も秒読みになってしまいました。日本ではみなさん、おせち料理と今晩の年越しそばの準備がしっかりといった所でしょうか。イタリアでは、capo d'annoと言われる年越しを友人たちや恋人、家族と過ごすのですが、夜の12時を待ちながら大きな花火が上がったり、各地でコンサートなどが催されて、それはそれはかなり賑やかなものです。あまり派手な花火を使うためにどこかで人が怪我をするという事件も毎年のように起こります。今年最後のお夕飯にかかせないのが、イタリアではlenticchieレンズマメ。日本では食べたこともなかったのですが、これが結構美味しい。何故レンズマメを食べるかというと、この豆は小さいので、沢山食べるとそれだけ沢山お金が入ってくるというもの。お料理の仕方は、1.レンズマメを一晩水につけておき、柔らかくなるまで煮る。2.にんじん、セロリ、にんにくを細かく切ってオリーブオイルで炒める。3.そこに、レンズマメを入れて、小さく切ったトマトを加え、全部柔らかくなるまで煮込む。4.最後に塩を加えて、出来上がり。これはそれだけでいただいても美味しいし、パスタにしてパスタをこれでいただいても美味しいのです。何より、栄養満点。それで、どんどんお金が入ってくれば言うことなし!Buon anno!みなさん、良い新年を!人と地球にやさしいレンズ豆♪有機オーガニック素材 無農薬・無化学肥料 「レンズ豆」 200g♪♪
2011.12.31
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お正月は思い切り笑ったり泣いたりしませんか。ということで、今日はイタリアを代表する喜劇役者かつ映画や劇監督ベニーニについて。外国語映画アカデミー賞をとった「ライフ イズ ビウテイフル」を覚えている方は多いと思うが、その監督および俳優がロベルトベニーニである。ライフ・イズ・ビューティフル【Blu-ray】ロベルト・ベニーニ(Roberto Benigni)楽天ブックスで詳細を見る最近は「ピノッキオ」のあと、特にダンテ研究家のようになってしまい、各地で「新曲」に関する公演をして活躍しているのだが、わたしは彼の昔の映画が何故か、ひどく懐かしい。トム ウエイツというアメリカのロッカーは映画俳優でもあるのだが、そのロッカーと共演した「ダウン バイ ロー」は彼の友人ジム ジャームッシュ監督*「コーヒーとシガレット」もそう*で、なかなか味があって良かった。ダウン・バイ・ロートム・ウェイツ(Tom Waits)楽天ブックスで詳細を見る日本語版にはなっていないようなのが残念なのだが、彼の代表作のひとつになる、今はないアメリカ名俳優のウオルター マッソー共演の「il piccolo diavolo」"小悪魔" および「jonny stecchino」"ジョンニ ステッキーノ"、それから亡くなったイタリアの俳優マッシモ トロイジ共演の「non ci resta che piangere」"泣くよりしょうがないよ"、は何度見ても大笑いできる良い映画だ。彼の笑劇に関する才能はもちろんsatiro風刺のタレントは、ベルルスコーニを前にして彼を賞賛する振りをしながら全くそうでないところなど、感心させられるものがある。もっと彼の映画の日本語版が出てくれることを心から待望する。
2011.12.30
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先日の日記でレンツオ ピアノ氏設計のローマ新公会堂を紹介したけれど、今日は文化地区として再開発されているこのフラミニア地区に最近できた、MAXXIについて。Museo dell'arte di XXI secoloとその名の通り、21世紀美術館。以前はその場所に軍関係の施設があった所であるが、使われなくなった古い建物を多少利用しながら、新しい建物を作って行こうというのが、狙いらしい。設計コンクールで優勝したのが、イラク人で現在ロンドンで活躍しているザハ ハデイド。ザハ ハデイド建物は横に長く、やはり現代美術館という感じ。内部は、建築部門と芸術部門に分かれており、通常2種類プラス常時展が見られるようになっている。MAXXI日本語もあり。内部の作品は写真不可。現在、インデイアン ハイウエイというタイトルのインドのモダンアート*アート部門*とリサイクルとタイトルがついた*建築部門*の展覧会が催されている。常時展では、イタリア現代アートを代表する、ミンモ パラデイーノやサンドロ キア、エンゾ クッキやジュゼッペ ペノーネなどが見られる。今回は子供をワークショップに参加させようと思ったのだが、冬休みでチケットはもう全部売り切れ。また次回。モダンアートは子供をつれてきても結構楽しい。ここまで来るのは遠そうだと言う方に、来方を簡単に説明すると地下鉄A線のフラミニアで降り、トラム2番に乗る。大体10分くらいで停車駅はpalazetto dello sport:1960年のローマオリンピックのために作られた、ピエルルイジ ネルビというイタリアでは名の知れた建築家が作ったコンクリートの半ドームが右に見える所で降りて、左、テヴェレ川方向に歩いていく。ここまできたら、せっかくだから、今年出来たばかりのponte della musica音楽の橋も見よう。この再開発は2020年のローマオリンピック候補に向けてというのも一環にあるらしい。この橋はスペインの建築家カラトラヴァという人がいるけれど、全くそうではなくて、イギリスの建築家、ブロ ハッポルドとキット パワーというチーム。写真をと思ったら、今年落成式をしたはずなのにまだ工事をしていてちょっと無理だった。
2011.12.29
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同郷また同じ大学卒でありながら、彼とは半世紀の歳の差があることもあって、お会いする機会がなかった。イタリアでは、こういう言葉がある。? meglio tardi che mai「遅くても全くなしよりもいいじゃない」ようやく数年前から読み始めた彼のいくつかの作品は真剣にわたしには面白かった。 若き日の詩人たちの肖像 (上) 集英社文庫 / 堀田善衛 【文庫】この「若き日の詩人たちの肖像」は彼の自伝、アウトビオグラフィアであり、これを読むと彼がどういう状況で育ち、どういう青春を過ごしたかが良く分かる。幼少の頃から、英字新聞を読んでいた家庭に育つと言うのは、かなり恵まれた環境にあったといえるが、北陸の港町の大きな問屋の家には芸人たちが居候していて、彼自身もいつの間にかピアノが弾けるようになったという。現在読んでいるのは、長い間絶版になっていたのが最近また再版されて手に入りやすくなったゴヤシリーズ。作家は仏文卒だが、戦時中に沢山の友人を亡くして、もし長生きできたら生涯の最後は海外で過ごそうと考えていた人らしい。フランスのバスクからスペインに入り、ゴヤの研究を長くマドリッドでしていた人であるが、彼の視野というものが大変広く、当時のヨーロッパ全体を良く把握していて、興味深い。ゴヤだけでなく、ヨーロッパを理解したいと言う人にはお奨めの本である。 ゴヤ 1 集英社文庫 / 堀田善衛 【文庫】マドリッドのプラド美術館から*着衣のマヤ*が東京上野の国立西洋美術館に来ている。来年2012年の1月29日(日)まで。サイトで確認できる。国立西洋美術館
2011.12.28
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先日の新聞によれば、モンテイ新政権になってから、過半数以上の国民が将来について楽観的な見方をもっているということで、ちょっと驚いた。独裁政権でなく、ベルルスコーニだって国民が選んだものだったのだが、彼のスキャンダルを始めとして、自分以外には興味が無いという彼のやり方に国民も最後は気がついたのだろう。モンテイ政権は、一方、世界に恥ずかしくない首相をとナポリターノ大統領の考慮から議会の賛成を得て、発足されたのだが、彼の格ある話し方を始めとして、やはりと感心させられる。プロフェッソーレ、教授と呼ばれるモンテイ新首相は、今までヨーロッパ北部から蔑まされてきたイタリア人に対して、「他のヨーロッパの国*特にフランスやドイツ*に恥ずかしいと思わなくていい、頭を高くしていなさい」とイタリア人を励ましている。新内閣が発足して、次々と国再建のための戦略が出されている。ベルルスコーニが削除していた家に対する税金を再び取りはじめることはもちろん、かなりの増税が予定されている。IVAと言われる付加価値税の増加。年金の見直し、商業の自由化など。90日以内に経済成長を図るとも言っている。新政策に対して、もちろん反対の声も大きいのであるが、負債がものすごい額になってしまったこの国をどうにかしていかないとというのが、第一であり、今まで誰も実行に移す勇気がなかったところをこのモンテイがどうにかしてやり遂げようとしているというのが、本音ではないかと思う。実際のところ、この不景気に失職した人は多いが、それはモンテイ政権のせいと言うのでは無く、今までベルルスコーニが国をないがしろにしてきたのと世界的な経済不景気があると思う。ともあれ、イタリア人の幸せ度数が増えたということで、ちょっとホッとしているような、でも内心、増税やら年金のことが将来心配されているようなこの頃である。
2011.12.27
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昔昔、東京の六本木だったか、代官山だかのイタリアンレストランで生まれて初めて食べたパネットーネは実にまずかった。こんなものをイタリア人が食べている訳がないと思った。今考えると、パネットーネというのは袋に入っているものを開けてから3,4日で食べないと、甘いパンのふわふわさが失われてしまうのを、開けてから何日も使っていたのではないか。そのパネットーネ*大きなパンという意味*はこちらでは11月末くらいから売り出される。もともとミラノがあるロンバルデイア州のもので、お菓子やさんでは自家製のものを売っている所も多い。値段は20ユーロ弱。通常スーパーで売られているものは、大きな箱に入っており、色んなメーカーがあるが、人気のモッタとか、バウリで7ユーロくらいか。甘パンの中に入っているのはcanditi砂糖付けゼリー、乾燥フルーツや干しぶどうなどが典型的。上にアーモンドがかかっていたり、なかったり。最近出ているのは、チョコレート味。個人的にはこのcanditiってあまり好きでないので干しぶどうだけが入っているのを買う。イタリア人はこれをこの時期、朝食代わりにいただいたり、お歳暮代わりに使ったりするわけ。クリスマスから新年にかけてのものである。我が家では、通常年末の12月31日おおみそかを待って、新年が明けると同時にシャンパンかスプマンテをポン!と開けて、それをちびちび飲みながら、パネットーネをいただくことにしている。【イタリア/】パネットーネ 500g(バウリ)Panettone tradizionaleBauli
2011.12.26
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メリー クリスマス!Buon natale a tutti!今年も皆さんのおうちにサンタさん来ましたか。今年は24日土曜日でしたが、こちらでは24日は通常半ドンで、25日クリスマス、26日サント ステファノという祝日になり、2日半連休になります。24日は食料品の買出しですごい人でした。イタリア人は食に関してもこだわりがかなりあるようです。イタリアではクリスマスは家族と過ごすもの。24日の夜キリストが生まれる前には多くの場合、お魚料理、地方によっては野菜スープをいただき、*お肉は食べない*25日のクリスマスにはキリストが生まれたお祝いで、お昼ご飯に盛大なご馳走*多くの場合お肉料理*を家族みんなでいただくというのが、習慣になっています。カトリックの信者の方は、日本でもそうだと思いますが、24日の夜のミサに出かける訳です。ヴァチカンでは大きなミサがあります。また、昨日午後、ヴァチカンのサン ピエトロ広場ではプレセピオ*キリストの生誕場面を再現した舞台*のinaugurazione 落成式がありました。今日はそこに生まれたばかりのキリストがいるはずです。今年は世界中いろいろなことがありましたが、みんながそれぞれにいいクリスマスを過ごせるように!
2011.12.25
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日本人は食通の方が多いから、ラザーニャって皆さんご存知でしょうね。あの、猫のガーフィールドが大好物のラザーニャです。クリスマスシーズンなので、こういう栄養満点なものを作りたいと思います。準備するもの:牛ひき肉350gくらい にんじん2,3本 セロリ2,3本 玉ねぎ1個 トマトホール缶大 ラザニャ皮 ベシャメル パルメザンチーズ1.にんじん、セロリ、玉ねぎを細かく切って、あるいは小さなお子さんがいるおうちはミキサーにかけて野菜を準備。2.大きな鍋にオリーブオイルをしき、そこに細かくした野菜、ひき肉を入れる。3.よく木さじで炒め、そこに細かくしたトマトホールを入れ、水を少々加えて、弱火でコトコト煮る。4.塩、胡椒で味を整える。 5.よく煮詰るまでおよそ1時間くらい。ラザーニャの皮は市販のもので、新鮮ないいのがあるのですが、手に入られければ、長期保存のものを使ってOK.オーブン用の入れものにオリーブオイルを敷き、そこに一段目:a)ミートソース、b)ラザーニャ皮、2段目:a)ミートソース、b)ベシャメルソースとパルメザンチーズをおろしたもの、c)ラザーニャ皮、3段目:a)ミートソース、b)ベシャメルとパルメザンチーズと繰り返して行きます。わたしは3段くらいまで作って、上にもう一度ミートソースとパルメザンチーズのおろしたものにパン粉をまぶしてそこにオリーブオイルをまわして終わり。ベシャメルは自分で作ってもいいのですが、市販のものでじゅうぶんに美味しいです。180度くらいに暖めておいたオーブンで約40分。あらかじめ、こげないようにオーブン用の紙で上を保護しておいたほうがいいでしょう。最後15分くらいは色をつけるので、その紙をとります。ブオナ ペテイット!
2011.12.24
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今日からイタリアも子供たちは冬休み。先日は娘の学校でクリスマス学芸会がありました。最近はカトリックでない子供も少しいるので、キリストや天使、聖母マリアなどのテーマでないものが選ばれており、今年の歌はmultietnico多民族風で大いに宜しい。その学芸会の場所なんですが、イタリアの学校というのは日本に比べて、施設が整っていない。体育館がある学校は通常そこを使うのですが、舞台なんてないので、急いで先生たちがどん帳用にカーテンを取り付けたりする訳です。体育館がある学校はまだ良いほう。先日の新聞によると、ローマのエスクリーノ地区で学校の体育館が壊れかけているので、市に修理をお願いする子供たちのデモがあったとか。日本の学校の施設の良さがしみじみ。こちらでは音楽室とか、化学実験室とか、美術室とかほとんどないんですよ。私たちが小学校に行っていた頃は、家庭という科目があって、お裁縫とか、お料理とかしたでしょう。そんなのも、もちろんないの。だから、美術とか、音楽とかは結構いい加減。特に、音楽は中学でも笛が吹けない生徒もいる。美術は、お国柄美術史を中学や高校でするのはいいけど、日本のように水彩とかもあまりしないようだし。そこで、もっと勉強したいという子供たちは学校の外で、お教室に行ったり、いい先生を見つけて個人的に通ったりする訳。わたしは教育ママでないほうなので、あまり子供のお尻を叩いたりはしない。たまに子供向けのワークショップが美術館で設けられていると、そこに連れていったりするくらい。ともかく、日本は塾通いで勉強が大変なことは事実だけど、施設に関して恵まれていることは間違いない。
2011.12.23
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今日は冬至。solstizio invernaleとイタリア語では言いますが、知らないイタリア人も多いようです。さて、一年で一番長い夜には映画を見たくなります。我が家はみんな映画大好き。そこで、様々な、沢山の映画を見るのですが、個人的には昔、岩波ホールで見たようなどちらかと言えば渋めの映画が好きです。今年はたまたま思いがけずに見た、日本語タイトルでは「コーラス」と題された映画を見ました。監督はフランス人。両親とも俳優というクリストフ バラテイエール。フランス語原題は、les choristesイタリア語題は、I ragazzi del coroストリイは、フランスの田舎にある寄宿学校*孤児とか、問題児を置いている*に主人公の先生が来る。子供たちのいたずらに困らされ、学校長とも喧嘩をしながら、主人公の先生はあるとき、彼のホビーである音楽を使って子供たちに接触することを思いつく。一筋縄ではないけれども、彼の熱心さで、子供たちの素敵なコーラスができあがるというお話。フランスの田舎風景も素晴らしいのですが、心を打たれるのは、主人公の純粋な心。純な心を持つ人に打たれるんだなあ。いい映画だけあって、見ている人は見ているもの。2004年に外国語映画アカデミー賞を取っていました。コーラス メモリアル・エディションジェラール・ジュニョ(Gerard Jugnot)楽天ブックスで詳細を見る
2011.12.22
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類は類を呼ぶらしく、私の周りには変わった人が多いようです。ヨガ教室で知り合ったCさんとはプロフェッショナルな意味でも興味ある分野が共通なようで、何となく仲良くなってしまったのですが、その彼女が年末何と、修道院に入るというので、びっくり。昔イタリアでは、女沢山でお嫁の持参金より修道院に入れるお金の方が安かったことから僧院に入った女性の数はかなり多いのです。あるいは、愛する人が亡くなったり、身寄りのない女性は僧院に入ったものですが。よく聞くと、ローマ郊外にある修道院で4日間、家族をご両親のもとにおいてひとりで瞑想の世界に入るという。最近は修道院もビジネスというのか、専用ショップで、ハーブや蜂蜜を売ったり、宿泊所を設けて、食事つきで泊まることが出来たりしているところが多いのです。ローマの町中でも教会関係で経営しているホテルやレストランがいくつかあります。彼らは税金を払わないので、膨大な負債を抱えたイタリアで国民全員がsacrificio犠牲を払っているときにとかなり最近は批判されているのです。いい加減に、国も教会関係に税金を払わせたらいいと思うのですが、一筋縄では行かないのがこの国です。さて、そういうことで新年明けてから修道院から帰ってくるCさんの話を聞くのが楽しみです。
2011.12.21
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ピンクパンサーの映画でおなじみの俳優、ピーター セラーズを覚えていらっしゃる方は多いでしょう。私の家は彼の大ファン。彼のヒットとなった映画、1968年の「The party」はもう飽きるくらいに観ています。*原題、日本語タイトル同じ、イタリア語タイトルはHollywood party*パーティピーター・セラーズ(Peter Sellers)楽天ブックスで詳細を見る彼の最後の映画となった1979年のリメイクされた「Being there」を先日観たのですが、これがなかなか。*日本では主人公の名前、チャンスというタイトルがつけられて出ています。イタリア語タイトルはoltre il giardino*ストーリイをちょっと明かしてしまうと、チャンスは金持ちの家の専用庭師として小さな時から働いていたが、主人が亡くなり、行き所無く、彷徨っているうちにお金持ちのご婦人、シャーリイ マクレーンに出会うことになり、マクレーンの病気の夫にも気に入られ、そこに居つくことになる。ピーター セラーズもさることながら、マクレーンとその夫がまたなかなかいい味を出しています。彼の根本的なところにある、何か寂しいような悲しいような感じが強い映画でしたが、ハッピイ エンド。でも、この映画のあとに彼は亡くなってしまう。1980年没。彼のビオグラフィを読むと、沢山の女性と恋に落ちたけれど、生涯鬱病と戦っていたとあり、ちょっと納得。かなり繊細だったのか。彼の人生を語る映画がでているようなので、次回はそれを試してみようと思っています。昔の映画っていいよね、何故だろう。チャンス 30周年記念版【Blu-ray】ピーター・セラーズ(Peter Sellers)楽天ブックスで詳細を見る
2011.12.20
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昨日からぐっと気温が下がり、冬到来という感じです。そこで寒さに負けないように美味しいものを食べて栄養をつけようと、夜や週末は並ぶことが多い、大人気の中華屋さんをチェック。場所はローマのチャイナタウン、ヴィットリオ広場近くです。地下鉄A線のヴィットリオで降りて、徒歩5分から10分くらい。この辺はエスクイリーノという地区。昔は人が住まない場所だったのを、アウグストス帝が土地改良して、貴族のお屋敷が多く建てられるようになった場所です。mecenateという言葉があります。芸術家を保護する人という意味ですが、実際にそういう名前の貴族がローマ帝政初期にいて、彼のヴィッラがあったのもこの地域です。本題に入ります。レストラン内は結構大きいのですが、もうかなり一杯でした。中華通の友人が全部オーダーして、注文したのは、1.にらのシュウマイ。皮が手作りで美味しい。2.豚肉とたけのこ炒め。これもグッド。3.にんにくの茎と子えび。小エビがカラカラしていて、面白い。4.ナスの揚げ物と、グリーンピース。組み合わせが中国的だけど、美味しい。ということで、大合格。値段は、二人で40ユーロあれば軽くグッドな昼食ができます。ちなみに、今ローマでは一番の中華屋らしく、旧大統領のチャンピをはじめ、有名人が続々来るらしい。住所は、via Principe Eugenio,82電話06/4872732ローマで美味しい中華が食べたいという方どうぞお試しを。
2011.12.19
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こちらは今日も雨模様です。今年は長期予報で、雨の多い冬になるといっていたのが、本当のようです。そんなお天気なので、A姉さんを思い出しました。A姉さんって言っても、本当はおない年なんです。一年に一度か2度くらいしか、会わないけど、会うと、何というか、彼女のエネルギーをお裾分けしてもらえるような感じで、わたしも元気になってしまうという人。そんな人ってたまにいるでしょう。彼女は南米を歩いて、現在の2人の子供の父になる男性にめぐり合い、ローマ北部の町に戻って来ました。その後、その男性とは離別することになり、現在、何の援助もなく、女一人で子供2人を育てています。それが、全く悲壮感のない人で、いつあってもニコニコ。太陽のような女性。海が大好きで、良く日焼けした肌に、短く切った髪がかっこいい。先日紹介した、サンタ セヴェラ城の境内にビーズ ショップをもっていますが、それで生計が立つのか。またそのうち会いに行って来よう。
2011.12.18
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今日は滅茶悪天候で、わたしの住むローマ北部ではあられが降りました。イタリアは太陽の国だからいつも温暖と思う方もあるようですが冬は寒いのです。ローマでも1年に一度くらいは雪が降ることがあります。昔いたフィレンツエは冬寒かったな。アルノ川の湿気のせいかもしれません。ローマもテヴェレ川があるけれど、フィレンツエほどではないような気がします。さて、その懐かしいフィレンツエの駅近くに薬屋:サンタ マリア ノヴェッラというお店があります。サンタ マリア ノヴェッラ薬局日本語あり。*現在準備中*このお店、来年で400年になるそうです。1612年にトスカーナ大公の要望で開かれた薬屋さんです。薬屋さんといっても薬を現在扱っている訳ではなくて、お店で売られているのは、石鹸や香水など、どちらかと言えば、profumeria香水製造所、販売所に近い気がします。コロンブスがアメリカ大陸を発見する前からあったというバラ水や、フランス王のお嫁さんになったカテリーナメデイチが使ったコロンや、1800年代後半に肌を白く見せるために使われた粉が未だに売られています。もちろん、時代に合わせて、成分も変化しているようです。400年の歴史を記念して2種類の香水が出されています。ただし、一種類につき、2012個しか作られないのでもうほとんど売り切れのようですが。フィレンツエを訪れる方は、薬屋さん、是非行ってみてください。素晴らしい歴史ある店内です。住所は、サイトにもありますが、via della scala, 16.毎日9時半から19時半オープン。フィレンツエのサンタ マリア ノヴェッラ駅から徒歩10分くらい。日本人に大人気の商品の多くは既に楽天市場でも販売のようでした。サンタマリアノヴェッラ【Santa Maria Novella】アーモンドソープ105g
2011.12.17
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今はないシチリアの義母から教わったお料理で、これなら負けない!というものが、いくつかあります。今日ご紹介するのは、イタリア語でpolpettine di papateつまり、じゃがいものハンバーグ。用意するのは、ジャガイモ大3,4個 パルメザンチーズ50g 卵1つ 塩少々 白胡椒 パン粉少々*これは3,4人分です*まず、じゃがいもを茹でる。柔らかくなったら、冷ましておく。じゃがいもをつぶして、そこに全卵とパルメザンチーズのすりおろしたのと、塩少々に白胡椒を加える。かき混ぜて、硬さをみる。あまり柔らかいとハンバーグにならないので、必要に応じて、パン粉を加える。私は、フォークと大スプーンでハンバーグを作り、オリーブオイルで揚げて行きます。 両面が美味しそうに色ついたら出来上がり。buon appetito!美味しく召し上がれ!
2011.12.16
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こう何度も太極拳について書くと、随分はまっているような感じですが、どうなんでしょう。いまだに良く分からない部分が多いけれども、とりあえず1年は言われたように頑張ってみようというのが、私の考え。レッスンの最初30分くらい呼吸運動や体を温める運動をするわけなんですが、その中で、「肘gomitoと膝ginocchioを間違えて言うことがあるけれど、気にしないで!」G先生がという。すると、生徒のAさんも「そうなんだよな。」そうすると、わたしなんか、嬉しくなってしまうの。家で、ときどき間違えて言うと、白い目で見られることが多いけど、「結構そういう人が多いんだ」と、自分ひとりではなかったと、励まされる気がする。そうして、膝と肘を大事にしながら出来れば90歳くらいまで太極拳を続けられればと思っている次第でした。
2011.12.15
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museo nazionale romanoはいわゆる昔、国立考古学博物館と言われていた所です。現在、ローマで4つの場所に分けられています。1.昔からの場所で、デイオクレテイアヌス帝の大浴場あと内2.その傍にあるパラッツオ マッシモ3.クリプタ バルビ*ヴェネチア広場近く*4.パラッツオ アルテンプス*ナボナ広場近く*今回私がご紹介するのは、2のパラッツオマッシモです。さて、ローマ一番の大きな駅、テルミニ駅から徒歩5分。ちょうど、デイオクレツイアヌス帝大浴場を見て、手前左側にあります。テルミニ駅の名前は、映画にあった終着駅だからそういうのではなくて、テルメ、大浴場傍ということで名付けられています。この辺は、1500年代後半法王シクストスV世が大きな庭付きのお屋敷を持っていた場所です。その場所に、1800年代新たにお屋敷が建てられたのが、今のパラッツオ マッシモとなっている訳。ここでは、古代共和制ローマ時代から、ローマ帝政時代の多くの素晴らしい芸術作品が見られます。たとえば、歴史の中で解かされてほとんど残っていない、貴重なブロンズの彫刻。これは紀元前4世紀ギリシャの有名な彫刻家だったリシッポス工房の作品で、休憩するボクサー。古代ローマ人はブロンズのギリシャ彫刻から大理石でコピーを作って行った訳ですが、これも有名なギリシャの彫刻家ミュロンの模倣で、円盤投げ。重要なところでは、シーザーが作ったシーザー暦*破片でしか残らないのですが*もあります。貴石をはめ込んで作られる象嵌細工で、これは太陽神。アレクサンダー大王死後に流行ったミトラ教が、古代ローマにも入って来ていました。細かい細かいモザイク画です。先日ヴィッラ リヴィアのフレスコ画を紹介したときに言い忘れましたが、空の色に使われたブルーはラピスラズリという石から採られていました。だから、よほどお金がある人でないとブルー系統は使えなかった。もちろん、アウグストス帝の奥さんは問題なかった訳です。ご紹介したのは、ほんの一部ですが、ローマと言えばヴァチカン美術館だけではないのです。こんな観光客があまり来ない所で、ゆっくり美術品を見るのも、いいと思うのですが。サイトもありますので、ご参考までに。国立ローマ考古学博物館
2011.12.14
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onomastico聖名祝日で、今日はサンタ ルチア。イタリアの暦では、一年中毎日が日替わりで保護聖人が決まっているので、聖人と同じ名前の人が自分の誕生日とはまた別にお祝いをするのです。そこで、今日は私の義姉にお祝いの電話を入れました。昨日はわたしの誕生日だったので、彼女からお祝いの電話をいただいたばかりでしたが、信心深い彼女の聖人祝日にお祝いを言わないわけにはいかないのです。さて、サンタ ルチアはシチリアのシラクーサの守護聖女ですが、デオクレテイアヌス帝の迫害で殉教した女性です。文献によると、彼女はお金持ちのシチリア女性だったが、結婚を断り、財産を貧しい人たちに寄付した後、結婚を断られた男性から、カトリック信者として通告され、*当時はまだキリスト教は公認されていなかった*牢獄に入れられた。売春宿にその後連れて行かれたが、彼女に暴行を加えようとしたり、彼女を燃やしてしまおうとしたりした試みは失敗に終わった。そこで、最後は剣で殺された。伝説によれば、彼女は目をえぐられてしまったが、奇跡的に彼女自身で目を元通りにくっつけることができたとか。*これは中世の時代に流行った話*そこから彼女が目の病気を治す聖女として崇められている訳です。このサンタ ルチア信仰は、特にシラクーサで見られるのですが、スエーデンでも、このサンタ ルチアの夜には*ほとんど一年で一番長い夜です*「光のお祭り」と称して、若い女性が白い服を着て、サンタ ルチアの歌を歌ったり、お菓子を準備したりして家族を起こすということです。ちなみにルチアはluciaと書き、luce光につながっていますが、それがちょうど、目の病気を治す聖女からまた、日の光が少ない北欧の冬のお祭りになっているのが、興味深くないでしょうか。
2011.12.13
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日本でも師走は何かと慌しいかと思います。イタリアでは、気のせいか、車を運転する人も殺気だっているような感じが、時々します。クリスマスのプレゼント買いでみんな忙しいのです。ということで、12月中の週末、ショッピングストリートはぎっしりお買い物の人で埋まり、あれ、不景気だっていうけど、と思いきや、見て歩くだけの人が多いそうな。ということで、通常12月の週末はあまり出かけないようにしているのです。が、今回出かけたのは、museo nazionale romanoという、国立考古学博物館。渋いねと言われそうですが、ここに素晴らしいものが実はあるのです。それは何かというと、ジュリアス シーザーの跡を継いだアウグストス帝の奥さん、リヴィアの別荘にあった、フレスコ画。このリヴィアの別荘は、ローマ郊外北にあったのですが、フレスコ画を管理保存するためにここに移されたわけ。ポンペイの遺跡で壁画を見た方は多いと思いますが、このフレスコ画も、別荘の家の内壁に描かれていたもので、家にいながら、描かれた庭の風景を鑑賞できるようになっていたわけです。ここに描かれているのが、風に吹かれた木の枝や、さえずりが聞こえて来そうな小鳥などホッとするような風景なのです。この絵が2千年経っているなんてすごいでしょう。paradiso terrestre 地上の天国を描いているとも言われ、当時流行っていた東洋風天国とも言われています。歴史で、ヘレニズム文化って習ったでしょう。アレキサンダー大王が征服した地域の文化が混ざって生まれた文化ですが、それがここにも現れていると言われています。この博物館については、また後日。
2011.12.12
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先日の新聞に1000万ユーロを相続した猫トマシーノの記事がありました。最近94歳だったお金持ちの女性が亡くなり、ご主人も子供もいない人で、かなりの猫好きだったことから、彼女が可愛がっていたトマシーノという猫に遺産がいったと言うのです。が、イタリアの法律では動物は遺産相続できないことから、弁護士を3人立てて、結局は老人の世話をしていた看護婦の女性に行くことになったということでした。幸せな猫ですね!もちろん、遺産相続することになった女性はびっくりしているようですが、ラッキーな女性でしたね。まあお金があればいいというものでもなく、亡くなったお金持ちの女性は、かなり孤独な生活をしていたようだったと看護婦の話にはありました。ううん、お金も友人も大事だけど。考えさせられますね。ちなみに、我が家で見ている新聞はラ レプッブリカです。
2011.12.11
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随分フレスコ画にこだわっていると言われそうですが、良いものは良いのです。今日は私の友人画家たちの作品を紹介しましょう。どちらもフレスコ画で描いたものです。有名な画家たちのコピーですが、まず、ボッテイチェッリ。イタリアルネッサンスを代表する画家です。フィレンツエのウフィツイ美術館にあるプリマヴェーラ、春などが有名です。モデルはジェノヴァ出身でフィレンツエに住んだ貴族のシモネッタヴェスプッチと言われています。当時フイレンツエの有力者だったメデイチ家のムーザ、女神だったとか。彼女は22歳で他界してしまうのですが、ボッテイチェッリは彼女と同じ教会に埋葬してくれと遺言を残していたとか。次にムリーリョ。セヴィリア生まれの1600年代のスペイン画家です。10歳の時に孤児になったためか、彼が描く貧しい子供たちは心を打たれるものがあります。どうですか、フレスコ画なかなかいいでしょう。ローマには、知られざる宝物が沢山あります。たとえば、フレスコ画ではレアリステックで、素晴らしい風景が描かれていたアウグスト帝の妻、リヴィアの別荘から、ルネッサンス時代後期に描かれたラッファエッロ工房のヴィッラ ファルネジーナなど。また折々に紹介していきたいと思います。
2011.12.10
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先日紹介したフレスコ画教室で知り合ったのが、Nおじさん。きれいな真っ白の長髪で、背はそう高くない、どちらかというとがっしりした感じ。雨の中の城内を、漆喰の材料をもっておじさんが歩いていたので、傘を貸そうとしたら、「いやあ水は大好きだから、傘は要らないよ。」と言うのです。聞くと、いつもカヌーで色んな所に行っているとか。フレスコ画にカヌーか。おじさん曰く、La vita ? una volta sola.bisogna essere vissuta.つまり、人生は一度だけだから、一生懸命生きないと。ああ、と思いました。わたしはそんな風に若い頃から思っていたけれど、だんだん歳をとるにつれてそれが強くなる。また、そういう人に会ったり話を聞いたりすると、私ももっともっと頑張ろうという気になる。ラテン語で、memento mori「汝、死ぬことを忘れなかれ」という言葉があります。一見、明るい元気なイタリア人の裏側にはそんな考えがあるのかも知れません。ちなみにおじさんはお教室みんなのお昼ご飯も準備して来ていて、レッスン中も始終チョコレートを配りまくり、おしゃべりばかりしていました。元気一杯のNおじさん、これからもお互い頑張ろうね!!
2011.12.09
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すごいタイトルでしょう。今日はそういう名前の祝日なんです。12月8日は、festa immacolataconcezioneといって、聖母マリアが無原罪でキリストを身ごもったという祝日なんです。カトリックでないわたしたちにはピンと来るものがないのですが、昔から聖母マリアが純潔であったかそうでなかったか、という問題がありました。1856年12月8日にピウス9世という法皇様が、聖母マリアは純潔のままキリストを身ごもったという教令をだして、解決したわけです。ローマの有名なスペイン広場近くにあるミニャネッリ広場にはそれを記念した柱が立てられていて、毎年この祝日に法皇様がリースを飾りにいらっしゃいます。ということで、多くのイタリア家庭では、それに習って今日この祝日にクリスマスの飾りつけをする習慣があります。今年は庭で見つけたツタや野ばらの実、月桂樹の葉などでリースを作ってみました。
2011.12.08
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今日も太極拳のお教室でした。レッスンの15分前にもうメンバーが集合して、まずは呼吸から。ヨガも太極拳も体操も、呼吸をちゃんとしないと意味がないと言われます。私が好きなのは、この呼吸練習の際に、太極拳の先生Gが言う、両足でずんと立ちながら足の指を木の根っこに例えることです。足で地面をしっかり感じながら、大地のエネルギーを体の中に蓄えるという考え方。先輩のKさんからは丹田と言われるお腹の中から力を出すと教わっています。太極拳は筋肉の力ではなくて、この丹田からでるエネルギーで相手をやっつけるという。早く上達して大男をぶっ飛ばしてみたいものです。
2011.12.07
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日本の美術学校ではフレスコ画って教えてもらえるのでしょうか。イタリアで絵を習う場合には、やはり学ぶようですが、私が今回行ったのはローマ北にある聖セヴェラ城内。オフィチーナ デッレ アルテイアンテイケ、古美術工房と私のブックマークでは紹介しています。先生はCさん。シエナ出身の彼女はローマの修復画学校を出ています。さて、フレスコ画はご存知のようにとても歴史が古いものです。エトルリア人の壁画、古代ローマ人の壁画は2千年を超えた今も、きれいに残っています。何故かというと、化学的な結合があったからなんです。どういうことかというと、フレスコ画は、壁とか、天井とか、洞窟などの表面に漆喰を塗って、そこに色を加えていったものです。漆喰がパリパリに乾かないうちに色を塗って行くので、それが壁漆喰の一部となってしまうわけ。漆喰の材料ですが、1.川の砂、*塩分は絶対に駄目*(写真では緑色)2.ポゾラン*これは火山性の土*(写真では赤茶色)どちらも土地によって色が違います、3.大理石の粉、(写真では白色)4.石灰*古代ローマ人は濡らした石灰を10年保存していたとか。(写真では壺の中にある白いもの)これに必要なだけ水を加えて、絵を描く部分に塗る。(その日の湿気にも拠るので非常に微妙)フレスコ画は一日作業ですから、その日に終わる部分だけ、塗るようにする。そこに中世の時代にはシノピスという黒海沿岸シノペからくる赤い顔料で下絵を描いていました。ルネッサンスの少し前あたりから、カルトーネといわれる厚紙に下絵を用意するようになり、フレスコ画の革新がおきました。画家先生がデッサンを準備して、工房のお弟子さんたちでフレスコ画の準備が出来るようになったからです。厚紙の下絵から壁に絵を移すのは二つ方法があり、ひとつはincisione釘で彫っていくもの、もうひとつはspolvero釘で絵の輪郭に小さな穴を開けて、そこに細かい石炭の粉をまぶしていくもの。下絵ができたら、今度は色を準備して薄い色から濃い色という風に絵を描いて行きます。かなり水彩に似ています。色についてはかなり最近になるまで自然から採られた色が使われていました。たとえば、黄色や茶色は土、赤は鉱石、白は石、黒はぶどうの茎を乾かしたものから石炭など。青についてはアフガニスタンからのラピスラズリという高価な石が使われていましたから、注文主がお金を持っていないと使えなかった。ローマ時代については背景から入り、絵の中心となるものを最後にしていったそうです。私のフレスコ画完成品は12月3日の日記を見てください。毎月第一土曜日に行われるので、興味がある方は是非参加するといいと思います。詳しいインフォについては私にご連絡ください。必要な場合には通訳致します。
2011.12.06
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彼女が刺繍を始めたきっかけは、私が昔イタリア語を習い始めたフイレンツエのカブール通りにあった本屋さんでたまたま見つけた刺繍の本でした。それは英語でembroideryと題された本だったような記憶があります。彼女は昔のサンプラー、見本を見つけて復元し、それを復興させるという作業をしています。わたしもローマのヴェネチア広場にあるヴェネチア宮殿内の美術史図書館で15世紀くらいに作られた刺繍サンプラーを見つけ、コピーをしてもらい、彼女に送ったことがあります。特に力を入れているのが連続模様のようです。その彼女の努力が最近報われ、雑誌にとりあげられたり、テレビに出たりするようになりました。今回はNHKで放映とのことなので、その方面興味がある方は良かったら見てください。NHK 教育テレビ 12月8日 夜9時30分~再放送 教育テレビ 12月15日 朝11時30分~すてきにハンドメイド 「クリスマスを彩る クロスステッチのプチクッション」また彼女のサイトは私のブックマークにもありますが、www.ziayoko.comになります。また刺繍の好きな方、本も出ています。東欧の小さなクロスステッチ著者:河出書房新社価格:1,575円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る
2011.12.05
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さて、お天気は相変わらず雨っぽいこの頃ですが、今朝は音楽公園という別名のあるローマ公会堂auditorium:parco della musicaに出かけました。ここでは国立音楽アカデミーのサンタ チェチリアのオーケストラが入ってもいるところですが、その他にジャズやポッポスまたダンスなどの様々な催しもの、ローマ映画祭会場また政治家たちの大きな会合などが行われる場所となっています。www.auditorium.comローマのポポロ門からフラミニア街道を少し北に行ったこの地域が、最近文化地域として再開発されていて、昨年はMAXXIという21世紀美術館ができたり、今年はponte della musica音楽の橋と呼ばれる新しい橋がテヴェレ川に架けられたりしています。さて、今日はここで何があるかというと、美術史のレクチャーの一回目。美術史家で、文化庁の役職にある、偉い教授、Claudio Strinatiクラウデイオ ストリナーテイがイタリアルネッサンス、特にミケランジェロのピエタについて語るというのです。会場が開くのを待っている間、周りにいる人たちは90分なんて長いとか話していましたが、この教授、偉そうでもなくかなり砕けた感じで、意外にsimpaticissimo、感じがいい!あっという間の2時間でした。わたしがいつも感心するのは、頭の良いイタリア人の元気の良い冗談。いつになったら、こんな風に話ができるようになるのか。笑うのは健康にもいいし。今日の収穫はいろいろあるけれど、特にルネッサンスという概念が、単に古代文化の再生というだけではなく、新文化の始まりということを改めて。また、極を究める崇高なミケランジェロのアートのなかで、ピエタのマリアが何故若いか、それは時間の永遠性を表しているという考え方や、彼は大理石を彫るよりも磨くことにかなり時間をかけたことなど、非常に興味深かったです。次回は2月初めで、今度はヴァチカンの有名な教授、Paolucci、パオルッチ先生が語る、ラッファエッロだそうです。楽しみ!
2011.12.04
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一日講習のフレスコ画工房行って来ました。先日はNHKの撮影が入った所です。イタリアでもフレスコ画の工房というのは、そうないみたい。今日の成果はポンペイ壁画の女性像。まあそう思ったようにうまく行きませんが、何しろフレスコ画は一日で仕上げなくては行けないので、今日はこれでまあまあと満足することにしています。詳しくはまた後日お話しますね。 こんな感じになりました。
2011.12.03
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今日は雨です。イタリア語にmeteoropaticoという言葉がありますが、悪天候によって機嫌や調子が悪くなることをいいます。どうしてそんなことを言っているかというと明日、ローマの北約40キロの所にあるサンタ セヴェラ城でフレスコ画のお教室に出かけるのですが、そのお城が海に面しているので、お天気が良くなるといいなあと思っているからです。やはりお天気のいい時に海を見ながら過ごせたら気持ちが良いでしょう。そのサンタ セヴェラ城なんですが、名前の由来は中世の時代に聖人の遺物をどこの教会も争って欲しがった時代がありました。サンタ セヴェラという聖女の遺物がお城の中にある小さな教会に奉られていたからなんです。お城は12世紀から17世紀にかけて何度も補修されたり拡張されたりしていますが、もともとはピルジというエトルリア人の港町があった所で、ということは紀元前に遡ります。エトルリア人は海沿いには自分たちの町を作らなかった。エトルリア人の主要な町のひとつ、チェルヴェテリの港のひとつがピルジだったんです。大体、どのくらい古いかというと、紀元前7世紀から6世紀くらいが最盛期。紀元前4世紀から3世紀にはもうローマ人に征服されてしまいます。また、支倉常長ってご存知でしょうか。かれがメキシコ、スペイン経由で法王さまに会うためにイタリアに入って来たのですが、大きな港町チヴィタヴェッキアから入ってこのセヴェラ城で宿泊したといわれています。そんな、由緒あるお城なんですが、その一部が文化センターのようになっていてわたしが明日行くフレスコ画やモザイク工房などがある訳なの。ということで、行って来ます!
2011.12.02
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日本ではあまり知られていないと思うのですが、今年はタブッキを久しぶりに読みまくりました。彼はイタリアを代表する現代作家のひとりです。日本語訳では、亡くなってしまったけれど、わたしの尊敬する訳者、作家だった須賀敦子さんが何冊かを訳しています。ブログで紹介しているのは、そのひとつ「逆さゲーム」という本なんですが、原題はイタリア語で、il gioco del rovescio。逆さまゲ-ム著者:アント-ニョ・タブッキ価格:1,103円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るイタリアのインテリに多いように、タブッキもかなりの美術愛好家らしく、これは彼がマドリッドのプラド美術館で、ヴェラスケスの有名な絵、ラス メニーナス*女廷たち*を見ていて、思いついたという話です。彼は須賀敦子さんが語っていたように、イタリア作家に多い郷土色というものが全くない。「逆さゲーム」は同名のショートストーリーとその他が入っているわけなんだけど、舞台はマドリッドとリスボン。お話はミステリーっぽいのが魅力のひとつ。ストーリーは紹介したくないけれど、ちょっとひねったところがとても彼らしい。興味がある方は是非読んでみてください。また、彼の「レクイエム」という本も日本語訳がでています。これも彼が得意な幻想的な世界だけれど、その中でいろいろなポルトガル事情や情景が良く描かれている。主人公が詩人ペッソアをはじめ、自分の親しかった、けれども今はもう亡くなってしまった人たちに会うというお話。この本は、彼が第2母国語としているポルトガル語で書かれたものが、イタリア語に訳されていたのが、非常に変わっていました。彼いわく、この話はポルトガル語でしか書けなかったというもの。レクイエム著者:アント-ニョ・タブッキ価格:998円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るイタリアでは昨年に出た、彼のviaggi e altri viaggiつまり、「旅とその他の旅」という本は彼の旅した場所とその場所の著名作家について書いているもので、これも面白かったけれどまだ日本語訳はでていない。日本編では、京都で谷崎潤一郎のお墓を訪ねたことが書かれていました。また、少し前にこちらでは出ている、La testa perduta diDamasceno Monteiro 「ダマシェノ モンテイロの無くなった頭」という本は、彼の得意なポルトガルのポルトが舞台となっていて、これもミステリーっぽく良かったのですが、日本語版は手に入りにくいみたいです。ダマセーノ・モンテイロの失われた首著者:アントーニョ・タブッキ価格:2,310円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見るタブッキいいですよお。
2011.12.01
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