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ヴァチカン市国は普通の街ではないので自由に歩けるところはサンピエトロ広場のみ。寺院と美術館へは服装チェックとセキュリティを通って入れることになる。とても小さな市国なので(面積44ヘクタール)、内部はほとんどが寺院と美術館で占められている。後ろに位置する様々のヴァチカンの機関には通常は入れないし、庭園へはヴァチカン美術館がオーガナイズするツアーに入らないとダメ。今回は私が仲間に入れてもらっているローマの日本語ライセンスガイド協会から内部のモザイク工房見学に行って来た。もちろん、ぽ~んと入れるところではないので、前もって工房の代表者に連絡をし、アポを取る必要がある。場所は寺院に向かってちょうど後ろ左側になるが、例によってセキュリティを通り、許可を見せ、工房へ。工房代表のP氏がモザイクの歴史をざっと説明してくれる。モザイクはエジプトあたり(オリジナルはアラブ?)で生まれたとされ、古代ローマでは例えば大浴場の床、皇帝宮殿の床などと様々に使われていた。西ローマ帝国滅亡後は、モザイクの伝統は東ローマ帝国に残り、イタリアではヴェネツイアにモザイク師たちが活躍していた。(ヴェネツイアのサンマルコ寺院内部を思い出してもらいたい)そこで、現在のサンピエトロ寺院が建設され、クーポラのモザイクを作るにあたって、レオ10世はヴェネツイアからモザイク師たちを送って欲しいと当時のヴェネツイア共和国にお願いしたという。サンピエトロ寺院内部にある24枚の絵は1700年代から1800年代にかけて現在のモザイクに置き換えられた。その際には絵を運ぶことが難しいので、コピーを作成した後モザイクを作っていった。このモザイクで作られた絵はほとんどが現在修復されてきれいになっているが、修復は全てこの工房(11人が働く)でされている。これはモネのモザイク版。そのほかに、工房では例えば法王がアメリカ大統領に会見する際にプレゼントするモザイクも作るし、個人的なお客様からの要請でモザイクの作成もする。現在もっとも多いお客さんはアメリカからのものだという。お値段はというと、小さなもので2,3千ユーロから可能だそうで、それには送料も保険も含まれている。これは玄関に飾られていたゴッホのモザイクバージョン。印象派が多いのは世界中ファンが多いから。ただ、お願いされても、ヴァチカンなので、出来ない作品というのがあるという。例えば、ヌードなんかはもちろんダメ。興味がある方は私の方までご連絡を。
2014.01.31
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たまたまサンピエトロ広場で少し時間があったので、見たかったスペインの建築家サンテイアゴ カラトラヴァ展を覗いて来た。場所はサラ カルロ マーニョといって、広場の柱廊の左側。楕円形の柱廊が始まるところ、郵便局とかお手洗いの後ろ側になる。入場料はタダ。約100点の作品が来ているということだったが、半分は彼の絵になる。子供のイエスを抱いた聖母マリアやダンスをする女性たち(マチスを思い出す)、木などが印象に残る。あとは、彫刻作品と彼が設計した橋やオペラハウスなどの模型(これがきれいなんだ!)があった。彫刻作品では木で作られていたオンダ波が楽しい。設計の模型はどれも軽やか。最近も新聞で彼の出身であるヴァレンシア市が彼に対して災害賠償を請求していると読んだのを思い出した。(彼が設計した科学の街が問題があるらしい)展覧会は2月20日までしているので、広場に来ることがあったらお奨めしたい。
2014.01.29
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ローマは今日も雨。気温も随分下がって先ほどは6度だった。昨日は晴れのち雨、のち晴れというお天気だった。毎日傘をもって歩かなくては!というローマらしくないお天気でローマっ子もぶつぶつ。先日何年も使っていた眼鏡が壊れた。何とフレームが開いてレンズが落ち粉々になった。こんなことは生まれて初めてだったが、幸い家人が横にいたのと、家には読書用の眼鏡があるので、それでしばらく凌いでいた。通常使っている眼鏡ショップで家人に見てもらってメガネを選んでみた。今回はフレーム事件に懲りて、メタルはやめにしセルロイドのおしゃれな、でも、メガネ!という感じのものになった。通常アルマーニなどのクラシックなものを選んでいたので、今回はちょっとテイーンな感じもあるが、メガネ入れも、メガネ拭きもとてもおシャレで結構気に入っている。ちなみにメガネのフレームは北イタリアのヴェネチア上あたりに大きな工場があり、そこで作られている。今回のメーカーはヴァンニというイタリアのメーカー。サイトがあるので、興味がある方はどうぞ。
2014.01.27
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子供がいなかった時代、ローマの旧市街を歩いているとコリアンドリ(色紙を細かく切ったもの)が道に撒かれているのを見て、「あ!そういえばカーニバルだわ!」と思ったものだった。息子が小さなときにはカーニバルの衣装はもっぱら怪傑ゾロで、カウボーイ風の帽子と剣を与えてちょび髭を描いておけば大丈夫という感じだった。彼が少し大きくなると忍者になり、衣装は手の器用な母が担当。親子3代がかりの入れ込みようだった。娘はやはりお姫様がいいらしく、パリのデイズニーランドでパパに買ってもらった衣装を3年着続け、昨年は何とか私がお姫様の衣装を作ったが、今年はクラス全体でのテーマが日本ということで、もってこい。母に2年前に貰っていた浴衣のしつけをほどいてアイロンをかけてみている。カーニバルはご存知のように移動祝日で、毎年移動するイースターの40日前にもともとカルネ レヴァーレつまり肉を取らないという期間が始まるので、その前にたらふく食べちゃおう!というお祭り。今年はイースターが4月20日だから、カーニバルも遅い。たらふく食べるマルテデイ グラッソ肥えた火曜日は3月4日、それに先立つ1週間が公式のカーニヴァルの期間ということになる。わたしのほうは「カーニヴァルの準備オッケイと先生に言っといて!」と張り切って娘に伝えた所。
2014.01.26
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息子が使っているノートブックPCの調子がオカシイとPCを見てもらいに修理のお店にもっていった。本来なら買ったところに持っていくのがいいのだろうけれど、安売りの大きな電化製品ショップだって保証が切れると全部有料になるので、近い所にもっていってみたのだった。何度かPCをもって行ったことがあるお店だったが、今回エラーは見つからず、「とりあえずPCの音が煩いので裏にある扇風機を掃除し(ほこりが溜まっているみたい)、PCの最初の状態にもどしましょう」というアドヴァイスだった。見積もりは、掃除30ユーロ、最初の状態に戻すことで40ユーロ、その際データを保存したい場合には20ユーロプラスということで、合計90ユーロ。「え!そんなになるんですか、それじゃ家族と相談して」ととりあえずPCを引き取りに行く。PCは最近安くなっているので、300ユーロくらいでもう新しいのが買えるし、彼のノートブックもいいものだけれど、600ユーロくらいだったから、その修理費は高いと思ったわけ。念のため、別のお店で掃除の話をしてみるとそこでは10から15ユーロでしてくれるというし、自分たちで後ろの部分を外してお掃除できますよと教えてくれた。家族とはそれじゃ自分たちでやってみるかという話になった。どうも、日本人は礼儀正しくで感じが良すぎる?ので、ぼったくってみよう!とお店の人が思った可能性が大。
2014.01.24
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冬は長い。今年の1月は雨が多く時々うんざり。人間の気分はどうしてもお天気に左右されることが多い。そんな時いつもよりもちょっとだけお洒落をして出かける。今年私が気に入っているのは白いブラウス。シンプルだが、胸のところにギャザーが入っていてフェミニン。実はOVSで買ったチープなもので、ポリエステルが多いのでアイロンもあまりしなくていいというもの。それに今年流行の蜘蛛の巣穴穴セーターを着る。セーターは黒だから、下に着る白いブラウスが映えるというわけ。セーターは今風にちょっとゆるい感じで、前が短く後ろが長い。これにぴったりめの黒いズボンをはき、ショートブーツで出かける。出かけるときには寒くても温かくして背をまっすぐにすると気持ちがシャンとしてグッド。
2014.01.23
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このツナ缶を食べ慣れると他のものが食べられなくなってしまった。これはスーパーでは手に入らない。たぶんそうたくさん作っていないのだろう。我が家では義母がいたときに毎年のように行っていたシチリアで買いだめしていたもの。だが、義母がいなくなってしまった今、ツナ缶だけを買いに行くのもな~と調べ、家人がツナ缶の会社コールマのサイトから注文できることを発見。ツナ缶はご存知のようにまぐろから作られるのだが、シチリア近辺で捕獲されるまぐろは現在たいへん少ない。通常使われるツナは太平洋で捕獲されるまぐろから作られ、黄色の尻尾と呼ばれる。シチリア近海で獲れるまぐろは赤い尻尾と呼ばれ、稀少価値がある。シチリアのトラパニにはこのマグロ漁をチェックするために日本人が住んでいるという話だ。そこから日本で使われる最高のまぐろが送られるらしい。サイトで注文したツナ缶は先日無事に我が家に配達され、これで何年かはツナ缶を買わずに済むかもという話。
2014.01.22
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昨日イタリアが誇る大音楽家クラウデイオ アッバード氏がボローニャの自宅で亡くなった。享年80歳だった。長い間病気を患っていたという。彼を個人的に知っているわけではないのだが、イタリアのもうひとりの大音楽家リッカルド ムーテイに比べてシンパテイア親近感があるなと感じていた人だっただけにとても残念。近年はイタリアの終生上院議員にもなっていた。音楽の王様でありながら玉座に座らず、若い音楽家からクラウデイオと呼ばれるのをこよなく愛していたという。ミラノ生まれで、両親も音楽家、兄弟も音楽家というすごい家庭に育ったらしい。子供は最初の奥さんからふたり、ダニエレはやはり音楽家および舞台監督をしているという。もうひとりアレサンドラも音楽アカデミー関係らしい。2番目の奥さんからはセバステイアン、最後の子供ミカエルはロシアのヴァイオリン奏者との間に出来た子供。彼の長い長い履歴は語りつくせないくらいだが、特にNY,ウイーン、ベルリンなどで活躍したことと、イタリアではボローニャ(最後亡くなったのもボローニャ)でシンフォニーを作り、公会堂建設のために力を尽くしていたようだ。彼は内気であまり話したがらず、オーケストラも無言でジェスチャーなどで音楽を理解させようとしていたことが多かったという。昨日夜は彼の追悼でRAI(イタリアの国営放送)を見ていたら彼の最後の録画が放映されていた。彼の言っていたコトバ、「uno deve sapere ascoltare non soltantola musica.」つまり「人は音楽に限らず聴くことが大事だ。」が印象に残った。
2014.01.21
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ローマは曇りときどき小雨のお天気。最高気温は15度と高めだが、かなり湿気がある。今日はローマ北部にあるレンツオ ピアノ氏設計のアウデイトリウム、ローマ公会堂へ。クラウデイオ ストリナーテイ師の美術史レクチャーは、「ヴェラスケスとグイド レーニ」について。ストリナーテイ師は特にルネッサンスからバロック専門の著名美術史家。彼の気さくな話しぶりは時に笑わせてくれながらとても楽しいもので、2時間弱の講習もあっという間だった。ヴェラスケスもグイド レーニも1600年代を代表する画家だが、世界的にはたぶんヴェラスケスの方が知られているかもしれない。ヴェラスケスはポルトガルからスペインのセヴィリアに入った家系だが、スペインでは著名な画家パチェコやスルバランに学び王宮画家として活躍。イタリアにもやってきて、特にヴェネツイア派などの影響を強く受けたと言われる。イタリアで沢山の絵を買い、それが現在のプラド美術館を作っていると言っても他言ではない。一方グイド レーニはヴェラスケスよりも25年早い時代に生きた。ボローニャ生まれ。当時の美術アカデミーで学び、多くの注文主をとるが、難しい性格のために頻繁に喧嘩になったらしい。また賭け事で散財したという。今回のテーマはちょうど今流行りというか話題になっている映画「La grande bellezza」を持ち出しながら、美しさとは何かということ。最初にストリナーテイ師が見せてくれたのが、ヴェラスケスがスペインのフィリッポ4世の注文で描いたローマ法王インノケンテイウス10世の肖像画。人物自体が醜くても絵は美しいと言えるのか。講習に来ていつもいいなあと思うのは、まだまだローマで訪れる場所が沢山あるのを再発見するということ。ストリナーテイ師も絵を見せながら、これはどこどこの教会にあってと説明してくれる。今回もサラ シノーポリ会場はほぼ満席。美術史をこよなく愛好するイタリア人はまだまだ多いようだ。さて、本題にもどって、グイド レーニは彼が美しいと思ったものを絵に描いた。その際、醜いと思われるものはなるべく遠ざけるようにして描いたと彼自身が語っていたという。これはローマのヴェネト通りにあるサンタ マリア デッラコンチェツイオーネ教会にある彼の最高作とも言われる大天使聖ミカエル。一方、ヴェラスケスの凄さは、その瞬間をうまくとらえてそれを絵に描いたことにあるとも言えよう。これは彼の最高作とされ、美術史上でもスブリメつまり傑作中の傑作とされる、プラド美術館にあるラス メニーナス。彼の絵には彼が捉えた瞬間とともに真実が描かれているのが特徴。最初のインノケンテイウス10世の肖像画も法王の内面をうまく捉えて描いている。 今回もとっても楽しかった~!!
2014.01.19
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イタリア人の朝ごはんは簡単。カッフェ ラッテにお菓子みたいなものでお終いということが多い。その代り、お昼ご飯の時間まで長いので通常おやつを午前中にすることが多い。我が家では朝ごはんはみなそれぞれだが、子供たちには冬の間ホットココアを作っている。これだと牛乳は普通飲まない娘も喜んで飲んでくれる。昔は母が日本からバンホーデンのココアを送ってくれていたが、最近はこちらで売っているココアの粉を入れて使っている。甘い物には目がない子供たちのリクエストでチョコムースを作った。スーパーで売っている箱入りのチョコムースの粉をミルクに入れるだけ。よくかき回して、入れ物に入れ冷蔵庫に2時間で出来上がり。メーカーはいろいろあるのだが、私はカメオという北イタリアのメーカーのを使っている。昔々ローマで出会った男性のツアコンが「これって美味しいんですよ!」と言ってスーパーで買っていたのを思い出した。
2014.01.18
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何年か前に眼科の検査で眼圧が高かったことがあり、緑内障の疑いがあるということで毎年検査をしていた。春から夏にかけては花粉症で目もひどい状態になっていることが多いため、検査は冬の間にしていた。今回は緑内障検査全部ということで何と8つもの検査を行った。私が行くのはヴァチカン系列の小児科病院、バンビーノ ジェス(子供のイエス)パリドロ病院。午前中で全部の検査をしてくれるため、また同じ先生が見てくれているのでそこにしている。本来であれば小児科なので子供専用病院なのだが科によっては大人も見てくれるのだ。イタリアは眼科分野では世界でも先端を行っているという噂がある(意外でしょう)。そのためか、病院の機械はヴァチカン系列のためか、みんな新しい。結果はとても良く、今回で緑内障の疑いは外しましょうということになった。やった~!!来年からは通常の眼科検査に視野検査だけでいいでしょうということだった。ラッキー!!
2014.01.17
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昨年カンヌ映画祭に発表され、今回外国映画部門でゴールデン グローブ賞をとった作品、タイトルは「偉大なる美しさ」と訳すことが出来るだろうか。イタリア人パオロ ソレンテイーノ監督で、イタリアの有名俳優女優がぞろぞろ出演している。ストーリーは簡単に言ってしまうと、ジャーナリストのジェプはローマのドルチェヴィタ、甘い生活というかフェスタ、お祭り騒ぎの中に暮らしている。時折興味深い女性に出会ったり、一緒に出掛けたりしているが、自分の部屋で転がって天井に見るのは故郷の海。その故郷の昔の恋人が亡くなったという知らせを彼女の夫から受け取り、彼らの家を訪ねる。彼女が残していた秘密の日記を読みたいと夫に申し出るが、実はもう捨ててしまってないのだと言われる。ストーリーははっきり言ってイタリアの誰か有名人のパロデイーではないかという感じだが、撮影場所がとても美しい。通常入場することが出来ない場所などが使われているので、機会があったら是非みてもらいたい。そして映画を観ていると、過去のイタリア映画監督の映画のミックスではないかという感じ。フェッリーニ、パソリーノなどなど。外国人はこれを観て、イタリアそのものと思うことだろう。先日の新聞コリエレにはこう書いてあった。「イタリアはthe land of human natureなのだ。」
2014.01.16
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下の娘さんが現在暮らすテネリフェから帰ってきて上の娘さんが経営するトラステヴェレのパブにいたらしい。空港で買ったばかりのバッグを店内においてのんびりしていたら、彼女の隙を狙ってあっと言う間にその鞄がなくなったという。幸い、車の鍵に家の鍵、携帯はコートのポケットに入っていたのでとりあえず大きな問題はなかった。バッグに入っていた財布には、現金はほとんどなく、免許証、身分証明書、クレジットカードがあった。まず、クレジットカードを止める。本当なら証明書再発行の手続きに警察で盗難の証明を作ってもらわなければならない。ところが、今朝になって財布が道に捨てられていたと連絡が入り、そこには証明書は全部あったらしい。「残念なのは買ったばかりのバッグなのよ!」と彼女は言うが、大きな被害でなくてよかった。本当に危ない危ない。荷物から目を離さないように!
2014.01.15
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サッカーの国で暮らしていながら天の邪鬼のわたしはサッカーをほとんど観ない。(周りが騒ぐといよいよ知らんぷりをしてしまう傾向があるかも知れない。)だが、今回は昨年から噂されていた本田がついにミランに来て、随分活躍という話を聞いてつい嬉しくなっている。というのも、彼は私と同じように郷里が北国で、星陵という昔からスポーツに強い学校出身だと聞いたからでもある。今年は随分日本からのファンがミラノに来るかも知れない。昔中田がローマにいたときを思い出している。中田がローマで活躍していた時には街中を歩くと中田!とローマっ子から声をかけられたものだ。本田の今後の活躍に期待しよう。
2014.01.13
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先日から美味しいカルボナーラを作りたいなと考えていた。どうも通常作るのは違うような気がし、サイト黄色いサフランでレシピをチェック。やっぱり、ちょっと違っていたのでここで正式のを紹介しよう。材料:ベーコンかグアンチャーレ(塩漬け豚肉) スパゲッテイ350g 卵4つ 塩、コショー ペコリーノ少々(羊乳のチーズ)作り方:1.まずフライパンに油をひかずに細かく切った ベーコンを炒める。 2.卵は一つは全卵、あと3つは黄身だけ使い、 ボールに入れてよくかき混ぜる。そこにペコリーノと塩、コショー を加えてまだよく混ぜる。 3.スパゲッテイをアルデンテに茹でる。 4.出来立てのスパゲッテイを2に加えて出来上がり。ペコリーノチーズはかなりしょっぱいので、嫌いな人はパルメザンチーズでも可。
2014.01.12
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たまにどうしているのだろうと思い出しながらなかなか会う機会がなかった旧友Mにたまたま出会った。これで何年になるかなと考えてみたら、年月が経つのは本当に早く、あれこれ17年くらい会っていない。お互い変わらないね~と言いながら、やはり顔の所どころに月日の跡が残っている。変わらないという言葉を最近は褒め言葉として受け取っているけれど、よく考えてみたらどうなんだろうか。はっきり言って歳の割には大人になっていないということも考えられる。ま、物事はいい方に受け取って行く方がいいだろうと単純に考えてしまう。何だかホノボノした日になった。
2014.01.11
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この時期になるとロールキャベツをよく作る。キャベツの種類もイタリアは日本より多いが、私が使うのはヴェルツアという種類で、日本で使っていたキャベツよりも葉がチリチリしている。日本のキャベツも売られている。1.まず、キャベツを蒸して葉を柔らかくする。2.中に入れるのは、牛ひき肉と玉ねぎのみじん切り。3.巻いたキャベツは干瓢があれば、干瓢で巻き、ない場合には爪楊枝でとめる。4.深めの鍋にオリーブオイル、ニンジンの薄切り、プチトマトを入れ、巻いたキャベツを並べていく。5.ひたひたに水を入れて、コトコト弱火で煮込む。6.塩、コショーで味付け。好きな人はキャベツの中にモッツアレラチーズを入れることもあるらしい。また、鍋で煮込む代わりにオーブンでという人もある。
2014.01.10
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ヴァチカン美術館内にある燭台のギャラリー。お目当てのシステイーナ礼拝堂に行く際に必ず通る場所。ここに、ローマ郊外のヴィッラ アドリアーナから持ってこられたアルテミス女神像がある。アルテミスはご存知のようにギリシャの女神でローマに入って来てからは月の女神デイアナになった。ゼウスとレトの間に出来た女神だが、双子で生まれたもうひとりは音楽の神としても有名なアポロン。現在トルコ領になるエフェソス(エペソスともいう)には巨大なアルテミスの神殿があったと言われ、この女神が街の守護神だった。実はアポロンとともに病気や死をつかさどる神様でもあるのだが、豊穣や多産の女神としてとても重要な女神。この女神の胸についているのが、たっくさんの乳房と言われていた。乳房にしては下を向いているし、乳首がないのが、おかしいのだけれど。最近では、このエフェソス近くの町ヒエロポリスで行われていた雄牛信仰などとも関係し、雄牛の睾丸であるという説が強い。燭台のギャラリーを通る際、じっくり観察する価値あり?
2014.01.09
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別にお祭り気分でいたわけではないのだが、年始気分を出そうと赤いものを上から下までつけていたら、友人たちに「バスタ!」と言われた。パスタではない。バスタはイタリア語で終わり、おしまい,もうたくさんという意味。クリスマスから年末年始とずっとフェスタが続くのでもううんざりというところだろうか。もうじき中国のお正月だけど。しばらく赤は着ないほうがいいかもね。
2014.01.08
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ロシア人の友人Oが「今日はオルトドッソ、ロシア正教のクリスマスなの。アウグーリ、おめでとう!」という。「あら、そうなの、おめでとう!」と答える。「それじゃあ、まだクリスマスツリーは仕舞えないわね。」イタリアの伝統でクリスマスの飾り付けは12月8日の聖母マリアの無原罪のお宿りの祝日にして、1月6日のエピファニーにしまうことになっている。勿論、伝統なので、必ずしもそうとは限らない。例えば、我が家でもクリスマスの飾り付けを昨日から仕舞い始めたがツリーは子供たちがきれいすぎて片せないというのでまだそのままになっている。「だけど、昨日夜イヴだからろうそくを付けてたら、主人に怒られたので、今日から彼のいない日中にだけつけるわ。ろうそくをつけるとネガテイブがことが追い払われていいの。」とOが言う。どこもいろいろある。
2014.01.07
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今日はカトリックの国ではエピファニーの祝日。イエスキリスト生誕後12日で東方の三賢王がやってきたときに、ご自分を公現したというお祭り。ベファーナとも呼ばれ、これは魔女がエピファニー前日夜中に悪い子には石炭、良い子にはお菓子やプレゼントを持ってくるという日。クリスマスからそう遠くないので、また~という感じだが、街中では靴下が売られたり、*子供は靴下を前日下げて寝る*お菓子の入った靴下が売られたりしている。昨年はサンタさんが我が家に来れなかったために魔女に来てもらったが、今回はサンタさんが来たので、魔女はなしということになった。
2014.01.06
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この時期、1月6日のエピファニーまでイタリア各地で飾られているプレセピオ。もちろん敬虔なカトリック教徒の家にも飾られていることが多い。私が旧市街で見たのは、スペイン階段中腹のもの、ナボナ広場のもの、サンピエトロ広場の巨大なもの、とざっと思い出してみただけでも結構あるのだが、昨日久しぶりに入ったサンピエトロ寺院内部のプレセピオは外のに比べると小型だけれど、とても綺麗だった。まず、雪が降っている。雪が止むと星空がきらきら見えるというもの。中世イタリアの教会天井によく描かれていた星空にも似ている。(現実を超える、克服するという意味合いがあるらしい)外にある2mもある巨大なプレセピオを観たあとは特に印象に残るものだった。注:プレセピオは伝説によればアッシジの聖フランチェスコが始めたとされるもので、キリストの生誕場面を復元したもの。
2014.01.04
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息子と映画「フィロメーナ」を観て来た。これは実話に基ついた話らしい。昨年ヒットした007のM役をしていたジュデイ デンチが主演している。アイルランドの修道院で父親のない子供が若い母親から産れた場合、多くの子供がアメリカのお金持ちに売られていたらしい。以下ネタバレ、ごめんなさい。フィロメーナは小さいときに母親を亡くして修道院に引き取られたが、あるお祭りの晩に出かけて、或る男の子と知り合いになり関係をもつことになる。生まれた子供は他の子供たちと修道院で母親たちと暮らしていたが、母親たちは当時重労働であった洗濯仕事を一日しなければならなかったため、一日1時間の面会時間しか許されていなかった。産れた男の子はアントニーという名前だったが、5歳のときに仲良しだったメリーと一緒にどこかに引き取られてしまう。フィロメーナは30年病院勤めをしていたが、ちょうどアントニーの50歳の誕生日に「実はこういうことがあったのよ、」と娘に告白。娘がコンタクトをとったジャーナリストが興味をもつことになったため彼のコネなどで、アントニーがアメリカのワシントンにいるらしいことが分かり、フィロメーナとジャーナリストはワシントンに出かける。アントニーは名前がマイケルとなっていたが、弁護士で何とレーガン大統領の傍で働いていたということが判明。ただ、アントニーは何年か前に亡くなってしまっていた。あまりにもがっかりしたフィロメーナはすぐに家に帰りたがるが、考えて彼の横にいた人たちに会おうと決意する。妹として育てられていたメリーや、彼の仕事仲間、人生の伴侶であったピットに会うことが出来た。最後ようやく会うことができたピットから死ぬ前アイルランドの修道院に母親の消息を聞きに行ったことまで知る。修道院では子供を売っていたという事実を隠すために書類はすべて修道女たちが焼いてしまったため、分からないようになっているのだが、彼らは「お母さんは子供を置いていなくなった」とアントニーに嘘をついていたのだった。しかも、フィロメーナには彼の存在も知っていながら黙っていたわけ。怒りまくるジャーナリストだったが、フィロメーナは、この話を世界に発表すると決意することになる。というお話で、興味深い映画といえよう。
2014.01.02
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ついに2014年突入。ローマは昨日の夜、カウントダウンのお祭りが恒例のポポロ広場からチルコマッシモに移り、21時からコンサートが始まったが、好天に助けられて沢山の人が来ていたようだった。通常大晦日の夜はチェノーネと言われる大夕食になるが、そこで欠かせないのがレンテイッキエ、レンズマメ。お野菜と一緒に炒めて煮込み、食べると小金が入るというので絶対にイタリアでは食べるもののひとつ。昨日のカウントダウンは家族がだらけてしまって、夕食のあとのんびりしていたらみんな寝込んでしまい、24時の花火の音で「あ~もう2014年ジャン!」という感じで、通常開けるシャンパンも間に合わずという始末だった。今日は元旦と言っても、イタリアでは日本のようなおせちを作ることはないので、普通に料理をする。その代り、夜は張り切って家族が楽しみにしていた巻きずしとチラシ寿司にひじきを作ってみた。とりあえず、どうぞ今年もよろしく。
2014.01.01
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